着替えることに関する夢を見るとき、そこにどのような意味が暗示されているのか、例を挙げながらご紹介します。
- 学生服に着替える夢
- リクルートスーツに着替える夢
- 運動着に着替える夢
- 水着に着替える夢
- 寝巻きに着替える夢
- ジャージなどの部屋着に着替える夢
- コスプレ衣装に着替える夢
- 汚れても良い服に着替える夢
- 恋人に貰った服に着替える夢
- 好きな人がウェディングドレスに着替える夢
- お店の試着室で着替える夢
- 遠征先のロッカールームで着替える夢
- CAの制服に着替える夢
- 看護士の制服に着替える夢
- 受刑者に支給される服に着替える夢
- 白装束に着替える夢
- まとめ
1. 学生服に着替える夢
学生服に着替える夢を見るときは、自分の学生時代に思いを馳せていることが示されています。
眠い目をこすりながら身支度を済ませ、学生服に袖を通す頃には気持ちが切り替わっているあの瞬間に、思いを馳せています。
そのことが何を意味しているのかといえば、自分の気分に左右されずにやらなきゃいけないことは遂行しなければならないことであり、大人になると様々な考え方ができるようになる代わりに、慢心が芽生える隙間も生まれるため、自分の任務のためにピュアにがんばれていた学生時代に、その頃の姿勢を学ぼうとしています。
2. リクルートスーツに着替える夢
リクルートスーツに着替える夢を見るときは、不安な気持ちを抱えながら就職活動を頑張っていた時期の自分に意識を傾けています。
なぜこのような夢を見るのかといえば、自分がなぜ今の会社に入ったのかがわからなくなってしまったことがその背景にあり、初心を思い出すためにこのような夢を思い描いています。
夢の中で生き生きと志望動機の話している自分の姿や、採用が決まったことで喜びを友と分かち合った記憶を思い出すことで、初志貫徹の思いを強めています。
3. 運動着に着替える夢
運動着に着替える夢を見るときは、学生時代の体育の授業や部活のイメージを想定しています。
一生のうち、最も何かに打ち込んだことは何かと問われたとき、学生時代の部活を挙げる人はとても多く、このような夢を見るのはそのことに関係しています。
その真意を説明すれば、現状の自分が夢中になれるものがないことが前提となっており、何かに打ち込むことの憧れの気持ちが、このような夢のイメージを作り上げています。
4. 水着に着替える夢
水着に着替える夢を見るときは、自分の体型に意識が注がれていることが考えられます。
自分でも納得のプロポーションで、水着を着ることを夢の中で楽しめている場合は、ストイックに磨き上げた自分の体を、多くの人に自慢したい気持ちが夢に投影されています。
また一方で嫌々ながら水着に着替えている場合は、今の自分の体型にコンプレックスを持っていることが反映されており、水着に着替る機会がある夏までに、何とかしなくてはという焦りの気持ちが表れています。
5. 寝巻きに着替える夢
寝巻きに着替える夢を見る時は、忙しい時間から解放され、早く布団に入りたい気持ちが投影されています。
状況によって服を着替えることで気分の切り替えができるイメージは、寝巻きを着れることイコール、眠りにつけるというイメージを直結させ、せめて脳内だけでもそのようなイメージを仮想することで束の間の癒しとしています。
こうした夢は、残業中のわずかな仮眠の際にも見られる傾向があり、現実の世界で実現できないことを仮想の世界で思い描くことで心理的に満たされることは、医学の世界でも立証されています。
6. ジャージなどの部屋着に着替える夢
ジャージなどの部屋着に着替える夢を見るときは、他人のことを気にせず、どんなことをして過ごしても良い自由な時間が欲しい気持ちが夢に現れています。
ここで示されている部屋着とは、友達が遊びに来る日の部屋着ではなく、外に着て行くことはできないレベルの、誰にも見せられない劣化した服を意味しており、一人の時間を満喫できるイメージの象徴として、夢に投影されています。
このような夢を見るときは、周囲の人に気を使いすぎて疲弊しまっていることが想定されますので、くつろぎの時間を作るようにしましょう。
7. コスプレ衣装に着替える夢
コスプレ衣装に着替える夢を見るときは、人気キャラクターになりきることで他人から愛されたい気持ちが夢に反映されています。
このことから読み取れるのは寂しい気持ちだけではなく、ありのままの自分では他人に愛されないという自己批判精神も読み取ることができ、自信を失っている心境が夢に現れています。
もちろん普段からコスプレを楽しんでいる人は別ですが、そうでない人がこうした夢を見る時は、ありのままの自分でも愛されることを、親しい友人から感じ取りましょう。
8. 汚れても良い服に着替える夢
汚れても良い服に着替える夢を見るときは、過酷な環境下で、体力を使って、何かに励むイメージが夢に投影されています。
それが大掃除か、ペンキ塗りかは、個人差によるので特定しかねますが、このような夢を見る人は、それが何かはピンとくるはずですので、夢を見たときを楽しみにしていましょう。
そこから読み取れるのは、大変な思いをしてでも成し遂げたい出来事が自分に舞い込むことの兆候ですので、このような夢を見たときは、体力作りも始めましょう。
9. 恋人に貰った服に着替える夢
恋人に貰った服に着替える夢を見るときは、恋人を喜ばせるために貰った服を着てデートに出かけるイメージが夢に投影されています。
この夢からわかるのは、愛されるために恋人の趣味に染まろうとする恋愛観であり、新しい恋人ができるために変幻自在にそのスタイルを変える傾向が見られることが想定されます。
このような夢を見る人には二つのタイプがあり、一つはそんな自分のことを可愛いと思っているタイプで、もう一つは主体性がない自分にコンプレックスを抱いているタイプです。
