恋人ができると尽くしてしまう、尽くそうと思っていなくてもいつの間にか人に尽くしてしまうという人、いませんか。
自分を犠牲にしてまでも、相手のことを想い尽くしてしまう人とは、どんな気持ちで尽くしているのでしょう。
尽くす人の心理や特徴について詳しくみていきます。
また、自分が尽くす人かどうかを見極める診断も、同時にチェックしてみましょう。
もしかしたら、自分も尽くしてしまうタイプの人かもしれません。
- 尽くす人のチェックリスト
- 尽くす人とは?
- 尽くす人の特徴「自分の意見を主張せず、常に受け身」
- 尽くす人の特徴「何でもマメに動く」
- 尽くさない人の特徴「自己中心的な考えで行動を起こす人」
- 尽くすのが好きな男性の心理
- 尽くす人のメリット
- 尽くす人のデメリット
- 尽くす人の恋愛傾向「わがままな人を好む」
- 尽くしたい心理「誰よりも愛されたい」
- 尽くす女性の見分け方
- 尽くす人に向いている仕事
- まとめ
1. 尽くす人のチェックリスト
- 頼まれると嫌とは言えない
- 頻繁に自分から連絡を取る
- 先回りして行動を素早く起こすタイプ
- 相手に対して許容範囲が広く、滅多なことでは怒らない
- 会話のときは話す側より聞く側
- 相手のことを常に思って行動している
2. 尽くす人とは?
尽くす人とは、常に自分のことより相手のことを重視して行動している人のことを指します。
好きとか嫌いとか、苦手といった感情を持っていますが、そういった自分の気持ちを抑圧して、相手の感情に合わせて身を捧げてしまう人です。
尽くすということは、自己犠牲の上に成り立っているので、自分の自由を失わせ、辛くて大変な行動です。
ですが、だからといって尽くしている側の人間がみんな大変な思いをして尽くしているのかといえば、そうではありません。
尽くすことに喜びを感じている人もいるのです。
なぜ、自己犠牲をしてまで相手に尽くしてしまうのか、その特徴や心理について見ていきましょう。
3. 尽くす人の特徴「自分の意見を主張せず、常に受け身」
尽くす人は、基本的に自分の意見を主張しません。
相手の意見を尊重してしまうからです。
自分にも意見はありますが、それよりも相手が快適に過ごすことを望み、相手が喜ぶ顔が見たくて、相手の意見を取り入れようとします。
そのため、自分の意見を持っていても、ひとまず、相手の意見を聞いて、相手の出方をみる傾向があります。
自分と同じ意見なら「僕もそう思った」と賛同しますが、自分と違う意見でも「その考えがいいかもね」と受け入れてしまいます。
自分の考えを一切、話さないというところがあり、本当は何を思い、考えているのか分からない人でもあります。
険悪な雰囲気になっても、すぐに謝ってくるため、喧嘩にもならないでしょう。
尽くしている方は尽くしたくてしているので、心が満たされますが、尽くされている方は自分が怒っても、わがままを言っても、相手がその感情に乗ってこないので、つまらなさを感じてしまうかもしれません。
尽くす人と過ごしていると、コミュニケーションが一方通行になってしまうときがあります。
4. 尽くす人の特徴「何でもマメに動く」
尽くす人は、何に対してもマメに行動する傾向にあります。
マメにラインを送る、デートのプランを念入りに企てるといった行動力のある人が多いです。
面倒なことも、相手が喜ぶのなら、飛んで火の中、水の中。
どんなことでも、やってあげたいという気持ちが先行します。
また、マメに動いて尽くしているからといって、見返りを求めていないところも大きな特徴です。
相手にマメに尽くすことで、自分の気持ちが満たされているので、見返りなどは求めていないのです。
嫌々、尽くしている人なら、見返りを求める傾向にありますが、自分からそうしたくて行動を起こしているので、見返りについて考えていない場合がほとんどです。
世話を焼くことが好きで、相手が喜ぶ顔が見られれば、それで満足しています。
5. 尽くさない人の特徴「自己中心的な考えで行動を起こす人」
反対に尽くさない人とはどんな人でしょう。
尽くさない人とは自己中心的な考えで行動を起こす人です。
自分の都合の良いように物事が運ぶように画策したり、周りを導こうとします。
自分の都合が良ければ、相手がどうであろうとお構いなしです。
相手の立場は考えず、常に自分の立場で物事を判断します。
