嫉妬しない人の心理・男女別の特徴 | SPITOPI

人間には羨ましい気持ち、妬む気持ちが必ずあります。

それを嫉妬と呼びますが、人によってそれをコントロールし出さないように出来る人もいるでしょう。

そもそも嫉妬とは何でしょうか。

どうして人と比べてしまうのでしょうか。

1. 嫉妬とは

嫉妬とは誰かを羨んだやり、妬んだりする事で、相手も老若男女問わず、内容も多岐に渡ります。

恋愛から容姿、仕事、ライフスタイルまでありとあらゆる物から生まれるマイナスの感情ですが、場合や人によって原動力になるものです。

嫉妬は努力を生み活力も生みます。

感情が強い程形を変えやすく歪んだり粘着力を増していきます。

扱いを間違えれば自分に還ってきて自らの首を絞める事になる場合も多々あります。

人間なら誰しもが持っている筈の感情ですが、精神力を鍛えて意識の改革や思考を変えると、嫉妬心が抑えられる場合もあります。

2. 嫉妬しない人は自信がある人が多い

嫉妬をするという事は必ず対象物がありその対象が持っている立場や能力、魅力に対して勝手に比べて感情を生み出している事を言います。

逆に言えば、あまりにも相手が自分に比べて、ズバ抜けていたり、どうあがいても敵わないと思ってしまったら嫉妬にもならず認めてしまうのではないでしょうか。

嫉妬は自分の方が優れている、相応しいと思っているからこそ起こる感情です。

それにもかかわらず、相手を比べる対象としてみていて、少なからず同じ土俵に立っている矛盾した状態でもあります。

つまり嫉妬をしない人は、この様な比較や土俵がなく、自分次第と比べ戦っているのではないでしょうか。

自分と戦う事で、弱点や足りない部分が分かります。

そこを分析したり追究するので自分に自信がつき一層他人との比較に興味がなくなり嫉妬心が湧かなくなるのではないでしょうか。

また戦う相手として一番の強敵は誰しもが自分自身です。

いくらでも甘やかせ楽をさせられるからです。

それを乗り越えているので他人と比較する程自分は小さくないと思っているのでしょう。

3. 嫉妬しない男性の特徴【強がりや懐が深い】

男たるとも小さな事で物事に対して嫉妬をしたり騒いだりしたくないという気持ちが強いのかもしれません。

恋愛ならば、他の男性といる事に嫉妬している事を知られると器が小さいと思われたり、面倒臭い男だと思われるのではないかと考えてしまいます。

余裕がない事が恥ずかしくプライドが傷付いてしまうのでしょう。

本当は嫌なのですが我慢している男ゴコロです。

また相手を信用しているので嫉妬をしない場合と自分の感情を信じているので嫉妬をしない場合もあります。

相手を信じるという事は、簡単に人を裏切ったり欲にまみれた自分勝手な人物だと相手の事を思っていないという事です。

また自分の感情に自信がある事は、相手がどうであれ大切であり、好きな事に変わりはないので、自分が望む型にしたい訳でも行動を制限したい訳でもないので縛る必要がないのです。

他人ではなく自分の感情が大切なので嫉妬人物が生まれないのでしょう。

ブレない思いに愛情を強く感じます

4. 嫉妬しない女性の特徴【プライドが高い、満たされている】

女性は心の中が男性に比べて複雑です。

一言で"これだからこれ"という方式はなく、状況やその時の気分で変わりますし、年齢や環境でも変わるので、感情が入り乱れ嫉妬といっても他人と同じ形でもないですし、本人の中でも毎回形が違うのでサンプルがなく表現が難しいと言えるでしょう。

つまり嫉妬をされる方も、何に妬かれているか表面だけ見ていては正確に汲み取る事が難しいといえます。

女性が嫉妬するには根底に人と比べられたり一緒にされることを嫌う性質があります。

特別感を感じたり、そのような扱いをされる事を男性より好むのではないでしょうか。

なので嫉妬している姿がわかってしまうという事は、自分が特別ではなく外と同じであり、同等の扱いを受けているという事を自分で認めてしまう事になるので、プライドが高い女性の女心としてはそれを許せず受け入れる事ができないのです。

また逆に精神的にも物理的にもに満たされている場合は、人に対し嫉妬を感じる事は少ないでしょう。

愛されていたり自分が特別でありそうなる価値があるのだという満足心に満たされていると、余裕が生まれ雰囲気も物腰も柔らかく嫉妬からは遠ざかるのではないでしょうか。

5. 嫉妬しない人の心理【マイペースで合理的な部分がある】

人の気持ちや行動に左右される事なく、自分らしくする事が大切なので、人の才能や魅力に嫉妬をしたり、経済面でも物理面でもあまり興味がないのが特徴です。

人は皆違い、個性の塊です。

いいところも悪いところもあって人間ですし、それを活かすも殺すも自分自身になります。

また経済的に恵まれているからといって人間的に尊敬できるかは別ですし、才能や能力があり讃えられていても自分にとって有益でなければ意味がありません。

あくまで自分の価値観で前進するので周りに自慢されたり、比較されたとしても逆にその意味がわからず相手に対して自信が無いんだなとすら思ってしまうでしょう。

また相手の全てを知っている訳でも無いので一部に対し嫉妬しても何の生産性もないと思うのでしょう。

他人によって決められた価値観に意義や価値を見出せないのは、大体それが正解で真っ当かは他人が決める事では無いからです。

表面的なものに嫉妬する事は知的ではありません。

そして焦ったりの他人のペースに乗る事で何か生産をしたり、消費するのであれば、一番納得のいく自分のペースで生み出したり失くしたりする方が自分の為にもなりますし、有効であり価値があるという思考をしているので嫉妬する事から遠ざかるのだと思います。

