音に対して神経質になる人の改善法 | SPITOPI

日常生活で今までだったら気にならなかった音が、ある時からやけに気になったり、不快感を感じたりという時があります。

特に嫌な事があった時、ストレスが溜まっている時にそういう傾向があるかもしれません。

何でも気のせいで流してしまうのではなく、これは身体や心からの何らかのサインだと受け止めて対処していくことが望ましいです。

それでは、音に対して神経質になる人の改善法を紹介していきましょう。

1. 好きな音楽を聴いてリラックスする

音に対して神経質になる原因と言うと、それは人それぞれで違います。

まず人と人が会話している声自体が神経に障る、落ちつかないという場合もありますし、家で一人でいても、外を走る車の音、救急車などサイレンの音、また電車の音なども気になってしまうということがあるでしょう。

マンションなど集合住宅の場合は、隣りや上の階の住人の出す生活音(ドアの開け閉め、洗濯機、お風呂など水を流す音など)も気になってしまいます。

元々はそのような生活音が聞こえること自体が一人ではないと安心していたのに、いつからか気になるようになることがあります。

そういった場合は自分の心が疲れていたり、ストレスにさらされていて静かに過ごしたいという思いが強いのだと自分をいたわってあげてください。

好きな音楽を小さい音で流してリラックスすると言う方法もおすすめです。

部屋を静かに無音状態にしておくと外部からの音がよくわかります。

あえて音楽を流すことでそれらを聞こえなくする、また自分が落ちつける状態にすることもできます。

2. 音を怖がらない！音に備えない

また音に対してあまり過敏にならないことも大事です。

例えば毎晩決まった時間に物音を立てる近所迷惑な人がいたとします。「また今夜もうるさいのかな」なんてつい思ってしまいますが、気にするのは止めましょう。また夜寝る時に耳鳴りが気になってしまうとか、時計の音がやけに響くといったこともあります。

いずれの場合も音に対して過敏になって、緊張感が高まっている状態かもしれません。

怖い話を聞いた後に「わっ」と大きな声を出されたら「きゃーっ」と声をあげてしまいませんか？。それと同じような状態を自らが作り出さないということを意識してください。

つまり音に対してもう少し鈍感になりましょう。

3. イライラしてもいいと思う

音に対して神経質になる自分が、他の人と違うと悩んでしまってはいないでしょうか。

「神経質だね」なんて何気なく言われた言葉がぐさっと突き刺さってやっぱり自分がおかしいのだろうか、なんて考え込んでしまいます。

人によって神経が細かい人、何も気にしない無神経な人と、それぞれ感度が違います。

全く同じ人ばかりではないのですし、どちらがいいとか悪いという問題ではありません。

音に対してイライラ、ムカムカしてもいいのです。「うるさいな」とか「イライラする」と思うことは当たり前の感情ですから、それに蓋をすることはありません。

ただし、その感情をストレートに相手にぶつけるのは衝突を招いてしまいますので避けた方がいいでしょう。

4. 対処方法「管理会社などに苦情を入れる」

音に対して神経質な人にとって、生活音がうるさい隣人がいることはかなりのストレスになってしまいます。

鈍感な人、あまり気にしない人は我慢できるのです。

夜中にいきなり洗濯機をまわしたり、掃除機をかけたりされても「まあそんな日もある」と思えますしそのまま安眠できてしまうのです。

また案外侮れないのが粘着テープでほこりやゴミをとるいわゆる「コロコロ」です。これをフローリングで使用しますと結構階下に響くのです。

音に神経質な人は思い切って管理会社に苦情を入れるという方法があります。

人間関係が悪化する恐れ、何か仕返しされたらどうしようという心配もありますので、気になる生活音などは可能であればあらかじめボイスレコーダーなどで録音しておいた方がいいでしょう。

家にいる時間が落ちつけない、安眠できないというのはストレスが溜まります。

また隣人も自分の出している音がそこまで響いているとは気づいていない可能性もありますので、申し訳なかったと注意してくれる人の方が多数でしょう。

5. 対処方法「音の原因を解決する」

自分がどのような音に対して神経質になっているのか、まずはその原因を特定することです。

例えば、生活音は全く気にならないけど、子供の声を聞くと落ち着かないという場合もありますし、食器の音、ドアを閉める音と、ある一部の音にだけ過敏になってしまう場合もあります。

自分の神経に障る音、何かしらのストレスを与える音は何なのかをまずは突き止めましょう。

できる限りその音を聞かなくていい状態に生活を改善していくことが大事です。

例えば子供たちの声が気になる人は小学校や公園の近くにはなるべく近づかない、また住まないという方法をとるなどである程度コントロールできます。

また金属のスプーンやフォークのカチャカチャとした音が苦手なのであれば金属の食器は使わない、プラスチック製にするなど、自分が気になる音と離れる、聞かない環境に身を置く工夫をしてみてください。

6. 対処方法「耳栓など音をシャットアウトする」

電車や人混みなど、他人の声、息遣い、話し声などがすごく苦手、気になるという人は、通学、通勤の時はストレスが溜まることでしょう。

人にはパーソナルスペースというものがあり、人と密着しても気にならない人もいる一方で、距離が近いと不快感を覚える人もいるのです。

音に神経質な人は人との距離が近いのが苦手な傾向があるのかもしれません。対処方法としては不快な音をシャットアウトするしかありません。

これは生活音や騒音にも言えることですが、耳栓を使う、音楽を聴いて不快な音を消すという方法がおすすめです。

ただしこの方法も限界があります。近所の犬の遠吠えがうるさすぎる場合など大きすぎる音は耳栓をしても聞こえてしまいます。

ですが大抵の音であれば気にならなくなるのでこの方法はおすすめです。

7. 対処方法「少し外出してみる」

音に神経質な人にとってはその環境はストレスそのものでしょう。

気分を変える、その場から離れるという意味で少し外に出るというのも対処方法としておすすめです。

夜中や天気の悪い日などはさすがにそのような気持ちになれないかもしれませんが、昼間だったり、気候の良い時期だったら問題はないでしょう。

静かな住宅街を散歩したり、誰もいない公園を探してみたり、図書館に行くなんていうのもおすすめです。

いつも同じ部屋、場所にいる人ほどぜひ試してもらいたい方法です。

8. 対処方法「運動をして程よく身体を疲れさせる」

音に神経質になる人は、ストレスが溜まっていたり、疲れていたり、何か悩みがある状態なのではないでしょうか。

そういった緊張状態が続き、リラックスできない日々を過ごしていると体にも心にも良いとは言えません。

少し意識して運動をするようにしましょう。一番簡単な方法はウォーキングです。一日30分からでいいのでちょっと早歩きをしてみるなど身体を程よく疲れさせてあげましょう。

適度な運動をしてお風呂に入ってお布団に入ったら、音を気にする暇もなく眠気がきてぐっすりと眠れます。

しっかり睡眠がとれますと目覚めた時も気分がいいものです。

まとめ

いかがでしたでしょうか。

音に対して神経質になる人の改善法を紹介しました。経験がある人はわかるのですが、悩み事がある時とか、ストレスを強く感じている時ほど、音に対していらいらしたり、気になったりするものです。

まずはストレスの解消、そして程よい運動を意識してみてください

どうしても気になる症状がある場合は耳鼻科や精神外科で相談してみることをおすすめします。