ちょうど背泳ぎをしているかのように仰向けになって、ぷかぷかと波間に漂う姿は、とても愛らしく、可愛いので、どこの水族館でも、イルカと人気を二分しているのが、ラッコです。
実際は、北極圏に近い北の海にくらすほ乳動物で、自然の中で生活している姿を見ることは難しい動物でもあります。
好んで捕食する貝類を、波間に浮かんだお腹の上で、上手にぶつけ合わせて、固い殻を割って食べるという知恵ももており、その仕草が、愛らしさや可愛らしさに、一層拍車をかけています。
そんなラッコの夢をみるのは、そこに、何が暗示されているのでしょうか。
- ラッコが象徴するもの
- ラッコの夢が暗示するもの
- 抱えている貝が暗示するもの
- 泳ぎながら貝を食べる夢が暗示するもの
- ラッコを眺めている夢が暗示するもの
- ラッコを育てる夢が暗示するもの
- ラッコが逃げる夢が暗示すること
- ケガをしたラッコや瀕死のラコの夢が暗示するもの
- ラッコを捕まえる夢が暗示するもの
- 漂うラッコを見る夢が暗示するもの
- まとめ
1. ラッコが象徴するもの
ラッコが象徴するものは、その愛くるしい姿、形、そのものです。
つまりは、ほのぼのとした顔つきや仕草、ふっくらとした体型など、愛嬌のあるラッコ全体から、感じ取られるものを指しています。
従って、象徴されているものは、愛嬌、愛らしさ、無邪気、器用さ、利口さ、などです。
利口さについては、眠る時には、流されないように、昆布を体に巻き付けるという行動をとることからイメージされたものです。
旺盛な好奇心も垣間見えて、「秘密」「関心」「器量」といったことばで、くくられるようなものが、象徴されているものです。
2. ラッコの夢が暗示するもの
一つには、愛くるしいラッコは、見ているだけで、穏やかな気持ちになるので、疲れた心や落ち込んだ自分を癒やしてくれる、一緒にいるだけで癒やしになる相手、癒やしてくれる相手が、身近に存在していることを暗示しています。
今まで気付かなかった、自分を癒やしてくれる相手が、ラッコに姿を変えて、目の前に現れたことを、暗示しているのです。
二つ目は、そのラッコをどれだけ可愛がっているか、反対に、ラッコが懐いているかを見ることで、癒やしてくれる相手との親密度が、分かります。
また、本当は、そばにいて癒やしてくれる、そばにいるだけで癒やしになる、そんな人物を探しているのかもしれません。
3. 抱えている貝が暗示するもの
ラッコが、お腹に抱えて割っている貝には、貝独自の意味するものがあります。
それが、ラッコの夢の意味を読み解くときに、重要なポイントとなります。
貝は、二枚貝を例にとれば、しっかりと二枚の貝殻が合わさっているところに特徴があります。
特に、ハマグリなどは、一組毎に、ドアでいうところの蝶番の部分が違っていて、同じ組以外では、決して合わさらないようになっています。
それで、平安時代頃には、「貝合せ」という遊びがあったほどです。
そんな、堅固な部分で、しっかりとフタを閉ざしている様子から、「秘密」を象徴するものとされています。
さらに、そのことから、重要な情報をにぎっている、守っていることを暗示しています。
また、固く閉ざした様子から、「防衛本能」も象徴されます。
基本的に、貝は、女性の象徴ですから、男性が見る場合は、女性に対する心情を暗示し、女性は、自分自身の内面を暗示することになります。
4. 泳ぎながら貝を食べる夢が暗示するもの
器用に、二つの貝をぶつけながら中の身を食べているラッコにまけないくらい、自分自身の中にもある、器用さや利口さ、その上に、みんなに可愛がられる、愛嬌や無邪気さといたものが、仕事の上でも勉学の上でも、あらゆる物事がスムーズに、着々と進んでいる一つの要因になっていることを暗示しています。
それは、自分自身ではなく協力者や相棒であっても構いません。
器用に、物事を処理していることが暗示されているわけです。
また、何もせず浮かんでいたら、周りに漂うゴシップ好きの大衆から、秘密を死守している姿かもしれません。
5. ラッコを眺めている夢が暗示するもの
海にうかんでいるラッコを、「可愛いなあ」と、穏やかな気持ちで眺めているときには、あなたが知った重大な秘密を誰にも漏らさないことによって、円満な人間関係が作り上げられていくことを暗示しています。
ところが、ラッコを何かしら不快な気分で眺めているときは、あなたが知り得た秘密を盗み出そうと画策したり、狙ったりする人物が現れて、結局、最後は、大事な秘密を盗まれてしまうことを暗示しています。
その結果、人間関係に、修復できない亀裂が入ってしまうことを暗示する夢になります。
一度人間関係に亀裂が入ると、回復には、なかなか難しいものがあります。
6. ラッコを育てる夢が暗示するもの
