負けず嫌いで何においても誰に対しても勝負だと思っていて、なぜか自信が溢れていてプライドが高い人が周りにいませんか。
常に挑戦的で相手を打ち負かさないと気が済まない、言われたら必ず言い返すようなタイプは"意志が強い"や"芯がある"とは違い、ネガティブに捉えられてしまう事が多いようです。
では具体的に勝気な人と呼ばれる人達にはどのような共通点や特徴があるのでしょうか。
性格や付き合い方などを詳しくみていきましょう。
- 勝気な人のチェック項目
- 勝気な人とは?
- 勝気な人の性格「とにかく人に負けたくない」
- 勝気な人の性格「嫉妬心が強い」
- 勝気な人の性格「努力を見せない」
- 勝気な女性の特徴「張り合う事で精神を保つ」
- 勝気な男性の特徴「全ての人や物がライバル」
- 勝気な人の上手な付き合い方
- 勝気な人の心理
- 勝気な人の恋愛傾向
- まとめ
1. 勝気な人のチェック項目
勝気な人の特徴を挙げてみたので、幾つチェックがつくか数えてみて下さい。
チェックが多い程勝気な性格だと言えます。
- 間違いを指摘されると腹が立つ
- どんな事でも自分より他人が目立ったり褒められる事が気にくわない
- 他人の自慢話には黙っていられない
- 他人の意見には必ず"でも?"や、"だけど?"などの逆説で返す
- 主導権を握りたがる
- 向上心や野心が強い
- 人を見下すところがある
- 得意分野があってそれについて自信を持っている
- とにかく一番が勝ちだと思っている
- 感情的になりやすい
2. 勝気な人とは?
勝気な人は普段から大小問わず、戦うような物事でもないものを勝手に勝負事にして勝ち負けを決めたり、日頃から言動が威圧的で高圧的であったり、なぜか余計な一言が多かったりと空気を乱すような事をしてしまいがちです。
例えば、自分の得意分野で競う事になった場合は勝ちにこだわる事は分からなくはありません。
むしろこだわらないといけません。
アスリートの試合や、入学試験、就職試験、ありとあらゆるライバルがいる状況には勝ち負けは必ず関係してきますし、それを制する者に明るい未来が待っています。
勝つ為に血の滲むような努力をし、悔しい思いややり切れない思いを何回も乗り越えてきた訳なので勝つ事への思いは格別だと思います。
ですが普段の生活の中の些細な事や競う事ではない事は、マウンティング要素が強いものになるので趣旨が変わってきます。
いちいち言い換えしたり、他人の自慢話を制してまで自分の話にすり替えたり、指摘されると反発するなどは本人には勝負なのでしょうが、周囲にしてみると一人相撲をしているように見えている場合があります。
勝負とは相手も同じ目的や目標があってこそ意味をなすので自分の中で勝手に勝ち負けを決めても意味はなくただの自己満足になります。
3. 勝気な人の性格「とにかく人に負けたくない」
自分の得意分野はもちろんですが、不思議な事に得意な事で自信がつくと他の事まで人と比べるようになります。
収入、生活レベル、容姿、結婚、職業などありとあらゆる事を比べだし、こっちは負けているけどこっちは自分の方が上だと勝手にジャッジをし、付き合い方を決めていきます。
もちろん目に見えて分かりやすいジャッジ要素があれば勝ち負けが分かりやすいとは思いますが、抽象的で感覚的なものまで勝負をして勝とうとしてきます。
4. 勝気な人の性格「嫉妬心が強い」
いわゆるやきもち焼きという事ですが、一流アスリートの方もインタビューなどで優秀な選手や自分が勝つ事が出来なかった相手に対し嫉妬すると発言することがあります。
大変素直で嘘のない言葉だと思いますが、やはり嫉妬心がないと勝負事は強くならないですし勝つ事に繋がらないと思います。
羨むくらい悔しく、妬んで落ち込むという事なので非常にネガティブではありますが、出し方を誤らなければ大きなエネルギーとなり、やる気や活力になっていくのではないでしょうか。
