自分に自信がなく、褒められても素直に受け入れられなかったり、自分の事を少し見下げて評価をしてしまう事はありませんか。
日本人は比較的幼い頃から自己肯定感が低いと言われています。
それはおそらく謙虚や奥ゆかしさを美徳とする文化が影響していると思われますが、あまりに低いと卑屈になってしまったり考え方が歪んでしまい、生き辛くなり人間関係にも悪影響及ぼす可能性も出てきます。
では一体自己肯定感の低い人とはどのような特徴を持っているのでしょうか。
特徴がわかれば少しは変身できる方法が見つかるかもしれません。
- 自分の事を後回しにする
- 人を馬鹿にする
- 自慢話をする
- 無関心を装う
- 自己顕示欲は強いけど自尊心が低い
- いい人になろうとする
- 褒められても素直に喜べない
- チャレンジする前に諦めてしまう
- 他人にアドバイスしたがる
- 被害妄想が強い
- 物事に本気になれない
- 完璧主義である
- すぐに自分を責める
- 自己嫌悪に陥りやすい
- 好意を疑ってしまう
- まとめ
1. 自分の事を後回しにする
自分のやりたい事や感情を殺して他人の考えている事やしたい事を優先するところがあります。
一見控えめな印象受けますが、本心では自分がしたい事を優先させた時に、もしかするとクレームや文句を言われてしまうかもしれないという不安と、自分の選ぶ事にそもそも自信がないという気持ちからこのような対応に至ってしまうようです。
もちろん心から賛同している場合もあるとは思いますが、基本的には責任を取ることを回避していると言えるでしょう。
2. 人を馬鹿にする
人のことを馬鹿にしたり悪口を言ったりして蔑むことをする場合があります。
自分に自信がないのに他人のことを馬鹿にするなんておかしいと思ってしまいますが、他人を蔑むことで自分の価値をあげて自分の方が優れていると言うことを周囲の人にわかって欲しいと思っているのです。
実際はその相手に対しそんなに思い入れがなくても馬鹿にする事が目的なので、手ごろな標的が見つかれば悪口を言ったり評価を低くするでしょう。
3. 自慢話をする
本当に満たされている人というものは自分の事をペラペラ話したり自慢をしたりはしません。
まず人と比べる事を意味のないことだと思っているので自慢をしても何も満たされないのです。
つまり自慢話をする事は自分に自信がなく、すごい人だと思われたい気持ちを表しています。
4. 無関心を装う
本当はとても関心があり興味があることにも無関心を装って何事もないように過ごします。
関心を持っていると思われてしまう事で何か余計なイメージをつけられたり陰で何か言われてしまうのではないかと妄想を抱き、それを回避するために何事もないように振る舞うようです。
防衛本能が働いているからこその対応なので関心自体はものすごくあるようです。
5. 自己顕示欲は強いけど自尊心が低い
自己顕示欲とは自分を見て欲しい、目立ちたい、主役になりたいと言う気持ちです。
ですが自尊心が低いと羞恥心がなくなります。
つまり自分に余裕があり自信があれば恥らいができるので、人と比べたり馬鹿にしたりはしません。
自己肯定感の低い人は顕示欲だけが強いので恥ずかしい行動を平気でしたり保身に走ったりすることが増えるのです。
6. いい人になろうとする
誰からも好かれていたい、嫌われたくないという気持ちが強いため八方美人になりやすいようです。
誰に対しても平等に接する訳ではなく、嫌われないようにする為に人によって態度を変えるので当然見透かされてしまいます。
結局媚びる事しかできず不快な思いをさせてしまうので、誰からも好かれる事は不可能であることを理解しなければいけません。
7. 褒められても素直に喜べない
本心から褒めたり感心していても本人は褒められることに慣れていないので素直に受け入れたり喜ぶことができません。
小さい頃から素直になれないまま育ってしまったので、何かある度に裏があるのではないかと思ってしまうようです。
疑って生きる事は疲れてしまうものなので、素直に受け止め"ありがとう"と返せば楽になるかもしれません。
8. チャレンジする前に諦めてしまう
自分に自信がないので、新しいことにチャレンジする前に自分には無理と思って何もせずに終わってしまうことが多いようです。
何をするにも自分にはできないという否定感ややっても一緒という諦念がつきまとうので、常に同じ状況にいたり同じ場所で足踏みしている状態ではないでしょうか。
9. 他人にアドバイスしたがる
本来他人にアドバイスするという事は知識や教養がないとできないことです。
その相手よりも博学でなければいけませんし説得力も必要になります。
ですがこの場合は自分のことを認めて欲しいと言う承認欲求が問題なので、内容は薄く関係ありません。
