デジャブとは?デジャブについて徹底解説をまとめました。
- デジャブとは?
- デジャブの語源
- デジャブと既視感は一緒なのか?
- デジャブが起こる原因と言われている仮説
- デジャヴが多い人の特徴
- 予知夢とデジャブの違い
- 予知夢とは
- 正夢とは
- 明け方に見た夢とデジャブの関係性
- 予知夢になる可能性がある夢とは
- デジャブが気になってしまう場合
- まとめ
1. デジャブとは?
デジャブとは、経験したことがない、行ったことがない場所などを知っている、経験したように感じる現象のことを言います。
大人の半分以上の人は経験したことがあると言われていますが、あなたはどうでしょうか。
これまでの人生でデジャブの体験はありますでしょうか。
ここではデジャブについて詳しく説明していきますので最後までおつきあいください。
2. デジャブの語源
デジャブという言葉はフランス語で「すでに見た」という意味を持ちます。
超能力の研究をしていたフランスの超心理学者、エミール・ブワラックが1917年に執筆した「超心理学の将来」の中で初めて登場した言葉です。
今から100年前のことですから、わりと新しい言葉だということになります。
現在では小説、映画の中でよく使われている言葉、題材で世界中に浸透しています。
3. デジャブと既視感は一緒なのか?
既視感とは、実際は一度も体験したことがないことを、体験したように感じることを言います。
また「見たことは確かにあるが、いつ、どこだったか思い出せない」といった感覚、違和感を覚える場合が多いです。
夢や物忘れではなく、確固たる感覚があるというのが特徴です。
デジャブと既視感は同義語として扱われることがほとんどです。
どちらかと言えば、デジャブ、デジャヴの方が浸透しているかもしれません。
4. デジャブが起こる原因と言われている仮説
不思議な現象、デジャブが起こる原因は40以上の仮設がでているのだそうです。
それだけ、人はデジャブという現象に興味を持っているということなのでしょう。
ここでは有名なものを5つ紹介します。
4-1. 前世の記憶という説
少しオカルト的な仮説ではありますが、デジャブというのは前世の記憶によって起こるというものがあります。
そのような題材の小説、漫画などもあるのではないでしょうか。
自分で経験した記憶がないのに、どこかで見知っているような気がする、確信めいたものがありますと、そのような不思議なことを考えるのも自然な流れかもしれません。
確かに前世の記憶があるとしか思えない、不思議な話というのは世界各地にあることから、このような説もありえるかもしれないと信じる人がいるのもうなづけます。
4-2. 無意識の記憶という説
精神科医、精神分析学者のジークムント・フロイトは自身の著書の中でデジャブについてこう述べています。
「デジャブとはすでに見た夢のようなものだ」と。
フロイトの説によれば人が何かを見る場合、意識して見たものに関しては脳に記憶され、再び思い出すことができるのだそうです。
しかし、無意識に見たものに関しては思い出すことができないとのことです。
結果的にデジャブのような現象として現れてくるのだといいます。
つまり自分が思い出せないだけで、どこかで見ている、経験しているということなのです。
また似たようなことを混同しているといったこともあるのかもしれません。
4-3. 予知能力という説
デジャブの原因はその人の無意識の予知能力であるという説があります。
予知能力というよりは、予測能力といった方が近いかもしれません。
例えば、明日山へ行く、海へ行くなど予定があったとします。
その際あなたの頭の中でこれまで行った場所や、テレビや映画で見た景色など、風景を思い描くことでしょう。
眠っている間に見た夢の内容なども関係してきます。
これまでの膨大な記憶、自分では忘れているものもあるかもしれません。
特に夢などは忘れてしまうことがほとんどです。
そこで翌日出かけた先であなたが頭の中で思い描いたものがどこか似ていたりすることで、デジャブを感じるということになります。
「前に来たような気がする」というのがまさにそれです。
予知夢などもデジャブが関係しているという説があるのも何となくわかります。
4-4. 似たような経験をした説
一番多い原因と言われるのが、過去に似たような経験をしたという説になります。
似たようなことが起こりますと脳が同じ現象だと勘違いをしてしまうのです。
また実際に自分が経験していなくても、小説、ドラマなどで同じようなシチュエーションを見たり、読んだりしていることも同様で、デジャブを引き起こしてしまう可能性があるのです。
特徴としては、どこかで経験したとはっきり思うのですが、それがどこだったのか、いつのことなのか思い出せないという状態です。
4-5. パラレルワールド説
