シートベルトをしない人の特徴｜心理｜つけさせるには | SPITOPI

車を乗る時に「シートベルトをしないドライバー」や「シートベルトをつけてくれない同乗者」がいて困ったり、不安になったりする事があります。

シートベルト着用を説得してもなかなかしてくれない事も多いのです。

車に乗る際のシートベルト着用は「法律上の義務」であり「(交通事故時の)生命・身体の安全」を守るために絶対に必要なものですが、どうしてシートベルトをしないのでしょうか? シートベルトをしない人の「特徴・心理」と「シートベルトをつけさせる方法」について説明していきます。

1. 自己中心的で相手(ドライバー)の迷惑を考えない

シートベルトをしない人の困った特徴として、「自己中心的で相手(ドライバー)の迷惑を考えない」という事があります。

同乗者がシートベルトをしなければ、運転者が罰金を取られる恐れがあります。

相手の迷惑や心配を考えれば、車に乗せてもらう時にシートベルトをしないという行動はまず取れないはずなのです。

2. 「自分だけは特別」という自意識が強い

シートベルトをしない人の典型的な特徴として、「自分だけは特別」という自己愛と自意識の強さがあります。

特別な自分は細かい交通ルールを守らなくても良いし、絶対に大事故に遭わないというような一方的な思い込みがあります。

しかし、それらは「自惚れ・幻想」であって「現実のリスク評価」ではないのです。

3. 運転が上手い人は、交通ルールを守らなくて良いような価値観を持つ

シートベルトをしない人の身勝手な特徴として、「運転が上手ければ、交通ルールを守らなくて良い」というような無茶苦茶な価値観を持っている事があります。

シートベルト着用を軽視する人は、普段から「あいつは運転が下手だが、私は上手いからシートベルトは不要」という無根拠な運転の過信がある事が多いのです。

4. 体を締め付けられることをとにかく嫌う

シートベルトをしない人の特徴として、「体を締め付けられることをとにかく嫌う」ということがあります。

シートベルトを嫌がる人は、普段の服装も「体を締め付けないダボっとした緩い服装」が多かったりします。

しかし、多少窮屈な締めつけがあっても、シートベルト着用は義務なのです。

5. シートベルト着用がずっと習慣化していない

シートベルトをしない人の分かりやすい特徴は、「シートベルト着用がずっと習慣化してきていない」という事です。

シートベルトをするかしないかの以前に、「しなければいけない意識+してきた習慣」がないので、シートベルトをしないままで車に乗る期間が長くなりやすいのです。

シートベルトの習慣化を心がけましょう。

6. 面倒臭がり屋でシートベルト着用を実際以上の手間と感じる

シートベルトをしない人の特徴として、「面倒臭がり屋・ものぐさ」であることを上げられます。

シートベルト着用を、実際以上に「手間・面倒」と感じることで、シートベルトを締めないことが多いのです。

実際にやればそんなに面倒なものではないので、乗車時はきちんと締めて下さい。

7. シートベルトをしない人の心理:車を完全なプライベートスペース(個室)と勘違いしている

シートベルトをしない人は、交通法規に対する遵法精神が低く、マイカーを「完全なプライベートスペース(個室)」と勘違いしている人が多いのです。

自分のスペースだからそこで何をしても自由という間違った理屈で、シートベルトをしない事を正当化しようとする心理が働いています。

8. シートベルトをしない人の心理:自分は交通事故に絶対に遭わないと過信している

シートベルトをしない人の多くは、「深刻な交通事故は自分とは無縁のものである」と勝手に決めつけているのです。

自分や家族は大きな交通事故には絶対遭わないから、少しくらいシートベルトをしなくても大丈夫という過信を持っていることが多くなっていますが、「事故は人を選ばない=誰でも事故に遭う可能性がある」を忘れてはいけません。

