「めんどくさい」という言葉が口癖になっている人には、どのような特徴や性格の傾向があるのか、例を挙げながらご紹介します。
- マイナス思考で考えやすい
- 下準備や後処理を楽しめない
- 愚痴でストレス発散
- 出不精な性格
- 他力本願
- 後回しにしがち
- 言い訳を考えるのが得意
- 諦めが悪い
- 協調性がない
- 自己主張が強い
- 甘え上手
- ベストな選択で達成を目指す
- 感謝が足りない
- メリットをイメージできていない
- まとめ
1. マイナス思考で考えやすい
めんどくさいとすぐ口にしてしまう人は、自分がそれをすることで時間を拘束されたり、体力を使わなければならないことを何よりも先に思い描いてしまうので、めんどくさいという感情が先に立ってしまいがちです。
しかし実際は、例えば部屋の掃除とか、自動車の免許の更新に行かなければならないといったように、めんどくさいと感じさせる行動をとることは、自分の役に立つことの方が圧倒的に多いですので、そちらに視野が行かずに、マイナスの方面ばかり考えてしまうことで、めんどくさいという言葉を口走ってしまう原因となっています。
2. 下準備や後処理を楽しめない
めんどくさいと感じさせる行動の一つに、下準備や後処理をしなければならないことが挙げられます。
例えば料理をすること自体は楽しめるのに、野菜の皮を剥く作業や食器を洗う作業は全く楽しめないといったように、メインの行動ではない行動をめんどくさがる人は少なくありません。
なぜそのような心理に至ってしまうのかといえば、その行動自体が自分の個性につながることではなく、誰がやっても変わらないような日陰の行動であることが挙げられますが、そういった作業こそ、本番のステージで自分が輝くための大切な作業ということを肝に銘じておくことで、めんどくさいという感情を払拭することができます。
3. 愚痴でストレス発散
めんどくさいという言葉を発することをポジティブに考えれば、自分の心に溜まったストレスを口から外に出すことで、ストレスを軽減させる作業をしていると考えることもできます。
一般的な解釈としては、愚痴や嘆きの言葉はネガティブなものとして認知されがちですが、自分にとって煩わしいと思うことを言葉に出したり、紙に書き殴ることで、ストレスが軽減されることが分かっていますので、ネガティブな行動と断言できない部分もあります。
他人を巻き込まない環境であれば、めんどくさいという言葉を効果的に使い、ストレス発散に役立てることもできます。
4. 出不精な性格
出不精な性格の人は、めんどくさいという言葉をすぐ口にしがちです。
このようなタイプの人は、友達とラインなどで話しているうちは盛り上がるものの、当日になって実際に出かけることを想像すると、途端にめんどくさくなってしまうという一面があります。
また、太っている人も出無精になりがちで、体重が重いことで一般的な人よりも膝に負担がかかったり、息がすぐに上がってしまうイメージが連想されることで、めんどくさいという言葉を発してしまいがちです。
それは単純に身体的な影響ですので、改善するにはダイエットに励むしかありません。
5. 他力本願
何事も他人任せで、他力本願を期待している人は、めんどくさいという言葉を口にしがちです。
自分はやりたくないという意思を他人に伝えることで、優しい人が代わりにやってくれるのを期待するずる賢い性格は、人の性格を見抜くのが得意な人には、あざとい人としてのレッテルを貼られてしまいます。
なぜそのような性格に育ってしまうのかといえば、面倒なことがあったら難色を示すことで、それを見かねた優しい母親がなんでも買って出てくれた記憶が原因となっている可能性が高く、恋愛の傾向も母親のように自分を甘やかせてくれる人に惹かれることが多いです。
6. 後回しにしがち
今すぐやろうと思えばできることも後回しにしがちな人は、めんどくさいという言葉を口にしがちです。
その場限りの先延ばしをしたところで何も良いことはありませんし、むしろやらならなければいけないことが積み重なってしまうので、めんどくさいという感情はますます膨らんでしまいます。
そのような結果を生まないためには、今、後回しにすることで、面倒くささが倍増するということを直結で思い出せるように、頭に叩き込んでおく必要があります。
めんどくさいことは誰しも煩わしいものですが、今やらないともっと面倒くさくなることと比較すれば、めんどくささも軽減されます。
7. 言い訳を考えるのが得意
言い訳を考えるのが得意な人は、やらなければいけないことがあったとしても、今すぐやる必要があるのかという問いかけを発案することで、やらなくてもいい理由を見つけてしまうので、めんどくさいという気持ちを自ら作り出してしまいがちです。
発想の転換によっては、実際に今すぐやらなくても良い正当性を作り出すことができるので、なぜ今やらなくても良いことをやらなければならないのだという気持ちは膨らんでしまいがちですが、自分にとって正当性のある理由でも、他人にはただの言い訳や屁理屈を聞こえてしまうことも多々ありますので、注意しましょう。
8. 諦めが悪い
諦めが悪いことで、めんどくさいという感情を作り出してしまう人もいます。
既に結果の出ていることを嘆いたところで、先に進むことはないとわかっている人は、気持ちの切り替えをして次の行動に移りますが、いつまでも過去のことに執着して諦めようとしない人は、次の行動に移る気持ちをなかなか作ることができず、自分がそれなくても良い正当性を主張するかのように、めんどくさいという言葉を吐きながら、その場に停滞します。
例えば完成間近のデザインがパソコンの不具合で消えてしまった時など、一から作り直すのは確かに面倒ですが、それを口にしたところで良い結果には導かれません。
9. 協調性がない
集団行動が苦手な人は、皆が納得の上でやっていることも、めんどくさいと不満を言い出します。
一人でいるときは自分の好きなようにマイペースを保つことができますが、集団行動を必要とする時にマイペースを保とうとするのは、ただのわがままですので、めんどくさいと言われたところで救いの手が入ることはありません。
