心を落ち着かせる方法 | SPITOPI

イライラしたり不安を感じるときは、心を落ち着かせるのが一番です。

しかし、心を落ち着かせる方法を本などで調べると、長時間瞑想したり座禅を組むなど、仕事や家事、育児で忙しい現代人には、実践できない非現実的なものばかりが紹介されています。

そのため、この記事では、男性女性問わず、現代社会を生きる忙しい方が簡単に実践できる、心を落ち着かせる方法を10種類ご紹介します。

1. 目を閉じる

目を開けていると、望まない情報が次から次に勝手に入ってきて、それらに気を取られ、平常心を失いがちです。

そのため、イライラしたり、不安を感じる時は、目を閉じて心を落ち着かせるのが有効です。

目を閉じれば、目から勝手に入ってくる情報をシャットアウトすることが可能で、平常心を取り戻しつつ、心を落ち着かせることができます。

また、人間は、早く呼吸をするほど不安を感じ、ゆっくりと呼吸をするほど、心が落ち着くという特徴があります。

そのため、目を閉じた後は、目を閉じたままゆっくりと深呼吸をして息を整え、目と呼吸の両方から、気持ちを落ち着かせるのがお勧めです。

2. 遠くを見る

現代社会において人の目は、スマートフォンや携帯電話、テレビやパソコンなど、とかく近くのものばかりを見がちです。

近くばかりを見ていると、目が疲れやすくなり、体中の筋肉も緊張し、自律神経も乱れやすくなり、心が落ち着かなくなります。

そのため、イライラしたり不安を感じる時は、ぼーっと遠くを見つつ、目を休ませるのがお勧めです。

また、近くばかりを見ていると、体だけではなく、目の中の筋肉も凝り固まり、視力低下や、はては目の老化にも繋がるため、注意が必要です。

3. わざとあくびをする

あくびといえば、サボっている人や暇な人がするイメージがありますが、あくびには、大きなリラックス効果があるとされます。

さらに、あくびは、自然に出るものだけではなく、あくびのふりをするだけでも、リラックス効果があるといわれています。

そのため、イライラしたり、不安なことがあるときは、わざとあくびをして、心を落ち着かせるのがお勧めです。

ただし、あくびをする姿を人に見られると、誤解を受けることがあるため、あくびをする時は、その顔を見られないように、人のいない方向を向いて、「ふぁ~」っとすることが秘訣です。

なお、状況が許されるのであれば、あくびをしつつ、20~30分程度仮眠をすれば、さらに心が落ち着きます。

4. 耳栓をする

人は、一部例外を除き、騒がしい場所ほど落ち着かないという特徴があります。

そのため、騒がしい場所で手っ取り早く心を落ち着かせたいときは、耳栓をすることがお勧めです。

耳栓にも様々な商品が販売されていますが、国産のものは、防音性能が低いことが特徴です。

よって、心を落ち着かせたいと希望し、耳栓をする場合は、防音性能に優れた工業製品ばかりを製造・販売する、アメリカのMOLDEX社の製品がお勧めです。

また、騒がしい場所で落ち着きたいと希望する場合は、ノイズキャンセリング機能が付いたイヤホンを用いて、リラックスミージックやホワイトノイズ(リラックス効果があるとされるノイズ)を聞くことも効果的です。

ホワイトノイズは、iPhoneやAndroidなど、スマホの無料アプリで入手できます。

5. 鼻歌をうたう

鼻歌とは、口を閉じたまま鼻で歌う「フンフフーン」などの歌を表し、のんびりしている時や、上機嫌なときに発せられるものとされます。

そのため、イライラしたり、不安なことがあり、心を落ち着かせたいときは、鼻歌をうたいつつ、自らを強引に「のんびりモード」に引き込み、リラックスすることがお勧めです。

また、鼻歌は、口ではなく鼻で歌うため、無意識のうちに、リラックス効果がある深呼吸を繰り返せるという特徴もあります。

なお、鼻歌は、ロックやヘビメタなど、高揚する派手な曲ではなく、クラシック音楽など、物静かな曲をうたってください。

6. 楽しいことを考える

人は、楽しいことを考えると、自然に心が安らぎ、気持ちが落ち着くという特徴があります。

反対に、嫌なことを考えると、心が暗くなり、気持ちも落ち着きません。

そのため、心を落ち着かせたいときは、楽しいことを考えるのが一番です。

具体的には、大好きな趣味のことを考えたり、過去の楽しい体験を思い出したり、希望が叶ったときのことをイメージするのがお勧めです。

また、楽しいことを考えれば、人は明るく前向きになれるという特徴もあります。

明るく前向きな気持ちは、自分も周囲の人も幸せにできます。

7. 大丈夫と自分に言い聞かせる

人の心は、ポジティブなことを口にするとポジティブになり、ネガティブなことを口にするとネガティブになるという特徴があります。

そのため、嫌なことや不安なことがあり、落ち着かない時は、「大丈夫」や「なんてことはない」と自分に言い聞かせ、自らを落ち着かせるのがお勧めです。

人は生きていれば、必ず不安なことがあり、誰もそれを避けることはできません。

不安で落ち着かないときは、自らに「大丈夫」と言い聞かせ、心を穏やかにして、苦境を乗り越える必要があります。

また、古来から日本には、口にしたことが現実になる、「言霊」という霊的な力があるとされます。

よって、不安や嫌なことがあり、動揺している時は、大丈夫と声に出しつつ自分に言い聞かせ、心を落ち着かせてください。

8. 部屋を薄暗くする

人は、強い光を浴びると活発的になるという特徴があり、同時に多感になりつつ、イライラや不安も感じやすくなります。

また、動物愛護センターが野良犬や野良猫を保護すると、落ち着かせるために、目隠しをします。

そのため、イライラしたり、不安なことがあるときは、部屋を薄暗くしつつ視界を狭くして、人間も心を落ち着かせるのがお勧めです。

ただし、お天気が良い昼間などに、カーテンを閉めて部屋を薄暗くすると、体が夜になったと勘違いしてしまい、体内時計が狂いつつ、気怠さなどを感じることがあるため、注意してください。

9. スマホを見ない

スマートフォンは、ニュースを見たり、お友達と連絡を取るツールとして、とても便利です。

しかし、スマホを使っていると、次から次に情報が入ってくるため、心が落ち着かなくなってしまいます。

そのため、心を落ち着かせたいと思う時は、4~5分程度など、わずかな時間だけでも、スマホを使わないのがお勧めです。

ただし、スマホを所有しつつも、スマホをあまり使わない方は、YouTubeなどアプリをもちいて、かわいい猫の動画などを見れば、心を落ち着かせることもできます。

10. 明日以降のことを考えない

人は、明日以降のことを考えると、先行きに懸念を抱き、心が落ち着かないことがあります。

また、聖書にも、「明日のことを思い煩わないように気をつけなさい。 明日のことは、明日悩めば十分です」という一節があります。

そのため、心を落ち着かせるためには、明日以降のことを考えず、今日が全てという気持ちで、毎日を欲張らず生きることが大切です。

ただし、あまりに計画性がない生活も、好ましくないため、注意してください。

まとめ

忙しい現代社会でも簡単に実践できる、心を落ち着かせる方法を10種類ご紹介しました。

誰もが多忙な現代社会において、心を落ち着かせるのは困難ですが、是非参考にしてください。

また、「イライラにはカルシウム」という言葉があります。

そのため、イライラして心が落ち着かないときは、お砂糖を入れたホットミルクを飲むこともお勧めです。