6. 嫉妬しない人の心理【充実している】

自分のやりたい事やしたい事ができていたり、目標に向かって頑張っていたり他人のことを見たり比べたりしている暇がないほど自分のことに忙しく、充実している人は単純に、嫉妬している時間がないと思います。

そんな時間があれば自分の事を磨もっと高めたり、自分の為に時間を使いたいので、他人の事などどうでもよく、かまっている時間などないのではないでしょうか。

趣味や熱中できる事がある人はそれに没頭する時間が必要になります。

その時間は人に嫉妬したり執着せず、その好きなことに集中しているのではないでしょうか。

自分が充実していれば他のものなどに目がいく事が少なくなり、余計な雑念なども入ってこなくなるでしょう。

7. 嫉妬しない人の心理【恵まれている】

経済的にも物理的にも余裕があり、好きなものを好きな時に買えたり、好きな場所に行けたり、自分を縛る要因がなく自由に思うがままに動ける場合は、羨んだり妬んだりする気持ちが生まれないように思います。

腹が立つ事ももなくなりますし、殆どのものが手に入るので精神的にも安定して穏やかに日常過ごすことになるでしょう。

むしろ嫉妬される側に回ってしまうかもしれません。

また容姿などの身体的なことに恵まれている場合も、あまり人に嫉妬をしたりはしません。

コンプレックスが少ないので自分でも気にいっていたり、ストレスも少なくて済みます。

また小さな頃から褒められて育ってきている確率も高いので、引け目に感じる事もなく、可愛がられて育ってきている事が多いでしょう。

8. 嫉妬しない人になるには?【余裕を持つ事】

余裕を持つには自分に自信を持つ以外方法はありません。

もしくは精神的に強くなり揺るがない心を持つしかないでしょう。

嫉妬する事自体は悪い事ではないので、上手にコントロールをするとスパイスになり、逆に潤滑した人間関係性を保てる場合もあります。

また自分が何に嫉妬してどうなりたいかが明確だと、自分に足りない部分がわかるので、他人に対する嫉妬心も小さくなるのではないでしょうか。

心理というものは単純ではないので、嫉妬されているからといって全てがいい意味ではありません。

例えば自分の事を痛めつけた相手が反省もせず悠々と過ごし、自分は色々な意味で後遺症が残って毎日葛藤の日々を過ごしている場合、嫉妬と憎悪が入り混じるのではないでしょうか。

逆恨みは別として、行動が生まれるには罪がありますが、感情が生まれるには罪はありません。

全て理由があります。

9. 嫉妬も必要な理由

マイペースで他と比較しない事は素晴らしく、本来はそうであるべきなのですが、それほど精神的に強い人間はあまりいないので、どうしても人と比較し嫉妬してしまいます。

ですが全く嫉妬しないとなると基準が全て自分になってしまい、それにあまりにも固執してしまうと独りよがりになってしまう可能性も出てきます。

ある程度嫉妬する事は努力を生み闘争心を燃やすきっかけにもなるので、他人と比較するのではなく、参考程度に嫉妬心をコントロールすることで、自分のプライドも傷つかず、やる気も生まれるのではないでしょうか。

また恋愛において、あまり嫉妬をされないと相手から愛されてないのではないかと思って不信になってしまうでしょう。

嫉妬を表現しないだけで、相手に不安感を抱かせ疑念を持たせる状況も出てきます。

10. 適度に嫉妬して上手に恋愛しよう

嫉妬したりされたりはバランスが重要で多くても疲れてしまいますし、少なくても不安が募り相手の感情を信じられなくなる事があります。

異常に嫉妬して束縛する事は良くないですが、それと同じ位あまりにも嫉妬しないと相手は退屈になり自分は付き合っている意味があるのかと存在意義さえ考え出すようになるでしょう。

信用してもらえる事は嬉しい事ですが、多少ヤキモチを焼いてもらう事で幸せを感じ、長続きするエッセンスになるのであれば、振りでもいいので妬いている事をアピールする事も大切ではないでしょうか。

また上手に嫉妬を取り入れることで相手の気持ちを自分に向かせ離れさせられなくする事も可能になります。

危険性が伴いテクニックもいるのですが、安心ばかり与えていては相手はそれが当たり前になってしまい、トキメキが少なくなってしまうかもしれません。

もちろん信用や安心を与えて頭に乗りフラフラと浮気をするような人はそれまでの人ですが、自分にもっと気持ちを向けて欲しいと思い、自分を磨き魅力的になる事は大切ではないでしょうか。

成熟した大人の関係であれば、信用が何よりも代えがたい重要な事だとわかっていますし、大切にされたからといってくだらない行動をする事も少なくなる筈なので、わざわざ嫉妬を引き出させるような行動とる事もないかもしれませんが、安定や信頼がまだ築けず嫉妬心を試さないとわからないうちは、嫉妬をうまく利用して関係性を深める事も有効な手段だと思います。

まとめ

嫉妬はヤキモチとも表現します。

ヤキモチは食べ物の焼くお餅からきていて、プクッーと膨らむ状態を比喩した言葉になります。

あのお餅のようにほっぺを膨らませ怒っている位なら可愛らしいですが、嫉妬は扱いが難しく大変繊細なものになります。

一筋縄ではいかずコントロールするには真髄を見分けなければいけません。

嫉妬心を失くすというよりは、なぜ嫉妬心が生まれ、消化ができないのかという事を重点的に考える方が重要になってくると思います。