10. 好きな人がウェディングドレスに着替える夢
ウェディングドレスに着替える夢を見るときは、結婚願望が高まっていることを読み取ることができます。
またその際、どのようなスタイルのドレスを選んだかによって、今の自分の気持ちを確認することができ、クラシカルなスタイルのドレスなのか、個性の強いドレスなのか、高いお金をかけた豪華なドレスなのか、節約してレンタルで済ませたのかをチェックすることで、流行に囚われない女性、個性的な女性、リッチな女性、お金に執着しない女性といったように、自分が普遍的に魅力的だと思う女性像を読み解くことができます。
11. お店の試着室で着替える夢
お店の試着室で着替える夢を見るときは、日常レベルで変化を楽しみたい気持ちが夢に投影されています。
コスプレのような大きな変化を求めるわけではなく、普段着を買うための試着のイメージは、ちょっとしたことで自分の気分を上げられることに意識が注がれています。
このような夢を見る背景には、ブランド品を身に着けたり、有名な美容院やエステを利用しないと、大きな変化は望めないかのような広告記事に抑圧されていることが挙げられ、実際はお気軽に試着できるお店でも十分楽しめことを、夢を通してかみ締めています。
12. 遠征先のロッカールームで着替える夢
遠征先のロッカールームで着替える夢を見るときは、自分が何かの試合を行うための選手として、そのロッカーを使っているイメージが投影されています。
なぜこのような夢を見るのかといえば、狭い世界で満足することなく、自分の実力をさらに高めてくれるライバルと出会える環境に、自分の身を置くことの大切さを、夢が教えてくれています。
居心地のよい地元でぬくぬくとしていれば気持ち的には楽ですが、それでは成長がないと考える人は、このような夢を見ることで、新天地を目指すイメージを固めていきます。
13. CAの制服に着替える夢
CAの制服に着替える夢を見るときは、CAを憧れの職業として夢見ていることが反映されています。
そのことを振り下げれば、容姿端麗で気配りができて仕事のできる女性に対する憧れが投影されており、自分もそのような女性になりたいという気持ちがCAの姿に象徴化され、映像化されています。
またここでは女性に限定されたイメージになっていますが、男性の場合はパイロットの制服に着替えるイメージとして現れ、多くの人の命を運ぶような重責のかかる仕事をこなすことへの敬意が投影されています。
14. 看護士の制服に着替える夢
看護師の制服に着替える夢を見るときは、難しい仕事をする人のサポートをしたい気持ちが夢に反映されています。
これは医療の現場に限った話ではなく、自分にはとてもできないことに一生懸命励んでいる人をサポートしたい気持ちがある人全般に現れる夢ですので、例えば、時代の変化と共に難しい仕事を請け負わなければならなくなった昔気質の職人に対し、何か自分に手伝えることはないかと気を揉む妻なども、こうした夢を見ることがあります。
15. 受刑者に支給される服に着替える夢
受刑者に支給される服に着替える夢を見るときは、自分が刑務所に収監されることがイメージソースとなっています。
なぜそのような夢を見るのかといえば、過去や今の自分の行いに罪悪感を感じていることが前提となっており、その罪を償いたい気持ちがこのような夢のイメージを作り上げています。
こうした夢を見る人の特徴として、相手は既に心から許していたとしても、執着心とも言えるレベルの自戒によって自分を痛めつけてしまう悪癖を持っている傾向があります。
16. 白装束に着替える夢
白装束に入る夢を見るときは、自分が棺桶の中に入っているイメージを思い描いています。
なぜそのような夢を思い描くのかといえば、自分が亡くなった時、自分のために泣いてくれる人はどのくらいいるのかという興味が反映されています。
他人の優しい言葉や振る舞いに対し、本音と建前の境界線がわからない人ほど、みんなの本性を知ることができるのは、棺おけに入ってからだろうという気持ちを潜在的に抱いているため、こうした夢のイメージを作り上げています。
まとめ
着替えることに関するイメージが夢に登場する意味について、様々なシチュエーションを例に挙げながら、まとめてみました。
専用の衣装に身を包むことで意識をコントロールすることができる、制服効果という言葉がありますが、ここで紹介した夢には、そのことに関連した意味が多く含まれていますので、無意識に夢に現れた着替えのシーンから、自分がどのような人間になりたいのかを学びましょう。
3. 運動着に着替える夢
運動着に着替える夢を見るときは、学生時代の体育の授業や部活のイメージを想定しています。
一生のうち、最も何かに打ち込んだことは何かと問われたとき、学生時代の部活を挙げる人はとても多く、このような夢を見るのはそのことに関係しています。
その真意を説明すれば、現状の自分が夢中になれるものがないことが前提となっており、何かに打ち込むことの憧れの気持ちが、このような夢のイメージを作り上げています。
4. 水着に着替える夢
水着に着替える夢を見るときは、自分の体型に意識が注がれていることが考えられます。
自分でも納得のプロポーションで、水着を着ることを夢の中で楽しめている場合は、ストイックに磨き上げた自分の体を、多くの人に自慢したい気持ちが夢に投影されています。
また一方で嫌々ながら水着に着替えている場合は、今の自分の体型にコンプレックスを持っていることが反映されており、水着に着替る機会がある夏までに、何とかしなくてはという焦りの気持ちが表れています。
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