何かに成功したり、褒められるとすぐに喜んだり自慢する人はいませんか。
また自慢だけであればいいですが、上から物を言ってきたり偉そうにされるとだんだん腹が立ってきてイライラするものです。
嬉しくなる気持ちは分からなくもないですが、なぜこんな態度や言動をとってしまうのでしょう。
またこの状態が長く続く人もいて、特別扱いをされないと嫌がるようになっていきます。
ではどうしてすぐ調子に乗ってしまうのか詳しくみていきましょう。
- 調子に乗る人のチェックリスト
- 調子に乗る人とは?
- 調子に乗る人の特徴「自己愛のカタマリ」
- 調子に乗る人の特徴「あらゆる意味で空気が読めない」
- 調子に乗らない人の特徴「客観的に自分をみている」
- 調子に乗る人の心理
- 調子に乗る人のメリット
- 調子に乗る人のデメリット
- 調子に乗る人図に乗る人の違い
- 10.『調子に乗るな』と言われた時の意味
- 調子に乗る性格の改善方法
- まとめ
1. 調子に乗る人のチェックリスト
調子に乗る人には共通点があります。
いくつか項目を挙げるのでチェックしてみて下さい。
- 一目置かれたい
- 注目される事が大好きだ
- 何よりも誰よりも目立ちたい
- アイドルや歌手など芸能人になりたかった、今もなれると思ってる
- 他人よりも優れてると思っている
- 認められたい気持ちが強い
- 物事をあまり深く考えない
- 騒いだり派手な事が大好きだ
- 他人の事や感情にあまり興味がない
- コツコツと積み重ねる事や地道に努力する地味な事が苦手である
2. 調子に乗る人とは?
嬉しい事があれば喜べばいいですし、成果を残したり成功すれば感情を爆発させてもいいと思います。
むしろ可愛らしいなとすら思うでしょうし、努力が実り辛い思いを乗り越えてきたのであれば大喜びする気持ちは誰にでも理解が出来ると思います。
ただ調子に乗る人はそこからの態度や言動が変わります。
文字通り"調子に乗って"くるのですが、他人より嬉しさや自慢したい気持ちの持続性が長く、いつまでも波に乗って揺られている状態が続くのです。
物事を線として捉えるのではなく点で捉える節があるので、全体を見ずにその時の自分しか見えていません。
ですからよく言えばプラス思考でかなり前向きですが、冷静さや俯瞰的に物事をみる能力が無いため失敗しやすく、痛い目に遭う確率が高くなり、ラッキーな事にミスを回避できたとしても、裸の王様状態になる事が少なくありません。
調子に乗っている時はどんどん鼻が伸びるので、自分の鼻で周りが見えず、周りにも邪魔になっていようが本人は気づいていません。
3. 調子に乗る人の特徴「自己愛のカタマリ」
とにかく自分に過保護な人は調子に乗りやすいと言えます。
可愛いがるあまり、他人事のように自慢話や優位に立つ様な発言を恥ずかしげもなく披露します。
しかも大きく話を盛ったり、やや大袈裟にして話すので周りにはバレていますし、呆れられ心の中では馬鹿にされている事もあります。
中には本当の事を話しているだけで自慢しているつもりはなくても周囲には自慢している様に聞こえている場合もありますが、とにかく周囲にアピールを自らする事は調子乗りを超えて痛い人になっているでしょう。
4. 調子に乗る人の特徴「あらゆる意味で空気が読めない」
有頂天になり周りが見えなくなって空気が読めないから調子に乗れる訳なので、ある意味非常におめでたい人なのですが、空気が読めていないという事は自己分析もできておらず、また周囲の感情や本当の評価にも気付く事が出来ていない事になります。
自分の事を特別だと過剰評価したりスターの様に思っているので周囲の話など聞かず、むしろ周りこそ言う事を聞けばいいと思っていたり、何でも一人でできると思い込んでいます。
また自分はいい場面だけで活躍出来ればいいと思っているので協調性も順応性も持ちません。
例えば飲み会などでわざと遅れてきて注目される事を期待するような人が居ますが、心理的には似ていて自分には特別なシチュエーションや立場が合っていると思っています。
また理性が欠けているため非常識な事や普段では考えられないような行動や発言をするようになり横柄になったり偉そうにする事はよくある事で、人として他人の良くない行為についても肯定しだすようになるようです。
これは自分が幸福の中にいるためドーパミンが作用して何についても基準が低くなってしまう事で起こるので、何でも許すような態度を取る事で自分がおおらかな人柄である事を演出できますし、周りが小さい事を植え付ける事ができます。
