クールな人の特徴・クールじゃない人の特徴やクールに見せる方法 | SPITOPI

いつも冷静沈着な態度で感情・気分に振り回されないクールな人がいます。

普段は口数が少なくて愛想もないのですが、やるべき時にはやるべき事をきちんとやれるのがクールな人なのです。

この記事では、「クールな性格の人の特徴」「クールな人ではない人の特徴」「クールに見せる方法」を説明していきます。

1. クールな人とは?

クールな人は、嬉しい時にも苦しい時にも「自分の感情」を表に出すことがなく、突然の事件事故に巻き込まれてもパニックになることがありません。

クールな人というのは、いつでも冷静沈着に適切な判断と行動ができる人なのです。

クールな人は普段は言葉数が少なくて表情も乏しいのですが、「暗い人・弱気な人・無能な人」ではありません。

クールな人には独特の存在感と行動力があり、人に馬鹿にされたり暗い人だと思われたりすることはないのです。

クールな人は相手に対して言うべきことはしっかりと言うので、弱気なわけでも頭の回転が遅いわけでもないのです。

やるべき時にはやるだけの実力と勇気もあるので、人から一目置かれます。

2. クールな性格の人の特徴

クールな性格の人の特徴を紹介していきます。

2-1. その時々の「感情・気分」に振り回されることがない

クールな性格の人には自分独自の「信念・価値観・判断軸」があり、その時々の状況や人間関係で生じる「感情・気分」に振り回されることがありません。

喜怒哀楽の感情がないわけではないのですが、人前でそういった感情を表現することがなく、「感情・気分」よりも「理性・思考」を重視して生きているところがあります。

人間関係のトラブルが起こっても感情に流されないので、周囲の人達の「この人はいつもクールだ」という印象が強まっていきます。

怒ったり興奮したりしても何の問題の解決にもならないという信念を持っていることが多く、クールな人は「どうすれば今の問題が解決するのか」という目的意識に従った行動を取りやすいのです。

2-2. 何が起こっても冷静沈着であり「パニック」になることがない

突然の地震に襲われたり、急に交通事故が起こったりすれば、大半の人はパニックになって今から何をすれば良いのかの判断が鈍ってしまいますが、クールな性格の人は取り乱したりパニックになったりすることはありません。

何が起こっても冷静沈着な自分を保つことができるので、「緊急事態における判断・意思決定」を間違うリスクが低くなるのです。

周囲がパニックになって慌てふためいているような状況でも、クールな性格の人は自分ひとりで黙々と「事態に対処する方法」を考え続けていたりします。

パニックにならないことで、周囲の人から「クールで頼りになる格好いい人」というイメージを持たれやすいのです。

2-3. 「論理的・現実的な思考力」で問題を解決してしまう

クールな性格の人は、普段は物静かで口数も少ないのですが、独特の存在感があるだけではなく、いざという時に頼りになる「問題解決のための実力」を持っています。

クールな性格の人の実力を支えているのが「論理的・現実的な思考力」であり、クールな人は「現在の状況に対する論理的な分析力」が非常に優れているのです。

今起こっている問題やトラブルの本質を「論理的・合理的な分析」によって明らかにしたり、「問題の因果関係」を分析して有効な対応策を考えたりするのが得意です。

クールな人は「妄想・空想」に逃げ込むことがなく、いつも静かに「現実・課題」を見据えて実際に問題を解決してくれますから、いざという時には非常に頼りになる人物でもあるのです。

2-4. 愛想が良くないので人間性が冷たいと見られやすい

クールな性格の人は、むやみに笑顔を出したり人にお世辞を言ったりするような「愛想の良さ・取っ付きやすさ」はありません。

クールな人は用事や必要がなければ、無意味に人と共感的なコミュニケーションを取ろうとはしませんから、よく知らない人から見ると「人間性が冷たい人・人間味があまりない人」のように見られやすいのです。

クールな人は「人間嫌い・冷淡な性格」ではないのですが、分かりやすい感情表現や愛想の良さがないので、「冷たい人・優しくない人」だと誤解されやすいのです。

しかし、本音の部分では「困っている人がいたら助けてあげる優しさ」や「人の気持ちを静かに感じ取っている人間らしさ」も併せ持っていて、長く付き合えばその良さが伝わることもあるのです。

2-5. 自立心が強くて単独行動を好む

クールな性格の人は自立心が強いので、「意味もなく群れる行動(大勢でつるんで動くこと)」を嫌う傾向があります。

自分の一日のスケジュールは、自分の目的と意志で自律的にコントロールしたいという思いが強いので、クールな人は基本的に「単独行動」を好むのです。

人と合わせて仲良くできないから一人でいることが多いのではなく、「自分一人でやらなければいけない目的・課題」があったり、「他人に必要以上に依存したくないという思い」があったりすることで、必然的に単独行動が増えることになります。

クールな人は、誰かと常に一緒にいなければならないという「孤独感・不安感・自信の無さ」がないのです。

一方、人と協力すべき場面では、きちんと協力することもできます。

3. クールな人ではない人の特徴

クールな人ではない人の特徴を紹介していきます。

3-1. 思い通りにならないと感情的になって興奮しやすい

クールな人ではない人は、自分の思い通りにならないことがあると、すぐに感情的になって興奮しやすいところがあります。

お互いの言い分が食い違う対人トラブルに巻き込まれれば、反射的に興奮して激しい怒りをあらわにしてしまいやすいのです。

クールな性格の人は常に冷静沈着な態度でポーカーフェイスを崩しませんが、クールな性格ではない人はすぐに感情が顔に出てしまい、「冷静な話し合い」に応じることも難しくなります。