パラレルワールドとは並行世界、並行時空などといわれます。
この現実とは別にもう一つの現実が存在しているということで、SF、ファンタージーなどが好きな人にはよく知られた概念でしょう。
デジャブはパラレルワールドと関係しているのではないかという説もあります。
つまり、別の世界にいる自分が思ったこと、経験したことをこの世界にいる自分が何らかの形で受信、キャッチしたという考え方です。
元々はSF小説などに登場する概念でしたが、実際にパラレルワールドは存在する可能性があるとしたら、十分にありえる原因なのです。
5. デジャヴが多い人の特徴
デジャブというのはすべての人に起こるわけではありません。
何となく感じたことがあるという人が多いでしょう。
でもなかには感じたことは一度もないままという人もいます。
また反対に頻繁にデジャブを感じるという人もいます。
ではどのような人にデジャブが起こりやすいのか、特徴をまとめてみました。
5-1. 旅行頻度の高い人
デジャブを感じる人の特徴に旅行によく行く人というのものがあります。
行動範囲が広い人ということです。
普段の自分の行動範囲以外へ行くことは脳に良い刺激を与えるといわれています。
旅行に行くことで、脳に新たな刺激を与えることがデジャブと関係があるのではないでしょうか。
5-2. 感受性が豊かな人
デジャブを感じやすい人の特徴に感受性が強い、影響を受けやすいという性格が関係しているといわれます。
確かに刺激的なニュース映像などを見てまるで自分が体験したかのショックを受けるという人もいます。
感受性が強い人ほど他の人に起こったことを自分の身に置きかえて感じます。
若い世代にデジャブを感じる人が多いのも理解できます。
5-3. 若者
デジャブを体験した人を対象に調査した結果、年を重ねるごとにデジャブを感じることは減少していくということがわかったそうです。
要するにデジャブは若い世代の方が体験する人数が多いとのことです。
若いといっても子供ではなく、15〜25歳の若者が最も多いということです。
5-4. ストレスにさらされている人
デジャブを体験した人に調査をしたところ、その少し前に肉体的、精神的にストレスを感じていた状況だったことがわかっています。
脳が疲れている状態だったわけです。
そういった場合は通常と違って、混乱状態であったり、錯覚を起こす場合もあるでしょう。
また精神的ショックで記憶障害を引き起こすこともあります。
5-5. 頭の回転が速い人
知識が豊富で、頭の回転が速い人もデジャブが起こる確率が高いといわれます。
好奇心が旺盛であらゆることをインプットすることで起こりやすいですから、若い世代に多いのもうなづけます。
5-6. よく夢を見る人
日頃から夢をよく見るタイプの人もデジャブが起こりやすいといわれます。
明け方に見た夢は正夢になるなんて言い伝えもありますが、日頃から夢の暗示が当たる人、何かと夢でインスピレーションを得る人などはデジャブを体験しやすいタイプなのでしょう。
6. 予知夢とデジャブの違い
デジャブと予知夢は似ているようで違います。
また予知夢と正夢も意味あいは違います。
7. 予知夢とは
予知夢とは、未来の何かを暗示させるような夢のことをいいます。
従ってデジャブとは違って意図することがはっきりしない、わかりにくいという場合が多いのです。
夢の中で、会ったことがない人、会えないような人が現れることもあります。
メッセージ、ヒントなどを与えてくれるのです。
デジャブのように「前に会ったような気がする」という感覚にはならないのが違いです。
7-1. 色鮮やかな夢である
白黒ではない
7-2. 夢を見て現実に起こるまでに時間がかかることが多い
時に数十年ぐらいの時間がかかることもある。
7-3. 目が覚めた時に意識がクリアである
感動、興奮といったものが残っている。
8. 正夢とは
予知夢と正夢は同じような意味に思われるかもしれませんが違います。
抽象的な予知夢と違って、夢で見たシーンがそのまま現実の世界で再現されるのが正夢の特徴です。
8-1. 何度か同じ夢を見ることがある
8-2. 目覚めてから夢の内容をしっかり覚えている
通常の夢は記憶が薄れることも多い
8-3. 現実感を強く感じる、夢との区別が一瞬つかない場合もあります
8-4. 夢を見てから現実に起こるまでの時間が短い傾向にある
9. 明け方に見た夢とデジャブの関係性
予知夢、正夢、デジャブとそれぞれの特徴がだんだんおわかりいただけてきたかと思います。
デジャブと予知夢自体は別物です。
しかし例外があります。
それは明け方に見た夢です。
明け方に見た夢が何となくデジャブを感じる場合です。
夢の中で起こっていたことが現実の世界で体験したような気がする場合です。
これは正夢になりやすい、予知夢になるといった可能性を秘めているのだそうです。
