日本には47都道府県が有りますが、やはりそれぞれの地域で県民性にも特徴が見られます。
もっと細かく見ると、同じ県の中でも東部と西部、或いは南部と北部でも、言葉、風習等に違いが見られます。
今回は、北陸新幹線開通で関東地方からも身近な存在となった、石川県の県民性について見て行きましょう。
- 石川県民の県民性
- 石川県民の方言
- 石川県民の恋愛傾向
- 石川県民の男性の性格
- 石川県民の女性の性格
- 石川県民の恋愛傾向 男性編
- 石川県民の恋愛傾向 女性編
- 石川県民あるある「鏡餅は紅白」
- 石川県民あるある「金沢県と間違われるのがちょっと・・・」
- 石川県民のマメ知識
- 石川県民と相性のいい性格の異性
- 石川県民の著名人や有名人
- 石川県民にもいろんなタイプがいる。
- まとめ
1. 石川県民の県民性
石川県と言えば、「加賀百万石」として、加賀友禅、輪島塗等々各種の独自の高級な文化を育み、豪華で雄大な印象を受けますね。
しかし、実際には「加賀の物乞い」と言う言葉があるように、優柔不断な人が多いとされます。
性格は穏やかで消極的、いざとなるとどうして良いか咄嗟の判断に苦しむといった人が多いのです。
これは、加賀のお殿様の生きざまから来ているのかもしれません。
三代目加賀藩主前田利常公は鼻毛を切ることなく伸ばし放題にしていたと言います。
それを見かねた家来が声を掛けると、利常公は「この鼻毛で100万石を吊っているのだ」と答えたと言います。
あまりに頭がキレ過ぎても徳川幕府から謀反の疑いを掛けられたり、お家を潰されたりする危険があります。
その為、加賀のお殿様を見習うように、県民もおっとりとした人が多いようですが、それが加賀100万石を江戸時代が終わるまで守り抜いたとも言えます。
ただ、それだけに忍耐力には優れています、また、とても真面目にコツコツ働きます。
感情をあまり表に出さないので、最初はとっつきにくいですが、接しているうちに親交が深まり、大声で笑いあうと言った関係になって行きます。
ただ、能登半島の方は短気な人が多いと言われます。
2. 石川県民の方言
- あったらもん・・・もったいない。
- いーじ~・・・いいなぁ、羨ましいなぁ。
- おつゆ・・・味噌汁。
- ごたむく・・・理屈をこねる、理屈をこねて文句を言う。
- あわしゃ・・・物と物の隙間を表す。
- えちゃえな子・・・可愛い子。
- ちんちん・・・とても熱いこと。
- ねんねっちい・・・幼い、子供っぽい。
- まんで・・・とても、すごく。
- やーわいやー・・・いやだ~。
- だっちゃかん・・・ダメ。
- もっちぇ・・・とっても。
- まんで・・・非常に。
3. 石川県民の恋愛傾向
石川県民は真面目が取り柄なので、チャラチャラしたところはありません。
男性も女性も良いおうちのお坊ちゃま、お嬢様タイプが多いので、ナンパなどは滅多に見かけません。
保守的な県民性で、かなり古風が伝統が未だに残っている為、お見合いも多く、また亭主関白型の交際が多いです。
4. 石川県民の男性の性格
石川県の男性は、優しく包容力もあるので、人当たりが良い印象を受けます。
でも、内心を表に出すことが少ないので、何を考えているのかわからない、といった面もあります。
ですから、親しくない人からは「お腹の中では何を考えているかわからない」という見方をされることも。
しかし、根は真面目で良い人が多いです。
ただ、プライドは意外と高いです。
5. 石川県民の女性の性格
女性は、真面目でマイペース、おっとりしていますが、内面はかなりしたたかでしっかりしています。
保守的な環境で育ったので、男性を立てつつ自分の居場所を確保する才能に長けているとも言えるでしょう。
また、面倒なことは嫌いで、面倒なことからは逃げてしまいがちです。
ただ、流行を追う様なことは左程ありませんが、加賀の伝統的な文化の中で育った所為か、センスが良いの人が多いです。
服装や持ち物には感心するようなセンスを発揮します。
6. 石川県民の恋愛傾向 男性編
石川県民の男性の恋愛傾向は、とに角「奥手」です。
自分から告白するより、女性からアプローチされた方が上手く行くようです。
