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七五三の祈祷料の相場・のし袋の書き方 | SPITOPI

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七五三の祈祷料の相場・のし袋の書き方

七五三というと、誰しもが幼い頃、神社に行って参拝するなどの経験をもつのではないでしょうか。

しかし、あまりにも幼い記憶のため、当時のことをよく覚えている人は少ないでしょう。

そんな人達のために、七五三について詳しく紹介していきます。

初穂料や衣装など、いざ準備をしようとすると、一体、相場がいくらなのか疑問に思うはずなので参考にしてみてください。

今どきの七五三についても触れていきます。

  • 七五三とは?
  • 七五三の初穂料の相場
  • 七五三の初穂料の表書きの書き方
  • 七五三の初穂料の読み方と由来
  • 綺麗なお札を使用しましょう
  • 参拝のみの方も増えている
  • 七五三の衣装
  • 七五三のお参りの時期
  • まとめ

1. 七五三とは?

七五三とは?

七五三とは、子供がこれからも健やかに育ちますようにとの願いを込めて行う行事です。

正式にいえば、数え年である7歳、5歳、3歳の年に執り行うとしています。

ですが、今は数え年などにこだわらず、満7歳、満5歳、満3歳の年に七五三のお祝いをする人も多数います。

あまりこだわらない傾向にあります。

それぞれに男女で祝う年齢が違っており、男子の場合は3歳と5歳、女子の場合は3歳と7歳の年齢で祝うとしています。

なぜ、この年齢で健やかに育つためのお祝いをするのかというと、まだ医学が発達していなかった時代、この年齢までに生きることができない子供達が大勢いたからです。

3歳までに生き延びることができず、亡くなっていく子供はたくさんいました。

そのため、3歳という節目の年になると、ここまで生き延びることができたお祝いとして、神様に感謝の気持ちを捧げるとともに、これからも元気で過ごせるようにとお祈りをするのです。

また、男子は女子に比べて、身体が弱く、早世する子供が多い傾向にありました。

そのため、次は5歳という早めの時期にお祝いをし、女子はそれよりも遅い7歳という年にお祝いをします。

2. 七五三の初穂料の相場

七五三の初穂料の相場

初穂料の金額の相場は、大体5千円~1万円くらいです。

これは一人当たりの金額となるので、双子などの場合は、一人あたり5千円とすれば、二人で1万円の初穂料となります。

決して、1回につき行事を行うための金額ではありません。

3人兄弟で一気に七五三をするのなら、一人当たりの初穂料の3倍の金額が、4人兄弟ならば4倍の金額が必要となるので間違えないようにしましょう。

なぜ、一人当たり、5千円~1万円くらいの初穂料がかかるのかといえば、祈祷料の他に、神社側で変える間際に、千歳飴やお守り、清酒などのお土産を持たされることになるからです。

初穂料には、こういったお土産の費用も入っています。

神社側で準備するお土産が豪華なものであればあるほど、初穂料も高くなります。

神社によっては、リカちゃん人形をお土産として準備している個性的な神社もあるので、そういった豪華なお土産を準備している神社では、相場とは違い、少し高めの金額となるでしょう。

