中学生や高校生位の時は様々なものに対する好奇心が強い所為でしょうか。
霊的なものへの関心も高い様に見えます。
1970年代「こっくりさん」は大ブームでした。
今ではあまりおすすめ出来ないものとされています。
- こっくりさんとは?
- こっくりさんの都市伝説
- こっくりさんのやり方
- こっくりさんをやる時の注意点
- こっくりさんをやってはいけない理由
- まとめ
1. こっくりさんとは?
こっくりさんは狐の霊と言われていますが、それを呼び出し、色々なことを質問して答えをもらうのです。
聞く内容は小中学生らしく、「好きな人の気持ち」のような可愛いものが多かったです。
一応「です・ます」の丁寧な口調で訊ねますが、それはやはり自分達では見えない物、知ることが出来ないことを教えてくれる存在だと言う気持ちがあるからでしょう。
また、失礼なことを言ったりすると、こっくりさんが帰ってくれないこともあるので注意が必要です。
霊感の強い子が行うと低級霊に憑りつかれたり、おかしな行動をし始めたりすることも70年代には多発していたようです。
2. こっくりさんの都市伝説
2-1. 「あなたは誰ですか」という質問をすると、10円玉が滅茶苦茶な動きを始め、やっていた2人の女学生はパニック状態に
">
誰かが「もう帰ってもらいなよ!」と言い、「お帰り下さい」と言うと、10円玉はピタリと止まりました。
でも、止まったのは「いいえ」の上。
その後何度お願いしてもこっくりさんは「いいえ」。
到頭2人の女子生徒のう1人が10円玉から手を放してしまいました。
「指を勝手に話したらダメ!」「ヤバイ」と周囲の子達が騒ぐ中、もう片方の女子生徒が「どうしたらいいのですか?」と質問しました。
すると、「カ ワ」と言う返事が。
学校のすぐそばに川が流れていたので、その生徒は10円玉を握りしめて川へと走りました。
皆も後に続きます。
でも、川でどうしたら良いのかわかりません。
すると10円玉を握っていた右手がどんどん川へと引っ張られます。
皆で止めても叶いません。
「10円玉を捨てて!」という声に生徒は手を開こうとするけれど開きません。
皆で開かせようとしても開きません。
やっと開くと、10円玉を川へ投げました。
すると、川へ引っ張られる何者かの力もスッと消えました。
女子生徒の手の平に10円玉大の火傷の跡を残して。
2-2. 大人が2人でこっくりさんをしていました
">
そのうち1人(女性)は軽い霊感の持ち主でした。
途中、彼女はこっくりさんでは「聞いてはいけないこと」を聞いてしまいました。
「あなたは何がして欲しいですか?」これはこっくりさん自体にでは無く、こっくりさんによって正体を教えられた、ある人形の中に入っている霊に対して、親切心から出た言葉でした。
しかし、やはりこっくりさんをしている間は、何をして欲しいか、ということは聞いてはいけないようです。
ただでさえ霊感のある彼女は、その後帰宅してから、ヘンな現象に悩まされ続けています。
3. こっくりさんのやり方
3-1. 用意する物
10円玉・A4サイズ位の白い紙・ペン・机・こっくりさんへの質問
- 白い紙の上部中心に鳥居の絵を画き、その左に「はい」鳥居の右には「いいえ」と書きます。
- その下には「あ〜ん」までの五十音を縦書きします。
- 五十音の下には、横書きで1〜0までの数字を書きます。
- 紙を机の上に置き、10円玉を鳥居の位置に置きます。
- 参加者が机の周りに座ったら準備完了です。
- 参加者全員で人差し指を10円玉の上に置きます。
- 参加者の一人が「こっくりさん、こっくりさん、どうぞおいで下さい。もしおいでになられましたら『はい』の方向にお数隅下さい」と言います。
- 10円玉が「はい」の方向へ動いたら霊と交信が取れた合図です。
- 質問をすると、10円玉が動いて答えます。
- 総ての質問が済んだら、「こっくりさん、こっくりさん、どうぞお戻り下さい」と言います。
- 10円玉が「はい」の位置に行った後に鳥居に行きます。
- 「ありがとうございました」と、お礼を言ってから10円玉から手を離します。
4. こっくりさんをやる時の注意点
4-1. 10円玉から勝手に指を離さない
こっくりさんを行っている間は指を10円玉から勝手に話すのは厳禁です。
最後に10円玉を鳥居に戻すのは、降霊した霊を元の世界に戻ってもらう為です。
それをしないうちに指を離すと、霊は10円玉から抜け出し、危害を加えて来る可能性があります。
