猫は、とかく二面性をもった生き物として扱われます。
同じ猫でも、現れる時の状況や毛の色で、暗示するものが違ってきます。
また、同じ毛の色でも、場の雰囲気などによって、吉夢にも、凶夢にもなります。
そんな猫は、女性的ないきものとされています。
それで、象徴するものは、わがまま、嫉妬、傲慢、詐欺、策略、復讐と、足音を立てずに忍び寄ってくるところから、忍び寄る不幸を象徴するものとされている面もあります。
- 猫を助ける夢
- 優しい心の持ち主であることを暗示しています。
- せっかく苦労して助けた猫が、おれいもなくその場を立ち去った場合
- 猫を助けることを何とも思っていなかったら、愛人がいることに何の問題もないことを暗示しています。
- すごく苦労して猫を助けているときは、愛人の存在が負担になっていることを暗示しています。
- 水に溺れている猫を助ける夢
- 子猫を助ける夢
- 公園で生まれたての猫を助ける夢
- 穴に落ちた猫を助ける夢
- 川に流されている猫を助ける夢
- 複数の猫にいじめられている猫を助ける夢
- 血統書付きの猫を助ける夢
- 虐待している飼い主から猫を助ける夢
- 悪徳ペットブリーダーに飼育されている猫を助ける夢
- 猫を助けるためにお金を集める夢
- 友人の猫を助ける夢
- 恋人の猫を助ける夢
- CMに出ている猫を助ける夢
- ネズミから猫を助ける夢
- まとめ
1. 猫を助ける夢
状況によって、吉夢にも凶夢にもなりますと説明した通り、状況で暗示するものが変わりますが、元来、猫は、嫌われ者やはみ出し者といったものを象徴しています。
また、愛人などの女性も象徴する場合もあります。
そこで、ここで助ける猫は、嫌われ者と象徴される猫と、愛人を象徴する猫を例に取り上げ、それぞれ何を暗示しているか、見ていきましょう。
2. 優しい心の持ち主であることを暗示しています。
嫌われ者やはみ出し者を象徴する猫を助けるというのは、周りからの批判や嫌がらせなどがあったとしても、弱い立場にあるものを助けるという、勇気と正義感が備わっていることを表しています。
しかし、別の角度から見ると、負けん気が強く、他者とぶつかることも良しとするような性格でもあります。
筋が通らないとか、おかしいと思ったら、同僚は勿論のこと、上司にでも意見していく姿勢は、立派です。
しかし、常に、噛みついてばかりいると、場の雰囲気が悪くなり、同僚も周りから少しずつ距離を置くようになって、人間関係がうまくいかないようになることがあります。
肩の力を抜いて、周りに合わせる、些少のことには目をつむるといった、必要悪を許容する姿勢をもつことも大事です。
3. せっかく苦労して助けた猫が、おれいもなくその場を立ち去った場合
助けたつもりが、相手には、余計なお世話、おせっかいだと思われていることを暗示しています。
自分の考えが、常に正しいとは、限りません。
人には人の考え、やり方があります。
自分のやり方を押しつけてしまうのでは、親切の押し売りになってしまいます。
4. 猫を助けることを何とも思っていなかったら、愛人がいることに何の問題もないことを暗示しています。
現状の生活、状態に不満は感じていないことの表れです。
5. すごく苦労して猫を助けているときは、愛人の存在が負担になっていることを暗示しています。
別の場所に心安らぐ所ができたか、一緒の時間を過ごしたい人ができたか、愛人に頼らなくてもよい状況が生まれたことを示しています。
行動を起こす時期にきているのかもしれません。
6. 水に溺れている猫を助ける夢
助ける猫の状況が、水に溺れている状態であったなら、その猫を助ける夢が暗示しているのは、金銭を象徴する水に溺れていますので、愛人との関係が、金銭的なつながりで成り立っているということです。
また、水に溺れた猫を助けて、非常にきつい思いをしているのであれば、金銭的な愛人関係を築いていることが苦痛になってきていることを表しています。
7. 子猫を助ける夢
愛らしい子猫を助けるということは、基本的に、とても優しい心をもっていることを暗示しています。
困っている人を見たら放ってはおけない性格の人物でもあります。
同じ子猫を助けるといっても、状況によって暗示するものが違うので、注意が必要です。
8. 鳴いている子猫を助ける夢
鳴いている子猫を助ける夢は、助けを求める異性がいるということを暗示しています。
鳴き声は、そのまま、助けて欲しいという声の意味合いになります。
身の回りを見回して、助けを求めている人を見つけましょう。
9. 汚い、よごれた猫を助ける夢
汚い汚れた子猫を助ける夢は、対人運が上昇することを暗示しています。
現に助けの手を差しのばした人物とは、深い人間関係が生まれる可能性があります。