お坊ちゃま育ちなので、亭主関白的な交際をしますが、側でしっかり支えてくれる女性が合っています。
結婚後も亭主関白を貫きますが、高圧的ではないので結婚生活は上手く行きます。
その為、離婚率も低いです。
7. 石川県民の恋愛傾向 女性編
石川県民の女性は、やはりお嬢様タイプが多いので、恋愛についての経験的な知識は少ない方でしょう。
男性に告白されたまま交際を始める人も少なくありません。
ただ、お嬢様育ちが多いので、ナンパには嫌悪感を感じます。
あくまで真面目な交際が望みなのです。
好きな男性のタイプは教養のある人、センスも良く、出来れば見た目も好みにピッタリな人、と理想が高い面があります。
石川県は今でも家柄が物を言うので、親に反対されれば破談になることもあります。
でも、結婚後は夫婦ともにお互いを尊重し合うので、上手く行きます。
お坊ちゃま、お嬢様育ちは、やはり金沢市を中心とした地域に特に強く見られる傾向です。
8. 石川県民あるある「鏡餅は紅白」
お正月の鏡餅の上が紅、下が白、というのは日本でも金沢だけの特殊な風習です。
これは、江戸時代に金沢市のお菓子屋が、「紅白の方が目出度い」と作って売り出したのが始まりです。
全国のお餅屋さんも石川県様には紅白の鏡餅を作ります。
その為、転勤や引っ越しで他県に移ると、鏡餅が上下とも白なので驚く県民が多いようです。
これも加賀藩の華やかな文化が生んだ産物かもしれません。
9. 石川県民あるある「金沢県と間違われるのがちょっと・・・」
全国的には「石川県」よりも「金沢市」の方が有名なので、中には「金沢県」と言い間違える人もいる程。
しかし、輪島塗は輪島市、有名な温泉地は県内各所にあり、日本一のおもてなし旅館として有名な加賀屋は能登半島の七尾市にあります。
自分の住んでいる市を説明するにしても、金沢市の隣の・・・と言わなければ分かってもらえないことに、石川県民は少々不満を持っています。
金沢市以外に住んでいる(いた)人と話す時は注意しましょう。
10. 石川県民のマメ知識
10-1. 石川県民はエスカレーターで左右どちらかに寄る習慣がありません
エスカレーターに乗ること自体が少ない上に、おっとりした人が多いので、他人を追い抜いてまで急ぐことも無いのです。
文化や経済的には関西圏に入る石川県ですが、北陸新幹線開通で関東からも観光客がどっと押し寄せるようになりました。
しかし、まだ左右どちらかに寄る習慣は付いていないようです。
10-2. 兼六園は見学料(大人310円、小人100円)が要りますが、中のお食事処で食事だけをする場合は無料で入園出来ます
その場合は、お店のスタッフの送迎が必要なので事前に予約が必要です。
10-3. 石川県民は教養の高い人が多いので、美術館や文芸品等の話題を好みます
博学な方が多いと思われます。
10-4. 石川県民は、お隣の福井県や富山県と一緒にされるのをとても嫌います
気を付けましょう。
10-5. 石川県民はアイスクリームが異常に好き
冷凍庫には必ずストックされています。
また、ソフトクリームの種類が多いのも特徴です。
北海道と同じく、寒い地方の人は、暖かい部屋でアイスを食べるのが好きなのでしょうか。
11. 石川県民と相性のいい性格の異性
男性
・石川県民・・・真面目で勤勉。
マイペースで自分の価値観を持っている。
・福井県民・・・気が強く負けず嫌い。
温和で頑張り屋。
南部地方の女性は明るくて楽天的。
・島根県民・・・芯が強くてタフ。
出雲出身の女性は控えめで道徳的。
何事にも慎重。
女性
・石川県民・・・人当たりが良くて優しい。
包容力や教養がある。
・富山県民・・・粘り強く勤勉。
お金の無駄遣いをしない。
・新潟県民・・・基本、真面目な努力家。
金銭には細かい。
義理人情に厚い反面、見栄っ張りな面も持っている。
やはり真面目な石川県民には、男性には控えめで優しいながら芯がしっかりしていたり、明るい性格の人が合い、女性には真面目で勤勉な人が合うようです。
12. 石川県民の著名人や有名人
男性
- 長谷川等伯(安土桃山時代の絵師)
- 松田権六(蒔絵 人間国宝)