冷静になり、霊が10円玉から浮遊しないようにします。
そして、粘り強く鳥居に戻ってもらいましょう。
なかなか戻らない場合でも、戻ってくれるまでお願いします。
諦めずにお願いしていれば、最後は鳥居に戻ってくれます。
4-2. 1人で行わない
こっくりさんは2人以上、別の説では3人以上で行うこと、とされています。
実は、これに対する説明ではっきりしたものはありません。
恐らく、こっくりさんは降霊術であり、心理学的には集団催眠とも考えられています。
霊が下りている、と考えながら、或いは自己催眠にかかった状態で「お戻り下さい」とお願いしても帰ってもらえないような場合、1人だとパニックに陥ってしまう危険性が大きいからではないでしょうか。
その他思いがけない返事がきたり、思いがけないことが起こった場合も数人で行うことで、誰かが冷静になることが出来れば、一斉に10円玉から手を離してしまうという、絶対にしてはいけないことをするようなことも無いでしょう。
4-3. こっくりさんが終わったら
こっくりさんが終わったら、すぐに使った紙を破って捨てます。
これにも別説があり、紙は48に裂き、燃やすというものもあります。
いずれにせよ、こっくりさんで使った紙は、その日のうちに処分しましょう。
また、使った10円玉もその日のうちか、3日以内に使うこと、と言われています。
念の為、その日のうちに使ってしまいましょう。
5. こっくりさんをやってはいけない理由
5-1. 降霊術であるから
こっくりさんは降霊術の一種です。
19世紀にヨーロッパで流行ったテーブルに皆が手を付き、霊が下りるとテーブルが床から浮く、といった降霊術がこっくりさんのルーツとされています。
降霊術を行う場合は、ちゃんとした霊能者がその場にいなければ危険です。
悪い霊が降りて来た時に対処しなければならないからです。
70年代は小中高校生がよく行っていましたが、中には霊感のある子が、憑りついた霊を祓った事実もあります。
しかし、そのような人がいないのなら、出来るだけしないに越したことはありません。
低級霊だけに機嫌を損ねると何をするかわかりません。
こっくりさんをするには真面目な気持ちですることが何より大事でしょう。
ちょっとでも疑ったり、面白がって行うと、呼んでもいない悪い霊がすぐ寄りついてきます。
5-2. 自己暗示も怖い
こっくりさんは「来て欲しい」「10円玉が動いて欲しい」という思いから、勝手に手が動いてしまうこともあるでしょう。
周りを騙すつもりなどではなく、自分の潜在意識とでもいうものが手を動かしてしまうのです。
こうなると自己暗示・自己催眠にかかった状態です。
こっくりさんにのめり込んでいくと、目に見えない霊と言う存在と交信していることに、興奮を覚えると共に恐怖感も味わいます。
それが、そのうち楽しいのか怖いのか自分でもわからなくなり、精神分裂の様な状態になってしまうのです。
こっくりさんを行った後に錯乱状態になったり、おかしなことをし出したりするのも、悪い霊が憑いたとも言えますが、精神的に不安定な状態になってしまったとも考えられるでしょう。
そのような状態になれば、病院のお世話にならなければなりません。
しかし、本人がそこで「こっくりさんの祟りだ」と思い込んでいたら、治るものも治らなくなってしまいます。
ですから、あまり若い人はこっくりさんはしない方が良いのです。
5-3. 学校で禁止令が出た程集団ヒステリーを起こしやすい
特に女子は男子より冷静になることが難しい時があり、それなのに、こうした占いや霊との交信といったオカルトものが好きです。
でも、こっくりさんが無理なことを言っているとか、帰ってくれない、10円玉から指を離してしまった、というようなことが起きた場合、パニックに陥りやすいのも女子の方です。
しかも3人以上で行っている訳ですから、1人がパニックを起こすと他の人達も怖くなり、全員がヒステリー状態になってしまうことがあります。
更に近年の学校側が気にするのは、いじめを企む生徒が、10円玉を勝手に動かし、いじめの対象の子に対して不利な答えを出すことです。
これは、いじめられた子を精神的に酷く傷つけます。
こっくりさんを利用してこのような卑劣なことをする人は、本当に呪われるか、神様から罰が下ると思いますが、当面はいじめられた子のショックは計り知れないものがあります。
まとめ
こっくりさん、軽い気持ちで行うのは危険だということはわかりましたか?