協調性というのは、先天的な影響による部分ももちろんありますが、訓練によって少しずつ克服できるものですので、めんどくさいと考えてしまいがちな自分の弱い心をコントロールできるように心がけましょう。
10. 自己主張が強い
一般的な人よりも自己主張が強い人は、思ったことをすぐ口にしがちなので、同じ行動をしていても、めんどくさいという言葉を一人だけ平然と口にします。
他人への気遣いができる人は、ネガティブな言葉をできるだけ吐かないように、マイナスに響く言葉は抑圧しているものですが、自己主張が強い人は自分の喜怒哀楽をすぐに他人に伝えようとする傾向があるので、めんどくさいという言葉も息を吐くように飛び出します。
そのような傾向がある人は、同じようにめんどくさい行動をとっていても、他の人はなぜそれを口にしないのかという心理に気づかない限り、それを改めることはありません。
11. 甘え上手
甘え上手な人は、少しでも他人より得をしようとする一面があるため、めんどくさいと感じさせる出来事と対面した時、甘えることで自分の負担を減らそうとします。
このようなタイプの人は、兄貴分的な存在の人や、姉御肌な性格の人と一緒にいるとき、特にそのような姿勢を見せることが多く、自分の同世代や年下と一緒にいるときは、別人のようにそのような姿勢を見せない傾向があります。
本来であれば自分でやらなければいけないことも、キュートに甘えることで誰かに肩代わりしてもらえるスキルを身につけている人は、めんどくさいという言葉を効果的に使います。
12. ベストな選択で達成を目指す
何事もベストな選択で達成しようとする人は、無駄な部分が見える行動を他人に求められた時、人一倍めんどくさいという言葉を口にします。
このようなタイプは基本的に頭が良い人が多く、他人には見えていない合理性を見出すのが得意な人に見られる傾向と言えます。
しかし例えば、国が決めた交通ルールや、お店が決めたルールなど、目的を達成するためにベストな選択ではなくても、与えられた指示に従うべき状況というのはたくさんありますので、ベストな選択と比較してめんどくさいという言葉を口にすることは、社会人として奨励されるべきことではありません。
13. 感謝が足りない
誰に対しても感謝が足りないと感じさせる人は、めんどくさいという言葉を口にしがちです。
自分のために食事を作ってくれたのに、奉仕に対する感謝ができない人は、自分で食べた食器を片付けることも面倒くさがります。
また例えば、自分が電車に忘れたかばんを誰かが駅員に届けてくれたにもかかわらず、最寄り駅から遠い駅に取りに行かなければならなくなった時、感謝の気持ちさえあれば、そのことに対し不満を口にすることを控えるものですが、感謝が足りない人は、見つけてくれたことよりも足を運ばなくてはならなくなったことで頭がいっぱいになり、めんどくさいと口にします。
14. メリットをイメージできていない
めんどくさいと感じさせる物事を成し遂げる喜びを得ることで、めんどくささなど不問になることを忘れてしまいがちな人は、めんどくさいという言葉を口にしがちです。
これは労働力と報酬の関係性を考えてみればわかることですが、例えば、バイトに行かなければならない状況で、やらなければならないことを頭に思い描けば、めんどくさいという感情は自然と芽生えますが、お金を貰うための行動という自分のメリットを強くイメージすることで、買いたいものや遊びに行くイメージが大きくなるので、同じ行動でも脳裏に描かれるものは変わってきます。
まとめ
めんどくさいという言葉が口癖になっている人の特徴や性格傾向について、まとめてみました。
ネガティブな言葉はストレス発散になる一面もありますが、他人にとって耳障りの良いものではありませんので、発想の転換で上手にマインドコントロールし、社会を暗くする要因をできるだけ作らないように心がけましょう。
11. 甘え上手
甘え上手な人は、少しでも他人より得をしようとする一面があるため、めんどくさいと感じさせる出来事と対面した時、甘えることで自分の負担を減らそうとします。
このようなタイプの人は、兄貴分的な存在の人や、姉御肌な性格の人と一緒にいるとき、特にそのような姿勢を見せることが多く、自分の同世代や年下と一緒にいるときは、別人のようにそのような姿勢を見せない傾向があります。
本来であれば自分でやらなければいけないことも、キュートに甘えることで誰かに肩代わりしてもらえるスキルを身につけている人は、めんどくさいという言葉を効果的に使います。
12. ベストな選択で達成を目指す
何事もベストな選択で達成しようとする人は、無駄な部分が見える行動を他人に求められた時、人一倍めんどくさいという言葉を口にします。
このようなタイプは基本的に頭が良い人が多く、他人には見えていない合理性を見出すのが得意な人に見られる傾向と言えます。
しかし例えば、国が決めた交通ルールや、お店が決めたルールなど、目的を達成するためにベストな選択ではなくても、与えられた指示に従うべき状況というのはたくさんありますので、ベストな選択と比較してめんどくさいという言葉を口にすることは、社会人として奨励されるべきことではありません。
13. 感謝が足りない
誰に対しても感謝が足りないと感じさせる人は、めんどくさいという言葉を口にしがちです。
自分のために食事を作ってくれたのに、奉仕に対する感謝ができない人は、自分で食べた食器を片付けることも面倒くさがります。
また例えば、自分が電車に忘れたかばんを誰かが駅員に届けてくれたにもかかわらず、最寄り駅から遠い駅に取りに行かなければならなくなった時、感謝の気持ちさえあれば、そのことに対し不満を口にすることを控えるものですが、感謝が足りない人は、見つけてくれたことよりも足を運ばなくてはならなくなったことで頭がいっぱいになり、めんどくさいと口にします。
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