真ん中っ子は中間子とも言われますが、「兄・姉」と「弟・妹」に挟まれた「三人以上のきょうだいで生まれ順が真ん中の子供(長子と末子以外の子供)」になります。
「親の育て方」や「きょうだいとの接し方」が変わるため、子供は自分が生まれた順番によって「性格・特徴・相性」が変わると言われます。
この記事では、真ん中っ子の基本的な特徴を示して、男子・女子それぞれの真ん中っ子の「他の人との相性」を説明していきます。
- 真ん中っ子の基本的な特徴
- 真ん中っ子男子の基本的な恋愛傾向
- 真ん中っ子の男子相性【長女】
- 真ん中っ子男子の相性【次女】
- 真ん中っ子男子の相性【末っ子】
- 真ん中っ子男子の相性【一人っ子の女】
- 真ん中っ子女子の基本的な恋愛傾向
- 真ん中っ子女子の相性【長男】
- 真ん中っ子女子の相性【次男】
- 真ん中っ子女子の相性【末っ子】
- 真ん中っ子女子の相性【一人っ子】
- 真ん中っ子同士の相性
- まとめ
1. 真ん中っ子の基本的な特徴
真ん中っ子(中間子)は、「優れている年上のきょうだいに負けたくない」や「兄ちゃん(姉ちゃん)として年下のきょうだいに負けるわけにはいかない」といった思いを抱えていることが多くなります。
結果、負けず嫌いで競争心の強い子供になりやすいのです。
意志の強さと頑固さを持っています。
長男(長女)は初めての子供で親から厳しく育てられ、末っ子は最後の子供で親から甘やかされて育てられやすくなります。
真ん中っ子は、あまり親から構ってもらえない「自由放任」で育てられやすく、早くに「自立心・一人の行動力」が身につきやすいのです。
マイペースで自由を好むけれど、愛情に飢えたさみしがり屋の面もあります。
上の子と下の子の関係を取り持つ役割を引き受けやすいので、「人の気持ち・場の空気を読むのが得意」という特徴も持っています。
周囲の他者や環境に上手く適応できる「世渡り上手・要領の良いタイプ」にもなりやすいのです。
2. 真ん中っ子男子の基本的な恋愛傾向
真ん中っ子男子は、普段はマイペースで誰にでも優しい八方美人タイプなのですが、恋愛関係になると「愛情不足・甘えたい願望」が前面に出やすくなっています。
長子や末子から奪われたように感じていた「親の愛情」を、恋愛関係で「恋人からの愛情・優しさ」に置き換えて求める傾向があるのです。
上の子と下の子に挟まれて子供時代はやりたいように振る舞えなかった反動もあり、恋愛では恋人にちょっとわがままなお願いをしてしまうこともあるでしょう。
「自分だけを見て愛してほしい」という欲求から、「独占欲・支配欲」が強めになってしまうこともあります。
一方、クールな雰囲気で気配り上手なところがあり、女性に対して優しい傾向も強いのです。
真ん中っ子男子は、恋愛関係にどっぷりはまると独占欲と依存性が出ることもありますが、普段は「クールで優しい・自由を好む・一人でいたい」という受け身な姿勢も多いでしょう。
3. 真ん中っ子の男子相性【長女】
真ん中っ子男子の「長女の女性との相性」はいまいちです。
長女の女性は自分がきょうだいのリーダーである(自分が一番しっかりしていないといけない)という意識があります。
長女の女性は、几帳面・生真面目にすべてを仕切りたがる傾向があるので、「マイペースで自由にやりたい性格」の真ん中っ子男子からすると、「上から目線で押し付けがましい・あれこれ注意してきてうるさい・もっと気楽に付き合いたい」という印象になりやすいのです。
真ん中っ子男子が、長女の女性の面倒見の良さを「自分に対する愛情・優しさ」として受け取ってくれれば恋愛関係が上手くいくこともありますが、「独断的・強要が多い・支配的」という風に受け取ってしまうと長女の女性からは離れがちになるでしょう。