また、人間関係では、自分に都合の悪い人は排除して、自分にメリットをくれそうな人とだけお付き合いをしようとします。
尽くすよりも尽くされたい願望が強いので、自分の面倒を見てくれるような人が大好きです。
嫌なことは避けて、楽なことにだけ身を投じたいと思っています。
人生を楽に、そして自分が得をするように生きていきたいと思っています。
こういったタイプの人は、人に尽くしても必ず、見返りを求めることでしょう。
見返りがない場合は、「恩知らず!」などと、暴言などを吐き、根をもつタイプです。
6. 尽くすのが好きな男性の心理
一般的に男性は、女性をリードして頼りになる男性だと思われたい生き物です。
尽くす男性もまさにそういったタイプの男性で、女性に頼られると、自分が頼りにされているという事実が嬉しくて喜んで尽くしてしまう傾向にあります。
また、相手に尽くした後、「ありがとう」「あなたがいてくれて本当に助かった」などと言われると、自己肯定感が高まり、気持ち良さを感じています。
自分に自信がつき、「こんな自分でも必要としてくれる人がいる」と嬉しがります。
また、尽くすのが好きな男性は、優しい性格をしている場合がほとんどです。
好きな女性に喜んでほしいという愛情も手伝って、尽くすという行為に及んでいます。
好きな女性に認められたい、そして愛されたいという願望と純粋に好きな女性に喜んでほしいという願望が混ざり合っています。
7. 尽くす人のメリット
尽くす人のメリットを挙げるとしたら、精神的な自己満足ができるところです。
自分のことを犠牲にしてまでも、相手を尊重した行動を取るので、物理的には尽くす人に何のメリットもないはずです。
ですが、それでも尽くすという行動がやめられないのは、何よりも尽くすという行動で気持ちが満たされているからに他なりません。
「ありがとう」と言われて感謝をされると、気持ちよさを感じ、自分の承認欲求が満たされます。
また、尽くす人はあれこれと周りの世話を焼くので、尽くさない人に比べて良い評判であることが多いです。
人の嫌がることも率先してやってあげたり、何も言わなくても人が喜ぶようなことをするので、周りの評判が良い人が多いのです。
そういった自分の評判を高めることができるところも、尽くす行為がやめられない理由でしょう。
8. 尽くす人のデメリット
尽くす人のデメリットとして挙げられるのは、自分のことが後回しになるため、自分のしたいことに手がつけられないときがあることです。
大学のレポートを期日までに提出しなければならないのに人からの頼まれごとを優先して疎かにしてしまった、観たい映画があるのに友達が別の映画を観ようといって違うものを見てしまうなど、自分の意にそぐわない行動をしてしまう傾向があります。
相手に尽くしすぎて、気付けば自分のやりたいことが何一つできていなかったという場合もありえます。
これでは、人生を謳歌できているのか、何のために生きているのか、分かりません。
人に尽くすことは良いことですが、自分自身も大切にして、自分をいたわることも大切です。
相手に尽くしすぎて、自分の人生を棒に振らないように、尽くすべきことなのか、あるいは尽くさなくても良いことなのか、見極めて行動することが求められます。
9. 尽くす人の恋愛傾向「わがままな人を好む」
尽くす人の恋愛傾向には、わがままな人を好む傾向があります。
無意識のうちに、自分に尽くしてくれる相手より、尽くさない相手を選んでいます。
というのも、尽くさない相手はわがままな人が多いため、そのわがままに付き合うことで、自分の尽くしたい欲求が満たされているからです。
「この子は自分がいないと何もできない」「自分だけ頼りにされている」と思いこみ、一生懸命に尽くしてしまうところがあります。
尽くされる側も、尽くしてもらってラッキーと感じているため、お互いに需要と供給が一致しており、きっても切れない縁となる場合があります。
わがままな人に振り回されても、それを不快に思わずに、頼りにされていると感じます。
10. 尽くしたい心理「誰よりも愛されたい」
尽くす人が、なぜ尽くしたくなるのかといえば、そこには誰よりも愛されたいという欲求が潜んでいるからです。
尽くすことで、相手の気持ちを自分に向けて、相手にとってメリットとなる人であり、愛すべき人であることを気付かせたいのです。
