自己受容とは？自己受容を高める方法 | SPITOPI

自己受容というのは、自分の感情などを受け入れることを意味しているのですが、実は自己受容ができていない人というのは少なくはありません。

自己受容というのは、自分の感情を自分の価値観などで否定しないことを言うのですが、自分のことを自分が否定するというのは不思議な感じがすると思います。

しかし、多くの人が日常的に行っているのです。

そこで、今回は自己受容の高め方などについてご紹介していきます。

1. 自己受容とは

自己受容というのは、自分の声に対しての批判をしないことを表しています。

つまり、人というのは常にもう一人の自分と会話をしていることになるのです。

自己受容はもう一人の意見に対してその意見を受け入れることを意味しているのであり、一見すると複雑に感じるかもしれませんが、勉強をしようという気持ちに対して、｢今からやっても手遅れだろうか｣という気持ちが沸いてしまうのがもう一人の自分の否定になります。

頭のなかに天使と悪魔がいるというような表現をされるのですが、まさにそのような状況であると言えます。

2. 自己受容が出来ていない人とは

自己受容ができていない人というのは、常に自身の考えに自身で反論して葛藤している状態にあると言えます。

｢マラソン大会に出たいな｣という気持ちに、もう一人の自分が｢完走すらできなくて恥をかくかもしれないよ｣と批判をしてきます。

そうすることで、その人の行動をセーブしてしまったり、自信を奪っていくといえますので、自己受容というのは大切であるとされています。

3. 自己受容を高めるためには【気持ちを受け入れる】

人というのは常に思考のなかで生きていると言われています。

自己受容を高めるためには、その思考を受け入れてあげることが大切となります。

もしも｢辛いな｣という感情が生まれたら、すかさず｢辛かったね｣と受け入れてあげることが大切となります。

そうすることで、気持ちを受け入れられた気分になると言えるのです。

4. 自己受容を高めるためには【過去を受け入れる】

自己受容が出来ていない人というのは、過去に傷ついた経験がある人が多いとされています。

そのため、まずは過去の自分を受けていれてあげることが大切なのです。

親に甘えられなくて寂しい幼少期を過ごしてきた人は、その寂しさを埋めるために友達に依存したり、パートナーに依存したりしますが、それでは傷は癒えません。

まずは｢もっと甘えたかったのに辛かったね｣と辛い過去をあなた自身が受け入れることが必要となります。

5. 自己受容を高めるためには【受け入れられなかったことを口に出す】

自己受容を高めるためには、これまで受け入れられずに苦しかったことを口に出すというのも有効的です。

｢もっと一緒にいてほしかった｣などと心に溜め込んでいた思いを口にすることで、発散することができるはずです。

心の不満は口に出してスッキリすることが、自己受容を高めるためには必要となります。

6. 自己受容を高めるためには【自分に価値を見出だす】

自己受容を高めるためには、自分の価値を見出だすことが大切となります。

自分は価値がないと思っていたり、才能がないと感じている人も、｢自分は価値があるが見出だされていないだけだ｣と、価値がある存在であることを自分自身が認識することが大切です。

価値のない人間などこの世にはいません。

そのことをしっかりと理解しておくことが大切です。

7. 自己受容を高めるためには【やりたくないことを止める】

自己受容を高めるためには、あなたがこれまでやりたくないのに無理矢理やっていたことを思いきって止めてみることもおすすめです。

週末の飲み会を断ってみたり、気の乗らない人からの誘いを断ってみたり、これまでは周りの視線を気にしてやっていたことをやめてみると、精神的に安定して、自己受容を高めることができるはずです。

8. 自己受容を高めるためには【やりたいことをやる】

自己受容を高めるためには、やりたいことを思いきってやってみることも大切です。

周りからは危険だから止めなさいと言われていたことも、あなたがやりたいのであれば悔いが残らないようにやるべきです。

思いきって自由に生きるということは、本能のままに生きるということなり、自己受容を高めるために効果的であると言えます。

9. 自己受容を高めるためには【周りを気にしない】

自己受容を高めるためには、周りの視線を気にしないようにするというのも大切です。

周りからどう思われているのだろうかと批判ばかりを気にしていたら、自己受容も出来なくなってしまいます。

他の人の言葉や視線のために生きるのではなく、自分のために生きることが必要となります。

10. 自己受容を高めるためには【我慢しない】

自己受容を高めるためには、我慢ばかりをしないことが必要となります。

言いたいことを我慢したりしていると、本当はどうしたいのかわからなくなり、自己受容を出来なくなってしまいます。

そのため、言いたくても我慢していたことを思いきって発言してみると、心のモヤモヤがとれて、自己受容を高めることができると言えます。

11. 自己受容を高めるためには【未来の不安を受け入れる】

未来に対して不安がない人というのはいません。

自己受容を高めるためには、その未来の不安も受け入れることが必要となります。

やりたいことをやったり、やりたくないことをやらないことによって批判されるかもしれませんが、その不安を｢失敗や批判されるのは怖いよね｣と受け入れることが必要となります。

12. 自己受容を高めるためには【失敗を歓迎する】

自己受容を高めるためには、失敗を歓迎することも必要となります。

自分のことを否定するのは、失敗しないために自分の価値を低く感じさせることになります。

失敗を歓迎していたら、価値を下げてリスクを唱える自分はいなくなるはずです。

失敗しても平気だというような気持ちで挑むことが、自己受容を高めることになります。

13. 自己受容を高めるためには【人を批判しない】

自己受容を高めるためには、自分だけではなく周りの人を批判しないように心がけることも大切です。

あの人は実力もないのに挑むのかと思ったら、すかさず｢勇気があって頼もしい｣と、その人を肯定する言葉をつけるようにすることが必要となります。

14. 自己受容を高めるためには【醜い感情も受け入れる】

自己受容を高めるということは、自分のすべてを受け入れることになります。

時には醜い感情が浮かぶことがあるかもしれませんが、その気持ちをしっかりと受け入れてあげることが大切となります。

そして、｢このような思考は改めなくては｣と考えることが必要となります。

15. 自己受容を高めるためには【習慣化する】

自己受容を高めるためには、自分を受け入れることを習慣化することが大切です。

普段は何気なく話している心の中のもう一人の自分に対して、会話をする習慣をつけて、思考に対して受け入れてあげることを習慣化すると、自己受容は確実に高めることが出来ると言えます。

まとめ

思考を変えることは難しいのですが、その思考を受け入れることで、気持ちが楽になるとされています。

自己受容を高めるためには様々な方法がありますが、自己受容を高めることで自信を身につけていったり、自分を高めることが自己受容の目的でもありますので、悪い部分もよい部分もしっかりと受け入れることが必要となります。