夢の中に切腹に関するイメージが現れる時、どのような意味を示唆しているのか、7つの例を挙げながらご紹介します。
- 切腹の支度を始める夢
- 切腹を実行する夢
- 切腹を懇願する友人を説得する夢
- 切腹の介錯人になる夢
- 濡れ衣の罪で切腹に追い込まれる夢
- 一緒に切腹する仲間を探す夢
- 切腹してもなかなか介錯してもらえない夢
- まとめ
1. 切腹の支度を始める夢
切腹の支度を始める夢を見るときは、武士として命をまっとうできることに感謝し、清々しい心持ちで身支度をしている状況が描き出されています。
なぜこのような夢を見るのかといえば、何かを終わらせる苦しみ以上の喜びがある心境を表しており、例えば、仕事を失って無職になるものの、やりがいを感じられない会社に自ら辞表を出した人などが、このような夢を見る傾向があります。
2. 切腹を実行する夢
切腹を実行する夢を見るときは、自分の信念のもとに命を落とすことに自己陶酔している心情が反映されています。
切腹にはその目的によって様々な精神性が内包されているものですが、最も美しい在り方の一つとして外せないのは、武士としての誇りを生かすために自害を選択する美意識に基づいた切腹です。
このタイプの切腹を決行するイメージを夢で思い描くということは、自分の信念のためなら死ねるというナルシシズムが色濃く反映されています。
3. 切腹を懇願する友人を説得する夢
切腹を懇願する友人を説得する夢を見るときは、その友人の清廉潔白さに敬意を表している気持ちが、夢に投影されています。
自分の非を認め、自ら切腹を懇願する友人の姿は、日頃の信頼関係から生まれるものであり、素晴らしい人間性の持ち主であることを評価したい気持ちが暗示されています。
また、切腹によって二度と会えなくなってしまうイメージは、代わりのいない唯一無二の友人として認識していることも示されています。
4. 切腹の介錯人になる夢
切腹の介錯人になる夢を見るときは、自分にとって愛着を感じる人の介錯人を買って出ている場合は、その人が苦しい事態に陥っているときがあれば、いつでも手を貸したいという気持ちが夢に反映されています。
また、嫌いな人の介錯人を行う夢の場合は、その人を懲らしめるチャンスがあれば、確実にダメージを与えるべく、それに加勢する気持ちがあることを暗示しています。
5. 濡れ衣の罪で切腹に追い込まれる夢
濡れ衣の罪で切腹に追い込まれる夢を見るときは、真面目一徹ではずる賢い連中の餌食になってしまうことに対する戒めの気持ちが、夢に現れています。
なぜこのような夢を見るのかといえば、この世が品行方正な人たちによって作られていないことを目の当たりにしたことが考えられ、真面目に生きることがバカバカしくなってしまうような苦い経験を経た可能性があります。
6. 一緒に切腹する仲間を探す夢
一緒に切腹する仲間を探す夢を見るときは、自分の生死に関わる切腹すらも、一人で決断できない宙ぶらりんな自我が夢に反映されています。
このような夢を見るのは、学生時代から集団でトイレに行っていたタイプの人が多く、自分の行いが正しいのかどうか、常に周りの目を気にしながら生きてきた生き様が、夢に投影されています。
7. 切腹してもなかなか介錯してもらえない夢
切腹してもなかなか介錯してもらえない夢を見るときは、自分の側近にいる人間を不審に思っている気持ちが表れています。
これは具体的な原因があってそのような気持ちを腹に抱えている場合もありますし、不安症の性格ゆえに疑心暗鬼をしているだけの場合もありますが、前者の場合は致し方ない部分もありますが、後者は誰のためにもなりませんので、自分で自分を安心させる鍛錬をする必要があります。
まとめ
夢の中に切腹のイメージが現れる意味について、まとめてみました。
一言に切腹の夢と言っても、様々な意味が暗示されていることがわかりますが、痛みを伴わないこれらの夢の意味から、日本人の美意識を感じてみましょう。
3. 切腹を懇願する友人を説得する夢
切腹を懇願する友人を説得する夢を見るときは、その友人の清廉潔白さに敬意を表している気持ちが、夢に投影されています。
自分の非を認め、自ら切腹を懇願する友人の姿は、日頃の信頼関係から生まれるものであり、素晴らしい人間性の持ち主であることを評価したい気持ちが暗示されています。
また、切腹によって二度と会えなくなってしまうイメージは、代わりのいない唯一無二の友人として認識していることも示されています。
4. 切腹の介錯人になる夢
切腹の介錯人になる夢を見るときは、自分にとって愛着を感じる人の介錯人を買って出ている場合は、その人が苦しい事態に陥っているときがあれば、いつでも手を貸したいという気持ちが夢に反映されています。
また、嫌いな人の介錯人を行う夢の場合は、その人を懲らしめるチャンスがあれば、確実にダメージを与えるべく、それに加勢する気持ちがあることを暗示しています。
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