5. 調子に乗らない人の特徴「客観的に自分をみている」
自分にとって幸せな事が起こると誰にでも喜んだりはしゃぐ事があると思います。
性格があるので表面に出す人もいれば大人しく心の中でガッツポーズをする場合もあると思いますが、調子に乗らない人はそれを通過点として捉えています。
必ずまた次があり、その出来事を糧にしていくだけで、その時点では自分が評価されたり功績を残せても次から次へと優秀な人は必ずでてくる訳です。
天狗になったところで実際は天狗ではないし、スター気分になっても本物のスターは沢山います。
上には上がいて、昇れば落ちる事をわかっていて、キープする事の本当の難しさを知っています。
調子に乗る人は自分を見ているようで見ていません。
自分を見ている周りを見ているだけで本当の実態を知りません。
その点調子に乗らない人は自分しか見ていません。
一瞬有頂天になったとしても持続性がなく徐々に順応性や空気を読み協調性を出すようになります。
自分の成り方を分かっているため、他人に対しても常識的で立場をわきまえた所作をします。
6. 調子に乗る人の心理
承認欲求や自尊心が低い事が根底にあり、注目される事で欲求を満たしていきます。
また羞恥心も欠如していますが顕示欲だけは人一番強いため目立ってなんぼという意識が必ずあります。
ですが常に比較対象は他人や他人の持ち物であって自分自信ではないので、平気で恥ずかしい行動をとったり言動を発するような事をします。
YouTubeなどに違法行為を載せ、その行動をどんどんエスカレートしていくニュースを観た事があると思いますが、あれもまさに歪んだ承認欲求であり、中身がどうであれ一度興味や注目を持たれる事に快感を覚えた結果、調子に乗って行動はより悪質になっていくのです。
7. 調子に乗る人のメリット
調子に乗るのは何らかの形で満足して自信を持ったからなので、自分に自信がついた点に関しては素晴らしい事ですし、今後のやる気や活力に繋がっていくのではないでしょうか。
勢いに乗って偉業を成し遂げる場合もあれば、注目を浴びるようになった事で手の届かなかった事が手に入るかもしれません。
また今まで不安定で否定的だった自分に対する自分の評価を上げる事になるので新しい事にチャレンジするには最高のキッカケになるのではないでしょうか。
8. 調子に乗る人のデメリット
調子に乗る期間によっても違ってきますが、例えばその瞬間や少しの間は余韻に浸り噛み締める事も必要ですし、その間に色々考え、気持ちを整理し次のステージに向かう準備期間にもなるので大変重要な時間ではありますが、いつまでもその状態を引きずる事は、本人の中で切り替えが出来ていない事になります。
つまりずっと待機中にもかかわらず気持ちだけウハウハして、周囲には陸サーファーのように見えている事に気付いていません。
調子には乗れても調子の波に乗れないのであればただの自己満足であり、周囲の評価はそこで止まってしまいます。
運良く波に乗れても、波は常にある訳でも必ず波に立てる訳でもないのでずっと一定を保てない事を体感する事になり、そこで挫折や失敗を経験して現実を知っていく事になるでしょう。
この事からもすぐに調子に乗る人に安心して何かを任せたり、相談したいと思う人はいないのではないでしょうか。
まず信用や信頼されるこ自体難しく、コミュニケーションすら難しくなるでしょう。
9. 調子に乗る人図に乗る人の違い
調子に乗るも図に乗るもほぼ同じ意味合いではありますが、調子に乗るには上手くいくという意味があります。
"不調だったものが調子に乗ってきた"、"この調子に乗って昇り詰めたい"など状況自体を表す事がありますが、この図に乗って頑張るなどの言い方はしません。
図に乗るとは人の意識のみを表し、調子に乗るよりもネガティブな意味を持っています。
10.『調子に乗るな』と言われた時の意味
『調子に乗るな』は、まさしく愛の鞭以外の何でもありません。
調子に乗ると痛い目に遭う事が多くなり、現実を思い知る事になるからです。
考え方を変えれば痛い目に遭い思い知った方が本人の為になる場合も多いのですが、可愛いがゆえそんな思いをさせたくなくて忠告をしてくるのです。
そもそも注意や忠告、窘める事はどうでもいい相手に対しては行いません。
エネルギーも要りますし悪役を買うことにもなります。
可愛く愛情があるから言うのであってどうでもよければ辛い思いをしようが痛い目に遭おう関係ないのです。
