色々なシチュエーションや心理状態で「動けない夢」を見ることがありますが、その夢は私たちにどんなメッセージを伝えようとしているのでしょうか。
「動けない夢」は一般的に心身の疲労や人間関係のストレスなどネガティブな意味合いがありますが、動けない夢の夢占いの解釈を紹介します。
- 何者かに押さえつけられて全く動けない夢
- 動きたい気持ちはあるのに動けない夢
- 動こうとしたら徐々に体が硬直してきた夢
- 体が凍ってしまったようになって動けない夢
- 寝起きに金縛りに遭って動けなくなる夢
- 空中飛行の途中で動けなくなる夢
- 走っている途中で動けなくなる夢
- 声が出なくなって動けなくなる夢
- 喧嘩の途中で脱力して動けなくなる夢
- 目が開かなくなって動けない夢
- まとめ
1. 何者かに押さえつけられて全く動けない夢
「何者かに押さえつけられて全く動けない夢」は、今のあなたの精神状態が非常にシビアなストレスによって疲弊していること、あなたの身体状態が過酷な疲労によって疲れきっていることを暗示しています。
「目に見えない何者か」は、あなたの苦悩や疲労の大元の原因になっている事柄や人物を象徴しており、あなたを押さえつけている何者かの正体が分かれば「問題解決の糸口(精神のストレス・肉体の疲労の回復方法)」が見えてくるかもしれません。
現実に心身の疲労が限界に近ければ、できるだけ早く休養を取ること、ストレスを感じている嫌な人物から離れることが、自分を守るために必要です。
2. 動きたい気持ちはあるのに動けない夢
「動きたい・この状態を抜け出したい」という気持ちばかりが頭の中で空回りしていて、身体がまったく動いてくれない夢は、「過度の焦燥感・過剰な義務感」を象徴しています。
何か絶対にやらなければならない難しい仕事の案件を多く抱えているのかもしれません。
あるいは、大きなストレスを感じてしまう苦手な相手との重要な商談・会議の日が迫っているのかもしれません。
いずれにしても「頭の中の早くやらなくてはいけないという欲求・義務感」が「現実の自分の行動」と結びつかないことで、自分で自分を追い詰めるような激しい焦りの感覚(急ぎ回っている感覚)に襲われていることを示しています。
3. 動こうとしたら徐々に体が硬直してきた夢
「動こうとしたら徐々に体が硬直してきた夢」は、「自分のやりたいこと・やらなければならないこと」が分かっているのに、現実にはそれらが上手くできないもどかしい状況に置かれていることを暗示しています。
あるいは、自分自身で誰かに配慮したり他の義務的な仕事があったりして、「自分のやりたいことに対する欲求・衝動」を無理やりに押さえつけている苦しい状態を意味していると解釈できます。
徐々に体が硬直してくる原因の一つが、「自分で自分の欲求をセーブして押さえつけているということ」であり、自分本来の夢・目標に向き合えれば運勢は上向いてきます。
4. 体が凍ってしまったようになって動けない夢
夢の中で「体が凍ってしまうという状態」は、「自分自身の意思や思惑もあって外界から自分を切り離している状態(心理的に外界の他者からひきこもっているような状態)」を意味しています。
自分のミスや落ち度、わがままによって、本当はしなくても良かった「苦労」をする羽目になったり、直面しなくても良かった「困難」に直面して苦しむことになることを予告する夢でもあります。
「体が凍ってしまったようになって動けない夢」は、自分で不幸や苦労を招き寄せてしまう「凶夢」なのです。
自業自得な振る舞いをして自爆するような形で、困難に直面してしまうケースが多くなっています。
5. 寝起きに金縛りに遭って動けなくなる夢
夢の中の世界で「寝起き」というのも変な話ですが、「寝起きに金縛りに遭って動けなくなる夢」は、夢と現実の境界線上でぼんやりしなければならないほど現実の世界や人間関係で疲れきっている状態を反映しています。
今現在のあなたは、耐え切れないほどの大きなストレスを一人で抱え込んでいたり、上手くいかない人間関係の中で怒り・ストレスを溜め込んでいるのではないでしょうか。
夢の中で金縛りに遭って動けないというのは、あなたの身体と精神の健康が壊れるほどの極度の疲労・ストレスがのしかかっている状態を反映していますから、疲弊・限界の自覚があればすぐに休養を取るようにして下さい。
6. 空中飛行の途中で動けなくなる夢
スイスイと気持ちよく空中飛行を楽しんでいたはずなのに、少しずつスピードが出せなくなっていく夢。
どんどん高度も下がって遂には動けなくなり、墜落していくことになりますが、この夢は性的欲求の抑圧や挫折と深い関係があると解釈されています。
空中飛行の夢はジークムント・フロイトの精神分析の理論でも、「無意識に抑圧されている性的願望の充足夢」として解釈されていました。