クールではない人は思い通りにならない相手や問題状況に対してカッとなって手も出やすいので、結果として「現実的な問題解決」に遅れが出てしまうのです。

3-2. 想定外の出来事が起こるとパニックになり判断できない

クールな人ではない人は、物事が予定通りに順調に進んでいないと、すぐに慌てて取り乱してしまうところがあります。

「想定外の出来事・トラブル」が起こると、途端にパニックに陥ってしまい、次に自分がどうしたら良いかが分からなくなるのです。

クールではない人は「想定外の出来事」や「事前の計画が崩れるアクシデント」に襲われると、「思考力・集中力」が低下してしまって、問題解決に役立つまともな判断ができなくなってしまいます。

計画や予定が崩れた時に、頭が真っ白になって判断できなくなるのがクールではない人の特徴です。

3-3. 常に大勢でつるんでいて一人では行動できない

クールな人ではない人は、自分に自信がなくて自立心(独立心)も乏しいので、常に大勢の人とつるむことを好む傾向があります。

自分と似たような雰囲気の大勢の仲間に囲まれていることで、どこか安心感を感じることができるからです。

クールな人ではない人は、遊びに出かけるにしても飲食店に食事に行くにしても、自分一人だけでは行動できないという人が多いのです。

誰も一緒についてきてくれない「単独行動」を不安に思ったり、恥ずかしく思ったりしやすいのです。

4. クールに見せる方法

クールに見せる方法について分かりやすく説明していきます。

4-1. 無駄口を叩かずに「必要最低限の用件・説明」だけ伝える

クールに見せるためには、ぺちゃくちゃと無意味なおしゃべりをしないこと、自分の感情を表現しすぎないことが大切です。

普段から口数が多くておしゃべりな人、愛想が良くて表情が豊かな人は、基本的にクールな性格の人には見えないからです。

自分をクールに見せる方法としては、無駄口を叩かないようにして、「必要最低限の用件・説明」だけを的確に伝えるようにしてみてください。

言葉数が少ないにもかかわらず、「必要十分な情報伝達のコミュニケーション」ができている時に、人はその相手のことを「頭の切れるクールな人」だと思いやすいのです。

4-2. 感情的にならずに「現実的な解決方法」を考えて実行する

クールに見せる方法としては、何か想定外のトラブルや事件事故・怪我が起こった時に、感情的になって取り乱さないことが大切です。

クールな性格の人は、怒ったり暴れたり、悲しんだりしても、何も問題の解決にはつながらないことを知っているのです。

例えば、指をドアで挟んだりこけて擦り傷ができたりして怪我をした時に、「痛いよ痛いよぉ、大変だ」と大騒ぎして泣き叫ぶような人は、どう見てもクールな性格の人には見えません。

怪我をした時でも、黙ってすっと立ち上がり、絆創膏を貼って包帯を巻くような応急処置を素早くできる人がクールな人だと見られるのです。

トラブルや事件事故が起こった時に、感情的にならず「現実的な解決方法」を考えて実行してみてください。

4-3. 堂々とした態度で一人で行動する場面を増やす

クールに見せるためには、おどおどとせずに常に「堂々とした態度」で自信を持って振る舞うことが大切です。

何をするにも誰かと一緒でなければならないというのでは、まったくクールな性格の人には見えません。

クールな性格の人には「自立心・独立心の強さ」があるので、むやみやたらに大勢の人とつるんだり、常に誰かと一緒に行動したりすることはありません。

クールに見せる方法としては、何かの用事をする時、飲食店にでかける時など、「一人で行動する場面」を増やすことも有効です。

5. 元々、素がクールな人の心理

元々、素がクールな人の心理は、「自分のプライベートな感情」を相手に見せてしまうと「弱みを握られる」というように感じていることが多いのです。

自分の人生や日常生活をすべて自分でコントロールしたいという「自立心・独立心」が強いので、できるだけ他人からコントロールされるような状況を避けようとするところがあります。

素がクールな人は「セルフコントロールの欲求」が強いので、他人からの感情的な影響を弱めるために、「人間関係の一定の距離感」を保とうとする傾向があります。

元々、素がクールな人は「感情的な訴え」よりも「現実的な問題解決」を優先するので、何かあってもパニックにはならず、現実状況を見据えた冷静な対応を取ることができるのです。

まとめ

クールな人は「感情・気分」に振り回されることがなく、常に冷静沈着な態度を維持して「論理的かつ現実的な判断」をすることができます。

クールな性格の人は、普段は口数が少なくて大人しい印象ですが、やるげき時にはきっちりやるという「実力・行動力=問題解決能力」も併せ持っていることが多いのです。

クールな人ではない人は、想定外のことが起こるとすぐに取り乱してパニックになり、的確な判断を下すことができなくなります。

自立心が弱いので、いつも大勢の人とつるむことを好むのです。

「クールな性格の人の特徴」「クールな人ではない人の特徴」「クールに見せる方法」を知りたい時には、この記事を参考にしてみてください。