現在、再びオカルトものが流行ってきました。
こっくりさんだけでなく、知らぬ間に遊びの中で低級霊や悪い霊を呼び出しているかもしれません。
充分に気を付ける必要があります。
3. こっくりさんのやり方
3-1. 用意する物
10円玉・A4サイズ位の白い紙・ペン・机・こっくりさんへの質問
- 白い紙の上部中心に鳥居の絵を画き、その左に「はい」鳥居の右には「いいえ」と書きます。
- その下には「あ〜ん」までの五十音を縦書きします。
- 五十音の下には、横書きで1〜0までの数字を書きます。
- 紙を机の上に置き、10円玉を鳥居の位置に置きます。
- 参加者が机の周りに座ったら準備完了です。
- 参加者全員で人差し指を10円玉の上に置きます。
- 参加者の一人が「こっくりさん、こっくりさん、どうぞおいで下さい。もしおいでになられましたら『はい』の方向にお数隅下さい」と言います。
- 10円玉が「はい」の方向へ動いたら霊と交信が取れた合図です。
- 質問をすると、10円玉が動いて答えます。
- 総ての質問が済んだら、「こっくりさん、こっくりさん、どうぞお戻り下さい」と言います。
- 10円玉が「はい」の位置に行った後に鳥居に行きます。
- 「ありがとうございました」と、お礼を言ってから10円玉から手を離します。
4. こっくりさんをやる時の注意点
4-1. 10円玉から勝手に指を離さない
こっくりさんを行っている間は指を10円玉から勝手に話すのは厳禁です。
最後に10円玉を鳥居に戻すのは、降霊した霊を元の世界に戻ってもらう為です。
それをしないうちに指を離すと、霊は10円玉から抜け出し、危害を加えて来る可能性があります。
冷静になり、霊が10円玉から浮遊しないようにします。
そして、粘り強く鳥居に戻ってもらいましょう。
なかなか戻らない場合でも、戻ってくれるまでお願いします。
諦めずにお願いしていれば、最後は鳥居に戻ってくれます。
4-2. 1人で行わない
こっくりさんは2人以上、別の説では3人以上で行うこと、とされています。
実は、これに対する説明ではっきりしたものはありません。
恐らく、こっくりさんは降霊術であり、心理学的には集団催眠とも考えられています。
霊が下りている、と考えながら、或いは自己催眠にかかった状態で「お戻り下さい」とお願いしても帰ってもらえないような場合、1人だとパニックに陥ってしまう危険性が大きいからではないでしょうか。
その他思いがけない返事がきたり、思いがけないことが起こった場合も数人で行うことで、誰かが冷静になることが出来れば、一斉に10円玉から手を離してしまうという、絶対にしてはいけないことをするようなことも無いでしょう。
4-3. こっくりさんが終わったら
こっくりさんが終わったら、すぐに使った紙を破って捨てます。
これにも別説があり、紙は48に裂き、燃やすというものもあります。
いずれにせよ、こっくりさんで使った紙は、その日のうちに処分しましょう。
また、使った10円玉もその日のうちか、3日以内に使うこと、と言われています。
念の為、その日のうちに使ってしまいましょう。
スポンサーリンク