むしろ遭えばいいと思うような人は絶対に注意やアドバイスなどしないのではないでしょうか。
言われた時は気分が悪くなったり反発心が芽生えてしまうこともあるでしょう。
人はそんなに強くないので調子に乗っている時に水を差されると腹が立ってしまいますが冷静になって考えると、きちんと叱ってくれたり注意をしてくれる人が本当は一番の味方であり宝物と分かる筈です。
11. 調子に乗る性格の改善方法
まずどうして調子に乗ってしまうかを考える必要があります。
自分の感情に流されてしまう事は、コントロールが効いていない事を意味します。
コントロールが効かない人がこれから先、成功を重ねたり功績を残していくとは考えにくいのではないでしょうか。
客観的に見て、理性を忘れるような人や、横柄で高圧的な態度を取るような人と冷静で自分の立場を理解している人とならどちらに大切なポスト任せようと思ったとすると、断然後者の筈です。
いきなり全てを変えていく事は難しいですが、まずいい事があった時に調子に乗る前に一度自分の姿を客観的にみてみましょう。
どう映っているか、また自分の目にはそんな人はどう映るかを冷静に判断してみましょう。
万が一羨ましく思ったのであれば何故そう見えたのか分析してみるのです。
とにかく自分についてゆっくり見直し他人の目から見た自分を想像する事が重要になります。
まとめ
人のふり見て我がふり直せとはよく言ったもので、他人の行動を不快だと感じたら自分に置き換えてみると至らなさを発見できる事があります。
逆にステキだと思えば盗んで真似をすればいいのです。
人はどうしても感情が高まると我を忘れてしまうところがあります。
その瞬間だけであればいいですが、いつまでも同じ地点にいると一人だけ成長せず浦島太郎状態になってしまいます。
本当に自分が大切ならばもう少し周囲との温度差に気づくよう心掛けてみましょう。
8. 調子に乗る人のデメリット
調子に乗る期間によっても違ってきますが、例えばその瞬間や少しの間は余韻に浸り噛み締める事も必要ですし、その間に色々考え、気持ちを整理し次のステージに向かう準備期間にもなるので大変重要な時間ではありますが、いつまでもその状態を引きずる事は、本人の中で切り替えが出来ていない事になります。
つまりずっと待機中にもかかわらず気持ちだけウハウハして、周囲には陸サーファーのように見えている事に気付いていません。
調子には乗れても調子の波に乗れないのであればただの自己満足であり、周囲の評価はそこで止まってしまいます。
運良く波に乗れても、波は常にある訳でも必ず波に立てる訳でもないのでずっと一定を保てない事を体感する事になり、そこで挫折や失敗を経験して現実を知っていく事になるでしょう。
この事からもすぐに調子に乗る人に安心して何かを任せたり、相談したいと思う人はいないのではないでしょうか。
まず信用や信頼されるこ自体難しく、コミュニケーションすら難しくなるでしょう。
9. 調子に乗る人図に乗る人の違い
調子に乗るも図に乗るもほぼ同じ意味合いではありますが、調子に乗るには上手くいくという意味があります。
"不調だったものが調子に乗ってきた"、"この調子に乗って昇り詰めたい"など状況自体を表す事がありますが、この図に乗って頑張るなどの言い方はしません。
図に乗るとは人の意識のみを表し、調子に乗るよりもネガティブな意味を持っています。
10.『調子に乗るな』と言われた時の意味
『調子に乗るな』は、まさしく愛の鞭以外の何でもありません。
調子に乗ると痛い目に遭う事が多くなり、現実を思い知る事になるからです。
考え方を変えれば痛い目に遭い思い知った方が本人の為になる場合も多いのですが、可愛いがゆえそんな思いをさせたくなくて忠告をしてくるのです。
そもそも注意や忠告、窘める事はどうでもいい相手に対しては行いません。
エネルギーも要りますし悪役を買うことにもなります。
可愛く愛情があるから言うのであってどうでもよければ辛い思いをしようが痛い目に遭おう関係ないのです。
むしろ遭えばいいと思うような人は絶対に注意やアドバイスなどしないのではないでしょうか。
言われた時は気分が悪くなったり反発心が芽生えてしまうこともあるでしょう。
人はそんなに強くないので調子に乗っている時に水を差されると腹が立ってしまいますが冷静になって考えると、きちんと叱ってくれたり注意をしてくれる人が本当は一番の味方であり宝物と分かる筈です。
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