5. 勝気な人の性格「努力を見せない」
勝気な人は本当に努力家の人が多いです。
勝つ為に作戦を練ったり計算したり、自分の弱みについてとことん考えます。
ただその姿を他人に見せる事はほぼありません。
何もせずにこんなに出来てしまう、努力なんて無縁で生まれ持った才能だと思われたく、羨ましがられたいからです。
血眼になっている姿など絶対に他人に見せたくはないですし、例え見せるとしても、それは見せる事によって自分の姿が美しく見えたり人の情や人気を集める事ができるといったメリットがある場合のみだと言えるでしょう。
6. 勝気な女性の特徴「張り合う事で精神を保つ」
勝気な女性の中には男性に対しても張り合う人がいます。
仕事や収入、ステータスなどで競ったり、会話の中でも必ず言い負かしてやろうと戦闘態勢の人がいます。
男性からすると何故そんなに気が立っているのかと思っている事も少なくなく、口論をして自分の考え方を押し付けたり、ひどい時はけなして自尊心を傷つけてしまう事もあるようです。
同性に対しても張り合い、平気で見下すような発言や態度を取りがちで、勝負の対象になる物は持ち物や本当に小さい事にまで及び、よくそんなところにまで目がいくなと感心してしまうくらい勝負になるような材料を探す為に人の事をよく見ています。
7. 勝気な男性の特徴「全ての人や物がライバル」
男性は女性よりも自尊心が高いので勝負心や競争心は高いと思われます。
ですが勝気かどうかは話が別になり、勝気な人は男性より女性の方が多いと言われています。
男性で勝気とは珍しいようですが、まず男性は競争社会にいますので、自ら勝気にならなくてもその中に既に身を置いているので常に勝負している事になります。
ただ勝気ではなく"負けん気"は絶対に必要で、これは殆どの人が持っているのではないでしょうか。
重要なのは勝気と負けん気は違うという事で、勝気とは勝たないと気が済まない、一番じゃないと受け入れられない事ですが、負けん気とは負けたくないという事であり順位にこだわるよりは内容も加味されてきます。
もちろん一番に越した事はないですが、その時の自分のベストや自分らしさを大切にするので勝てばいいという考え方ではありません。
この事から前者の勝気な男性は何に対してもライバル視する傾向があり、実は女性よりも細かく小さな事まで比べるような性質を持っています。
それは競いやすく結果が見えるような仕事や収入などだけではなく、食事をすれば自分の方が金額が高い、量が多いなどの事から、人脈の広さから優先してもらえる特権が多いなど聞く人によってはどっちでもいいような事まで張り合いに出し勝利を手にしたがる特徴があります。
また女性に対しても勝負をしたがる人もいて引かれてしまう事も少なくないでしょう。
闘争心や競争心は自分を高める方法として素晴らしい火薬剤にはなりますが、競う事が単にクセになっていたり何でもいいからマウンティングしたいだけであれば、結局は自尊心を満たす事は出来ず自己顕示欲だけが膨らみ、自尊心は萎んでいくばかりになります。
8. 勝気な人の上手な付き合い方
8-1. 勝負に乗らない
冒頭でも言いましたが、勝負とはお互いに闘争心があって同じ目的や目標を持っている事が前提になります。
心の中でマウンティングしている場合でも明確に何らかの基準がない限り勝ち負けの作業は無駄になります。
自己満足の世界ですので勝負に乗ってしまうとムキになってきて面倒な事になりかねません。
勝手に戦っていただいて相手にしない事が賢明な選択でしょう。
張り合ったところで何かが生まれるわけではありません。
8-2. 認めてあげる
クレーム対応でよく使われる手法ですが、相手の怒りを鎮める一つの方法として気持ちに同調するというものがあります。
当然こちらがミスや相手を不快にした場合は真剣に対応しなければいけませんが、クレーマーのようにとにかく話を聞いて欲しい相手には"そうなんですかぁ"、"本当ですかぁ"と繰り返し宥める事で気持ちが和らいでいく効果を持っていきます。
