末っ子の三男に多い性格｜特徴 | SPITOPI

「生まれた順番・きょうだいの構成」によって人間には、特徴的な性格傾向が出てきやすいと言われています。

三番目に生まれた男の子である三男には、どのような性格・特徴が多いのでしょうか。

「三男に多い性格・特徴」について紹介していきます。

1. 甘え上手で依存性がある

三男は末っ子であることも多く、両親も他のきょうだいよりも可愛がったり甘やかしたりして育てていることが多いのです。

そのため、人から大切にされて可愛がられることに慣れているので、男性にしてはかなり「甘え上手な部分」があります。

相手の保護欲求をくすぐるような発言や動作が目立ちます。

女性から見ると「母性本能をくすぐるタイプ(私が守ってあげないとこの人はダメなんじゃないかと思うタイプ)」であり、三男の人が自分に近寄ってくると放っておくことができなくなってしまいます。

2. 人に構ってもらいたい寂しがり屋である

三男は「甘え上手」であると同時に「寂しがり屋」でもあります。

小さな子供時代から親きょうだいなど周囲の人から注目されて優しくされてきたので、「誰にも構ってもらえない一人の状態」を物足りなく思いやすいのです。

甘えて優しくされてきた、おねだりして欲しいものを与えられてきたという名残があり、いつも人に構ってもらいたい「寂しがり屋」な性格を持っています。

一人で手持ち無沙汰な三男は、「誰か俺に声をかけてくれないかな・構ってくれないかな」と密かに期待していることが多いのです。

3. 短気ではない・怒りの感情を出さない

三男は感情表現は豊かだったりストレート(直接的)だったりするのですが、小さな頃から可愛がられて育てられてきたため、「怒り・恨みの感情」を表に出すことはほとんどありません。

三男は基本的に「気長でのんびり屋・相手を強くは責めない」という性格であり、短気で怒りやすい部分はないのです。

普通の人なら、反射的に怒り出すような挑発やからかいを受けても、三男は勝手に親密さの現れのように解釈してしまうので、相手に本気になって怒ること(短気になって暴力的になること)がほとんどありません。

4. 「好きな感情・恋愛感情」をストレートに表現する

三男は子供時代から自分の「喜怒哀楽の感情・わがままな感情」を思いっきり表現しても、周囲の親きょうだいがその気持ちを寛容に優しく受け止めてくれることが多かったのです。

その影響もあって、三男は恋愛関係においても「相手を好きだと思う気持ち」をストレートに表現することに照れやためらいがありません。

「お前のことが好き・見ているだけでドキドキする・ぜひ付き合ってほしい」などのセリフをストレートに言ってくることも多く、言われた女性は戸惑ってしまいますが、そのストレートな物言いに誠意を感じる女性も多いのです。

5. 恋愛以外の感情表現もダイレクトで活気がある

三男は小さな頃から、親きょうだいによって「自分の直接的な感情表現」を許されてきたことが多いので、恋愛以外の人間関係(対人場面)においても、「大げさなほどダイナミックな感情表現」をします。

自分の喜怒哀楽の感情を無理に抑え込むことがないので、感動的な映画を見れば遠慮せずに涙を流して泣きます。

面白い出来事や楽しいイベントがあれば、大声を出して笑うこともあります。

笑うべき時に笑い、泣くべき時に泣くので、三男は「分かりやすいサッパリとした性格」になっています。

三男は感情表現がダイナミックなので、活気があるタイプなのです。

6. 甘いもの(スイーツ)が好きなことが多い

三男は子供時代から、親・お姉ちゃんや年上の人から「かわいい・かわいい」と言われて大きくなってきた経緯もあり、「男らしさ(男性ジェンダー)」へのこだわりがほとんどありません。

そのため、食べ物に関しても、小さい頃からの食の嗜好を引きずって「甘いもの(スイーツ)」が大好きなことが多いのです。

大きくなってからも、ケーキやパフェ、チョコレートなどを人目をはばからずに美味しく食べることができます。

女子でスイーツ好きな人との相性が非常に良いのも、三男の特徴でしょう。

デートに行っても、女子が好きなスイーツを一緒に食べることができるのです。

7. 人前でも「手をつなぐこと・愛情表現」をためらわない

三男は子供時代から可愛がられて育てられてきた人が多く、お母さんからの「ストレートな愛情・世話・干渉」をいっぱいに受けてきています。

年上のお兄ちゃんやお姉ちゃんと比べると、あれこれ過剰に世話を焼かれたり手をつながれて買い物をしたりした経験が多いのです。

そのため、女性に甘えること(女性とイチャイチャすること)や直接的な愛情表現をすることにためらいがありません。

三男の人とデートをすると、「街で手をつないでするデート」や「人前で軽いキスをするような愛情表現のあるデート」を楽しみやすいのです。

女性から見ると、自然に胸がドキドキするようなデートになりやすいのが三男の特徴になっています。

8. 愛想が良くて人から支援してもらいやすい

三男はみんなから可愛がられて大きくなってきたことが多いので、基本的に「笑顔が多い・愛想が良い・人懐っこい」といった性格面の特徴を持っています。

ちょっとしたトラブルや喧嘩があっても、向こうから気まずそうな表情をして「あの時はごめんね」と謝ってくるような可愛らしさがあります。

わがままな部分があっても、「愛想が良くて憎めないタイプ」というのが三男の特徴です。

「かわいげ・頼りなさ」があるので、周囲の人たちも三男の人が困っていると放っておくことができず、ついつい支援してしまうのです。

9. 束縛されるのが嫌いな自由人

三男は三番目の男の子ということもあり、親にそれほど厳しい注意・しつけ・指導を受けずに育つことが多く、「一方的な指示・命令に対する反発心」はかなり強くなっています。

