生まれた土地によって、その県ならではの性格に分類される傾向があると言われていますが、和歌山県に生まれた人達には、どのような特徴があるのでしょう。
和歌山県民であれば自覚している誇らしい傾向や、和歌山県民として認めたくはないけれども、他県の人に指摘されたことがある耳の痛い部分など、性格や恋愛の傾向などを探りながら、県民ならではのあるあるネタを含め、和歌山県民についての理解を深める考察をご紹介します。
- 和歌山県民の県民性
- 和歌山県民の方言
- 和歌山県民の男性の恋愛傾向
- 和歌山県民の女性の恋愛傾向
- 和歌山県民あるある「ジュース代わりにみかんを食べる」
- 和歌山県民あるある「オークワの話で盛り上がる」
- 和歌山県民の性格「優しい人が多い」
- 和歌山県民の男性に多い性格「のんびりして大らか」
- 和歌山県民の男性に多い性格「勝ち気で負けず嫌い」
- 和歌山県民の女性に多い性格「包容力がある」
- 和歌山県民女性に多い性格「自己中心的」
- 和歌山県民と相性のいい性格
- 和歌山県出身の著名人
- 和歌山県民にもいい人や悪い人いろんなタイプがいる。
- まとめ
1. 和歌山県民の県民性
一言に和歌山県民と言っても、エリア全体として紀北と呼ばれる和歌山/紀北/海南などがある北部と、紀南と呼ばれる紀南/田辺/御坊などがある南部で性格の傾向が分かれるため、それらの二面性を含め、和歌山の県民性と表現する必要があります。
基本的に紀北エリアの人は自尊心が高く、独占欲が強い一面があり、個の自由を尊重する傾向があるため、譲り合いの精神よりも自分のことは自分でなんとかすることに美意識を見出します。
また南部の紀南はおおらかな性格で知られ、ゆったりとした時間の中で過ごすことに幸せを見出す土着性があります。
2. 和歌山県民の方言
和歌山の方言は、和歌山弁や紀州弁として知られていますが、全国区のバラエティ番組でも取り上げられた影響で、ザ行がダ行になることで有名です。
例えば、全然はでんでんと発音しますし、座布団がだぶとん、雑巾はどうきんになります。
語尾には、基本的に“よぉ"を付けるので、柔らかい印象になりますし、“ら"を付ければ、英語のLet'sのような機能をするため、人を誘うときは、行こら、飲もら、となり、また、"け"を付ければ疑問文になります。
口調としては大阪弁のように早くて語気が強い雰囲気ではなく、京都弁のようなゆったりとした口調の人が多いので、優しげな印象を与えます。
3. 和歌山県民の男性の恋愛傾向
和歌山県民の男性に多い恋愛傾向は、自分から女性に告白し付き合った場合と、女性から告白される形で付き合った場合で、付き合い方が変わる傾向があります。
自分が先に好きになり、憧れの女性を彼女にすることができた場合は、情熱的な一面を示し、付き合ってからも献身的に愛情を示し続けるので、一度付き合うと長く続く傾向があります。
そんな一方で、女性の方から告白される形で付き合った場合は、横柄な態度が出てしまうことがあるので、わがままな彼氏として彼女を傷つけるばかりではなく、おおらかな性格が災いし、自分が迷惑をかけている自覚がないケースもあります。
4. 和歌山県民の女性の恋愛傾向
和歌山県民の女性に見られがちな恋愛傾向は、持ち前の包容力を自然に出したくなるような相手であれば、多少のわがままも笑顔で聞いてあげる優しさを見せるのですが、あまりに正当性のない理不尽な圧力をかけられ続けると、男勝りで勝ち気の部分が現れてしまうので、彼氏を徹底的に論破し、二人の関係を修復不可能にしてしまうことがあります。
しかしこれは決してネガティブなことではなく、自分の人生をマイナスに引き込む男性の場合は、ズルズルと関係を続けることなく、きちんと異を唱えることができる強さを表しています。
5. 和歌山県民あるある「ジュース代わりにみかんを食べる」
和歌山県民のあるあるネタとして、他県よりも圧倒的にみかんに恵まれていることがあります。
ちょっとお買い物に行っただけで、みかん農家の知り合いと会えば、話のついでに家に寄り、ダンボールでみかんをもらって帰るなんてことも、珍しいことではありません。