異性との間であれば、恋愛関係が深まるのですが、この場合は、それよりも友情関係の深まりの方向性が強いようです。
10. 怪我した子猫を助ける夢
怪我をした子猫を助ける夢は、正義感が強いことを暗示しています。
正しいと思ったことは押し通す、おかしいと思ったら、権力にさえ向かっていく姿勢は立派ですが、行き過ぎた正義感は、負の成果をもたらすこともありますので、水清ければ魚棲まずにならないようにしましょう。
11. 黒い子猫を助ける夢
黒い猫というと不幸や不運など、何かしら不吉なものを運んできそうですが、全く逆で、何か良いことが起こりそうという吉報を届けに来ています。
不吉に思わずに、迷わず助けてあげてください。
ただし、汚れた黒い子猫は、マイナスで、不幸の訪れを告げに来ていますので、助けるのは、あくまでも、綺麗な黒の子猫です。
12. 宝石の首輪をした子猫を助ける夢
宝石の首輪をしている子猫ですから、そのものずばり、財産運の上昇を暗示しています。
それも、宝石を首に巻いているのですから、少々の財産運ではありません。
13. 公園で生まれたての猫を助ける夢
公園で生まれたての猫を助ける夢を見るときは、一時的に親猫がそこに安置し、餌を取りに行っているだけで、捨てられたわけではない可能性があることを想定すると、自分の主観によって正義感を押し付けてしまっていることが想定されます。
このような夢を見るのは、自分の行いが誰かの助けになっているかどうかは、相手の主観で決めることであり、その判断を誤って一方的に愛情を押し付けてしまえば、トラブルにもなりかねないことを夢が教えてくれています。
14. 穴に落ちた猫を助ける夢
穴に落ちた猫を助ける夢を見るときは、自分の力では這い上がれない環境にいる存在に対し、そこから引っ張り上げる力のある自分が手を差し伸べている状況が描かれています。
そのことが何を意味しているのかといえば、穴に落ちた猫を見下ろす視点は、自分が目上の存在であることを意味しており、例えば自分の部下や子供などが、自分の力ではどうすることもできない壁にぶつかった時、いつでも手を差し伸べることのできる体制を整えたいという意識が高まっていることが想定されます。
15. 川に流されている猫を助ける夢
川に流されている猫を助ける夢を見るときは、自分の得意分野である水泳を活かし、窮地に立たされている者を救うヒーローになることへの憧れの気持ちが表れています。
自分が泳げなければ、猫が川に流されていても助けようという意識は芽生えにくいですので、このような夢のイメージを見る人は、実際に水泳が得意な可能性が高いですが、例えば、長い間、自慢の水泳の能力を披露する機会がないことを残念に思っている人が、それを取り返したい気持ちから、水泳によってもたらされる輝かしい功績を、夢の中に作り上げています。
16. 複数の猫にいじめられている猫を助ける夢
複数の猫にいじめられている猫を助ける夢を見るときは、徒党を組む者に対する嫌悪感が夢に現れています。
このような夢を見る人は、個人主義の人が多く、喧嘩をするにしても一対一なら絶対に負けない能力を高めているにもかかわらず、集団で圧力をかけられることで自分が窮地に立たされる日常の悔しい気持ちが、眠りについてからこのような形となって映像化されています。
一匹狼の人は、会社などでも同じく一匹狼の部下に自分の若い頃を重ね合わせ、贔屓にしますが、この夢ではいじめられている猫に自分自身を投影しています。
17. 血統書付きの猫を助ける夢
血統書付きの猫を助ける夢を見るときは、猫の育ちの良さを見て助けることを決定したことが想定されます。
そこに現れているのは、相手がどのような社会的ステイタスや家柄を持つ人物であるかによって、人との付き合い方を変える選民主義の目線であり、そのような人間に対する不快感を読み取ることができます。
それは自分自身への戒めとして現れている場合もありますし、そのような立ち振舞いによって勢力図を塗り替えていく人間に対する冷ややかな思いが、このような夢を作り上げています。
18. 虐待している飼い主から猫を助ける夢
虐待している飼い主から猫を助ける夢を見るときは、相手がたとえ飼い主であろうとも、間違った行いをしている人には猫を飼う資格がないと、はっきり申し出る強い意志が現れています。
なぜこのような夢を見るのかといえば、立場を悪用して傍若無人に振る舞う人間に対する嫌悪感を深層心理に抱えていることが前提となっており、どのような立場にある人間であっても、間違いは正していきたいという意思表示が夢に現れています。
これは動物虐待に限った話ではなく、あらゆる場面において肩書きに屈しないことを意味します。
19. 悪徳ペットブリーダーに飼育されている猫を助ける夢