3. 七五三の初穂料の表書きの書き方

七五三の初穂料の表書きの書き方

七五三の初穂料の表書きはどうしたらよいのでしょう。

七五三の初穂料は、のし袋に入れますが、表書きは「初穂料」もしくは「御初穂料」と書きます。

そして、名前を書く欄には、今回、七五三の祈祷をしてもらう子供の名前を書きます。

決してお金を払う親の名前ではないので注意しましょう。

また、二人以上の子供が七五三のお祝いをするときは、一人ずつ名前を書いたのし袋と金額を準備した方が神社側としても分かりやすいでしょう。

しかし、連名にして金額をそえてもかまいません。

兄弟や姉妹などで連名にして初穂料を納める場合、年齢が上の兄弟から名前を書いていきます。

子供の名前は、しっかりとフルネームで書くようにしましょう。

地域によっては、子供の年齢を書くところもあるので、神社に事前に問い合わせてみましょう。

表書きは、できるなら、筆書きで準備したいものです。

ぜひ、筆ペンなどで書いてみましょう。

筆ペンがなければ、普通のボールペンでもかまいません。

4. 七五三の初穂料の読み方と由来

七五三の初穂料の読み方と由来

初穂料とは「はつほりょう」と呼びます。

神社に祈祷して頂いたお礼として捧げる、謝礼金のことを指します。

なぜ、初穂料などという呼び方をするのでしょうか。

それは、昔、日本において神事を執り行うときは農作物を神に捧げていたことに由来します。

神様にお願いごとをするときは、いつも農作物を捧げて、より一層の繁栄ができるようにとお祈りをしていたからです。

現代では、農作物を捧げることはせずに、金銭を代用し、神様に捧げるようになりました。

また、詳しくいえば、初穂とは、その年に初めてとれた稲のことを指します。

そして、神様にお願いごとをするときは、この初めてとれた稲を神様に捧げていました。

ですが、次第に稲でなくても、その年に初めてとれた果物や野菜を、初物として備えるようになります。

そして、時代が移り、今は金銭を捧げるようになりました。

5. 綺麗なお札を使用しましょう

綺麗なお札を使用しましょう

七五三は子供の健やかなる成長をお祝いするための行事です。

せっかくお祝いをするのなら、子供のために、しっかりと執り行いたいものです。

七五三の初穂料ですが、ぜひ、綺麗なお札を準備して神社に納めるようにしましょう。

折り目や汚れのないお札であれば大丈夫です。

何も銀行などに行って、新札を準備する必要はありません。

ですが、折り目のあるお札や汚れのあるお札しかないのなら、ぜひ、銀行で行って新札を準備しておきましょう。

汚れたお札でもよいのは、お葬式の香典だけです。

縁起が良くないので、新しくて綺麗なお札を準備しておきましょう。

新札を包んで七五三に臨むと、清々しい気持ちになります。

新札にしておくなどの身の振る舞いは、その人の七五三に対する姿勢が伺えます。

神社側としても新札を手渡された方が気持ちがよいでしょう。

6. 参拝のみの方も増えている

参拝のみの方も増えている

今どきの七五三はかなり幅広いやり方が生まれ、昔ながらの形式的な形にこだわらなくなってきました。

凝りたい人はどんどん凝ることもできるし、簡略化したい人は簡単に儀式をすませることができます。

多様なスタイルがあるため、その家族の事情によって、様々な七五三を行うことができます。

簡略化したい人の中には、祈祷などせずに、参拝だけでいいという人もいます。

そして、わざわざ行列を作り、長い時間、祈祷を受けなくても良いと考える人が増えています。

今は、医学が発達しているため、早世する子供はほとんどいません。

そのため、七五三にそこまで必要性を感じていないのでしょう。

とりあえず、みんながやるものだからやっているだけという感じの人も多いのではないでしょうか。

若い夫婦にとっては、初穂料といえども、馬鹿にはならない金額なので、そこまでお金をかける必要はないと思う親もいることでしょう。

また、祈祷はかなり長い時間を要するため、幼い子供はじっとはしていられないでしょう。

早く帰りたいと泣きわめく子供もいて、ママは気が気ではないかもしれません。

そういった意味でも、参拝だけの七五三の方が、親の負担なく気軽にできる七五三として人気が高いのかもしれません。

7. 七五三の衣装

七五三の衣装

七五三の衣装は、着物だけにとどまらず、今は男子ならタキシードや武士の格好、女子なら華やかなドレスがいくつも準備されています。

七五三の行事の一つの楽しみとして、美味しい千歳飴がもらえる他、こういった格好良い衣装や綺麗な衣装に身を包めることが挙げられます。

衣装は地元のある写真屋さんにいけば、豊富な衣装がたくさんあります。

ヘアメイク付きで着物をレンタルでき、その写真屋さんで記念撮影が撮れる他、その着物を着て、神社へと参拝することができるところもあります。