つまりこの勝気な相手に対しても相手の存在自体を認めてあげて、凄いね、あなたには敵わないなどと声を掛け承認欲求を満たしてあげるのです。
認められると勝負に勝った気持ちになるので闘争心は和らぐでしょう。
8-3. 負けてあげる
勝負に乗らず放っておいても認めてあげても、どうしても勝負をしないと気が済まない人も出てくるでしょう。
その場合は一旦勝負に乗ってみます。
必ず負けてあげるのですが相手が満足出来そうな時にサッと負けを認めてあげると、相手は満たされてもうその事について競おうとはしてこなくなります。
とにかく勝ちが欲しいので戦い勝負する事そのものにも意味を感じる様です。
9. 勝気な人の心理
どうしても勝ちたくて比べてしまう理由はどうしてでしょうか。
一番になりたくて、負ける事が許せないという事は負ける事を駄目な事だと思っている事になります。
何度もいいますが競う内容や競争すべき事ならともかく、どうでもいい事にまで勝ち負けにこだわるには何か原因がある筈です。
人は自分が満たされていると他人を気にしなくなります。
それは競争社会でも同じですが勝負を知る程、敵は他人ではなく自分自信に移行し、自分に打ち勝つ為に戦うようになります。
つまり人を気にしている時点で自分に自信がなく、比べる事で安心感や存在感を感じているのかもしれません。
自尊心や自己評価が極めて低いので、承認欲求や自己顕示欲が高まってしまい他人と競いたくなるのです。
10. 勝気な人の恋愛傾向
勝気な人は自分より優秀で、全く違う分野で活躍している人に惹かれる傾向があります。
自分と同じようなレベルや同じ分野で競う相手とはどうしてもライバル視してしまい、相手がミスをしたり失敗をすると愛する相手であっても心の中では失敗を喜んだり、自分が優位に立てたと優越感に浸る場合があり、さすがに疲れてしまうようです。
その点全くステージが違う相手であれば全く世界観が分からないので比べようとも思わず、むしろ尊敬の念を抱く事もあります。
また勝気な男性は気の強い女性を好む傾向がありますが、ポイントとして"気の強い"女性で勝気な女性とは微妙に違うようです。
男性はどんな人もやはり自分を立てて欲しいものなので、勝ち負けを自分と競られたり比べて貶されてしまうと、やる気をなくし守りたいという気持ちが失せていくようです。
まとめ
勝気な性格もうまく作用すれば、自分のやる気や向上心に繋がると思いますが、それを他人に向けてしまうと空気が読めない自分勝手な人になってしまいます。
なぜそんなに勝ち負けにこだわるのか自己分析してみてもいいかもしれません。
3. 勝気な人の性格「とにかく人に負けたくない」
自分の得意分野はもちろんですが、不思議な事に得意な事で自信がつくと他の事まで人と比べるようになります。
収入、生活レベル、容姿、結婚、職業などありとあらゆる事を比べだし、こっちは負けているけどこっちは自分の方が上だと勝手にジャッジをし、付き合い方を決めていきます。
もちろん目に見えて分かりやすいジャッジ要素があれば勝ち負けが分かりやすいとは思いますが、抽象的で感覚的なものまで勝負をして勝とうとしてきます。
4. 勝気な人の性格「嫉妬心が強い」
いわゆるやきもち焼きという事ですが、一流アスリートの方もインタビューなどで優秀な選手や自分が勝つ事が出来なかった相手に対し嫉妬すると発言することがあります。
大変素直で嘘のない言葉だと思いますが、やはり嫉妬心がないと勝負事は強くならないですし勝つ事に繋がらないと思います。
羨むくらい悔しく、妬んで落ち込むという事なので非常にネガティブではありますが、出し方を誤らなければ大きなエネルギーとなり、やる気や活力になっていくのではないでしょうか。
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