とにかくアドバイスをする事で立場が上になるという意識が芽生える為、肯定してもらえてるという錯覚に陥るようです。
10. 被害妄想が強い
そのままですが被害妄想が強い人が多いです。
陰口を叩かれているのではないか、私なんて嫌われているのではないかと常に被害妄想で頭がいっぱいになっていて、他人が何を言おうと聞く耳を持ちません。
むしろ悪口を言われたり嫌われている方が安心なんじゃないかと思う程、本人は肯定されることを嫌がります。
11. 物事に本気になれない
自己肯定感が低い人は物事に対して本気で取り組んだり本意気で何かをすることはしません。
これも防衛本能であり、失敗した時や無駄に終わってしまった時に傷つきたくないためにそうするのです。
ですが物事は、全てに本領発揮する必要はありません。
適度に力を抜く方が疲れにくいですし効率が上がる場合もあります。
肯定感が低い人は常に本気になることがないので、たまには熱中する事や燃えるような事を見つけた方がいいかもしれません。
12. 完璧主義である
自分のことを好きになれない、自信がないという事は自分に対して完璧ではないと思っているからです。
人間に完璧な人などいませんが、自己肯定感が低い人は完璧ではないといけないと思っていると言うことになります。
完璧であれば自信がつきもっと自分のことを好きになれると分析ができているという事なので、本当は自分の事をよく見ていて好きではないと完璧ではない事を見抜けるはずがないのです。
13. すぐに自分を責める
何かある度に自分を責めたり自分の責任にして自らを追い込むところがあります。
周りはそれほど何とも思っていない事にも、自分で勝手に過剰反応し先に謝ってしまったり反省します。
つまりこれも防衛反応の一つで先に謝ってしまうことで自分に対する責任を軽くしようという心理作用を表しています。
私はこんなに反省しているのでこれ以上責めないでくださいというサインになり、他人からの指摘や注意を逃れるための手段として"ごめんなさい"という言葉を使うところがあります。
14. 自己嫌悪に陥りやすい
後悔したり後になって引きずったり、未練がましいことが多いのも特徴です。
どうしてもさっぱりした考え方ができず尾を引いてしまったり、昔の事に拘ってしまうようです。
結果自己嫌悪に陥り、負のスパイラルにはまり、いつまでたっても前向きになれず自信がつかないという結末を迎えます。
後悔しても時間は戻らないので、その分自分の好きな事に遣った方が有意義に過ごせるのではないでしょうか。
15. 好意を疑ってしまう
告白をされたり気持ちを打ち明けられてもドッキリじゃないかと疑ってしまうようです。
もしくは馬鹿にされている、遊ばれていると感じてしまって気分が悪くなる場合もあるかもしれません。
そうなると相手も良い気持ちがしませんし真面目に告白をしても馬鹿らしくなってしまいます。
大切な事を見過ごして勿体ない事をしていると気づいた方が良いでしょう。
まとめ
自己肯定感が低いとネガティブになって、益々小さな殻に閉じこもってしまいます。
また一度自信を失くしてしまうと這い上がる事は難しくなります。
ですがずっとそのままではせっかくの幸せが半分になってしまいます。
少しずつ自分の事を可愛いがってあげる努力をしてみても良いのではないでしょうか。
5. 自己顕示欲は強いけど自尊心が低い
自己顕示欲とは自分を見て欲しい、目立ちたい、主役になりたいと言う気持ちです。
ですが自尊心が低いと羞恥心がなくなります。
つまり自分に余裕があり自信があれば恥らいができるので、人と比べたり馬鹿にしたりはしません。
自己肯定感の低い人は顕示欲だけが強いので恥ずかしい行動を平気でしたり保身に走ったりすることが増えるのです。
6. いい人になろうとする
誰からも好かれていたい、嫌われたくないという気持ちが強いため八方美人になりやすいようです。
誰に対しても平等に接する訳ではなく、嫌われないようにする為に人によって態度を変えるので当然見透かされてしまいます。
結局媚びる事しかできず不快な思いをさせてしまうので、誰からも好かれる事は不可能であることを理解しなければいけません。
7. 褒められても素直に喜べない
本心から褒めたり感心していても本人は褒められることに慣れていないので素直に受け入れたり喜ぶことができません。
小さい頃から素直になれないまま育ってしまったので、何かある度に裏があるのではないかと思ってしまうようです。
疑って生きる事は疲れてしまうものなので、素直に受け止め"ありがとう"と返せば楽になるかもしれません。
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