その結果、「上下関係の強い人間関係」や「束縛の強い恋愛関係」を嫌う傾向が強くなりますが、三男はそもそも自分を雁字搦めにしようとするような相手・場所に近づくことがほとんどありません。

相手やルールによって束縛されることを嫌う自由人の傾向があり、のびのびと振る舞えるような人間関係や場所を選んで近寄っていくのです。

10. 「人に甘えられる(人に頼られる)」のは苦手

三男は子供時代からみんなに大切にされて可愛がられてきたので、「甘え上手・おねだり上手・愛想が良い」という特徴があります。

しかし、今まで「他人から甘えられた経験・他人のために積極的に援助した経験」がほとんどないので、相手のほうから「甘えられること・頼られること」は苦手なのです。

三男は、自分より年下のきょうだい(弟・妹)がいないことが多いので、「年下・後輩の面倒を見てあげる(未熟な人の世話を焼いてあげる)」という意識も薄いのです。

恋愛関係においても、自分に甘えてきやすい年下の子より、自分が甘えやすい年上の女性を好む性格傾向が見られます。

11. 「年上の人(かわいがってくれる先輩)」との人間関係がスムーズにいく

三男は小さな子供時代から、お兄ちゃんやお姉ちゃんにかわいがられてきて、自分が「年下の立場」として甘えて振る舞うことに慣れています。

小学生・中学生の頃には、お兄ちゃん・お姉ちゃんの友達と一緒に行動することも多く、いつも「面倒を見てもらう立場・かわいがられるポジション」になりやすかったことも影響しています。

そのため、成長して大きくなってからも、「年上の人のほうが付き合いやすい(自分をかわいがってくれる先輩とスムーズに付き合える)」という人間関係の傾向が残るのです。

12. 年上の人と張り合おうとする「負けず嫌い・競争心」もある

三男は、基本的に自分をかわいがってくれる「年上の人」との相性が良くて、年上の世代の人に対しても臆することなく社交的に振る舞うことができます。

一方で、お兄ちゃんやお姉ちゃんと比較されて育てられることも多いので、「自分だってお兄ちゃん(お姉ちゃん)と同じようにできる・自分ができないなんて決めつけないでほしい」という年上の人と無理に張り合おうとする性格が前面に出てくることもあります。

三男の人は、甘えん坊で依存的なところもあるのですが、年上の人から手とり足とり世話を焼かれすぎると、半人前扱いされることが気に入らず、「負けず嫌い・競争心」が強まることがあるのです。

13. 社会性(社会適応力)が高く、セルフコントロールが得意

二人のお兄ちゃんの言動や生き方を見ながら大きくなっていく三男は、「複数の人間関係における自分の立ち位置・振る舞い方」を自然に学習していくことができます。

相手との力関係や相手の性格を考えながら、自分がどうするべきかを判断できるようになるので「社会性・集団適応力」が高まりやすいのです。

社会的状況において、自分の気持ちを整理して対応できるので、「自分の感情制御」が得意になることもあります。

二人のお兄ちゃんが「厳しい人(甘やかしてくれない人)」であるほど、自分の感情に対するセルフコントロールは強くなります。

14. 共感性が強くて「聞き上手」である

三男は二人のお兄ちゃんや女きょうだい、両親に囲まれて育つので、大勢の人たちがいるコミュニケーション環境に慣れています。

必然的に、親きょうだいから色々な話を聞かされる「聞き役」になることも多く、人の話に相づちを打ちながら共感的に聞くコミュニケーション能力が高くなるのです。

会話では自分よりも先に年上のきょうだいが話し始めることが多いので、「年上の人の話に興味を持って聞く姿勢」が身についています。

共感性が強くて「話し上手」というより「聞き上手」な三男は、会話をしているととても気分が良くなってくる相手なのです。

15. 考え方(生き方)が柔軟でこだわりが少ない

責任感が強くてストイックな長男、周りの目(世間体)を気にする次男と比べると、三男は「考え方に柔軟性がある・物腰が柔らかい・こだわりが少ない」ということが性格の特徴になっています。

長男ほど自分に厳しくないので、頑固なこだわりはほとんど持っていません。

次男ほど周囲の意見や基準に流されないので、自分自身の柔軟な価値観に従って生きることができます。

三男は兄弟の中でも、「人間関係の調整+自分の居場所づくり(キャラクター設定)」が得意であり、「自分だけの強いこだわり・頑固さ」もないので、誰とでも気楽に付き合える「考え方(生き方)の柔軟さ」があるのです。

まとめ

三男に多い「基本的な性格・特徴」をまとめてみましたが、いかがだったでしょうか。

三男の基本的な性格としては、「甘えん坊で寂しがり屋・依存的なところがある・恋愛感情をストレートに表現する・スイーツが好きでデートが楽しい・甘え上手でおねだり上手・負けず嫌いな時もある・共感的で聞き上手・考え方が柔軟でこだわりがない」などがあります。

「三男に多い性格・特徴」について調べたい時には、この記事を参考にしてみてください。