夢の中に、お墓が出てくると、何かしら「死」を連想して、占いの結果は、不吉なことが暗示されるのではないかと思われます。
でも、実際は違っていて、過去の仕事や体験、トラブルや問題、あるいは、かつての人間関係といった、何らかの意味で、過去とつながりのあることが暗示されています。
現在は、お墓と言えば、ずらりと墓石が並んでいるのではなく、室内の納骨堂であったり、墓石の代わりにプレートや樹木が植えられたりして、将来的には、緑地公園になるガーデン墓地などが、連想されます。
墓地自体が変貌をとげているので、占いが暗示するものも、若干、変わってきたのではないかと思われます。
- お墓を建立する夢
- お墓を倒す夢
- お墓に参る夢
- お墓を掃除する夢
- お墓を見る夢
- 存命中の友人、知人の墓を見る夢
- 墓の様子を見る
- 墓地を歩く夢
- 墓穴を掘っている夢
- 探しているお墓が見つからない夢
- お墓が崩れる夢
- お墓の周りに花が咲く夢
- 墓を荒らす夢
- お墓に入る夢
- まとめ
1. お墓を建立する夢
お墓を建てたり、墓所を購入したりして、新しくお墓を建てる夢を見ることは、家族の絆がいっそう深まり、これからも子孫繁栄が期待できることを暗示した吉報です。
また、仕事も順調で、相手のいない人には、またとない人とのよい出会いも期待できます。
2. お墓を倒す夢
逆に、お墓を倒したり、倒れたりする夢が暗示しているのは、不安定な人間関係を表しています。
色んな人とつながってはいますが、どれも浅く、中には、好ましくない関係もあります。
そのため、家族とのつながりを失う恐れもあることを示唆すると共に、そうした負のつながりのしがらみから、解放されたいという願いの表れでもあります。
3. お墓に参る夢
お墓にお参りする夢を見るのは、過去の出来事や問題解決の経験などから、現在、進行中のトラブルや問題を解決する糸口を見付け出そうとしていることを表しています。
たとえそれが、失敗の経験であったにせよ、そこから学ぶものは、必ずあります。
積み重ねてきた経験は、今に役立つ人生の糧です。
お墓という過去を閉じ込めたシンボルを訪ねることによって、現在の問題を解決しようとする姿勢は、遠くない時期に、解決の方策を見付け出すでしょうが、焦りは禁物。
逆効果になる場合があります。
4. お墓を掃除する夢
ほうきや水などを使って、お墓をきれいに掃除している夢を見るのは、これから運気が上昇していくことを表しています。
ほうきや雑巾を使って、隅々まできれいに掃除をしていくことで、運気が下り坂だった人も、上昇へと回復します。
また、別れた恋人や過去の栄光や地位、名声から抜け出せずに、苦悩している人も、そうした過去の一切を払拭して、新しい出発ができることも表しています。
その時に、次のような様子が見られると、それぞれ少し違ったものを暗示しています。
4-1. 気持ち良い気分
過去から脱皮した新しい自分を感じる前向きな上昇の運気を暗示しているので、これからは何事もうまくいきます。
4-2. なかなか汚れが落ちない
過去を完全に払拭することができずに、どこか、まだ不安が残っている状態です。
勇気を出して、不安に立ち向かっていかないと道は開きません。
5. お墓を見る夢
お墓を見る夢は、だれのお墓を見るのかによって、暗示されるものに違いが出てきますそれは、自分であったり、友人であったり、配偶者であったりします。
5-1. 自分の墓を見る夢
自分の墓を見るときには、自分自身の状態がどうであるかが、ポイントになります。
自分自身の気持ちの持ちようで、自分の墓を見ている意味が変わってくるのです。
5-2. 順調なとき
運気が、下降気味になっていることを暗示しています。
思わぬトラブルに巻き込まれる要素が見えています。
不用意に、色んなことに首をつっこまないようにすることが、大事です。
5-3. 苦しいとき
現在の悪い事態は、やがて好転します。
自分を悩ましている問題も精神的に解放される方向で推移します。
6. 存命中の友人、知人の墓を見る夢
友人や知人の墓を見る夢は、近いうちに身の上に、大きな人生の転機が生じることを暗示しています。
それは、転職であったり、家族との離別であったりと、自分の人生を変える一大転機です。
必ずその予兆がありますので、注意深く観察しておくことが、いざとなった時、うろたえないで冷静に対処できることにつながります。
6-1. 存命中の配偶者の墓を見る夢
配偶宇者の墓を見る夢は、友人、知人と同じように、大きな変化が身の上にふりかかることを暗示していますが、より身近な人物であるが故に、その変化もさらに大きなものになります。
それは、身の回りの大きな環境の変化であったり、人生そのものが変わる転機であったりと、今までの生活基盤を覆すような巨大な変化の起きることを予知しています。
落ち着いて、予兆の感知や早めの対策を講じておくことが、必須です。
7. 墓の様子を見る
見ている墓の様子からも分かることがあります。
7-1. きれいな感じのお墓
周りの草が取り除かれ、墓石の汚れや苔もなく、花立てには、花が入れられ、水差しには、涼しげな水が入っている。
そんな見るからに、すっきりしたお墓は、運気が上昇し、当面のトラブルや問題には、解決の兆しが見えることが、暗示されています。
思いがけない幸運が、舞い込んでくる予感もあります。
7-2. 荒れ果てたお墓
草が生い茂り、墓石は雨で汚れ、所々苔むして、花立てには花もなく、水差しには、ボウフラがわいているような感じさえするお墓。
そんな荒れ果てたお墓には、日頃の生活の不摂生からくる健康を害する様々な要因が暗示されています。
