カッパ口のやり方｜カッパ口をする人の心理 | SPITOPI

カッパ口と言われる表情には、どのような心理や他人に与える効果があるのか、例に挙げつつ、その用い方をご紹介します。

1. カッパ口とは

カッパ口とは、上唇を下唇で隠しつつ、アルファベットのVの字の状態に口をキープすることを意味しています。

このように呼ばれ始めたのは、それ以前にアヒル口と呼ばれる口の仕草がモテる表情としてもてはやされたのが発端となっており、次に流行る表情としてメディアに紹介され始めました。

カッパ口のルーツを辿れば、男性の視線などを気にして意図的にそのような表情を作ったわけではなく、例えば急な質問をされて少し困ってしまった時など、戸惑いや恥ずかしさの感情が自然と現れたものであり、それゆえにアヒル口のようなあざとさがないと好印象を持たれているのも特徴的です。

2. カッパ口のやり方

カッパ口のやり方は、上唇で下唇を隠し、口角を上げてVの字の状態を作ることで、基本的な動作は完成します。

この表情は相手に見せるために前面に押し出していくと、魅力の効果が半減するので、うつむき加減で照れくさそうにすると効果的です。

もちろん四六時中このような口をしていては不自然ですので、今なら行っても大丈夫だろうというタイミングで、あざとさを感じさせずにトライしてみましょう。

気になっている異性にカッパ口をどうしても見せたい場合は、自分が恥ずかしくなるような状況を自ら生み出す偽装工作を考案しつつ、カッパ口を見せれば、自然な形で見せることができます。

3. カッパ口をするときの心理1【恥ずかしい】

カッパ口をする時の心理として、代表的なものといえば、恥ずかしい気持ちをわかってほしいときに自然と作られることが多いです。

よくあるシチュエーションとしては、例えばエレベーターなどで、偶然、自分が密かに気になっている人とツーショットになる状況ができた時や、自分が何かに失敗してしまいみんなに慰められている時など、視線を下に落としながらはにかむような表情を作ります。

このような表情を見せることで、恋愛的な興味としては、守ってあげたくなる心理が働きますし、いざこざがあったとしても許してあげたくなる幼さを感じさせます。

4. カッパ口をするときの心理2【嬉しい】

カッパ口をする時の心理として、密かに喜んでいる時の心模様を表すことがあります。

それは自分の感情をあまりをオープンにするのが得意ではないシャイな人が、体の内側から自然とこぼれ落ちる笑みのようなもので、それを見ている人まで幸せな気持ちにするような効果を与えます。

人間は自分の気持ちをわかってほしいとき、つい声を大きくしてしまいがちですが、他人の関心を集めるには、声を小さくした方が相手の聞き耳を立てることができるのと同じように、感情を少し押し殺したようなカッパ口の表情は、どんな嬉しいことがあったのか聞いてみたくなる効果があります。

5. カッパ口をするときの心理3【緊張している】

カッパ口をする時の心理として、緊張で体が固まってしまった瞬間の表情である場合があります。

人間は緊張で固まってしまった時、とりあえず相手に敵意がないことを示そうとする習性がありますので、緊張で口を固めたものの、口角だけは上げておこうという気持ちも同時に現れた時、そのような口の形となります。

基本的にこのような表情をつい作ってしまうのは、幼少期に見られる特徴として知られていますが、そのような癖が大人になっても抜けない人は、知らない人から急な選択を迫られた時など、戸惑いながらカッパ口をして固まってしまうことがあります。

6. カッパ口は意図してやるもんではない?

カッパ口のルーツを辿れば、意図的に行ったものではないことを先に挙げましたが、そのような表情が相手に与える効果を改めて考えれば、意図的に行うことで様々な効果をもたらすことを手放す必要はありません。

自然な形でカッパ口を作ることができれば、アヒル口のように叩かれることもありませんし、同性からも可愛らしい表情として嫌悪されることもありませんので、ナチュラルにカッパ口を使えるようにマスターしましょう。

使える状況が決まっていることと、鏡を見ながら練習をしなくても簡単にできることを思えば、決して難しい表情ではありません。

7. カッパ口をさらに効果的に使う方法【上目遣い】

カッパ口をさらに効果的に使う方法として、上目遣いをそこにプラスすることをお勧めします。

その際、初めからカッパ口と上目遣いを組み合わせるのではなく、初めは伏し目がちな状態でカッパ口をし、相手から守ってあげたくなる気持ちを引き出してから、上目遣いで自分の魅力をアピールすることで相手をドキッとさせることができます。

また、そのような表情を見せる時は、顎を引いた状態でにすることで、目の印象をより強くできますので、実践する際は意識してみてください。

いきなり上目遣いをするよりもあざとさをなくす効果もあり、一石二鳥です。

8. カッパ口をさらに効果的に使う方法【顔を手で仰ぎながら】

カッパ口の魅力をさらに引き立てる方法として、顔を手で仰ぎながら行う方法があります。

これはカッパ口が恥ずかしさを表現する表情として用いる場合に効果的で、少し離れた場所からでもこのような動きをすることで恥ずかしさを相手に伝えることができるので、そうした動きで関心を集めることで、カッパ口を確実に見てもらうことができます。

カッパ口は声を発していてはできない表情ですので、気になる相手と話していない状況で見てもらうには、それ以前にこのような動きで自分に注目を集める必要がありますので、せっかくマスターしたカッパ口を確実に見てもらうために、覚えておきましょう。

9. カッパ口をさらに効果的に使う方法【振り向きざま】

カッパ口を見せることで相手にドキッとさせる効果を際立たせるには、振り向きざまにカッパ口を見せるタイミングを探ってみてください。

例えば憧れの人と二人きりで歩く状況が作れたものの、会話が上手く弾まなかった時など、普段は見せたことがないカッパ口の表情を振り向きざまに見せることで、シャイな性格が災いし、うまく自分の好意を伝えることができなかったけれど、一緒に歩けて幸せだったという気持ちを、一瞬にして相手に伝えることができます。

そしてそのまま固まることで、まだ帰りたくないという気持ちを表すこともでき、相手の積極性を引き出すことはできます。

10. カッパ口はアヒル口より幼く見えるメリットがある

どちらも口角を上げる表情であるため、カッパ口とアヒル口は比較されることが多いですが、双方を比べた時、カッパ口の方がお勧めできる要素といえば、カッパ口はアヒル口よりも幼く見えるメリットがあることです。

基本的に日本人男性は若い女性を好む傾向がありますので、このような表情を効果的に取り入れることで、気になる男性より自分の方が年上でも相手を萎縮させることなく、可愛らしい印象を与えることができます。

アヒル口はあざといという声が高まりすぎて、もはや逆効果とすら言えますし、同性からも男に媚びてると不人気ですので、今からマスターするなら、断然、カッパ口です。

まとめ

カッパ口のやり方や、カッパ口をする人の心理についてまとめてみました。

守ってあげたくなる可愛らしいその表情は、異性にアピールするために用いるのはもちろん、同性の友達からも親しまれますので、ここぞというシチュエーションで上手に取り入れましょう。