細かい人の特徴・仕事・金銭・恋愛面 | SPITOPI

細かい人と一緒にいますと、何か言われるような気がして落ち着かないという人もいるのではないでしょうか。

正論で相手が言い返せないということもあってあまりにも細かすぎると嫌われる原因ともなってしまいます。

ここでは細かい人についてまとめてみましたので接し方、つきあい方などの参考にしてみてください。

1. 細かい人とは?

細かい人にも性格の違いはあります。

自分に厳しくて完璧主義、丁寧に何事もこなす人というのがいます。

自分にとって当たり前のことを他の人にも当然のこととして求めてしまいます。

これは周りにとっては「細かくてうるさい人」と映りますが悪気がないことは理解できます。

持って生まれた性質です

一方で悪意のある細かい人がいます。

これは自分自身は完璧ではないのに他人に完璧を求めたり、重箱の隅をつつくような人です。

根底に相手を嫌がらせたり、いじめてやろうという悪意がありますので非常にやっかいです。

会社の上司がこのタイプだと部下は非常に苦労するのです。

同じ細かい人でも前者と後者では対処方法は違ってきます。

前者の場合は本人が完璧主義で細かいので、求められたことに応えることができれば大丈夫です。

そして後者のように嫌がらせやいじめといったいびり体質の細かい人の場合は求められたことに応えてもまた違った角度から責めてきますので、時には正論で言い返すなど勇気を持った対応が必要となる場合もあります。

2. 細かい人の心理とは?

細かい人の心理としては、真面目で完璧主義というのがあげられます。

また自分自身が人から責められたり、叱られることが苦手で怖いがゆえに細かく物事をチェックするなどといった癖がある場合もあります。

細かい人で攻撃的な気質を持っている場合は優等生的な自分でいたい、他人に指摘したり、優れていたいといったところがあります。

度を過ぎると「嫌味な人」として認識されて人から嫌われてしまう原因となります。

持って生まれた性格、気質とは別に、考え方的に人から影響を受けて細かくなったというパターンもあります。

例えば周りにいたずぼらな人から迷惑をかけられて大嫌いだった、自分は絶対にこうはなりたくないと思ったなどという過去がある場合もあります。

3. 細かい人の特徴【金銭面】

細かい人は出費に関してもとても細かいです。

例えば出費は1円でも安くしたいという気持ちが強いです。

もちろん誰だってお金は出したくないかもしれませんが、生きていれば皆で割り勘したり、何かしらの出費というのはつきものですから割り切って考えているものです。

細かい人はそういった空気は読まないどころか「どうしてお金をそこまで出さなければならないのか」などと言い出したり、誰かにプレゼントをあげる時でもケチって安いもので済まそうとしたり見ていて「この人、ケチだな」と思うところがあります。

