ネガティブ発言が多い人の特徴と対処方法 | SPITOPI

いつでもポジティブな思考を持つことができたらいいのですが、そうはいかないのが人間の性です。

そのため、いつもはポジティブなのに、急にネガティブになることもあるのではないでしょうか。

しかし、それは誰にでもあることであり、常にネガティブな発言をしている人というのは、ごく一部だと思います。

ネガティブな発言が多い人には、どのように対応していくべきなのかを悩んだこともあるのではないでしょうか。

そこで、今回はネガティブな発言が多い人の特徴や対策についてご紹介していきます。

1. ネガティブ発言とは?

ネガティブな発言と言うのは、否定であると考えることが出来ます。

ポジティブというのは、『大丈夫』『できる』などのプラスのイメージが強いのに対して、ネガティブな発言というのは、『でも』『だって』などのような、全てを否定する言葉から始まるとされています。

一見すると用心深い正確なだけであるようにも感じられますが、ネガティブ発言というのは、自分に対してだけではなく、ときには他者に対しても向けられることがあります。

他人の悪いところばかり目について、そのことに対して陰口を言うというのも、実はネガティブ発言のひとつであるとされています。

ネガティブ発言というのは、正に聞いている人を不快にさせたり、不安に陥れるような言葉であるとされています。

2. ネガティブ発言が多い人の特徴【自信がない】

ネガティブ発言が多い人の特徴としては、自分に自信を持つことが出来ないというのが挙げられます。

『でも』『できない』という言葉を、行動に移す前から述べている人も多いと思いますが、これは、自分では成功するはずがないと始めから決めていたり、諦めている人によくあるネガティブ発言であるとされています。

自分には成功する力がない、努力をしても成功することができないと感じていることから、ネガティブな発言が多くなっていくとされています。

また、ネガティブ発言をする人というのは、自分に自信がないうえに予防線を張る傾向にありますので、ネガティブ発言をすることで、自分は先に出来ない、無理であるということを告げていたと、満足することができるタイプであるとされています。

3. ネガティブ発言が多い人の特徴【構って欲しい】

ネガティブ発言が多い人によく見られるのは、周りから構って欲しいと願っている傾向にあります。

自分に自信をなくして、ネガティブになっているときなどは、周りが気を使ってフォローをしてくれたり、優しい言葉を投げ掛けてくれたりすることと思います。

実は、ネガティブな発言をする人というのは、ネガティブな発言によって、自分に注目して欲しいというような願望を密かに抱えていたり、出来ないことを誰かに変わってもらいたいという期待をもって発言をして、その期待に応えてもらうことが出来ないときに、不平不満が生まれてきて、ネガティブな発言となっていくのです。

4. ネガティブ発言が多い人の特徴【他人と比べる】

ネガティブな発言が多い人というのは、周りの人と自分を比べてしまう傾向にあります。

そのため、周りの人ができているのに、自分ができなかったりすると、途端にネガティブな発言をするようになってしまうとされています。

他人のことをしっかりと観察をしていますので、自分よりも出来ていることに強く反応してしまう傾向にあり、相手が努力をした結果が成功へ導いたとしても、あの人だけ成功をして、自分は成功できないと悩む傾向にあり、ネガティブ発言を生み出しているのです。

周りに対して自分と比べてしまう癖がある人というのは、自分に対してのネガティブ発言も多いのですが、嫉妬による他人へのネガティブな発言も多くなる傾向にあります。

『どうせ親のこねでしょ』などと、卑屈になってしまう傾向にもあり、他人の幸せを自分の不幸と天秤にかけてしまい、自分ばかりが不幸であの人ばかり幸せになってずるいというような、負の感情が沸き起こってしまいがちです。

5. ネガティブ発言の例【どうせ】

ネガティブ発言に多く聞かれるのが、『どうせ』という言葉です。

自分に自信のない人というのは、『どうせうまくいかない』『どうせ失敗してしまう』など、ネガティブ発言で可能性をなくしてしまう可能性があります。

また、他者に対してのネガティブ発言においてもこの言葉は使われます。

『どうせわかってくれないから』や、『どうせあの人が勝つから』など、やる気がある人が聞いたら、意欲を失っていくような言葉ではないでしょうか。

ネガティブ発言である、『どうせ』という言葉を多用する人というのは、自分に自信がないように見せており、実は自分がうまく行かないのは周りの他人のせいや、環境をいいわけにしているところがあるのです。