また親戚の誰かがそのような職についている可能性も高いので、収穫の時期ともなれば当然のように送られてきますし、家族同然の付き合いをしている近隣からのおすそ分けも含めれば、ジュースがないからみかんでいいやというレベルで、常にみかんが食べられる状態にあります。
6. 和歌山県民あるある「オークワの話で盛り上がる」
他県の人にとって、突然、オークワというワードを出されても何のことだか分からないと思いますが、これは和歌山県を中心にチェーン展開しているスーパーの名前です。
大阪や東京など、都会暮らしを選んだ和歌山県民が同郷だとわかったとき、リアルな和歌山県民であることを確認し合うかのように、オークワの名前を出し、また店内で流れている店のテーマ曲を歌えることで、和歌山県民であることの確証とします。
またホームシックになってしまったとき、YouTubeでも聴くことができるオークワの曲を聴くことで、寂しさを癒すのもあるあるです。
7. 和歌山県民の性格「優しい人が多い」
和歌山県民の性格として、そのゆったりした雰囲気から、優しい人が多いと感じさせる確率は高いです。
温かみのある方言がまず第一印象としてそれを感じさせますし、実際に付き合ってからも、例えば他県から引っ越してきてまだ間もないというのに、飲み会の席を開いてくれたり、みかんをプレゼントしてくれるなど、恩着せがましくない優しさを示してくれる県民性を感じさせます。
一言の優しさといってもその種類はいろいろありますが、愛くるしい笑顔で単純明快な優しさを示す和歌山県民は、他人に危害を与えることのない癒しキャラとして、愛されることが多いです。
8. 和歌山県民の男性に多い性格「のんびりして大らか」
和歌山県民の男性に多い性格は、おおらかで懐の深い慈愛に満ちていることが、その代表的な一面と言えます。
他人を見下したり、急かしたりすることがなく、マイペースであることをそれぞれが尊重している和歌山県民の男性は、いい意味での個人主義が成り立っているので、他人に圧力をかけることもかけられることも嫌います。
そうした県民性は、都会など様々な県の人が集まるエリアで高く評価されることがあり、仕事の会議の場面でも中立的な立場で冷静にみんなを諭したり、誰よりも辛抱強いイメージから、自分で手をあげなくても重役に推薦されることがあります。
9. 和歌山県民の男性に多い性格「勝ち気で負けず嫌い」
北部の県民性が強くなると、おおらかな一面は弱くなり、勝気で負けず嫌いな要素が印象強くなります。
これは立地的に大阪と近いことから、大阪の県民性の影響が入ってきていることが関係していると言われており、商いを発展させるために北へ向かった男の商人たちが、厳しい商売の世界で磨き上げた強い心を備えたことがそのルーツにあります。
負けず嫌いな性格は、自分の能力をライバル以上に高めるために不可欠な要素であり、その県民性によって歴史に名を刻んだ著名人もたくさんいます。
10. 和歌山県民の女性に多い性格「包容力がある」
和歌山県民の女性に多い性格として、他人の心を優しく包み込むような包容力に溢れていることが挙げられます。
これは主に南部の女性に多く見られる傾向で、他人の弱いところやダメなところも受け入れ、穏やかな空気に変えるのが上手いため、喧嘩にならないことでも知られています。
そうした傾向は、母親になると、そのわがままを許せる性格で子育てをするために、紀南の女性はわがままな男に育ててしまうという声もあるほどで、他人に甘すぎる性格が弊害を生んでしまうこともありますが、付き合う男性にとってはメリットでしかありません。
11. 和歌山県民女性に多い性格「自己中心的」
和歌山県民の女性は紀北の要素が強くなると、自己中心的と感じさせてしまうことがあります。
これは、同じ和歌山県の北部出身の人であれば、お互い様となるのですが、他県に出た時も空気を読まずにそれを行ってしまうと、自分のことしか考えていないと陰口を叩かれてしまうことがあるので、注意が必要です。
またSNSの使い方なども、他人にあまりいいねを入れず、自分が幸せに思えた瞬間を記録的に挙げているだけでも、ネガティブな見方をする人もいるので、たまには客観性を持たせ、友達との違いを見比べてみることをお勧めします。
12. 和歌山県民と相性のいい性格
