心霊関係のメディアでよく耳にする地縛霊。
地縛霊とはいったいどのような霊なのでしょうか。
今回は地縛霊について徹底解説します。
- 地縛霊とは
- 地縛霊が周囲に与える影響
- 地縛霊と浮遊霊の違い
- 地縛霊はどこにいるのか
- 地縛霊が成仏しない原因
- 地縛霊の憑依
- 地縛霊にとり憑かれやすい人の特徴
- 地縛霊にとり憑かれていると言われる症状とは
- 地縛霊を供養すると言われている方法
- 地縛霊をお祓いしてもらえるところとは
- 地縛霊を引きよせないためにお守りを身につけよう
- まとめ
1. 地縛霊とは
地縛霊とは、自己の死を受け入れられなかったり、自分が死んだということを理解できなかったりして、そのまま死亡した土地や建物、因縁の深い場所に根付いて離れられなくなっている霊のことです。
霊によってなぜその土地から離れられなくなってしまったのかは各々理由があります。
離れたくないと思う気持ちが強すぎて特定の場所に縛られている地縛霊もいれば、霊自身がよく分からない理由のまま地縛霊となっている場合があります。
しかし、何らかの形でその縛られている場所と関係があります。
2. 地縛霊が周囲に与える影響
地縛霊は、その土地に関わる人や物に色々な影響を及ぼしています。
特に、霊自身がその土地や建物に強い執着を持っており、離れたくないと思っている場合は問題です。
地縛霊とその場所を離そうとする人物に悪影響を与える可能性があるからです。
例えば、土地の売買や家屋の取り壊し、改築、地縛霊以外のものの侵入です。
地縛霊はそれを阻止しようと怪奇現象や、土地家屋を壊す者への危害、憑依等の霊的障害を与えてきます。
また、自殺者や事故死者等の苦痛を伴う地縛霊は、死後も苦痛にさいなまれており、そばを通りがかった波長の合う人に自分と同じ苦しみを味わってほしい、助けて欲しいとアピールし、霊障を与えたりもします。
その結果その場所は地縛霊による影響によって何度も事故が起きたり、死亡者が出たりと悪い印象を与える魔の場所となってしまうのです。
3. 地縛霊と浮遊霊の違い
地縛霊も浮遊霊もあの世に行くことができず、この世に残っている霊なのですが、決定的な違いとしては、地縛霊は縛られた土地から動くことができないことです。
浮遊霊は死んでからいくべき道を見失ってさまよっている迷子の状態の霊であり、ある程度は自由に動いています。
しかし、地縛霊は強い意思を持ってこの世の特定の場所にとどまっているケースが多く、中には好き好んで特定の場所にいる地縛霊もいます。
それに、場所に縛られているために霊体単体では移動しづらく、何かに憑依しないと動けません。
4. 地縛霊はどこにいるのか
地縛霊は、霊自身の人生に関係がある場所に縛られているものだけではありません。
前述した通り、中には霊自身も知らないままなぜかその土地に縛られてしまい地縛霊となっている場合もあるのです。
それは地縛霊が霊を呼ぶケースです。
寂しい気持ちが仲間を呼び、結果としてたくさんの地縛霊がその土地や建物に住み着いてしまうことになります。
地縛霊がいる可能性がある場所を避けるために、地縛霊がいる可能性がある土地や場所の特徴を記しておきますので参考にしてください。
- きれいな外観、新しい外観に関係なく雰囲気がどんよりとしている場所・建物
- 以前は処刑場であったところ
- 以前は墓地だったところ
- 以前は戦場だったところ
- 物が動き出す
- ラップ音が聞こえる
- 誰もいないはずなのに人の気配や話し声がする
- 近くに水辺(海・沼・池・川)がある
- 自殺の名所
- 事故が多い場所
- 電化製品の誤作動がある
- 家庭環境が悪い家
- 精神的に落ち着かないところ
- 気分が悪くなるところ
5. 地縛霊が成仏しない原因
地縛霊には3つのタイプがあります。
一つは、霊自身が望んで特定の場所から動こうとしないタイプです。
その特定の場所は、自分が生前から固執してきたことに関わる場所であることが多いのが特徴です。
金銭や家族等、良くも悪くも生前の思い出が強く残る場所である場合が多く、その場所や人をいつまでの見ていたい、守っていたいという気持ちが強かったり、恨みを晴らしたいという思いが強くあることによって地縛霊となっています。
徐霊・成仏を自らの意思で拒んでいるタイプの地縛霊です。
自分で拒んでいるのですから、成仏はできません。
二つ目は、自分でも理由が分からず縛りつけられているタイプの地縛霊です。
自己の死を受け入れることや理解することができていないため、最後の場所である死に至った場所にいつまでもいて、その時の苦しみを何度も味わっていたり、助けを求めている霊です。