本人としてはケチでも何でもなく賢く節約しているつもりなのかもしれません。

当然ながら、一緒に飲食をしてもきっちり割り勘です。

交友関係、恋愛関係ではマイナスになってしまうことがあります。

4. 細かい人の特徴【恋愛面】

恋人が細かい人だと苦労することが多いです。

まず相手のファッションなどにチェックが厳しく自分の理想を押しつけたりします。

これは男女関係なくある特徴です。

細かい彼氏の場合は彼女のメイクや髪型などにも口を出したりするので彼女がいいうちはいいのですが、嫌になってきた場合は別れる原因となっても仕方ありません。

デート代は割り勘だったり、相手の行動に口を出したりと細かい人とおつきあいすると何かとストレスが溜まることが多いです。

とはいえ悪い面ばかりではなく神経質ではあるものの完璧主義ですから家事全般にも手を抜かず人の手を借りなくても何でも自分でできるという特徴は男女共にあります。

家事などのマイルールを相手に押しつけてしまうところがありますので結婚後に大雑把な配偶者は苦労してしまうことが多いです。

上手く合わせることができるといいのですがお互い譲らないと大変かもしれません。

5. 細かい人の特徴【行動、性質】

細かい人の行動パターンとしては粘着質、しつこいといったものがあります。

これは良い意味で発揮されると問題はありません。

例えば自分の仕事や趣味に没頭したり、頑張ることは自分の成長を促しますし良いことです

しかし、このような行動を他者にもしてしまうのが問題です。

自分の理想通りにならないと気が済まないタイプ、自分が考えていることが正しいからこの通りにすべきだと確信を持っているタイプが多く厄介です。

良かれと思ってという精神で何でも相手に押しつけてきます。

細かく指摘をしたりして相手からすれば大迷惑、うっとうしい、執着しないで欲しいと思ってしまいます。

が、細かい人は自分は正しいことをしている、アドバイスをしてあげている、相手に尽くしてあげていると信じていますので、人間関係がこじれることが多いのが特徴です。

良好な人間関係を築くには相手に過剰な干渉はしない、支配しようとしないことは基本です。

職場には色々な人がいます。

ここでは職場にいる細かい人の特徴と上手な関わり方をまとめてみました。

良い面もあれば困った面もあります。

なるべく自分にストレスが溜まらず、相手も嫌な気持ちにさせないことが理想です。

プライベートとは違って積極的に関わっていかねばならない場合もありますので相手の特徴をよく見極めてください。

6. 職場にいる細かい人の特徴【人の欠点を探すのに夢中なタイプ】

細かい人は相手のことをよく観察しています。

観察するのが趣味なのではないかと思うくらいに他人の動向をチェックするのが好きです。

まあはっきり言ってしまえばあら探しの名人なのです。

相手に細かい指摘を繰り返すのでくどくど、ネチネチといった性格で嫌われやすいですが、指摘自体は正しく正論なの正面切って言い返せないのが辛いところです。

そのような性格ですので人との言い争いになることがありますが、相手の欠点をずばずばついてきますので言われた方は相当に落ち込んでしまいます。

相手を落ち込ませてけっこう優越感に浸っているタイプもいますので正面衝突は避けた方が無難です。

7. 職場にいる細かい人の特徴【プライドが高い、できるタイプ】

細かい人というのは、仕事ができる人が多いです。

自分の仕事はできなくて他人のあら探しばかりという人も存在しますが、それは少数です。

細かい人は自分の仕事はきちんとこなしています。

そして仕事はできるというプライドが非常に高いです。

なので相手に対して上から目線的になってしまうことがあります。

隠していても相手を見下しているのが言動から何となく伝わってしまいます。

またプライドが高く細かい人は人から指摘されることが大嫌いです。

自分が相手に指摘をするのはいいのですが、その逆はダメで案外打たれ弱かったりする面もあります。

自分は毒舌で相手に指摘しても自分が何か言われますときゅうに被害者意識を高めて「傷ついた」とか「全否定された」などと言い出します。

8. 職場にいる細かい人の特徴【自分が正しいと思い込んでいるタイプ】

細かい人は色々なことに気を配ったり、目が届いているので正しいことが多いのは事実です。

とはいえ人間ですから時には間違いとかミスもあるわけです。

が、人から間違いを指摘されても素直に受け入れることができません。

まず相手に不信感を持ちます。

自分に指摘をしてくるなんてどういうつもりとばかりに相手に攻撃的になります。

その後間違いに気がついても「教えてくれてありがとう」とはならないのが残念なところです。

その細かさで相手のあら探しに走ります。