悪徳ペットブリーダーに飼育されている猫を助ける夢を見るときは、お金を払って自分が買った猫だからといって、何をしても良いというわけではないということを、声を大にして言いたい気持ちが表れています。
世の中にはお金さえ払えば何をしても良いかのように、勘違いしている人がいて、例えば身近なところでは、レストランで店員に横柄な態度をとる人に遭遇することで、ストレスを深層心理に抱えてしまうケースは少なくありません。
そうした感情がシナリオを変えて現れたのが、この手の夢の正体と言えます。
20. 猫を助けるためにお金を集める夢
猫を助けるためにお金を集める夢を見るときは、感情論ではなく現実的に猫を助けるために動き出したいという熱意が現れています。
その背景には、SNSでは多くの人が声高に怒っている案件がたくさんあるにもかかわらず、その改善のために現実的なサポートをしている人はほとんどいないことに幻滅する気持ちがあります。
もちろん怒りの声を上げることは大切なことですが、そこからさらに上のステージに上がるためには、こうした意識を高めていくことが大切であり、その気持ちが夢にまで現れた結果と言えます。
21. 友人の猫を助ける夢
友人の猫を助ける夢を見るときは、例えば友人の猫が高齢になってしまったことで帰省本能が弱まってしまい、家に帰れなくなってしまった時などに、猫を探し出すケースが一例として想定されますが、なぜこのような夢を見るのかといえば、その友人に特別な好意を示すことで、今よりももっと信頼を得たいという気持ちが表れています。
友人関係の恋愛と同じく、他の友人よりも大切に思われたいと嫉妬することもありますので、そのような気持ちが芽生えた時、こうした夢を見ることがあります。
22. 恋人の猫を助ける夢
恋人の猫を助ける夢を見るときは、自分の愛する恋人が愛するもののためならば、どんな犠牲を払うことも構わないという気持ちが夢に反映されています。
運動能力の高い猫を助けるということは、自分の力では逃げ出すことができない環境にハマってしまうなど、容易には助けだせない状況を引き起こしてしまったことが想定されますので、例えば自分自身も身の危険にさらされるような犠牲を払うことへの、決意表明を読み取ることができます。
23. CMに出ている猫を助ける夢
CMに出ている猫を助ける夢を見るときは、 CMの中では楽しい雰囲気で扱われている猫も、実際には猫自身が望まない拘束の中で撮影をされていることに思いを馳せている可能性が高く、みんなが気づいていない心の痛みに寄り添う気持ちが表れています。
猫は言葉で明確に自分の意思を伝えられない生き物ですので、否定的な反応を示さないことをいいことに、人間目線の目的を果たす道具にされていることに対し、拒否反応を示しています。
24. ネズミから猫を助ける夢
ネズミから猫を助ける夢を見るときは、本来であればネズミが猫を襲うべき場面が逆転していることに、夢の暗示を読み取ることができます。
体格差から考えても、猫の方が絶対に強いと先入観で考えてしまいがちですが、人間社会でも見た目や体格でレッテルをつけてしまうことはあり、そのことに対し警鐘を鳴らしている夢と言えます。
それぞれの関係性を正しく把握した上で、真の弱者に手を差し伸べることの大切さを、夢が教えてくれています。
まとめ
助けるという行為なので、当然のごとく良い結果が付いてくるようです。
愛らしい子猫は、誰だって助けたくなりますが、暗示されていることも納得です。
- 猫を助ける夢
- 優しい心の持ち主であることを暗示しています。
- せっかく苦労して助けた猫が、おれいもなくその場を立ち去った場合
- 猫を助けることを何とも思っていなかったら、愛人がいることに何の問題もないことを暗示しています。
- すごく苦労して猫を助けているときは、愛人の存在が負担になっていることを暗示しています。
- 水に溺れている猫を助ける夢
- 子猫を助ける夢
- 公園で生まれたての猫を助ける夢
- 穴に落ちた猫を助ける夢
- 川に流されている猫を助ける夢
- 複数の猫にいじめられている猫を助ける夢
- 血統書付きの猫を助ける夢
- 虐待している飼い主から猫を助ける夢
- 悪徳ペットブリーダーに飼育されている猫を助ける夢
- 猫を助けるためにお金を集める夢
- 友人の猫を助ける夢
- 恋人の猫を助ける夢
- CMに出ている猫を助ける夢
- ネズミから猫を助ける夢
- まとめ
まとめ
助けるという行為なので、当然のごとく良い結果が付いてくるようです。
愛らしい子猫は、誰だって助けたくなりますが、暗示されていることも納得です。
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