この地縛霊の場合は、自分の感情に縛られているため、「自縛霊」と呼ばれる場合もあります。
自分自身が原因なので、自分では成仏することがなかなか難しいのです。
三つ目は地縛霊が地縛霊を縛りつけているタイプです。
マイナスの波動が強い場所や自殺者の多い場所は、その土地の地縛霊が寂しさから回りの霊を呼び込み、無理矢理地縛霊にしてしまいます。
このタイプは、呼び込んだ地縛霊の数がすさまじく多いため、なかなか地縛霊達の中から抜け出すことが難しくて成仏できないのです。
6. 地縛霊の憑依
地縛霊は強い苦しみや痛み、恨みを抱えている霊が多いことが特徴です。
そのため、自分が特定の場所に居座ることに邪魔をしてくる物や人に憑依したり、苦しみや痛みを分かってもらおうと憑依してくるケースが多くあります。
地縛霊の憑依は、他の浮遊霊等と同様に同じ波長が合う人に憑依しやすいのですが、自分と同じ苦しみや痛み、恨みを持っている者に憑依しやすい傾向にあります。
また、霊力を持っている者にはその苦しみから助けてもらおうとすがり、憑依する傾向にあります。
7. 地縛霊にとり憑かれやすい人の特徴
霊が好むとり憑きやすい人はマイナスな波動を持っている人であることが共通しています。
ここでは、特に地縛霊が好むとり憑きやすい人の特徴を具体的にピックアップして紹介しましょう。
- 金銭や財産への異常な執着を持っている
- 心霊スポット巡りが好きである
- すぐになんでも単純に同情してしまう
- 霊を信じていない
- 他人を恨む気持ちが強い
- 他人を羨む気持ちが強い
上記の特徴を持っている人は、地縛霊がその場所に縛られている理由と類似・直結していることが多く、地縛霊が好んで憑依する可能性があります。
自分自身にもしもその特徴が当てはまっているのであれば、注意した方が良いかもしれません。
8. 地縛霊にとり憑かれていると言われる症状とは
霊にとり憑かれた症状は基本的には全部同じです。
感情のコントロールができなくなったり、人間関係が乱れたり、自己中心的になったりします。
ここでは、その中でも地縛霊にとり憑かれた特徴として顕著なものを具体的にピックアップしました。
下記にいくつかの例とその理由をあげておくので参考にしてください。
8-1. 金銭への執着が顕著になる
金銭や財産の執着があるタイプの地縛霊が原因です。
このタイプの地縛霊がとり憑くと、金銭への執着が人が変わったかのようになり、金銭管理にすべてを費やすために周囲の人間と関係が悪くなって孤独になっていきます。
8-2. 地縛霊が縛られている場所へ行きたがる
地縛霊が自分の苦しみや気持ちを分かってもらおうと憑依している人を呼ぶからです。
その土地や建物を購入しようとしたりします。
8-3. 事故や怪我に合う確率が高くなる
事故や怪我で亡くなった地縛霊が、同じ目に合わせようとしています。
8-4. 自分の写真を撮った時に、あるはずの自分の手や足がうつっていない
事故や怪我で亡くなった地縛霊と同じような怪我をさせようと狙っています。
8-5. 独りぼっちになる、財産を失う
なぜか人間関係が悪くなり、独りぼっちになってしまいます。
金銭的にも追い詰められ、憑依した人を孤独にすることにより、地縛霊が憑依者を自殺へと導いています。
地縛霊の霊的パワーは、年月とともに大きくなっていく場合があります。
霊障によっては、恐ろしいものも少なくありません。
そんな地縛霊に憑依されたらどうしたら良いのでしょう。
次の項目では、地縛霊を供養すると言われている方法を記載しておきます。
9. 地縛霊を供養すると言われている方法
地縛霊に憑依されたら…、もしくは地縛霊がいる土地や建物だと分かったらいったいどうしたら良いのでしょう。
弱い地縛霊であれば、自分でも供養することができるのはご存知でしょうか。
9-1. 土地や建物に盛り塩をする、塩をまく
土地や建物の気になるところに盛り塩をしたり、塩をまく方法です。
土地や建物だけではなく、霊自身も清められます。
浄化した霊は、成仏しやすくなります。
9-2. お酒を供える、お酒をまく
お酒を供えたり、お酒を土地や建物の周囲にまくことによって霊自身を清める方法です。
お酒と同様に、浄化した霊は成仏しやすくなります。
9-3. お線香を焚く
お線香のにおいは、霊が嫌っているものではありますが、救いを求めている霊にとっては癒しとなり、結果として成仏につながる場合があります。
9-4. お経をあげる
お経は霊にとってどこに行ったらよいのか導くものでもあります。
