京都人(京都府民)によく見られる「特徴や性格・県民性・あるある」にはどのようなものがあるでしょうか。
この記事では、男性と女性の違いも含めて、京都人の典型的な「特徴・性格・県民性・恋愛傾向」について紹介していきます。
- 京都の県民性
- 京都府民あるある「京都ファースト・首都東京を敵視する」
- 京都府民あるある「京都を他の関西の県と一緒にするな・大阪府との混同を嫌う」
- 京都府民あるある「碁盤目状の街路が分かりにくい・路上駐車が多い」
- 男性の京都府民の性格「理屈家でクール・利害計算にしたたか」
- 男性の京都府民の性格「プライドが高い自信家・見栄っ張り」
- 男性の京都府民の性格「よそ者に対しては排他的・謙虚な人には優しい」
- 女性の京都府民の性格「第一印象は上品・普段は細かな配慮がある」
- 女性の京都府民の性格「本音と建前(裏表)の二面性がある・喧嘩すると根がある」
- 女性の京都府民の性格「流行に左右されず、本質(損得)を見抜く」
- 京都人の恋愛傾向
- 京都の男が嫌い・怖いなど評判が悪い理由
- 京都弁と大阪弁の違い
- 京都にもいい人や悪い人がいて、色々なタイプの人がいる
- まとめ
1. 京都の県民性
京都は794年の桓武天皇による平安京遷都から、明治2年(1869年)の東京遷都まで約1100年にわたって日本の公式の首都(天皇の在所)でした。
「千年の古都」である京都人の県民性として代表的なものは、「基本的にプライドが高い・今でも京都が一番の都市と思っている(東京はにわかな首都だと思っている)・伝統や歴史を尊重する・京都の価値を重んじる人には寛容である・外部の人に対しては京都についての知識や常識を試すようなところがある」などになります。
都民や他県の人からすると第一印象として多少「上から目線・傲慢」な部分も目立ちますが、本質的には「京都の伝統や旧都としての歴史を今でも重んじる県民性(軽く見る人を許さない県民性)」であると考えると分かりやすいです。
2. 京都府民あるある「京都ファースト・首都東京を敵視する」
京都府民あるあるとして、とにかく京都ラブ、京都が日本で一番の都市であるといった「京都ファーストな人」が多いということがあります。
東京や他県の人がうっかり「京都は昔は栄えていて首都だったんだよね」みたいな発言をすると、反射的に強い反論をしてくる可能性が高いです。
「昔ではなく今でも京都は日本の首都としての格式と伝統を持っている。
東京みたいな最近になって首都を気取っているにわかな都市とは格が違う」といった反論が返ってくるでしょう。
京都府民は「首都東京に対する敵視・軽視」があり、本音の部分で日本の首都はまだまだ京都の意識があるのです。
3. 京都府民あるある「京都を他の関西の県と一緒にするな・大阪府との混同を嫌う」
京都府民は基本的に非常にプライドが高く、京都府は近畿地方・関西圏において、「特別に格式・歴史・気品のある地域」という認識を持っています。
「関西弁は大阪と京都では一緒みたいなものでしょう」とか「関西地方で大阪に次いで栄えているのが京都なんだよね」とかいう東京・他県の人の発言はほとんどタブーです。
むしろ、京都弁は関西弁とは異なる特別に優れた上品な言葉であるという認識があるので、外部の人が聞いて似たような言葉遣いでも、「品のない大阪弁なんか使ったことない、一緒にするな」という反応が返ってくるでしょう。
県民性や方言、場所などにおいて大阪府との混同を京都府民は一般に嫌います。
4. 京都府民あるある「碁盤目状の街路が分かりにくい・路上駐車が多い」
京都府民あるあるとして、京都府の街路整備は「碁盤目状」であるため、どこの場所を通っても同じように見えて「現在地・進んでいる方角が分かりにくい」ということがあります。
東京・他県の人ならなおさら街の構造や方角が分かりにくいのですが、正直な話、京都府民でも行き慣れない場所に行くと、東西南北の方向感覚が狂うことはあります。
もう一つの京都府民あるあるとして、「古都・観光地」としての歴史が長いため、狭い道が多くて駐車場・駐輪場も少ない傾向があり、車も自転車も路上駐車がかなり多く、歩きにくく感じることがあります。
5. 男性の京都府民の性格「理屈家でクール・利害計算にしたたか」
男性の京都府民の性格は、分かりやすく言えば「熱くなりにくいクールな性格」であり「理屈で相手をやり込めようとするきつい性格」でもあります。
感情的にならずに、理屈と根拠を並べて「自分のほうが正しい・相手のほうが間違っている」ということを立証しようとするので、敵に回すとイヤミな部分が目立ってしまうのです。
「利害計算」がしたたかな現実主義者(リアリスト)でもあるので、会社・近所などで味方にすると頼もしいところがあります。
6. 男性の京都府民の性格「プライドが高い自信家・見栄っ張り」