現実的には、人工の北極圏付近の海を造り、昆布を移植したり、氷を入れたり、飼育舎自体を冷気で満たしたりとおよそ不可能に近いですが、夢の世界なら何でもできます。
ラッコを飼う夢が暗示をするのは、今まで温存されていた、あなたの新たな才能が、成長の方向へ向かうという、新しい自分造りの方向を暗示する夢になります。
7. ラッコが逃げる夢が暗示すること
ラッコが逃げる夢の暗示しているものを読み解くには、逃げるに至った原因をはっきりさせることが、大切です。
もし、捕まえようとしていたラッコに逃げられたのなら、やっと掴みかけた、重大な秘密や隠しごとを、最後の最後で、掴み損ねたことを暗示しています。
また、いきなり襲ってきたラッコを、方々の体で退散させた結果、逃げたのであれば、あなたの秘密を盗もうとしたり、心の隙間に入り込もうとしたりすることを画策していた人物を、退けることができたことを暗示しています。
この心の隙間を狙われるのは、失恋したときや仕事や勉学に行き詰まり、物事がうまくスムーズに行かなくなった時などに、往々にして狙われますので、注意をしておきたいものです。
8. ケガをしたラッコや瀕死のラコの夢が暗示するもの
自分に備わった器用な面や些細なことで見える、勘のよさや要領のよさ、それでいてみんなに可愛がられる、愛嬌のある行動などが、吉と出ずに、凶と出た状態を暗示しています。
つまり、仕事や勉学を効率的にさばける利口さ、その上に、みんなに可愛がられる、愛嬌や無邪気さを合わせ持っている性格が、裏目に出てしまい、これが災いして、困難やトラブルを引き起こす方向に働きそうなことを、ある意味では、警告する暗示になります。
9. ラッコを捕まえる夢が暗示するもの
捕まえる目的、ねらっているものは、貝の中に隠された「秘密」です。
もし、貝ではないものをねらっていたら、もちろん、それがねらいです。
しかし、多くの場合、貝の中にある「秘密」です。
そしてまた、その秘密は、色恋沙汰に関するものが多く、周りに群れているラッコも、捕まえられそうなラッコの行動に、一喜一憂しながら見ていることを暗示しています。
他人の「秘密」に群がるのは、世の常、人の常、ゴシップは、まさに蜜の味です。
10. 漂うラッコを見る夢が暗示するもの
波間にぷかぷか浮かんで、波任せ風任せで浮いているラッコを見ている夢は、見ているままを暗示しているといえる夢です。
つまり、あなたはかなり疲れやストレスが溜まりに溜まって、自分でもどうしょうもないところまできています。
早めに、休暇をとって、波間に、ぼんやり浮かびましょう。
波に体を預けることで、心身の健康を取りもどせます。
まとめ
仕草の一つ一つが愛らしく、可愛いラッコ。
基本的に海は、吉運であることを受けて、ラッコの結果も、吉運が主です。
有り余る才能で、なにごとも順風満帆に推移しそうですが、場合によっては、それが裏目に出て、人間関係が壊れるなど、なかなか難しい面もありそうです。
ラッコのように波間にぷかりぷかりと浮いて漂うのもたまには、よいかもしれません。
3. 抱えている貝が暗示するもの
ラッコが、お腹に抱えて割っている貝には、貝独自の意味するものがあります。
それが、ラッコの夢の意味を読み解くときに、重要なポイントとなります。
貝は、二枚貝を例にとれば、しっかりと二枚の貝殻が合わさっているところに特徴があります。
特に、ハマグリなどは、一組毎に、ドアでいうところの蝶番の部分が違っていて、同じ組以外では、決して合わさらないようになっています。
それで、平安時代頃には、「貝合せ」という遊びがあったほどです。
そんな、堅固な部分で、しっかりとフタを閉ざしている様子から、「秘密」を象徴するものとされています。
さらに、そのことから、重要な情報をにぎっている、守っていることを暗示しています。
また、固く閉ざした様子から、「防衛本能」も象徴されます。
基本的に、貝は、女性の象徴ですから、男性が見る場合は、女性に対する心情を暗示し、女性は、自分自身の内面を暗示することになります。
4. 泳ぎながら貝を食べる夢が暗示するもの
器用に、二つの貝をぶつけながら中の身を食べているラッコにまけないくらい、自分自身の中にもある、器用さや利口さ、その上に、みんなに可愛がられる、愛嬌や無邪気さといたものが、仕事の上でも勉学の上でも、あらゆる物事がスムーズに、着々と進んでいる一つの要因になっていることを暗示しています。
それは、自分自身ではなく協力者や相棒であっても構いません。
器用に、物事を処理していることが暗示されているわけです。
また、何もせず浮かんでいたら、周りに漂うゴシップ好きの大衆から、秘密を死守している姿かもしれません。
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