地縛霊がこの世への未練や執着を捨て、次のステップに進むべきだということをこの世からアプローチすることになるのです。
10. 地縛霊をお祓いしてもらえるところとは
自分で簡単にできる地縛霊の供養の方法を記載しましたが、地縛霊は人間よりも強力な念や波動の力を持っています。
生半可に自分で供養をしたとしても、反対に飲みこまれてしまう可能性もあるのです。
神社だけではなく、お寺でもお祓いはしてくれます。
まずは近くの神社はお寺に相談に行ってみるとよいでしょう。
そのお寺や神社がお祓いを取り扱っていない場合は、紹介してくれる場合もあるので関係者に尋ねてみてください。
また、霊能者や占い師でもお祓いをしてくれる人はいるので信頼のできる人がいれば相談するのも良いでしょう。
11. 地縛霊を引きよせないためにお守りを身につけよう
地縛霊がいそうな場所に行かないように気をつけていても、たまたま通りがかったところで波長が合ってしまって憑依されてはたまったものではありません。
神社やお寺で売っているお守りや、自分の誕生石、パワーストーンには霊を寄せ付けない波動を発してくれる効果があります。
お守りを身につけて、自分を守るようにしましょう。
まとめ
地縛霊は、特定の場所や建物に縛られているこの世に未練や恨みのある霊です。
地縛霊にはそれぞれの理由があり、なかなか自力で成仏できないばかりか、成仏を拒む霊もいます。
地縛霊が成仏するためにはやはり道を説き、既に死んでいることや未練や執着を捨てて新たな魂としてのスタートを歩んでもらうことが一番だといえるでしょう。
地縛霊の対応が自分では難しいと思ったら、必ず専門家に相談するようにしてください。
5. 地縛霊が成仏しない原因
地縛霊には3つのタイプがあります。
一つは、霊自身が望んで特定の場所から動こうとしないタイプです。
その特定の場所は、自分が生前から固執してきたことに関わる場所であることが多いのが特徴です。
金銭や家族等、良くも悪くも生前の思い出が強く残る場所である場合が多く、その場所や人をいつまでの見ていたい、守っていたいという気持ちが強かったり、恨みを晴らしたいという思いが強くあることによって地縛霊となっています。
徐霊・成仏を自らの意思で拒んでいるタイプの地縛霊です。
自分で拒んでいるのですから、成仏はできません。
二つ目は、自分でも理由が分からず縛りつけられているタイプの地縛霊です。
自己の死を受け入れることや理解することができていないため、最後の場所である死に至った場所にいつまでもいて、その時の苦しみを何度も味わっていたり、助けを求めている霊です。
この地縛霊の場合は、自分の感情に縛られているため、「自縛霊」と呼ばれる場合もあります。
自分自身が原因なので、自分では成仏することがなかなか難しいのです。
三つ目は地縛霊が地縛霊を縛りつけているタイプです。
マイナスの波動が強い場所や自殺者の多い場所は、その土地の地縛霊が寂しさから回りの霊を呼び込み、無理矢理地縛霊にしてしまいます。
このタイプは、呼び込んだ地縛霊の数がすさまじく多いため、なかなか地縛霊達の中から抜け出すことが難しくて成仏できないのです。
6. 地縛霊の憑依
地縛霊は強い苦しみや痛み、恨みを抱えている霊が多いことが特徴です。
そのため、自分が特定の場所に居座ることに邪魔をしてくる物や人に憑依したり、苦しみや痛みを分かってもらおうと憑依してくるケースが多くあります。
地縛霊の憑依は、他の浮遊霊等と同様に同じ波長が合う人に憑依しやすいのですが、自分と同じ苦しみや痛み、恨みを持っている者に憑依しやすい傾向にあります。
また、霊力を持っている者にはその苦しみから助けてもらおうとすがり、憑依する傾向にあります。
7. 地縛霊にとり憑かれやすい人の特徴
霊が好むとり憑きやすい人はマイナスな波動を持っている人であることが共通しています。
ここでは、特に地縛霊が好むとり憑きやすい人の特徴を具体的にピックアップして紹介しましょう。
- 金銭や財産への異常な執着を持っている
- 心霊スポット巡りが好きである
- すぐになんでも単純に同情してしまう
- 霊を信じていない
- 他人を恨む気持ちが強い
- 他人を羨む気持ちが強い
上記の特徴を持っている人は、地縛霊がその場所に縛られている理由と類似・直結していることが多く、地縛霊が好んで憑依する可能性があります。
自分自身にもしもその特徴が当てはまっているのであれば、注意した方が良いかもしれません。
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