6. ネガティブ発言の例【だって】

ネガティブ発言が多い人がよく使う発言には『だって』が多いとされています。

だってというのは、言い訳などに使われる言葉です。

『だって』というのは言い訳をしたいときにはとても便利な言葉ですが、自分の失敗などを言い訳するのはネガティブである証拠ではないでしょうか。

なにかに失敗したとき、『だって、あの人が邪魔をしたから』『だって、言う通りにしたのに』など、だってというのは潔い言葉とは言いがたいのではないでしょうか。

ネガティブ発言が多い人というのは、自分のことを悪く見せたくないというような思いも強いため、だってという言葉を多用する人が多いのです。

7. ネガティブ発言の例【でも】

ネガティブ発言が多い人が口癖のように述べるのが、『でも』という言葉です。

ネガティブになっているとき、周りの人は気にしないようにアドバイスを与えてくれたり、心配しなくてもいいように声をかけてくれることと思います。

しかしらネガティブ発言が多い人というのは、そのことにもネガティブ発言で返そうとする傾向にあります。

相手に励まされたとしても、『でも』と返されると、せっかく元気付けようとしていた人も困惑してしまうのではないでしょうか。

ネガティブ発言が多い人は言い訳のための言葉を多用する傾向にあり、『でも』という言葉は、反論にも取れる、ネガティブ発言であると言えます。

8. ネガティブ発言が多い人の対処方法【相手のよいところをみつける】

ネガティブ発言が多い人と一緒にいると、自分までネガティブになってしまいそうになったり、ネガティブ発言が多い相手に愛想をつかしてしまいそうになるのですが、ネガティブ発言が多い人にもよいところはたくさんあると思います。

そのため、ネガティブ発言が多い人とうまく関わっていくためには、相手のよいところを伸ばしていくように心がけていくことが大切です。

相手が誰かのことを褒めていたら、そのことに気がついたことをしっかりと褒めてあげ、反対に誰かに対してネガティブな発言を発していたのであれば、反応しないようにして、聞き流すようにしてください。

ネガティブ発言が多い人というのは、自分が褒められてもネガティブ発言で返してくることもあるのですが、そのときは率直に『せっかく褒めたのに』と言ってみてもいいかもしれません。

それを繰り返すことで、ネガティブ発言をすることで周りの空気が悪くなるということに気がつくことができ、ネガティブ発言が減少していく可能性もあります。

9. ネガティブ発言が多い人の対処方法【話を切り替える】

ネガティブ発言が多い人の対処方法として、ネガティブな話をずっと聞いていると、こっちまでネガティブになってしまったり、相手にネガティブな意見を同意されたと感じることも多いとされています。

そのため、ネガティブな話が始まったら、ポジティブな話に切り替えることが大切です。

ネガティブ発言が多い人というのは、構って欲しいというような欲求がありますので、全く無関係の話に切り替えると、自分のことを無視されたとネガティブに考えてしまうため、『最近痩せた?最近ダイエットしてて』などのように、相手のことを褒めつつ、話題を変えていくことが大切であるとされています。

10. ネガティブ発言をやめる方法

ネガティブ発言が多い人というのは、自分でもネガティブ発言を辞めたいと考えている人が多いとされています。

ネガティブ発言をやめるためには、まずは言い訳をしないように心がけていくことが大切です。

ネガティブ発言の多くが言い訳のための言葉であり、自分のしたことに責任を持つことや、言い訳をしないことが大切であるとされています。

また、ネガティブ発言をやめるためには、他人と比較するのをやめることも大切です。

人は人、自分は自分と割りきっていき、他人の幸せを素直に祝うことができる心をやしなっていくことが、ネガティブ発言をやめるために必要であると言えます。

ネガティブ発言を止めるのではなく、ポジティブな発言を増やしていくようにすると、自然とネガティブ発言は減少していくはずです。

明るい未来を思い浮かべることで、ネガティブ発言もやめることができるのではないでしょうか。

まとめ

ネガティブ発言が多い人の特徴などを理解することができたでしょうか。

ネガティブ発言の多くが自分に対しての言い訳であったり、他人への嫉妬であるとされています。

また、ネガティブ発言というのは、自分の運気だけではなく、周りの人のやる気も減少させていきます。

そのため、ネガティブ発言というのは、出来るだけ控えていくべきであるとされています。

周りにネガティブ発言が多い人がいた場合などには、対処方法などに悩まれることと思いますが、ネガティブな思考に巻き込まれて、自分までネガティブな思考にならないようにだけ気を付けておいてください。

幸せになるためには、ネガティブな発言というのは、必要がありません。

ネガティブ発言が多いなと感じているのであれば、早急に対策をして、ネガティブ発言をなくすように努力をしていくことが大切です。