そして「自分だってこんなミスをしている」と話をすり替えて責めたりします。

性格が悪いと周りは思いますし嫌われるのですが、実は細かい人本人も大きなストレスを感じているのは確かなのです。

自分が正しいという前提のもとで過ごしてきていますので、間違っているという事実をつきつけられることでストレスになり、間違ったことに対しても過敏になってしまいます。

大らかさのある人からしたら「そんなに気にすること?」と思うかもしれませんが、細かい人は心も繊細であることが多いのです。

9. 職場にいる細かい人の上手な関わり方

プライベートであれば、性格が合わない人、好きになれない性格の人とは距離を置けますし、付き合う必要もありません。

ですが職場となればそういうわけにもいきませんし、上手く関係性を作っていくしかありません。

職場にいる細かい人との上手な関わり方は、相手を変えようとしないことに尽きます。

結局性格というのはなかなか変わるものではありません。

細かい人は細かいまま、ズボラな人はズボラなままです。

自分が相手に寄り添ってあげることが一番簡単で相手にとっても嫌な気分にならないことなのです。

細かい人に指摘をされたらむかっとはきても指摘してくれたことに関しては感謝の気持ちを持ちましょう。

大人になればなるほど指摘をして正しいことを教えてくれる人は少なくなります。

また話すことも面倒がらずに全て聞くこと、避けるのではなく自分から相手に近づくことが大事です。

灯台下暗しではありませんが、側にいれば案外見えにくくなって言われないものです。

距離をとって避けるから観察されてしまうのです。

10. 細かい人と大雑把な人の違い

細かい人と大雑把な人はそれぞれに長所、短所があります。

まず考え方に関しては細かい人は非常に慎重に考えるところがあります。

大雑把な人は考える前に動いているといった感じです。

行動力があります。

しかしながら考えが足りず失敗してしまうこともあります。

人に対しては、細かい人は相手をよく観察しています。

案外人間好きなのかもしれません。

大雑把な人は他人にあまり関心がないといいますか、細かい心の動きまでは読めないこと多いです。

よって悪い人ではないけど気配りができないとか、空気が読めないなんて言われてしまうことがあります

仕事面に関しては、細かい人は完璧主義です。

相手にもそれを求めがちです。

大雑把な人は正確さを必要とされる仕事はあまり向かないタイプです。

また相手にも完璧を求めることはありません。

11. 細かい人は嫌われる

プライベートでも仕事でも、細かい人というのは完璧主義ですので頼りがいはあるのですが、人としてはちょっと「うるさい」「関わると面倒」といって敬遠されることが多いかもしれません。

仕事では頼れるけどプライベートでは関わりたくない人なんて形容されるのはちょっと悲しいものがあります

何事も程々が一番です。

自分の仕事はきっちり完璧主義で通すとしても、相手にそれを押しつけたり、できないからと言ってお説教を延々と続けるというのは控えた方がいいです。

大雑把なムードメーカー的な人や、完璧主義で仕事はバッチリな人、色々な人がいるのが職場です。

それぞれの性格を理解して良い関係を作っていきたいものです。

12. 適度に細かいのはいいこと

細かすぎるのは自分自身もストレスが溜まりますし、相手にも息苦しさを与えてしまいますが、適度な細かさはいいことです。

仕事や私生活など怠惰になってしまうのは良くありません。

マイルールを持ってメリハリのある行動をとることは自己管理がしっかりできているということです。

また自己を高める努力をしていることは人間的にも素晴らしいことです。

言われるまで何もしないというのは社会人としてはどうかと思いますし、周囲から信頼も期待もされないというのは悲しいです

そういった意味からも適度に細かい性格であることは望ましいことといえます。

まとめ

いかがでしたでしょうか。

細かい人の特徴、接し方などまとめて紹介しました。

細かい人というと面倒くさいと思われがちですが、良い面を見てみれば仕事ができる、自己管理能力に優れている、細かいことに気がつくなど大人として見習わなければならないポイントが沢山あります。

ただ相手のあら探しや責めるといったネガティブな面もありますので、全てを真似するのではなく見習うべきポイントを学ばせてもらうというのがベストなのではないでしょうか。

仕事をする上では正確さを求められる時もあれば、勢い、パワーといった行動力で雰囲気を盛り上げることを求められる時もあります。

その時々に応じた行動がとれるように頑張っていきたいです。

周りにいる細かい人、嫌うのは簡単ですが、良い面もあるのでそれを見つけて見習っていくようにしましょう。