カメレオン女の特徴｜心理 | SPITOPI

カメレオン女とは、体の色を「保護色」に変えるカメレオンのように環境・人間関係に合わせて「自分の見え方(意見・主張・態度)」をコロコロと変える女子のことです。

相手やTPOに合わせたり空気を読んだりして、自分が周囲の人達から目立たないようにすることで、自分が攻撃・否定されないように上手く身を守っているのがカメレオン女です。

「カメレオン女の特徴・心理」には、どのようなものがあるのでしょうか?

1. 空気を読む能力が非常に高い

カメレオン女は、周囲の環境や人間関係に溶け込んでいつの間にか適応してしまうので、「空気を読む能力」だけは非常に高いものがあります。

どんな人の集まりやシチュエーションでも「KY系(空気読めない系)」にだけはならないのがカメレオン女なのです。

その場の空気や他者の心理を上手く読んで、誰の気分も害さないように振る舞うのが得意なので敵を作りにくいのです。

2. 人に嫌われたくないという心理が強い

カメレオン女が一番恐れていることは、「人に嫌われること+人に攻撃されること(人に否定されること)」です。

人に嫌われたくない心理がとても強いので、嫌なことを言われたり、皮肉を言われたりしても、いつもニコニコしているのがカメレオン女なのです。

本心では「この女、人を馬鹿にしやがって」と怒っていても、人に嫌われたくないのでそういった悪感情を表には出せないのです。

3. 自分の意見や主張をはっきりとは言わない

カメレオン女は「相手の意見・価値観と正面からぶつかり合うこと」をとても恐れていますから、相手の意見を聞くよりも先に「自分の意見・主張」を言うことはありません。

どの芸能人が好きか嫌いかといった気軽な話題でさえも、「もしかしたら相手の好きな芸能人をディスることになるかも(気分を害するかも)」と思って、はっきり自分の好みを言えなかったりするのです。

4. 八方美人の振る舞いで誰にでも優しい

カメレオン女は、誰にでも好かれたい、みんなが味方になってほしいという思いを持っているので、基本的に「八方美人の振る舞い」が目立つことになります。

表面的には誰にでもいつも優しくて、人が不愉快になるような言動はまず絶対にしないのがカメレオン女なのです。

「悪口・陰口」の類もまず自分から言い出すことはないでしょう。

5. 人に誘われたらまず断ることがない

カメレオン女は、人に好かれたいという思いがとても強いので、友達や知人から「食事・遊び(テーマパークなど)」に誘われたら“ノー"ということができません。

本心ではあまり乗り気ではない外食・遊びのお誘いであっても、人から誘われたらまず断ることがない、いつも笑顔で「いいよ」と言ってしまうのがカメレオン女の特徴なのです。

6. 印象が薄くて存在感がない

カメレオン女は、相手(他者)との対立や衝突を過度に恐れているため、自分の個性的な言動や性格を完全に押し殺したり隠したりしています。

そのため、カメレオン女は「個人としての印象」が非常に薄く、「どんな人なのか?」と聞かれてもその印象や特徴がすぐに思い浮かばないことが多いのです。

印象が薄くて存在感がないというのがカメレオン女の特徴です。

7. ユーモアやウィットの精神がなくて面白みが感じられない

カメレオン女の行動原理は「空気を読んで周囲の人間関係に自然に溶け込むこと」であり、「自分個人の面白さ・魅力をアピールすること」にはほとんど興味がなく労力を使いません。

そのため、会話をしていてもユーモアやウィットの精神が感じられず、「面白くない人・無個性でつまらない人」と思われやすい傾向があるのです。

8. 集団の同調圧力に極端に弱くてすぐに合わせる

カメレオン女は「自分自身の選択・意思に対するこだわり」がほとんどないので、基本的に「集団内の同調圧力」には簡単に屈してすぐに合わせてしまいます。

「自分がどうしたいのか」ではなく「周囲の大勢がどうしているのか」を見て、それに無難に合わせていくのがカメレオン女の環境適応の特徴なのです。

9. ファッションや趣味は無難な人たちの真似をする

カメレオン女はいわゆる「量産型女子(普通・無難な印象の女子)」と重なりやすい特徴を多く持っています。

ファッションセンスにしても趣味・活動にしても、「同世代の普通っぽい人(変わっていない無難な人)」の真似をするだけなので、個性が全くないように見えるというのがカメレオン女の特徴になります。

