夢の中に動物が出てくる時、そこには様々な暗示が現れています。
それぞれがどのような意味を持っているのか、挙げていきます。
- 動物を不快に感じた夢
- 珍獣の夢
- 動物に追いかけられる夢
- 動物が死ぬ夢
- 見たことない動物の夢
- 動物に噛まれる夢
- 動物の死骸の夢
- 動物の赤ちゃんが出てくる夢
- 白い動物が出てくる夢
- 動物を助ける夢
- 動物を殺す夢
- 動物を飼う夢
- 動物に襲われる夢
- 肉食動物の夢
- 草食動物の夢
- 大型動物の夢
- 小型動物の夢
- 動物になる夢
- 動物がたくさん出てくる夢
- 動物が吠える夢
- 動物が眠る夢
- 動物が走る夢
- 動物に救われる夢
- 動物が狩りをする夢
- 天敵から身を隠す動物の夢
- まとめ
1. 動物を不快に感じた夢
夢の中で現れた動物を不快に感じたときは、自分の中で人間性を普段よりも高めなければならない環境に身を置いている可能性があります。
動物的であることは本能で生きるということですので、人間の世界の中では社会性のないはみ出し者として、マイナスのレッテルを貼られてしまいかねません。
夢の中で遭遇した動物をそれに感じたということは、そのようなことに対し自分自身を戒めると同時に、自分の会社に傍若無人に振る舞う後輩が入社してきたことなどに対する嫌悪感が現れています。
2. 珍獣の夢
奇妙な見た目や生態で知られる珍獣の夢を見るときは、その珍獣をどのような目線で見ていたかによって、そこに含まれる意味が違ってきます。
珍獣を微笑ましい目線で見ていたならば、とかく世の中は変わり者と言われる人間を排除しがちですが、そのような人間に対し、温かい眼差しで見れる優しさを備えた人格者であることがわかります。
また一方で、珍獣を気持ち悪いと感じた場合は、一般的な人とは違った特徴を持っている人を叩きたくなる性格の人と考えられます。
3. 動物に追いかけられる夢
動物に追いかけられる夢を見るときは、外出する際は怪しい勧誘など、一方的に近寄ってくる相手に注意すべきことの暗示が出ています。
野生の動物というのは、こちらの予想通りに動くということはまずありえず、神出鬼没で現れるものですので、自分が望まぬ形で一方的に自分にアプローチしてくる動物のイメージは、自分の目的を遮り、一方的に自分のニーズを満たそうとする相手を表しています。
また、人間と会話が通じない相手の象徴としても動物が夢に描かれています。
4. 動物が死ぬ夢
動物が死ぬ夢を見るときは、物事には終わりがあることに対し、夢が啓示を出してくれています。
どんなに大きな動物でも、強い動物でも、生命には必ず終わりがくることは、あらゆる動物にとって平等に課せられた条件であり、その最期の姿を見ることで、逆に一度しかない生の大切さを思い出すことができます。
このような夢を見るときは、時間を無駄に浪費している可能性があり、自分のそのような態度に痺れを切らしたもう一人の自分が、自分自身に気付かせるために、このような夢を脳裏に浮かばせています。
5. 見たことない動物の夢
見たことない動物の夢を見るときは、その動物を恐怖に感じたか、好奇心を持って楽しめたかによって、その夢の意味が違ってきます。
恐怖に感じた場合は、初対面の人間に対し、過剰に緊張してしまうことを表しています。
また一方で、好奇心を持って楽しめた場合は、初対面の相手ともすぐに打ち解けようという心構えができていることを表しています。
このような夢を見るときは、対人以外にも、未知なる対象に対する自分の対応力を示しています。
6. 動物に噛まれる夢
動物に噛まれる夢を見るときは、会話が成立しない相手に逆ギレされる暗示が出ていますので注意が必要です。
言葉が話せない動物は、コミュニケーションが図れない相手として夢の中で象徴化されており、また、噛まれるという行為も実に原始的な衝動であり、以上のことから、自分にとって非論理的で幼稚だと感じる相手から迷惑をかけられることが暗示されています。
このような夢を見るときは、普段からそのように感じている相手と距離を置くことをお勧めします。
7. 動物の死骸の夢
動物の死骸の夢を見る時は、またまたと時間をかけていると全てのことは価値のないものになってしまうことを表しています。