「この人がいないとダメ」と相手に感じさせて、自分を愛してもらえることこそ、最高の喜びとなります。
尽くすことで、物理的な欲求の見返りを求めることはありませんが、自分を好きでいてもらいたいという精神的な欲求が強い傾向にあります。
11. 尽くす女性の見分け方
尽くす女性の見分け方は、いつも自分の意見を言わずに、自分の意見にばかり耳を傾けてくれるかどうかです。
自分の意見を言わない女性は、相手に意見を合わせる傾向があり、尽くす傾向があります。
自分のことよりも、相手のことを尊重するので、一緒に生活をしても相手の生活習慣を尊重して過ごす人が多いでしょう。
また、相手のことを想うあまり、率先して世話を焼きたがる人もいるでしょう。
わがままを言っても、怒らずに黙って意見を通してくれる女性は、尽くす人である可能性が高いです。
あなたの人生がスムーズに運ぶように願っており、またその手助けをしたいと思っています。
12. 尽くす人に向いている仕事
尽くす人に向いている仕事は医療系の仕事、介護などといった、困っている人を助けるような仕事です。
人が嫌がるような汚い仕事も相手のために進んで仕事をする姿は、本人やその家族に感謝され、生きがいを感じる仕事となることでしょう。
また、尽くす人は、どんなわがままな人でも怒らずに相手にできる人が多いため、クレーム処理などの接客業もよいでしょう。
罵声を浴びせられても、それに屈せず、クレームをしっかりとこなすことができる人はそうそういません。
尽くす人は、どんな負の感情でも、寛容な心で受け止めるため、喧嘩腰にならずに穏便に事態を収めることができるでしょう。
まとめ
尽くす人は、人間の負の感情をも受け止める、まるで人の感情を超越したかのような人が多いです。
どんなに無理なことでも怒らずに穏やかに接してしまうところは、誰もが真似できるものではありません。
ですが、尽くす人も人間です。
尽くすことには、認められたい、愛されたいという欲求が強く絡んでいます。
8. 尽くす人のデメリット
尽くす人のデメリットとして挙げられるのは、自分のことが後回しになるため、自分のしたいことに手がつけられないときがあることです。
大学のレポートを期日までに提出しなければならないのに人からの頼まれごとを優先して疎かにしてしまった、観たい映画があるのに友達が別の映画を観ようといって違うものを見てしまうなど、自分の意にそぐわない行動をしてしまう傾向があります。
相手に尽くしすぎて、気付けば自分のやりたいことが何一つできていなかったという場合もありえます。
これでは、人生を謳歌できているのか、何のために生きているのか、分かりません。
人に尽くすことは良いことですが、自分自身も大切にして、自分をいたわることも大切です。
相手に尽くしすぎて、自分の人生を棒に振らないように、尽くすべきことなのか、あるいは尽くさなくても良いことなのか、見極めて行動することが求められます。
9. 尽くす人の恋愛傾向「わがままな人を好む」
尽くす人の恋愛傾向には、わがままな人を好む傾向があります。
無意識のうちに、自分に尽くしてくれる相手より、尽くさない相手を選んでいます。
というのも、尽くさない相手はわがままな人が多いため、そのわがままに付き合うことで、自分の尽くしたい欲求が満たされているからです。
「この子は自分がいないと何もできない」「自分だけ頼りにされている」と思いこみ、一生懸命に尽くしてしまうところがあります。
尽くされる側も、尽くしてもらってラッキーと感じているため、お互いに需要と供給が一致しており、きっても切れない縁となる場合があります。
わがままな人に振り回されても、それを不快に思わずに、頼りにされていると感じます。
10. 尽くしたい心理「誰よりも愛されたい」
尽くす人が、なぜ尽くしたくなるのかといえば、そこには誰よりも愛されたいという欲求が潜んでいるからです。
尽くすことで、相手の気持ちを自分に向けて、相手にとってメリットとなる人であり、愛すべき人であることを気付かせたいのです。
「この人がいないとダメ」と相手に感じさせて、自分を愛してもらえることこそ、最高の喜びとなります。
尽くすことで、物理的な欲求の見返りを求めることはありませんが、自分を好きでいてもらいたいという精神的な欲求が強い傾向にあります。
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