夢占いにおいても、「性欲・対人欲求・承認欲求などの抑圧」が反映されている意味合いがあり、自分の現在の異性関係や生活状況・仕事が上手くいっていない時に見やすい夢なのです。
7. 走っている途中で動けなくなる夢
スピードを出して気持ちよく走っていたのに、少しずつ動きが鈍くなっていって、スローモーションのようにゆっくりと動けなくなっていく夢。
この夢は「今の納得できない状態」や「今の不満の多い人間関係・恋愛関係(家庭生活)」から何とか抜け出そうとして頑張っているのに、どうしても抜け出すことができないというつらさ・もどかしさを象徴しています。
潜在的な悩みや不満を抱えている時に見やすい夢ですから、「今の自分自身を苦しめている問題」を整理してから、現実的にどうすれば良いかを考えていくことで悩んでいる問題の解決に近づいていくことができます。
8. 声が出なくなって動けなくなる夢
原因も分からず突然「声が出なくなる夢」には、「話すことに対する自己規制・自己禁圧」の意味合いがあります。
つまり、何か発言したいことや伝えなければならないことがあるのに、自分で自分を押さえ込んで何も話さないようにしているような状況が推測されます。
恋人や友人、家族などとのコミュニケーションは円滑にできているでしょうか?喧嘩・仲違いをして「あんな奴とはもう二度と口を聞きたくない」という気持ちになっているような時にも「声が出なくなって動けなくなる夢」を見やすくなります。
本音の部分では「親しく話したいという欲求」があるからこそ、この夢で苦しんでいるとも解釈できます。
9. 喧嘩の途中で脱力して動けなくなる夢
誰かと喧嘩になっていて、怒りを制御できずに殴りかかったにもかかわらず、急に脱力してパンチがヘナへナになり、遂には動けなくなって地面に座り込んでしまうような夢。
この夢で怒りを覚えて殴りかかろうとしている相手は、実は「自分自身の姿の投影」なのです。
喧嘩の途中で脱力してヘナヘナになる夢は、「自己不信・自己嫌悪」を暗示しています。
「今の自分自身の仕事・生活・恋愛・家族などに対する不平不満」が鬱積していることを意味しているので、自分にできるところから自己改善を進めることが大切になります。
10. 目が開かなくなって動けない夢
原因も分からず「目が開かなくなる夢」には、「自己規制・自己禁圧」の意味合いがあり、自分自身が見たくないもの(見たくない人や現象)があって、敢えて目を開かないようにしている可能性があります。
あなたは現実の生活状況や人間関係の中で「目も遭わせたくないほどの嫌いな相手」や「目を開きたくないほどの不快で苦痛な状況」に直面させられているのかもしれません。
目を意図的に開かないというのは、「嫌なもの・不愉快な相手」から目を逸らす自己防衛には役立ちますが、「現実逃避・人間関係のトラブル」によるマイナスの影響も生じやすくなりますから注意して下さい。
まとめ
「動けない夢」は今のあなたが身体的に疲れきっていたり、精神的にストレスを溜め込んでいたりすることを暗示しています。
動けない時に身体・精神がどのような状態になっているかでも夢占いの結果は変わってきます。
夢の中で動けなくてつらい思いをした時には、この夢占いの解釈の記事を参考にしてみて下さい!
3. 動こうとしたら徐々に体が硬直してきた夢
「動こうとしたら徐々に体が硬直してきた夢」は、「自分のやりたいこと・やらなければならないこと」が分かっているのに、現実にはそれらが上手くできないもどかしい状況に置かれていることを暗示しています。
あるいは、自分自身で誰かに配慮したり他の義務的な仕事があったりして、「自分のやりたいことに対する欲求・衝動」を無理やりに押さえつけている苦しい状態を意味していると解釈できます。
徐々に体が硬直してくる原因の一つが、「自分で自分の欲求をセーブして押さえつけているということ」であり、自分本来の夢・目標に向き合えれば運勢は上向いてきます。
4. 体が凍ってしまったようになって動けない夢
夢の中で「体が凍ってしまうという状態」は、「自分自身の意思や思惑もあって外界から自分を切り離している状態(心理的に外界の他者からひきこもっているような状態)」を意味しています。
自分のミスや落ち度、わがままによって、本当はしなくても良かった「苦労」をする羽目になったり、直面しなくても良かった「困難」に直面して苦しむことになることを予告する夢でもあります。
「体が凍ってしまったようになって動けない夢」は、自分で不幸や苦労を招き寄せてしまう「凶夢」なのです。
自業自得な振る舞いをして自爆するような形で、困難に直面してしまうケースが多くなっています。
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