9. シートベルトをしない人の心理:自分の運転技能が特別に上手いと過信している

シートベルトをしない人は、自分の「運転技能に対する自己評価」が根拠もないのに高いことが多いのです。

実際に運転が上手いはずがない免許取り立ての人でも、「俺(私)は、運転上手いからシートベルトなんて要らない」という過信が強かったりします。

シートベルトをしない心理の「自己過信」は、大事故の元にもなるので注意が必要でしょう。

10. シートベルトをしない人の心理:シートベルト未着用が格好いいと勘違いしている

シートベルトをいつもしない人は、「シートベルトをきちんと締めることが格好悪い・ダサい」という価値観を持っている事が多いのです。

「交通ルールを守らない俺(私)は格好いい」という一種の「悪ぶる中二病」を発症しているとも言えますが、シートベルトをしない人は「シートベルト未着用のスタイル」を格好いいと勘違いしている事が多いのです。

11. シートベルトをしない人の心理5:「ちょっとそこまでだから」と運転の距離・時間で勝手に判断する

シートベルトをしない人は、警察に交通違反で切符を切られた時に、「ちょっとそこのコンビニに行くつもりだったから、見つからないと思った」という風な言い訳をすることが多いのです。

シートベルトをしない心理として、「運転する距離が短いから・運転時間が短いから」という理由を上げて、身勝手な自己判断で「シートベルトをしなくても大丈夫」と決めつけている事が多いのです。

12. シートベルトをつけさせる方法1:初回の乗車時からシートベルト着用するまで絶対に発進しない

同乗者でシートベルトをつけない人には、単純に「運転者(ドライバー)に大きな迷惑をかけていること」を自覚してもらわなければいけません。

同乗者がシートベルトをしていない場合、警察に見つかれば、「シートベルト着用義務違反」でドライバーに行政罰(罰金)が科されます。

同乗者にシートベルトをつけさせる有効な方法は、「私の車はシートベルトを締めない限り絶対に発進しません」という原則論を初回から貫いて、相手にルールを確実に守ってもらうことなのです。

13. シートベルトをつけさせる方法2:シートベルトをしないことは「家族・友人の気持ちや将来」を軽視しているに等しいと教える

シートベルトを着用しないことは「法律違反」であるだけではなく、「自分の生命の軽視」と「家族・友人の気持ちの無視(大切な人の将来の軽視)」につながります。

シートベルト未着用を簡単に考えている人は、自分がシートベルトをせずに事故を起こしたらどんなことになるかが適切にイメージできていません。

シートベルトをつけさせるために、深刻な死亡事故が発生してシートベルトをしていなかった時の「あなたのことを大切に思う家族や友人の気持ち・将来」を想像してもらうようにして下さい。

14. シートベルトをつけさせる方法3:シートベルト未着用だと交通事故でどうなるかを伝える

シートベルトをつけさせるためには、「深刻な自動車事故の結果」をできるだけリアルに見て知ってもらうことが大切になります。

年間約4,000~5,000件の自動車の死亡事故が発生していて、犠牲者の大半は歩行者・高齢者ですが、車に乗っていた人が死亡したり重傷・障害を負ったりしたケースでは、「シートベルト未着用率」が有意に高いのです。

自分の大切な家族がシートベルトをしていなかっただけで亡くなったり障害を負ったりしたら、あなたは納得できるでしょうか。

そういったシビアな現実を知ってもらえば、シートベルトを着用しやすくなるでしょう。

15. シートベルトをつけさせる方法4:シートベルトをしないと「自分」だけでなく「家族・事故の相手」にも迷惑がかかると教える

シートベルトをしない人は、「もし大きな交通事故が起こったらどのような結果になって、どんな責任が問われるか?」が十分に分かっておらず、どうせ事故なんて起こらないと甘く見ている事が多いのです。

シートベルトをつけさせるには、事故が発生して自分がもし死亡したら(重い障害を負ったら)、「家族」はもちろんのこと「事故の相手」にも大きな迷惑がかかることを丁寧に説明して上げるべきでしょう。

「シートベルトをしなくても誰にも迷惑をかけていない」という発想・考え方が根本から間違っているのです。

まとめ

シートベルトをしない人の特徴・心理をまとめると、「シートベルトの締めつけが嫌い・シートベルト着用が習慣化していない・面倒くさがり屋で少しでも手間を減らしたい・自己中心的で人のことを考えない・自分だけは大丈夫と過信する」などがあります。

シートベルトをつけさせる方法についても、分かりやすく説明していますのでぜひ参考にしてみて下さい。