カメレオン女は自分を特別に目立たせることはなく、「同世代の普通の人」を真似することによって、「センス・趣味を否定されるリスク」を減らしているのです。

10. 多数派の後ろについて行動することが多い

カメレオン女はいつも、「世の中の中心勢力・多数派(マジョリティー)」の側についていれば安心であると考えています。

そのため、普段の活動も「多数派(マジョリティー)の後ろ」につくようにして行動することが多く、嫌いな人からカメレオン女を見ると、「金魚のフンのような行動パターン」に見えてしまうのです。

11. 本心を誰にも見せず腹黒い考えを秘めていることがある

カメレオン女は基本的に、よほど親しい親友など以外には「本心・本音の考え」を誰にも見せることがありません。

カメレオン女は、本音を隠すことによって「何を考えているか分からない女子」として警戒される事もありますが、時に「腹黒い考え・ネガティブな感情」を押し殺して内面に抱えていることも多いのです。

12. 「虎の威を借る狐」で間接的に威張りやすい

カメレオン女の嫌な心理の一つとして指摘されるのが、「虎の威を借る狐」のような振る舞いをして間接的に威張ったり自慢したりするということがあります。

カメレオン女はその集団の中で一番権力を持っているのが誰かを見極めるのが得意なので、その権力を持つ人に上手く取り入ることによって、「私は~さんの親しい友達なのよ」という形で無意識的に偉そうにすることもあるのです。

13. 自己評価が低いので常に控えめな言動をする

カメレオン女がいつも目立たないようにして空気ばかり読んでいる理由は、「自己評価の低さ・自信の無さ」にあります。

カメレオン女は自分の能力・外見などに対する自己評価が低くて自信が無いからこそ、常に「控えめな言動・周囲に合わせた態度」を取らざるを得ないのです。

カメレオン女は「目立つ行動・自分の個性の主張」をして、周囲から一斉に否定・批判をされることを最も恐れているという特徴があります。

14. 合理的に「損得・利害」を考えすぎるところがある

カメレオン女は「驚異的・無個性的な環境適応能力+空気を読む才能」を持っています。

その環境適応能力の高さを支えているのが、「自分が今どのように振る舞うのが一番得なのか」を的確に判断できる合理主義的な損得勘定なのです。

カメレオン女は自己主張や競争心が弱いように見えるため、「無欲な女子」のように見られることもあるのですが、内心では合理的な「損得・利害の判断」をしていることが多く、自分が損をするような行動はまず絶対にしないのです。

15. 恋愛をしたいという自己主張もできず「好きな人を見ているだけ」で終わりやすい

本音を語って嫌われることを異常に恐れるカメレオン女子の特徴として、恋愛が苦手なことも上げられるでしょう。

そもそも、誰が好きなのかとか恋愛をしたいとかいう自己主張をしないことが多いので、「恋愛のチャンス」がかなり少なくなりやすいのです。

カメレオン女の思春期・学生時代の恋愛の多くは、他の女友達の背中に隠れながら、好きな男子をチラチラ見ているだけで終わりやすい(実際にはほとんど何もできない)という特徴があります。

まとめ

カメレオン女は「環境適応能力が高い女子」や「嫌われたくなくて自分の本心をなかなか見せない女子」としての特徴を持っていますが、積極的に他人に危害を加えるタイプの女子ではありません。

八方美人な傾向や本心を隠すような特徴が気に入らない人もいますが、カメレオン女の特徴・心理の多くは「自己防衛的・対人適応的・弱気(自信がない)」なものと言えるでしょう。