これは動物の生命に限らず、仕事のプロジェクトなどにも言えることで、思い立った時に着手しなかったことで同業他社に先に発表されてしまったり、流行が去ってしまい売れないものになってしまうなど、二の足を踏んでいることで価値を失ってしまうことに対する警鐘を鳴らしています。
人の振り見て我が振り直せと言いますが、そのようなこと夢が教えてくれています。
8. 動物の赤ちゃんが出てくる夢
動物の赤ちゃんが出てくる夢を見るときは、心が疲れている可能性があります。
そのような夢を見るときは、自分の目線は赤ちゃんにフォーカスされており、母親に守られている赤ちゃんを見て癒されている可能性が高いですので、自分も大きくてたくましい存在に無条件に守られたいという願望が表れています。
このような夢は、仕事尽くしで癒しが欲しいサラリーマンや、精神年齢が幼いシングルマザーなどが見る傾向があります。
9. 白い動物が出てくる夢
白い動物が出てくる夢を見るときは、とてもラッキーな暗示が出ています。
白い動物というのは神の化身で描かれていることが多いですし、その数も非常に少ないですので、そのような動物を夢の中で見ることができるということは、とても良いことが起こる前兆と言えます。
自然界では目立ちすぎてしまうために、天敵から襲われやすかったり、ペットや見世物として人間からも狙われるため、現実の世界では何かと迫害を受けやすい一面もある白い動物ですが、夢に出てくる暗示は吉報ですので、どのようなことが起こるか楽しみにしましょう。
10. 動物を助ける夢
動物を助ける夢を見るときは、自分が無条件に誰かを助ける正義感が高まっている気持ちが表れています。
動物というのは自分が飼っているペットでもない限り、自分に何かを能動的にしてくれるわけではありませんので、そのような対処を助けるというのは無償の行為である可能性が高く、そのような夢を見るときは、自分の善意を自分自身で強く感じたい気持ちが表れているわけです。
このような夢を見るのは、普段は他人に優しくすることすら迷惑かと考え、躊躇してしまう人が多いですので、現実の世界でもその正義感を発揮しましょう。
11. 動物を殺す夢
動物を殺す夢を見るときは、その動物はなぜ殺したのかによって意味が違ってきます。
危険な動物に自分が襲われたから、仕方なく殺した場合は、正当防衛を意味しますので、降りかかった火の粉を払っただけであっても、もやもやした気持ちにさせられる暗示が出ています。
また一方で、スポーツハンティングのように遊び感覚で動物を殺したり、猟奇的な興味で殺す場合は、現実の世界でそのような行為を行えば他人から批判されるため、自分の本能で芽生えてしまう欲望を夢の中で叶えています。
12. 動物を飼う夢
動物を飼う夢を見るときは、その動物を飼う目的によって意味が違ってきます。
家畜として飼育する場合は、自分の利益のために身の回りに誰かを置いておきたい気持ちが高まっていることが考えられます。
また一方で、愛玩動物としてペットにする場合は、話ができても心が通じ合えない人間と一緒にいるくらいなら、話ができなくてもいいから心が通じ合える動物と一緒にいたいという気持ちが表れています。
いずれにしても人間としてのエゴが肥大化している可能性がありますので、注意が必要です。
13. 動物に襲われる夢
動物に襲われる夢を見るときは、自分にとって何か後ろめたいことがあり、その人間から仕返しされるのではないかと潜在意識が働いています。
人間の誕生によって生態系を壊してしまった動物はたくさんいますが、そのようなあらゆる動物に対する加害者としての潜在意識が、仕返しされるという感情を深層心理に作り出し、このような夢となって現れています。
もちろん現実の世界で動物に仕返しされるわけではなく、自分が加害者意識を持っている相手のことを表しています。
14. 肉食動物の夢
肉食動物の夢を見るときは、相手の都合など考えず、自分の欲望で他人を自分の支配下に置きたい気持ちが高まっていることが考えられます。
肉食動物というのは、基本的に野蛮な印象で知られていますので、そのような動物を夢の中で思い描くというのは、普段よりも野性的な発想をしがちで、思考よりも身体機能を高めようとしている可能性もあります。