長女の女性の管理したがるきっちりした性格に対して、真ん中っ子男子は「自分の自由を奪う」というように考えやすいのです。
4. 真ん中っ子男子の相性【次女】
真ん中っ子男子の「次女の女性との相性」はかなりいいでしょう。
次女の女性も、しっかり者のお姉さん(お兄さん)から教育されたり注意を受けたりした経験があるので、上の子と下の子の間で板挟みになって顔色を伺っていた真ん中っ子男子の気持ちを分かってくれることが多いのです。
お互いに、他者の気持ちに配慮する優しい性格なので、付き合うことになれば双方が持っている「相手の気持ちを読んでから行動する・共感的なコミュニケーションができる」という長所を発揮しやすくなります。
真ん中っ子男子の性格上の欠点として、人の意見を聞かない頑固さがあるのですが、次女の女性は「あなたの考え方も良く分かるわ」という同意・賛成の柔らかい対応をしてくれるので、性格の嫌な部分も表に出てこないのです。
5. 真ん中っ子男子の相性【末っ子】
真ん中っ子男子の「末っ子の女性との相性」はまずまずでしょう。
末っ子の女性は、「甘え上手・依存性が強い」といった特徴を持っているので、真ん中っ子男子がどこまで「末っ子の女性の要求・甘え」を受け容れられるかで相性の良さは変わってきます。
真ん中っ子男子は、人の顔色を伺って相手に合わせる要領の良さも併せ持っているので、末っ子の女性が自分の好みのタイプにぴったり当てはまっていれば、「相手を可愛がって守って上げるような付き合い方」で上手くいくこともあります。
ただ真ん中っ子男子は、「自分一人の自由な時間」も大切にするので、あまりに甘えてきてベタベタするような末っ子女性だと「お互いが楽しめる付き合い」は続きにくいでしょう。
6. 真ん中っ子男子の相性【一人っ子の女】
真ん中っ子男子の「一人っ子の女性との相性」はかなり良いでしょう。
一人っ子の女性は、「自分独自の世界+一人で過ごす時間」を大切にする人が多いのですが、ずっと一人っ子で育ってきたので親密なパートナーを求める「適度な愛情・依存心・独占欲の強さ」もあるのです。
完全に冷たくてそっけないわけでもないけれど、いつもベタベタと構ってくるようなタイプでもないというのが「一人っ子女性の特徴」になります。
マイペースで自分の趣味や勉強の時間も大切にしたい真ん中っ子男子からすると、確かな愛情をもらっている実感があるのに、それほどうるさく干渉してくるわけでもない「一人っ子女性のバランス感覚」を気に入りやすいのです。
一人っ子女性は、問題が起こって助けが必要な時には、しっかりと尽くしてくれる女性なので安心感を抱きやすいのです。
7. 真ん中っ子女子の基本的な恋愛傾向
真ん中っ子女子の基本的な恋愛傾向は、自分が少し受け身で恋愛に消極的なところがあるので、「積極的に自分にアプローチしてくれる男性・自分をもてなして楽しませてくれる男性」を好みます。
真ん中っ子は愛情や承認に飢えていることが多いので、分かりやすい形で愛情・好意・肯定を示してくれる「明るくて前向きで楽しい男性」のことを好きになりやすいのです。
気配り上手で思いやりもあるので、相手の男性は満足することが多いのですが、「遊び上手な楽しい男性」に惹かれやすいので、恋愛で傷つけられることも少なからずあるでしょう。
真ん中っ子女子は「寂しがり屋・わがままで要求が多い」という特徴もあり、包容力のある男性でないと長続きしにくいでしょう。
8. 真ん中っ子女子の相性【長男】
真ん中っ子女子の「長男の男性との相性」はあまり良くありません。
真ん中っ子女子は「楽しい会話をしてくれる男性・自分を面白い活動に誘ってくれる男性」を好みやすいのですが、長男の男性は生真面目で責任感が強い傾向があり、「遊び・おしゃべり・もてなしの社交術」は得意ではないからです。
