弱い自分に打ち勝つ方法 | SPITOPI

禁煙しようと思っていたのにタバコに手を出してしまったり、ダイエットを始めたのにお菓子を食べてしまったという経験のある人はいませんか?誰しも、自分の意思が弱くて、目標が達成できないという経験は、一度はあるはずです。

意思を強く持ちたいのに持てないとき、どうすれば弱い自分に打ち勝つことができるのでしょうか。

弱い自分に打ち勝つ方法をいくつか紹介してみます。

1. 自分はできると思いこませる

弱い自分に打ち勝ちたいと思うなら、まずは意識を変えることから始めましょう。

「自分はできる、必ずできる」と心の中で何度も思い続けると、苦しい状況を乗り越えることができます。

例えば、マラソンなどで苦しさを感じているとき、「もうだめだ、休みたい」などと思って走ってしまうと、その精神がマラソンに影響し、リタイアしてしまうときがあります。

それよりも「自分ならできる、絶対に走れる」と思いこんで走り続けた方が、自分が納得のいく走りをすることができるものです。

精神は無意識のうちに自分の行動に影響を及ぼします。

自分を強く持ちたいのなら、自分ならまずできると脳に思いこませることが大切です。

2. 理想としているものを視覚化して、辛いときに見ては意識をする

自分のメンタルに負けそうになったとき、自分が掲げる目標や理想について視覚化しておき、それを見るのが効果的です。

目標や理想について視覚化したものを実際に目にすることで、闘志を燃やすことができるからです。

例えば、ダイエットを決意しているのなら、あなたはどんなタイプの体型に憧れを持っているのでしょうか。

その理想とする体型を手に入れるために、好きな女優さんのポスターを貼って、毎日、意識してみるのも良い効果をもたらします。

自分に負けそうになったとき、その理想とするものを目の前に置くことで、消えかかっていた闘志が再び蘇ることでしょう。

3. 高すぎる理想を抱えない

高すぎる理想を抱えないということも重要です。

自分は強くないと思うのなら、なおさら目標は低く設定した方がよいでしょう。

小さな目標を細かく立てて、その目標が達成するごとに自分のことを褒めてあげるようにします。

また、褒めるだけでなく、ご褒美に美味しいものを食べに行っても良いでしょう。

小さな目標をいくつかこなしていくと、どんどんそれがゲーム感覚になり、自分の乗り越えていく壁をクリアするために一生懸命努力するようになります。

そして、小さな目標でも、それを継続していけば、いつしか大きな目標を達成することに繋がって、最終的に成し遂げることが困難かと思われた大きな目標をクリアすることができます。

4. 他の人の評価を気にしない

自分に打ち勝つ方法として、他人の評価を気にしすぎないということが大切です。

他人の評価ばかり気にしてしまうと、自分の行動に自信がもてなくなり、実力が発揮できなくなることはよくあることです。

オリンピックの選手にしても、どんなに優秀な選手であっても、周りからのバッシングが酷かったりすると、実力が発揮できずに終わることが多々あります。

本当は実力が十分あるのに、それが発揮されないとは、なんとも勿体ない話です。

それなら、他人の戯言を気にしないで、自分は自分と割り切って前へ進んだ方がよいでしょう。

周りから、たとえ太っていると言われようが、怠けていると言われようが、自分がそれで良いと思うのなら良いのです。

他人と自分は違う人間なので、考え方に違いがあって当然です。

その人の意見を受け入れたとしても、また別の人が「いやいや、これはおかしいだとう」と批判してくるでしょう。

それなら、自分の考えで推し進めた方が良いのです。

悪い評判しか聞こえなくても、あなたのことを認め、応援してくれている人はいます。

5. 人生の大半は嫌な目に遭うものだと認識しておく

自分の精神力に自信が持てない人は、人生の大半は嫌な目に遭うものだと認識しておくと良いでしょう。

嫌な目に遭って当然だと思いこんでいれば、辛いことが起きてもそこまでショックを受けることなく、受け入れることができるからです。

人生は楽しいことばかりなどと考えていると、悪いことが起きたときに立ち直れないときがあります。

それよりは、嫌な目に遭った時、あるいは悪いことが起きたときのことを想定しておいた方が、心の準備ができて何がおきても動揺しません。

また、嫌な目に遭ったときのことを考えて、そうした場合、どのように乗り越えれば良いのかなどと、対策を練っておけばさらに良いでしょう。

嫌な目に遭っても、そこまで精神力に影響を及ぼすことはないでしょう。

6. 成功者の自伝などを読む

成功者の自伝とは、自分に打ち勝ち、成功を収めた人が書くものです。

とすれば、その本にはどうやって自分に打ち勝つことができたのかという、ヒントとなるものが隠れているはずです。

どんなに素晴らしい成功を収めた人でも、血の通った感情のある人間です。

嫌なこともあれば、失敗続きのときもあったでしょう。

そんなとき、この成功者はどのようなことを考え、行動を起こしていたのでしょうか。

成功を収めるまで、どのようにあきらめない心を持つことができたのか、参考になることがたくさん書かれています。

成功者の心の持ち方を真似して、弱い自分を克服してみてはいかがでしょう。

7. 自分よりも努力をしている人を探してみる

世の中には自分の想像をはるかに超える努力をしている人はいます。

例えば、生きたい一心で囚われていた人が血のにじむような努力をして監獄を抜け出したり、自分の命をかけて家族を養うために危険な仕事に従事していたりと、切羽詰まるような状況で必死に生きようと努力をしている人がいます。

そういう人に比べたら、あなたはどうなのでしょう。

もしかしたら、諦めてしまうことができるのは、それだけまだ心に余裕のある証拠なのかもしれません。

本当に余裕がないなら、諦めるという発想自体が出てこない程、切羽詰まった状況です。

そんな人に比べたら、自分の努力なんてなんともないと思えてくるのではないでしょうか。

努力することは辛いことかもしれませんが、世の中には自分を上回る努力をしている人がたくさんいます。

それが分かると、そこまで辛さを感じなくなるかもしれません。

8. 身近な人に励ましてもらう

自分の心が弱った時、一番頼りになるのは自分が信頼している人です。

あなたのことを応援し、いつも協力してくれる存在の人です。

自分の心が弱まったら、自分に愛情を注いでくれる人達から慰めてもらうのも良いでしょう。

心が癒され、これまで頑張って背負ってきたものから解放されることができます。

また、信頼できる大好きな人達から励ましの言葉を受けることで、新しい力がみなぎってきます。

大好きな人達がこんなにも自分を応援してくれている、そして味方になってくれているということが分かれば、その人達に期待を裏切りたくない気持ちも重なって、再び努力することができるでしょう。

自分に負けそうになっとき、あるいは諦めそうになったとき、大好きな人達の元を訪れてみてはいかがでしょう。

まとめ

諦めそうになることは誰にでもあることです。

それなら、諦めてしまいそうになることを見越して、先に対策を立てておきましょう。

そうすることで、難なく対処できるはずです。

この中に、どれか一つでも自分ができそうなことがあれば試してみましょう。

きっと良い結果に繋がることでしょう。