予知夢とは?予知夢の見やすい人の特徴 | 脳・コツ・デジャヴ・分析 | SPITOPI

予知夢とは?予知夢の見やすい人の特徴をまとめました。

1. 予知夢とは?

予知夢とは、自分や他人についての未来での出来事、事の成り行きや結果をその出来事が実際に起こる前に夢の中で体験したり、見たりするというものです。

実際に起きる出来事のどのくらい前に見るかということは、予知夢を見る人によって違ったり、出来事によっても左右されることがあります。

また、予知夢を見たからといって必ずしも夢の中のとおりの出来事が起こるとは限りません。

予知夢に登場する人の考え方や行動によって、未来の出来事の内容がかわることがあるようです。

その場合は、新たな予知夢として見たり、何かが夢の中でお告げとなってあらわれるケースがあるのです。

2. 予知夢を見る人の特徴

予知夢を見る人の特徴は、その人によって少しずつ異なりながらも基本的には下記のような特徴を持つ人物が予知夢の能力を身につけていることが多いとされています。

2-1. イノセントな心の持ち主

イノセントという意味を皆さんはご存じでしょうか。

イノセントとは、潔白な・純潔な・無邪気なという意味を持っています。

つまり、純粋な心を持っている人物が、予知夢を見ることができる能力を潜在的に持っていることが多いといえるでしょう。

イノセントな心の持ち主は、たくさんの価値観にとらわれず、物事を客観的に見ることが優れています。

2-2. 第六感が優れている人が多い

第六感とは、いわゆるひらめきやインスピレーションの高い人物をさしています。

その第六感が夢の中でも働くことによって予知夢を見ることを可能としているのです。

夢の中で第六感が働くと、普段は頭の中だけのアイデアであったものが、睡眠中はアイデアと共に夢というビジョンが加わり、視覚的なものとなるのです。

それが予知夢となって自分自身に未来の出来事を見せてくれているといえるでしょう。

2-3. 邪心のない子ども

予知夢を見ることができるようになる人の中には、子供の頃にその能力を得られたという人が多いのも特徴です。

子供時代は魂自体が穢れのない状態であり、第六感や霊的能力が高くなっているといえるからです。

また、子供時代は感性が高く、本能や潜在意識が顕著に前面に押し出されている状態であり、予知夢を見ることができるという理由もあります。

2-4. 霊能力が強い

霊能力が強い人はもともと予知夢を見ることができる人物がとても多いです。

自分の先祖や、守護霊等の力を借りることによって、睡眠という無意識の状態に霊能力が高まり、予知夢を見るケースがあります。

霊能力がとても高い人は、かなり的確な予知夢を見ることができる人が多いのも特徴です。

3. 予知夢を見るコツ

予知夢を見るコツは、まず自分と夢との関わりを詳しく分析することが重要です。

ここに主に有効な方法を二つ紹介します。

3-1. 夢日記をつける

予知夢を普段自分がどれだけ見ることができているのかを知り、夢の内容を覚えることを訓練することに最も適した方法の一つが、夢日記です。

夢日記は簡単であり、誰でもすぐに取り組むことができます。

朝を起きた後に夢で見た内容や、気になったポイントを書き留めて、時々見直すようにして現実と照らし合わせましょう。

もしかしたら予知夢を見ていたかもしれません。

そして、自分がどれだけ予知夢を見ることができているのか把握しましょう。

もしも朝目が覚めた時に、夢を見なかったと思った場合は、起きた時の気持ちや気分を書き留めておきましょう。

実は夢を見たにもかかわらず、自分が覚えていないだけかもしれません。

しかし、目覚めた直後の感情が夢とリンクするための鍵となる場合があります。

予知夢を見た後の自分の感情の変化の規則性を知ることができるかもしれません。

3-2. 瞑想をする

瞑想は、人間の精神状態を安定させ、感覚を研ぎ澄まさせる効果が大きく、衝動的なものを抑える力を向上させる効果を持っています。

また、夢は主にレム睡眠の時によく見ます。

15分間の瞑想は、2時間程度のレム睡眠と同様の効果をもたらすということから、瞑想は予知夢を見るための脳を鍛えることにとても効果的なのです。

脳と身体を瞑想によってリラックスさせ、予知夢を見やすい身体をつくりましょう。

4. 予知夢を見る理由

予知夢を見る理由は、主に警告と導きという二つの大きな理由が考えられます。

4-1. 警告するため

まず、自分や自分に関わる大切な誰かを、危険から逃れるように警告することです。

あえて夢の中でそのリスクや恐怖を体験することによって、現実で警戒心を高め、注意深く行動することができるように働きかけてくれているといえるでしょう。

もしも恐怖や不快感を強く感じる夢を見た時は、予知夢の可能性が高いので是非夢日記にメモをしておくとよいでしょう。

4-2. 導くため

予知夢は警告だけではなく、自分の人生の在り方や進むべき方向性を教えてくれていることもあります。

予知夢の導きによって、自分が現在迷っていることや、取り組んでいることはどのような方向性となっているのか考え直させられることも多いでしょう。