例えばスポーツの試合前などにこのような夢を見るのは、相手に勝利するためのモチベーション作りとして良い働きをしますので、勝負の世界で生きている人がこのような夢をよく見ます。
15. 草食動物の夢
草食動物の夢を見るときは、誰にも邪魔されずに静かに暮らしたい気持ちが高まっていることが考えられます。
草食動物というのは、自然界では常に狙われる立場にあり、そのような動物に夢の中で思いを馳せるというのは、自分も安息している草食動物の一員になって、穏やかな時間を過ごしたいという気持ちが表れています。
このような夢を見るときは、自分にとって肉食動物にあたる具体的な人間がイメージできているはずですので、その人との関係性を改めてみることをお勧めします。
16. 大型動物の夢
象やキリンなど、大型動物の夢を見るときは、大きな存在感を持つことで危険にさらされず、マイペースを保てることに対する憧れの気持ちが表れています。
他の肉食動物からも襲われることが少ない大型動物は、あまりスピーディーに動く必要がないため、映像などで見るときはとても優雅な時間を過ごしているように見えます。
そのような記憶が頭に残っているため、ゆったりとした時間を過ごしたいという状況の象徴として、夢に大型動物が出てくるわけです。
17. 小型動物の夢
小型動物の夢を見るときは、大抵の場合、群れをなして生活していることが多いです。
そのことから考えられるのは、たとえ単体を小さくとも、仲間と助け合うことで力を持つことができるということを、自分のことを過小評価しがちな人に、教えている可能性があります。
夢は自分のコンプレックスを自分で励ます機能を持つ一面がありますので、自分のことを小物だと思ってしまいがちな人には、仲間意識を持てる小型動物が夢の中に現れ、そのような形で励ましてくれるわけです。
18. 動物になる夢
自分自身が動物になる夢を見るときは、どのような動物になってしまったかで、夢が暗示することが違ってきます。
自分にとって誇らしいと思える動物になった時は、その動物に憧れている特徴があり、例えばライオンであれば強さであったり、チーターであれば俊敏さであったり、孔雀であれば外見的な美しさへの憧れの感情を知ることができます。
また一方で、自分にとって残念に思う動物になった時は、自分の今の立場に満足しており、そのポストを失ってしまうことに対する不安な気持ちが表れています。
19. 動物がたくさん出てくる夢
動物がたくさん出てくる夢を見るときは、自分とはタイプの違う人とコミュニケーションをとることで、自分の視野が広がることを教えてくれています。
また、たくさんの動物が夢に出てくるというのは、多種多様な動物がそこで共生している状態を意味しますので、調和と秩序が保たれた社会に対する憧れの眼差しであったり、平和に対する願いの強さを読み取ることができます。
いずれにしても、理想郷として夢が現れる時は、現実はその真逆の事態に悩まされていることは、あらゆる夢の暗示における定説です。
20. 動物が吠える夢
動物が吠える夢を見るときは、まだ見ぬ危険が近づいている可能性がありますので、警戒心を強める必要があります。
動物が吠えるのは、仲間と危機意識を共有するためであることが多いですので、夢の中でそのようなイメージを思い描いたときは、悪い虫の知らせとして、自分がピンと来たことをチェックしてみましょう。
このような夢を見るのは、例えば、パソコンから変な音が出ているにもかかわらず、まだ大丈夫だろうと、たかをくくっていたために、バックアップも取れずに壊れてしまうなど、そうした惨事に見舞われる可能性があります。
21. 動物が眠る夢
動物が眠る夢を見るときは、自分が熟睡できない状況にあるがゆえに、自分の代わりにその動物の熟睡を見て癒されている可能性があります。
例えば残業の合間の仮眠などの時に、このような夢を見ることがありますが、野生の動物が安眠できるというのは、安全な状況にいることが不可欠ですので、誰にも邪魔されない動物の安眠を目の当たりにすることで、自分をそこに投影し、脳内では熟睡したかのような体感を得ようとしています。
22. 動物が走る夢
動物が走る夢を見るときは、動物ならではの躍動感に感動している可能性があり、その真意は自分の体がなまっていることが考えられます。
