第一印象をよくする方法 | SPITOPI

他人に初めて会う時は非常に緊張します。

全く緊張しない方もたまにいらっしゃいますが、どちらにせよ第一印象は必ず潜るゲートになります。

その後も何回か会えて徐々に自分を知って貰えるチャンスがあればいいですが、ない場合は非常にこの一発目の印象が後の付き合い方に大きな影響を与えてしまうでしょう。

せっかくのチャンス到来なのでどうすればいいか第一印象をよくする方法を考えてみましょう。

1. 清潔感のある服装

当然の事ですが、オシャレよりも何よりも清潔感は万国共通・老若男女問わずであり、相手が誰であろうと他人と会う際は最低限の身だしなみは必須になります。

TPOを考え装いを変える事も当たり前ですが、第一印象で洋服が汚れていたり、座りジワなどではなく明らかに怠惰でアイロンが掛かっていなかったり、ボロボロのモノを着ていたりするのは相手に対して失礼にあたります。

例えばデートする時に大体の方は洋服を気にしたり身だしなみを整えませんか。

緊張感や高揚感があるからする訳で、自分も恥ずかしくない様に、相手にもガッカリされないようにと頑張る筈です。

ビジネスとプライベートの差はありますが、少なくとも自分一人の場合はオシャレであり、自分以外の人物が加わると身だしなみになるのです。

身だしなみができてこそのおしゃれなので、清潔感がないという事はメリハリがなく常に自分中心で気配りや空気が読めない人物だと一瞬で見抜かれてしまうでしょう。

高級な物を着たり、ブランド品を着ける必要はありません。

それはただの価値観ですし、身だしなみではありません。

そして見落としがちですが、靴もきちんと磨いておきましょう。

靴程性格や生活が見えるものはないと言われています。

細かい部分に手を掛けられる人物は、仕事にも人にも丁寧だと感じるものです。

2. 匂いにも気を付ける

お風呂に入っていなさそうな不潔な匂いは問題外ですが、香水の匂いや体臭・口臭にも気を付けないといけません。

香水やコロンなどは食事の場所では特に気を付けなければいけません。

その弁え方を知らないとどんなにイケメンであろうと美女であろうと台無しになってしまいます。

また時々香水をつけ過ぎな人が通ると暫くその場所がその匂いになったり、その人が通った事がわかる場合がありますが、本人は恐らくそれに慣れてしまっていて加減がわからなくなっているのでしょう。

微かに感じる残り香に色気や艶やかさを感じる物ですし、日本人はほぼ毎日お風呂に入る人が殆どなので、匂いを誤魔化す必要はない筈です。

また体臭や口臭も体調や病気を患っているなら仕方ないのですが、自分なりに気を遣えばコントロール出来る場合も少なくない筈です。

人に会う前や前日などには食べ物に注意をしたり、日頃から歯科医に行ってチェックする、体臭も清潔に保つ事は当然ですが、気になる様なら正直に答えてくれる人に体臭が気にならないか聞いてみて下さい。

気にしすぎも駄目ですが、匂いと香りの違いは大切です。

3. 笑顔でいる

笑う門には福来たるという言葉がありますが、まさしくその通りで明るくて楽しい人の側には明るく楽しい人が集まりませんか。

ジメッとした暗いイメージの方の傍にあまり寄りたいとは思わないものではないでしょうか。

類は友を呼ぶと言いますが、楽しい事や笑顔が多い人の側には自然と楽しい事や笑顔が寄ってくる様になっています。

それが第一印象になるのであれば、そのイメージがその後ずっと植え付けられるのでブスっとしているよりは断然有利になってきます。

ビジネスの場でもプライベートでも笑顔は素晴らしい武器になりますし場を和ませてくれます。

笑顔をみて怒る人はいません。

また、笑顔の中に時々見せる真剣な表情や真面目な一面などはより輝いて見えますし、普段の笑顔を引き立ててくれます。

4. 丁寧な言葉遣い

美しい日本語や敬語を使う方はやはり美しく映り、知的に感じます。

ただ丁寧に話すのではなく、尊敬語や謙譲語の区別をしっかりとつけ言葉の豊富さや表現力があると尚、相手に対し良い印象与えるでしょう。

相手の人柄やどのような関係性かにもよりますが、特にビジネスにおいてしっかりとした日本語を使い丁寧な言葉遣いだと、一緒に仕事したいと思うのではないでしょうか。

言葉遣い一つで知性や信用性を与える事ができ、得る物しかないのであれば教養を身につけて、世の中の事にアンテナを張り、語彙も豊富になると更に印象はよくなるでしょう。

また会話の中で相手を呼ぶ時にはきちっと名前を呼ぶようにしましょう。

二人称ではなく、◯さんと固有名詞で呼ぶ事は非常に大切です。

いくら丁寧に話をしていても自分の事を誰か理解しているのかなと思われてしまったら、いい加減な人物だと思われてしまいます。

そしてどう見ても自分より相手が歳下だと分かっていても初対面であれば敬語を使うべきだと思います。

タメ口やいきなり馴れ馴れしく話すなどは控えた方がよいでしょう。

5. 最初の一分が重要

人は初対面の最初の3から5秒の間に視覚から55%、聴覚から38%、言語情報から7%の情報を相手から得ると言われています。

つまり半分以上が見た目であり一瞬のうちに印象を刻んでしまう事になります。

この印象はよっぽどでない限り覆えす事は難しいとされていて、非常に大切なファーストインパクトになります。

勿論この後に付き合いが続いて行くのであれば人間性や考え方などを知っていく事になるのでイメージを変えていく事は可能ですが、誰でも最初から中身を知っている筈がないので見た目が大切になると言われといるのでしょう。

なので積極的に身だしなみ、話し方に加え、気遣いや空気の読み方など色々な要素を取り入れて第一印象を良くしていきましょう。

会話もずっと同じテンポではなく抑揚をつけたり、相手に合わせて変える工夫をしてみるのです。

またミラー効果と言って相手と同じ動作をする事で親近感を持たせる事が出来ます。

足を組み変えると自分も変えてみたり、飲み物を飲むタイミングを合わせるなどの事を言います。

大変効果的ですが、相手に分からないようにさり気なくする様にしないと、変な人だと思われてしまうので気をつけて下さい。

6. 意見を否定しない

会話をしていると論議になる事があります。

ビジネスの場面では当然ですし必要な事ですが、相手の意見を否定して聞く耳を持たなかったり、認めない人をみかける事があります。

どう考えても倫理的、道徳的におかしい場合は否定されても仕方ないのですが、色々な意見が飛び交うこそ意味があり大切なので自分の意見だけが正しいと思ってしまうと視野も狭くなり会話する意味すらなくなってしまいます。

それが始めての相手との席だった場合、自分の意見は否定されるだけで何の意味も無かった、話し合いになっていないと印象が悪くなってしまうのではないでしょうか。

自分の主張が出来るのであればわざわざ空気が悪くなる否定をせずに、受け入れて他者の考え方に触れてみた方が合理的ですし世界も広がるのではないでしょうか。

まとめ

第一印象でどうしても人は左右されてしまいます。

大事なチャンスをたかが数秒の為にダメにしてしまうなんて、本当にやり切れないですし、哀しくなります。

中身が大事だと言いますが、初対面の人に中身を知ってもらう為には結局第一印象が良くないと話すら聞いてもらえなくなります。

たかが数秒ですがされど数秒だと思って、このチャンスを最大限に活かせるようにしましょう。