予知夢は自分の可能性の範囲を教えてくれているといえるでしょう。

5. デジャヴとは

デジャヴとは、初めて体験するような出来事であるにもかかわらず、その体験をよく知っていたり、かつて見たことがあるといったような体験をすることをさしています。

日本語では既見感といいます。

反対に、見慣れたはずのものを初めてに感じることを未既感といいます。

予知夢で見た内容を現実で体験した時に、このデジャヴを感じることが多いのです。

デジャヴを感じることがあったら、夢日記を読み返して似たような気持ちや出来事を記したところはないか確かめてみましょう。

6. 予知夢と脳の周波数

脳の周波数は、ガンマ波、ベータ波、アルファ波、シータ波、デルタ波があります。

夢を効果的に見るためには、シータ波の状態にすることが最も適しています。

シータ波は脳の周波数が8ヘルツから4ヘルツの状態をさしています。

この状態は、瞑想状態と同じです。

かなりリラックスしている状態であり、ストレス処理能力が高まっており、感情や衝動を抑制することができています。

脳がシータ波となると、脳の器官である海馬が活性されることによって、学習能力が向上します。

その結果、ひらめきや直感が高くなり、予知夢を見る可能性が高まっている脳の状態といえます。

予知夢の質を高めたいのであれば、眠る直前や眠っている間にシータ波を発する音楽等をかけることをおすすめします。

7. 予知夢の内容を変えたい時は

恐ろしい夢や、信じられない出来事を意味する夢を見た時、とても恐怖して焦ってしまうと思います。

それが予知夢だったらどうしよう、なんとか結果をかえることができないのかと悩むでしょう。

予知夢は、前述したとおり現実で出来事が起こる前に見るものです。

予知夢は、その出来事が起こるまでの期間の間にできることがあると教えてくれている場合がほとんどです。

予知夢を見た場合、自分がどのような感情を伴っているのかどのような行動をとっていたのかをよく覚えておくことが重要です。

考え方や行動を見直すことによって未来の結果をかえることは可能であると予知夢が伝えているのです。

8. 夢占いと予知夢の関係

夢というものは、現実ではありえない出来事が起こったり、存在しないものが登場したりすることもあります。

夢の内容が最初のうちは現実味を帯びているにもかかわらず、途中から一変して非現実的なことが起こったり、いきなりどうしてこんなものが登場するのか疑問に思った場合は、その非現実的なものが物事を好転させる鍵となっている場合があります。

このような夢を見た場合は、ぜひ夢占いを行ってみてください。

その非現実的なものが夢占いにおいてどのような意味を持っているかを知ることによって、現実での解決策や方向性を決めるひとつのヒントになるかもしれません。

夢占いと予知夢をリンクさせることも重要なポイントだといえるでしょう。

9. 他人と同じ夢を見た場合

夢は、見た人にしか分からないものですが、まれに他人と同じ夢を見ていたことが話の成り行きで発覚する場合があります。

この場合、その夢は予知夢の可能性が高まっています。

主に双子や兄弟、親子等関係が濃い人物同士が同じ夢を見るケースが多いのが特徴です。

現実で起こる可能性が高い夢ですので、同じ夢を見た者の間で覚えている夢の内容を細かく思い出して共有するようにしてください。

もしなにか困ったことがあった時は、夢の内容を細かく分析して協力して対応するようにしましょう。

10. 予知夢を科学的に分析すると

予知夢を見る人はたくさん存在し、中には歴史上での大きな出来事も、予知夢によって前もって宣言されていたという記事も多くあります。

しかしながら、予知夢を見るメカニズムははっきりとはまだよくわかっていません。

人間は膨大な情報を処理して記憶し、保存するための過程として夢を見ていると言われています。

そのことから予知夢を見る理由の科学的根拠として、現実で普段生活している中で未来を予測していた記憶が残っており、睡眠中の情報処理の過程で夢として見ているという説があります。

また、昔の記憶と最近の記憶が混同して予知夢のようになってあらわれるという説もあります。

たしかに科学的に考えると上記の説は理にかなっているようですが、なかには夢とは思えない程正確な予知夢を見る人もいます。

予知夢の科学的根拠はいまだよく解明されてはいませんが、もしも科学で解明することができたなら、更なる可能性が開けるでしょう。

まとめ

もしかしたら、この記事を読んでいるあなたも予知夢を見ているかもしれません。

しかし予知夢は、デジャヴを感じたり、自分が夢の内容を覚えていない限り予知夢と認識されることはありません。

人は誰しも予知夢を見る能力を持っている可能性があります。

自分がその能力の有無や、予知夢の正確性を自己認識することによって、予知夢を見る能力は更に向上する可能性があります。

自分の予知夢を見る力を引き出すために、夢という何気ない日常の一つの出来事に注目するようにしましょう。