特に学生時代を運動部などで過ごした人でなくても、人間には自分の身体能力をフルに発揮したいという本能がありますので、動物が走る姿に自分を投影し、その心地よさを脳内でイメージしているわけです。
馬が走る姿をイメージしてもらうと分かりますが、人間が走る姿よりも筋肉の動きがよくわかるため、動物が走る姿を借りて癒されています。
23. 動物に救われる夢
動物に救われる夢を見るときは、自分が普段、あまりコミュニケーションをとらないタイプの人間でも、いざとなると意外と優しいということに対する期待が、このような夢のイメージを作り上げています。
このような夢を見る時の動物というのは、自分があまりコミュニケーションを取っていない生き物として象徴されており、意外な対象から助けられるという夢の中のイメージとなって現れています。
実際に動物に助けられる機会はなかなかありませんので、気分の良い目覚めをすることができます。
24. 動物が狩りをする夢
動物が獲物を獲るために狩りをする夢を見るときは、自分が目をかけている人の仕事ぶりを観察したい気持ちが表れています。
動物にとって狩りは生きるための行動、すなわち仕事のようなものですので、そのような現場を眺めているという状況というのは、自分が興味のある仕事をする人に注目していることを表しています。
それは自分にとって尊敬する相手であったり、気になるライバルであったり、きちんと仕事ができるか心配な後輩であったり、その理由は様々ですが、総括すれば、労働意欲が高まっていることが考えられます。
25. 天敵から身を隠す動物の夢
天敵から襲われないように、息を潜めるように身を隠す動物の夢を見るときは、できるだけ距離を取りたい苦手な相手がいることを暗示しています。
会社における天敵と思える上司や、自分にだけ強く当たる部活の先輩や、恋人がいるのにちょっかいを出してくる煩わしい異性など、苦手意識のある相手に対し、姿を消してしまいたい気持ちが、天敵から身を隠す動物の姿に投影されています。
まとめ
動物が夢に出てくる意味について、様々な行動パターンやシチュエーションを挙げながら、検証してみました。
こうして並べてみると、理性に縛られることなく本能で動く要素や、生きるために野蛮な一面もあることや、身体的特徴などが暗示の取っ掛かりになっていることが多いですが、夢の中でも人間に啓示や癒しをくれる動物の魅力を改めて知るきっかけとなれば、夢に現れた動物たちも報われるでしょう。
17. 小型動物の夢
小型動物の夢を見るときは、大抵の場合、群れをなして生活していることが多いです。
そのことから考えられるのは、たとえ単体を小さくとも、仲間と助け合うことで力を持つことができるということを、自分のことを過小評価しがちな人に、教えている可能性があります。
夢は自分のコンプレックスを自分で励ます機能を持つ一面がありますので、自分のことを小物だと思ってしまいがちな人には、仲間意識を持てる小型動物が夢の中に現れ、そのような形で励ましてくれるわけです。
18. 動物になる夢
自分自身が動物になる夢を見るときは、どのような動物になってしまったかで、夢が暗示することが違ってきます。
自分にとって誇らしいと思える動物になった時は、その動物に憧れている特徴があり、例えばライオンであれば強さであったり、チーターであれば俊敏さであったり、孔雀であれば外見的な美しさへの憧れの感情を知ることができます。
また一方で、自分にとって残念に思う動物になった時は、自分の今の立場に満足しており、そのポストを失ってしまうことに対する不安な気持ちが表れています。
19. 動物がたくさん出てくる夢
動物がたくさん出てくる夢を見るときは、自分とはタイプの違う人とコミュニケーションをとることで、自分の視野が広がることを教えてくれています。
また、たくさんの動物が夢に出てくるというのは、多種多様な動物がそこで共生している状態を意味しますので、調和と秩序が保たれた社会に対する憧れの眼差しであったり、平和に対する願いの強さを読み取ることができます。
いずれにしても、理想郷として夢が現れる時は、現実はその真逆の事態に悩まされていることは、あらゆる夢の暗示における定説です。
スポンサーリンク