- 小森邦衛(漆 人間国宝)
- 泉鏡花(作家)
- 徳田秋声(作家)
- 室尾犀星(作家)
- 杉森久英(小説家 直木賞受賞)
- 安宅夏夫(小説家)
- 永井豪(漫画家)
- 道場六三郎(料理人)
- 島拓篤(声優)
- 鹿賀丈史(俳優)
女性
- 浅川マキ(歌手)
- 織作峰子(写真家)
- 前みち子(社会科学者)
- キヌコヤマベ・クラフト(イラストレーター)
- 桐野夏生(小説家 直木賞受賞)
- 唯川恵(小説家 直木賞受賞)
- 水芦光子(小説家 室尾犀星の初の女性弟子)
- 能登麻美子(声優)
- 南奈央(タレント)
- 田中美里(女優)
- 吉田日出子(女優)
13. 石川県民にもいろんなタイプがいる。
おっとりしていてとに角真面目が石川県民の特徴ですが、これは主に金沢市民と考えても良いでしょう。
実際石川県は1880年には当時の東京を抜き、全国第一位の人口を誇っていました。
それには理由があります。
明治政府は廃藩置県後も政治の混乱を避ける為、当初石川県に現在の富山県と福井県を合併させたのです。
これで人口は当然増えましたが、ここで石川県に他の県民性も混ざることとなり、新たな県民性が生まれたとも言えるでしょう。
その後各県の習慣の違いが度々対立したため、現在の様な県の配置になりました。
ですから、石川県もその期間に周囲の県からの風習が取り入れられこともあったでしょう。
また、先述の通り、能登半島は戦国時代には「長」家が地元の豪族として織田信長と同盟を結び、加賀藩が出来る前からいましたから、金沢市などとは性格も大分違い、気短な人が多いようです。
それは金沢市に出て来てからも、血の中のどこかに残っているかもしれません。
まとめ
このように、ひとくくりに「石川県民の性格はこれだ」とは言い切れるものではありません。
石川県の中でも、また地域ごとに見て行けば、色々な違いが分かって面白いと思います。
8. 石川県民あるある「鏡餅は紅白」
お正月の鏡餅の上が紅、下が白、というのは日本でも金沢だけの特殊な風習です。
これは、江戸時代に金沢市のお菓子屋が、「紅白の方が目出度い」と作って売り出したのが始まりです。
全国のお餅屋さんも石川県様には紅白の鏡餅を作ります。
その為、転勤や引っ越しで他県に移ると、鏡餅が上下とも白なので驚く県民が多いようです。
これも加賀藩の華やかな文化が生んだ産物かもしれません。
9. 石川県民あるある「金沢県と間違われるのがちょっと・・・」
全国的には「石川県」よりも「金沢市」の方が有名なので、中には「金沢県」と言い間違える人もいる程。
しかし、輪島塗は輪島市、有名な温泉地は県内各所にあり、日本一のおもてなし旅館として有名な加賀屋は能登半島の七尾市にあります。
自分の住んでいる市を説明するにしても、金沢市の隣の・・・と言わなければ分かってもらえないことに、石川県民は少々不満を持っています。
金沢市以外に住んでいる(いた)人と話す時は注意しましょう。
10. 石川県民のマメ知識
10-1. 石川県民はエスカレーターで左右どちらかに寄る習慣がありません
エスカレーターに乗ること自体が少ない上に、おっとりした人が多いので、他人を追い抜いてまで急ぐことも無いのです。
文化や経済的には関西圏に入る石川県ですが、北陸新幹線開通で関東からも観光客がどっと押し寄せるようになりました。
しかし、まだ左右どちらかに寄る習慣は付いていないようです。
10-2. 兼六園は見学料(大人310円、小人100円)が要りますが、中のお食事処で食事だけをする場合は無料で入園出来ます
その場合は、お店のスタッフの送迎が必要なので事前に予約が必要です。
10-3. 石川県民は教養の高い人が多いので、美術館や文芸品等の話題を好みます
博学な方が多いと思われます。
10-4. 石川県民は、お隣の福井県や富山県と一緒にされるのをとても嫌います
気を付けましょう。
10-5. 石川県民はアイスクリームが異常に好き
冷凍庫には必ずストックされています。
また、ソフトクリームの種類が多いのも特徴です。
北海道と同じく、寒い地方の人は、暖かい部屋でアイスを食べるのが好きなのでしょうか。
スポンサーリンク