男性の京都府民の性格は、プライドが高くて負けず嫌いなところがあり、自分のほうが他人よりも優れていることをアピールする傾向があります。
客観的な根拠があってもなくても自信家なので、何かを頼むと「俺に任せておけといった反応」は返ってきやすいのですが、実際にその任務を遂行できるかはケースバイケースです。
外面(そとづら)を良くしたい「見栄っ張り」な傾向もあり、衣服や車、時計などで高級品を持ちたがる男性も多いでしょう。
7. 男性の京都府民の性格「よそ者に対しては排他的・謙虚な人には優しい」
男性の京都府民は「千年の古都」であった京都に住み続けているプライドもあり、「よそ者・外部者(異端者)」に対しては、はじめは冷たくてきつい態度を取りがちです。
よそ者を受け容れない「排他的な性格」が目立ちやすいのです。
しかし、根っから人間性が悪いわけではないので、相手が少しへりくだって自分を立ててくれれば、急に優しく丁寧な対応に変わることも多いでしょう。
自分を持ち上げてくれる人に弱いのも、京都府民の男性の性格的特徴です。
8. 女性の京都府民の性格「第一印象は上品・普段は細かな配慮がある」
女性の京都府民の性格は、上品で穏やかな雰囲気があって第一印象が非常に良いということです。
京都人の女性というと、白塗りの舞妓さんの印象もありますが、一般の京都府民の女性は「派手すぎず地味すぎない洗練された上品な感じの女性」が多いのです。
京都の女性は「二面性」があると良く言われますが、普段は思いやりがあって他人に対する細やかな気配りができます。
第一印象、付き合い始めの評価は非常に高くなります。
9. 女性の京都府民の性格「本音と建前(裏表)の二面性がある・喧嘩すると根がある」
女性の京都府民の性格として、本音である「本当の考え・本当の気持ち」はなかなか見せないということがあります。
分かりやすく言えば京都人の女性は、表面的にはニコニコと笑顔で笑っていても、腹の中では「こんな男とは二度と会いたくない・早くこの場から立ち去りたい」という正反対の考えがあることも多いのです。
「本音と建前の二面性」や「裏表のある態度」も京都人の女性の性格特徴になっています。
いったん激しい喧嘩をしたり言い合いをしたりすると、表向きは「もう気にしてないよ」と許してくれても、本心では「根に持っていること(許していないこと)」も多いでしょう。
10. 女性の京都府民の性格「流行に左右されず、本質(損得)を見抜く」
女性の京都府民の性格は、ミーハーではないので最新の流行に振り回されにくいということがあります。
CMが繰り返される新商品、今年流行のファッションなどを気にはしますが、それに早速飛びついて買うというような行動は少ないのです。
京都人の女性の性格として、「したたか・計算高い」ということが良く言われますが、「人間・物事の本質」を的確に見抜いていることが多いのです。
京都人の女性は、今、自分がどう振る舞えば得するか(損するか)を冷静に判断しているのです。
11. 京都人の恋愛傾向
京都人の恋愛傾向として言われるのが、「合理的で自分が損をするような恋愛はしない」や「恋愛関係の計算+駆け引きが得意」ということですが、一般的には恋愛に対して不器用なことが多いのです。
「自分と相手との関係性・損得・立場」を冷静に分析してしまいやすいので、情熱的でロマンティックな恋愛には発展しにくい傾向があります。
よほど好意や興味を抱かないと、「他人・異性と関わりたがらない人」が多いので、京都人を好きになったら自分の売りや魅力を積極的にアピールしたほうがいいでしょう。
コミュニケーション能力が高くて相手の本心を見抜ける人であれば、京都人同士(他県の人と)でも楽しくて刺激的な恋愛ができるはずです。
12. 京都の男が嫌い・怖いなど評判が悪い理由
県民性(府民性)の一般的なイメージとして、「京都の男が嫌い・怖い・陰湿」といったイメージがあり、京都人の男性の評判はあまり良くないとされます。
その理由として考えられるのが、「京都の男性には理屈っぽくて見栄っ張りな人が多い+自分のありのままの気持ちを表現することがまずない」ということがあります。
京都人の男性は、すぐに自分を「実際以上の男」に見せかけようとする傾向があり、「自分の弱点・短所」はなかなか認めません。
そういった特徴が、女性からすれば「口ばかり・格好つけてばかり(中身がない)」という低い評価になりやすいのです。
譲らない頑固な部分が前面にでると「怖い人」のイメージにもなりやすいのです。
13. 京都弁と大阪弁の違い
京都人は、京都弁と大阪弁を「関西の方言」として一緒にされることを嫌う傾向があります。
実際、京都弁と大阪弁は似ている部分も多いのですが、どこが違うのでしょうか。
まず言葉の音韻・語感から受ける印象が、「京都弁=上品で柔らかい・大人しい」「大阪弁=大衆的できつい・荒っぽい」という違いがあるのは、何となく分かると思います。
