自然体な人の魅力や特徴 | SPITOPI

自然体な人というのは、「自分を意識的に装っていない人(自分を偽って大きく見せようとしていない人)」や「肩の力を抜いてリラックスしている人」のことです。

いつも「ありのままの自分」でいられる自然体の人の魅力と特徴について、説明していきます。

1. 自然体な人の魅力とは

自然体な人の魅力とは、肩の力が抜けていていつもリラックスしているので、人を不安にさせたり緊張させたりすることがないということです。

自然体な人は「他者と張り合って競争する姿勢(相手を自分よりも下の立場にしようとする姿勢)」がないので、安心して落ち着いた付き合いをすることができます。

「自分を大きく見せようとして自分を偽るような言動」もありませんから、自然体の人は人間として信用できるという魅力があります。

構えずにありのままの自分を人に示せるというのは「自信の強さの現れ」ですから、自然体の人は「自分に自信・余裕がある人」として魅力的に見えるのです。

自然体な人と接する時には、自分も相手も無闇に張り合うことがないので、お互いにとって「ストレスのない心を開ける相手」になれるという魅力があります。

2. 自然体な人の特徴【自分に素直である】

自然体な人は、自分自身の気持ちや考え方に素直に生きているという特徴があります。

自然体でない人は「周囲の都合・要求」や「環境の条件・強制」に振り回されていて、「自分がどうしたいか」が分からなくなっているのです。

自然体な人は「自分はこうすべきである・こうしなければならない」という根拠のない規範に縛られるのではなく、「自分はこのように生きていきたい・こうしたいからできるように頑張ろう」という自分に素直な生き方ができています。

日常生活や仕事でやるべきことはきちんとやりながら、「自分に素直に生きる方法・考え方」を自然に実践できているのが自然体の人なのです。

3. 自然体な人の特徴【競争心が弱く張り合わない】

自然体な人は、他人と張り合って何が何でも勝ちたいという「競争心」がほとんどありません。

人と比べて自分と相手のどちらが上でどちらが下かという「競争・序列の考え方」を持っていないので、重要でない問題や争いについては簡単に相手に譲ってあげることもできます。

競争心が強いことは悪いことではありませんが、競争心が「向上心・目的や理想」ではなく「劣等コンプレックス」と結びついてしまうと、自然体でない攻撃的な人(緊張の強い人)になってしまうのです。

自然体の人は無闇やたらに他人と張り合うことがなく、競争心をむき出しにしないので、いつも構えずリラックスしていられるのです。

4. 自然体な人の特徴【体力的にも精神的にも無理をしない】

自然体な人は「現在の自分・現在の環境や人間関係」に満足していることが多いので、無理をしてまで自分や現状を変えようとは思いません。

自然体ではない人は、自分の体力・気力の限界近くまで無理をすることで、精神がピリピリとして緊張しやすくなっています。

自然体な人は「自分の体力の限界・精神力の限界」が自分でよく分かっていますから、限界を超えてまで無理な活動や努力をしようとはしないのです。

現実の自分自身を受け容れることができていますから、「理想の自己イメージ」に振り回されることもありません。

自然体な人は、自分を作ってまで「自分を明るく見せよう・自分を有能に見せよう」とすることがないので、無理をすることなく余裕のある状態でいられるのです。

5. 自然体な人の特徴【見栄を張らない】

自然体な人は、「人に良く思われたい・人にお金持ちと思われたい(貧乏で惨めな生活をしていると思われたくない)」というような見栄を張ることがありません。

見栄を張る自然体ではない人は、無理をしてまで高級なブランド品を買ったり、高級車・大きな広い住宅を買ったりします。

必要以上に見栄を張ると、どうしても自分自身を「実際以上の凄い人間(実際以上にお金持ちの人間)」として作ったり偽ったりしなければならなくなり、肩肘に力が入って不自然な感じになってしまうのです。

自然体な人は「あるがままの自分の現状・姿」を劣等感なく受け容れているので、見栄を張ってまで「無理な買い物・不自然な行動」をする必要性がないのです。

6. 自然体な人の特徴【自分の弱さ・限界を受け容れている】

自然体な人は、自分自身のありのままの姿が良く見えていて、冷静な気持ちで「自分の長所・短所(強さ・弱さ)」を受け容れることができています。

自然体ではなくて緊張・競争心の強い人というのは、「自分の短所・弱さ」を受け容れることができない人なのです。

つまり、自然体ではない人というのは、「自分が完全でなければ馬鹿にされる」とか「自分が相手よりも上で優れていなければ見下されて恥ずかしい思いをする」とかいう考え方にとらわれている人なのです。

自然体の人は「自分の弱さ」も「自分の限界」も良く分かっていますが、「人間は誰でも完璧ではないこと」も分かっているので、人に弱さも限界も見せることができます。

だから、無理に自分を繕ってまで「自分の弱さ・限界」を隠そうとはしないのです。

7. 自然体な人の特徴【自分は自分・人は人という認識がある】

自然体な人は、自分と他者の境界線がはっきりとしていて、「他者の世界観・判断基準」に気持ちが振り回されることがありません。

自然体ではない人は、「他人から自分がどのように思われているか」や「他人が自分のことをどれくらい高く(低く)評価しているか」に過度にこだわる傾向があり、人から良く思われようとして自分を飾り立てたり偽ったりしてしまうのです。

しかし、自然体な人は「自分は自分・人は人」という認識があるので、他人に迷惑をかけることはしませんが、「他人からどのように思われても構わない」と思うことができるのです。

自分には自分の人生と喜びのものさし(=判断基準)があり、他人には他人の人生と喜びのものさしがあるということが十分に分かっているので、無闇に他人と張り合って格好をつける必要がないのです。

8. 自然体な人の特徴【寛容で心が広い】

自然体な人は、「ありのままの自分」を受け容れているだけではなく、「ありのままの他人」も同時に受け容れています。

人間は「完全な存在(欠点なき存在)」ではないことを分かっているので、「他者の短所・欠点・問題点」についても寛容な気持ちで受け容れてあげることができるのです。

自然体な人と一緒にいると、リラックスして自分も優しくて穏やかな気持ちになれますが、それは自然体な人が「寛容で広い心」を持っているからなのです。

自然体な人はせかせかと焦ることもなく、イライラして人に怒ることもありません。

「自分のできるだけのこと」を精一杯やればいいと分かっているので、寛容で穏やかな気持ちを常に維持することができます。

自分を無闇に大きく見せる必要がなく、他人を否定して競争する必要もないので、自然体な人はいつも「広くて優しい心」を保つことができ、周囲の人たちをほんわかと癒してくれるのです。

まとめ

自然体な人には、「構えておらずいつもリラックスしている・ありのままの自分でも自信と余裕がある・人と張り合わないので一緒にいてストレスにならない・寛容で広い心を持っている」などの多くの魅力があります。

自然体な人の特徴には、「自分に素直である・競争心が弱い・心身共に無理をしない・見栄を張らない・自分の弱さを受け容れている」など色々なものがあります。

自然体な人の魅力・特徴について知りたい時には、この記事を参考にしてみてください。