7-3. 暗い雰囲気のお墓
何となく全体的に、暗い感じを与えるお墓は、現在、かなり厳しい状況に置かれていて、救援を求めていることが、暗示されています。
早急に助けを求め、誰かにフォローをしてもらうことが、必要です。
8. 墓地を歩く夢
誰かと墓地を歩く夢を見ることから分かる暗示されていることは、次のようなことです。
8-1. 恋人と歩く夢
恋人と二人で歩く夢は、よくないサインが暗示されています。
二人で歩くと、今の苦しい立場を二人で分け合うようなかたちになって、結果、二人とも精神的なダメージを受けることになります。
8-2. 昼の明るさの中を歩く夢
現在のトラブルや問題に、精神的には追い込まれているのに、体調は大丈夫ということを暗示しています。
体調が良いからといって、無理は、禁物です。
8-3. 夜の暗い中を歩く夢
トラブルや問題に、精神的にも、体力的にも追い込まれていることを暗示しています。
早急な休養やストレスの解消が求められる状態です。
9. 墓穴を掘っている夢
墓穴を掘っている夢は、何か不気味なものを想像しそうですが、暗示されているものは、全くそれとは、関係ないことで、やはり過去と関係する内容になります。
9-1. 誰かが墓穴を掘っている夢
誰かが墓穴を掘っているというごく普通のシーンを夢に見るのは、健康状態に関する健康運が、下降していることを暗示しています。
早めに、医療施設を訪ねましょう。
9-2. 自分が誰かの墓穴を掘っている夢
自分が誰かの墓穴を掘っている夢は、他ならぬ自分が、過去に犯したミスやトラブルから抜け出せずに、ずるずると過去を引きずっていることを暗示しています。
くよくよしても、終わったことは、仕方がありません。
すっきり忘れて、新しい出発をすることの方が、数倍健康的です。
10. 探しているお墓が見つからない夢
探しているお墓が、どうしても見つからない、探しまわっても分からない夢は、心の拠り所をなくしてしまったことを暗示しています。
さらに、信頼している人からも、見放されたことを表している気をつけておきたい夢です。
11. お墓が崩れる夢
風化によるものか、地震などの天災によるものか、あるいは、人の手によるものか、原因は、はっきりしませんが、何らかの原因によって、お墓が崩れるという状態は、次のようなことを暗示しています。
それは、何か大きなトラブルや重大な問題に、巻き込まれる可能性が、高くなっていると言う暗示です。
自分だけでなく、周りの家族や友人、知人までをも巻き込む可能性もありますので、注意が必要です。
12. お墓の周りに花が咲く夢
お墓の周りに、たくさんの花が咲いている夢は、思わぬアクシデントやトラブルに巻き込まれてしまうのですが、そのことがプラスに転じて、よいことが起きることを暗示している朗報なのです。
風が吹けば、桶屋が儲かる式の巡り巡った運気の向上を示した夢とも言えます。
13. 墓を荒らす夢
墓石を動かして、石室に埋葬されているものを盗むという墓荒しをする夢を見ることが暗示しているものといわれると、盗賊、盗人、悪、ずるがしこいなど、悪いイメージしか浮かんできませんが、占いの世界では、全く逆の非常に良い意味を表す夢になります。
それは、すべての物事が、スムーズに運ぶことを暗示しているとても良い意味を表しているのです。
自分自身の迷いが取れて、進むべき道が、すっきりと開けて見える状態になったことを表しています。
あとは、一本道、脇にそれることもなく一直線に物事が進んでいくことを暗示した墓荒らしのイメージとは、似ても似つかぬ暗示の内容です。
14. お墓に入る夢
自分がお墓に入る夢を見るのは、根も葉もない、事実無根の悪いうわさが流されていることを暗示している夢です。
その裏には、故意に悪いうわさを流して、自分を陥れようとしている人物がいることを、暗に示していることにもなります。
きちんと事実を伝えて、自分の立ち位置を確保し、うわさを流した張本人と対峙したいものです。
まとめ
お墓の夢を見ることで分かることは、現在と過去との接点やつながりについて、その意味するものが、暗示されてきていることです。
お墓は、ご先祖様から現在まで、脈々として流れる命のリレーのいわば、リレーゾーン的な役割の場所だとも考えられます。
過去と現実とをつなぐところとして、トラブルや問題、経験など過去の成果や反省を埋蔵し、今に活かそうとする役割を担って、現在でも生きている場所でもあります。
たまには、訪ねて、きれいに掃除をし、心の拠り所となるような明るいお墓にすることが、大事なことだと思います。
14. お墓に入る夢
自分がお墓に入る夢を見るのは、根も葉もない、事実無根の悪いうわさが流されていることを暗示している夢です。
その裏には、故意に悪いうわさを流して、自分を陥れようとしている人物がいることを、暗に示していることにもなります。
きちんと事実を伝えて、自分の立ち位置を確保し、うわさを流した張本人と対峙したいものです。
まとめ
お墓の夢を見ることで分かることは、現在と過去との接点やつながりについて、その意味するものが、暗示されてきていることです。
お墓は、ご先祖様から現在まで、脈々として流れる命のリレーのいわば、リレーゾーン的な役割の場所だとも考えられます。
過去と現実とをつなぐところとして、トラブルや問題、経験など過去の成果や反省を埋蔵し、今に活かそうとする役割を担って、現在でも生きている場所でもあります。
たまには、訪ねて、きれいに掃除をし、心の拠り所となるような明るいお墓にすることが、大事なことだと思います。
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