長男の男性は「理想のあるべき真剣な交際・二人の関係と将来に責任を持つこと」などの堅苦しい価値観が前に出やすいので、特に若い時期は真ん中っ子女子にとって魅力的な男性には見えにくいのです。
説教や注意が多い長男の男性だと、相性はより悪くなります。
9. 真ん中っ子女子の相性【次男】
真ん中っ子女子の「次男の男性との相性」はまずまずでしょう。
真ん中っ子女子は、いつも相手が今何を考えているかを想像する共感性が高いのですが、次男の男性も相手の気持ちに合わせて行動するのが得意なので相性は良くなります。
ただし、真ん中っ子女子も次男の男性もお互いに「負けず嫌いで頑固」な側面がありますから、人生や日常生活に対して「決定的な価値観の対立」があると付き合いは上手くいかないことが多いでしょう。
相手の世界や価値観をどこまで受け容れられるかで相性が変わってきます。
10. 真ん中っ子女子の相性【末っ子】
真ん中っ子女子の「末っ子の男性との相性」はかなりいいでしょう。
末っ子の男性には、緊張感を感じさせない「天真爛漫な明るさ・無邪気さ」があるので、明るくて楽しい恋愛が大好きな真ん中っ子女子は少し一緒にいただけで好きになってしまいやすいでしょう。
真ん中っ子女子には、「世話焼き・面倒見の良さ・気配り上手」な特徴もあるので、自分に甘えてくるところのある末っ子の男性を自然に受け容れやすい形になりやすいのです。
無理な要求をせず可愛らしい雰囲気のある末っ子男子であれば、真ん中っ子女子の好みにぴったり当てはまりやすいのです。
11. 真ん中っ子女子の相性【一人っ子】
真ん中っ子女子の「一人っ子の男性との相性」はとてもいいでしょう。
一人っ子の男性は「自立心・独立心」が旺盛で頼りがいがあるのに、「好きな女性に対する適度な愛情・独占欲の強さ」を持っています。
真ん中っ子女子も、男性にいつもべったりと依存されるのは嫌だけど、適度に二人の甘い恋愛の時間を過ごしたいという欲求があるので、「愛情の重さのバランス」がぴったり一致しているのです。
一人っ子の男性は自分独自の世界や趣味を持っていて、真ん中っ子女子に「今まで知らなかった楽しい趣味・遊び」を教えてくれるのも魅力の一つになっています。
12. 真ん中っ子同士の相性
「真ん中っ子同士の相性」はとても良いでしょう。
真ん中っ子は「相手の気持ち・顔色を読む能力」が高い気配り上手なので、基本的に相手の嫌がる行動をすることがありません。
真ん中っ子は、上の兄(姉)から教えられたり指導されたりしてきたので、人の言動から学ぶことが得意です。
下の弟(妹)の世話をしたり援助したりもしてきたので、困っている相手を見捨てない「情の厚さ」も持っています。
そんな真ん中っ子同士が一緒にいると、自然に「譲り合い・助け合いの多い関係」になっていくので、相手のことがどんどん好きになっていきやすいのです。
相手の世界や趣味に対する興味も強いので、お互い自立していながらも、「相手と一緒の世界観・趣味(遊び)」を無理なく楽しめる関係にもなりやすいのです。
まとめ
真ん中っ子の基本的な性格特徴には、「要領が良い・気配りできる・バランス感覚がある・自由でマイペース・一人の時間も好き・寂しがり屋・愛情欲求や承認欲求が強い・意志が強い・時に頑固になる・八方美人・環境や相手に合わせられる」などがあります。
真ん中っ子男子と真ん中っ子女子の恋愛傾向では、自分一人の自由な時間を好みながらも、恋人からの深い愛情や承認を求めるという傾向があります。
他の異性との生まれ順の相性では、「長子との相性」がいまいちであり、「一人っ子・次男次女・中間子との相性」が良くなっています。
真ん中っ子の性格や相性について調べたい時には、この記事を参考にしてください。