その写真屋さんでサービス内容が異なるため、確認してみましょう。

また、写真撮影のときは衣装だけでなく、小道具なども貸してくれます。

番傘に鞠など、子供の可愛らしさを倍増させる小道具たちがたくさん準備されています。

一般的に、今は、衣装は写真屋さんでレンタルする人がほとんどで、着物をわざわざ購入する人はいなくなりました。

しかし、中には祖父母からのプレゼントなどで着物を個人で準備する人もいるでしょう。

着物を思い出として、ずっととっておきたい人にとっては良い思い出として残しておくことができます。

また、高価な着物なら、親子二代で同じ着物で七五三をあげるといった、記念に残る七五三を行うこともできます。

8. 七五三のお参りの時期

七五三のお参りの時期

七五三のお参りをする時期は毎年11月15日と決まっています。

ですが、最近の七五三では、この日に近い日にちであれば、良いとする風潮にあります。

10月や11月などは、最も七五三をする人が多い時期で、神社には大勢の参拝客が訪れます。

というのも、10月や11月などは、11月15日の日付に近いというだけでなく、涼しくなって過ごしやすい時期でもあるからです。

残暑厳しい9月や寒さが身に染みる12月は、子供に着物などを着せて参拝するには可哀想な季節です。

そのため、10月や11月に七五三を行う家族が後を絶ちません。

さらに、写真屋さんでは、早めに七五三の着物をレンタルすると、金額が何割か安くなるという企画も行っています。

そのため、金額が安く済ませられる春などの季節に、七五三を行う家族もいるようです。

今は七五三の日取りについて、みなさん、そこまでこだわりをもっていないようです。

家族みんなでお祝いした方が子供も喜びます。

昔からの日取りにこだわらず、家族みんなで集える日に設定してみてはいかがでしょう。

まとめ

まとめ

七五三というと、着物を着て、神社に行って参拝し、千歳飴をもらうというのが一般的でした。

しかし、今は家族の形態も様々となり、七五三のスタイルもその家族にあったスタイルが好まれるようになりました。

華やかにしようと思えば、どこまでも華やかにすることができますし、簡単にしようと思えば簡略化することもできます。

子供と親次第で、いくらでも調整可能です。

七五三をしなければならないなどとプレッシャーをかける必要はありません。

子供が喜ぶようなスタイルで七五三ができるように検討してみましょう。

七五三の初穂料の表書きの書き方

七五三の初穂料の表書きはどうしたらよいのでしょう。

七五三の初穂料は、のし袋に入れますが、表書きは「初穂料」もしくは「御初穂料」と書きます。

そして、名前を書く欄には、今回、七五三の祈祷をしてもらう子供の名前を書きます。

決してお金を払う親の名前ではないので注意しましょう。

また、二人以上の子供が七五三のお祝いをするときは、一人ずつ名前を書いたのし袋と金額を準備した方が神社側としても分かりやすいでしょう。

しかし、連名にして金額をそえてもかまいません。

兄弟や姉妹などで連名にして初穂料を納める場合、年齢が上の兄弟から名前を書いていきます。

子供の名前は、しっかりとフルネームで書くようにしましょう。

地域によっては、子供の年齢を書くところもあるので、神社に事前に問い合わせてみましょう。

表書きは、できるなら、筆書きで準備したいものです。

ぜひ、筆ペンなどで書いてみましょう。

筆ペンがなければ、普通のボールペンでもかまいません。

七五三の初穂料の読み方と由来

初穂料とは「はつほりょう」と呼びます。

神社に祈祷して頂いたお礼として捧げる、謝礼金のことを指します。

なぜ、初穂料などという呼び方をするのでしょうか。

それは、昔、日本において神事を執り行うときは農作物を神に捧げていたことに由来します。

神様にお願いごとをするときは、いつも農作物を捧げて、より一層の繁栄ができるようにとお祈りをしていたからです。

現代では、農作物を捧げることはせずに、金銭を代用し、神様に捧げるようになりました。

また、詳しくいえば、初穂とは、その年に初めてとれた稲のことを指します。

そして、神様にお願いごとをするときは、この初めてとれた稲を神様に捧げていました。

ですが、次第に稲でなくても、その年に初めてとれた果物や野菜を、初物として備えるようになります。

そして、時代が移り、今は金銭を捧げるようになりました。

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この記事は2021年02月09日に更新されました。

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