細かな言葉遣いの違いとしては、「京都弁=行かはる・聞かはる・行けへん」「大阪弁=行きはる・聞きはる・行かれへん」という違いもあります。
京都弁は、接頭語の最後を未然形にして「~はる・~へん」をくっつける形の方言です。
大阪弁(大半の関西弁)は、接頭語の最後を連用形に変えて「~はる・~へん」をくっつける形になっています。
14. 京都にもいい人や悪い人がいて、色々なタイプの人がいる
京都人の一般的な「県民性(府民性)・性格特徴・あるある・男性と女性の性格・恋愛傾向」について説明してきましたが、どこの県・地域であっても「一律の県民性」よりも「性格の個人差」のほうが大きくなります。
同じ京都人でも明るくて社交的な人もいれば、暗くて消極的になりがちな人もいます。
「京都人だからといってこんな性格のはず」という決めつけをせずに、一人一人の実際の人間(個人)と向き合うことが何よりも大切です。
特に京都府民であっても若い世代になるほど、「京都ファースト・東京を敵視」の傾向は無くなってきており、「裏表のある二面性・地域的な排他性」なども目立たなくなってきています。
京都にも東京や他県と同じく、いい人や悪い人がいて、色々なタイプの人がいることを忘れないでください。
まとめ
京都府民の代表的な県民性・特徴としては、「基本的にプライドが高い・今でも京都が一番の都市と思っている(東京・大阪を敵視しやすい)・伝統や歴史を尊重する・京都の価値を重んじる人には寛容・外部の人に閉鎖的なところもある」などがあります。
京都府民でも、男性の性格には「プライドの高い自信家・よそ者には排他的・本音と建前の二面性が強い」があります。
女性の性格には「普段は細かな配慮がある・基本的には穏やかで優しい・したたかな二面性を持つ」があります。
「京都府民の県民性(府民性)・特徴・男女の性格・恋愛傾向」について調べたい時には、この記事を参考にしてみてください。
- 京都の県民性
- 京都府民あるある「京都ファースト・首都東京を敵視する」
- 京都府民あるある「京都を他の関西の県と一緒にするな・大阪府との混同を嫌う」
- 京都府民あるある「碁盤目状の街路が分かりにくい・路上駐車が多い」
- 男性の京都府民の性格「理屈家でクール・利害計算にしたたか」
- 男性の京都府民の性格「プライドが高い自信家・見栄っ張り」
- 男性の京都府民の性格「よそ者に対しては排他的・謙虚な人には優しい」
- 女性の京都府民の性格「第一印象は上品・普段は細かな配慮がある」
- 女性の京都府民の性格「本音と建前(裏表)の二面性がある・喧嘩すると根がある」
- 女性の京都府民の性格「流行に左右されず、本質(損得)を見抜く」
- 京都人の恋愛傾向
- 京都の男が嫌い・怖いなど評判が悪い理由
- 京都弁と大阪弁の違い
- 京都にもいい人や悪い人がいて、色々なタイプの人がいる
- まとめ
8. 女性の京都府民の性格「第一印象は上品・普段は細かな配慮がある」
女性の京都府民の性格は、上品で穏やかな雰囲気があって第一印象が非常に良いということです。
京都人の女性というと、白塗りの舞妓さんの印象もありますが、一般の京都府民の女性は「派手すぎず地味すぎない洗練された上品な感じの女性」が多いのです。
京都の女性は「二面性」があると良く言われますが、普段は思いやりがあって他人に対する細やかな気配りができます。
第一印象、付き合い始めの評価は非常に高くなります。
9. 女性の京都府民の性格「本音と建前(裏表)の二面性がある・喧嘩すると根がある」
女性の京都府民の性格として、本音である「本当の考え・本当の気持ち」はなかなか見せないということがあります。
分かりやすく言えば京都人の女性は、表面的にはニコニコと笑顔で笑っていても、腹の中では「こんな男とは二度と会いたくない・早くこの場から立ち去りたい」という正反対の考えがあることも多いのです。
「本音と建前の二面性」や「裏表のある態度」も京都人の女性の性格特徴になっています。
いったん激しい喧嘩をしたり言い合いをしたりすると、表向きは「もう気にしてないよ」と許してくれても、本心では「根に持っていること(許していないこと)」も多いでしょう。
10. 女性の京都府民の性格「流行に左右されず、本質(損得)を見抜く」
女性の京都府民の性格は、ミーハーではないので最新の流行に振り回されにくいということがあります。
CMが繰り返される新商品、今年流行のファッションなどを気にはしますが、それに早速飛びついて買うというような行動は少ないのです。
京都人の女性の性格として、「したたか・計算高い」ということが良く言われますが、「人間・物事の本質」を的確に見抜いていることが多いのです。
京都人の女性は、今、自分がどう振る舞えば得するか(損するか)を冷静に判断しているのです。
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