そういったことから、明け方の夢は予知夢のサインともいわれます。
10. 予知夢になる可能性がある夢とは
予知夢になる可能性が強い夢は以下の通りです。
- 明け方の夢(自分の起床時間より2〜3時間早いのが目安)
- 夢の内容が鮮明、はっきり記憶している
- 内容がリアリティがある(非現実的な内容ではない)
- 目覚めた時に感情が高ぶっている、興奮状態
日頃から夢を見やすい人は夢日記などをつけておくことをおすすめします。
自分が見る夢の内容の傾向や、時間などわかりますし、その時の精神状態、体調などを記録しておくことで夢からのメッセージの判断がつきやすくなります。
11. デジャブが気になってしまう場合
デジャブ、既視感を感じることが多く、その体験自体が気になる、どのような意味があるのか固執してしまうという人もいます。
確かに、まったく体験しない人もいることから、自分はどこかおかしいのだろうかと不安に感じることもあるかもしれません。
デジャブが原因で気持ちが落ち着かない、不安感が強いのであるならば、まずはしっかり睡眠がとれているか確認してください。
睡眠時間が長くても睡眠の質が落ちていると、悪夢を見たりすることがあります。
細切れに目が覚めてしまう、デジャブ、夢が気になるという場合はリラックスすることを心がけてください。
どうしても気になるという場合は何かストレスなどが原因の場合もありますので、勇気を出して受診して見ることも検討した方がいいかもしれません。
まとめ
いかがでしたでしょうか。
デジャブについての解説で大体のことを理解していただけましたか。
デジャブ、既視感については若い世代、感受性が強い人が体験しやすいということがわかりました。
またそのような人でも年を重ねるごとにデジャブを体験することが減少していくのです。
その理由としましては、若い時は柔軟性があり、感受性が強くても、大人になって色々なことを経験していくうちに自分の価値観、考え方に自信が出てきて性格ができあがってしまうからではないでしょうか。
また、年を重ねると、だんだん行動的ではなくなってきて、家にいる方が落ち着くなどと、動きまわらなくなる傾向もあります。
若い時は疲れ知らずで、少しでも休みがあったら積極的に出かけたりするものです。
そういったことからも、デジャブというのは年を重ねた人は体験することが少なくなるのでしょう。
また、脳の勘違い説、前世の記憶説など、様々な原因が仮説として出ているのが興味をひくところです。
いまだ、はっきりと解明されていないというところが神秘性を高めています。
小説や映画などでデジャブを題材にしたものはロマンチックですし、作品として作りやすい、盛り上がりやすいという点もあります。
解明されていないと言えば、パラレルワールド説もあります。
これは今の時点ではまだわからない状態です。
この先の将来、はっきりしたことがわかる日が来るのでしょうか。
楽しみでもあります。
以上、デジャブについて徹底解説でした。
興味を持って読んでもらえましたら幸いです。
ここまでおつきあいいただきありがとうございました。
8. 正夢とは
予知夢と正夢は同じような意味に思われるかもしれませんが違います。
抽象的な予知夢と違って、夢で見たシーンがそのまま現実の世界で再現されるのが正夢の特徴です。
8-1. 何度か同じ夢を見ることがある
8-2. 目覚めてから夢の内容をしっかり覚えている
通常の夢は記憶が薄れることも多い
8-3. 現実感を強く感じる、夢との区別が一瞬つかない場合もあります
8-4. 夢を見てから現実に起こるまでの時間が短い傾向にある
9. 明け方に見た夢とデジャブの関係性
予知夢、正夢、デジャブとそれぞれの特徴がだんだんおわかりいただけてきたかと思います。
デジャブと予知夢自体は別物です。
しかし例外があります。
それは明け方に見た夢です。
明け方に見た夢が何となくデジャブを感じる場合です。
夢の中で起こっていたことが現実の世界で体験したような気がする場合です。
これは正夢になりやすい、予知夢になるといった可能性を秘めているのだそうです。
そういったことから、明け方の夢は予知夢のサインともいわれます。
10. 予知夢になる可能性がある夢とは
予知夢になる可能性が強い夢は以下の通りです。
- 明け方の夢(自分の起床時間より2〜3時間早いのが目安)
- 夢の内容が鮮明、はっきり記憶している
- 内容がリアリティがある(非現実的な内容ではない)
- 目覚めた時に感情が高ぶっている、興奮状態
日頃から夢を見やすい人は夢日記などをつけておくことをおすすめします。
自分が見る夢の内容の傾向や、時間などわかりますし、その時の精神状態、体調などを記録しておくことで夢からのメッセージの判断がつきやすくなります。
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