和歌山県民と相性のいい性格は、穏やかな時間を共有できる攻撃性のない性格や、お互いに自分を優先的に考えることを共有できる、戦友のような付き合いができる人です。
しかし一方で、二面性のある和歌山の県民性を思えば、必ずしもどちらかに偏ることがベストと言えない部分もあり、優しい性格にしろ、好戦的な性格にしろ、プラスとマイナスが合わさるようにピタッとハマることもあるので、第一印象では苦手だと感じさせた人でも、反対の要素を絞り出せる一面があるので、いろんな人とオールマイティにフィットする確率は高いです。
13. 和歌山県出身の著名人
和歌山県生まれ(奈良県育ち)の有名人として、最初にご紹介したいのは、国民的スターの明石家さんまです。
本格派の歌手が複数生まれており、演歌界の天童よしみ、坂本冬美のお二人はその代表格ですし、ポップスでは冬の女王との異名を持つ広瀬香美、ロックではラルク・アン・シエルのVo.ハイドと、伸びやかな声量でカリスマ性のあるシンガーを誕生させています。
俳優には溝端淳平、岡本玲といった若手の人気者がいますし、体操競技で三兄弟がオリンピックに出場という奇跡を成し遂げた田中理恵、田中佑典、田中和仁の存在も県の誇りです。
14. 和歌山県民にもいい人や悪い人いろんなタイプがいる。
和歌山県は北部と南部の二面性に加え、高校進学でそれぞれの性格の人が交錯したり、繁華街や祭りで知り合う機会もあるので、大人になるにつれ、それぞれの価値観が混在した性格となるのが自然なので、和歌山県民というだけで、一概に良い人や悪い人と断定することはできません。
おおらかで穏やかであることが、怒るべき場面でも怒らない要素となれば、他人をイライラさせる原因にもなりますし、他人との付き合いよりも利己的な成長を優先させた結果、成し遂げた偉業が、多くの県民に勇気を与えることもあります。
まとめ
和歌山県民の特徴について、まとめてみました。
これらを事前に理解することで、和歌山県民とスムーズに付き合う助けとなることもありますので、チェックしてみてください。
5. 和歌山県民あるある「ジュース代わりにみかんを食べる」
和歌山県民のあるあるネタとして、他県よりも圧倒的にみかんに恵まれていることがあります。
ちょっとお買い物に行っただけで、みかん農家の知り合いと会えば、話のついでに家に寄り、ダンボールでみかんをもらって帰るなんてことも、珍しいことではありません。
また親戚の誰かがそのような職についている可能性も高いので、収穫の時期ともなれば当然のように送られてきますし、家族同然の付き合いをしている近隣からのおすそ分けも含めれば、ジュースがないからみかんでいいやというレベルで、常にみかんが食べられる状態にあります。
6. 和歌山県民あるある「オークワの話で盛り上がる」
他県の人にとって、突然、オークワというワードを出されても何のことだか分からないと思いますが、これは和歌山県を中心にチェーン展開しているスーパーの名前です。
大阪や東京など、都会暮らしを選んだ和歌山県民が同郷だとわかったとき、リアルな和歌山県民であることを確認し合うかのように、オークワの名前を出し、また店内で流れている店のテーマ曲を歌えることで、和歌山県民であることの確証とします。
またホームシックになってしまったとき、YouTubeでも聴くことができるオークワの曲を聴くことで、寂しさを癒すのもあるあるです。
7. 和歌山県民の性格「優しい人が多い」
和歌山県民の性格として、そのゆったりした雰囲気から、優しい人が多いと感じさせる確率は高いです。
温かみのある方言がまず第一印象としてそれを感じさせますし、実際に付き合ってからも、例えば他県から引っ越してきてまだ間もないというのに、飲み会の席を開いてくれたり、みかんをプレゼントしてくれるなど、恩着せがましくない優しさを示してくれる県民性を感じさせます。
一言の優しさといってもその種類はいろいろありますが、愛くるしい笑顔で単純明快な優しさを示す和歌山県民は、他人に危害を与えることのない癒しキャラとして、愛されることが多いです。
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