処理落ちという言葉は、オンラインゲームをプレイしていると度々聞くことになります。
- オンラインゲームにおける「処理落ち」の意味とは?
- 「処理落ち」の類語や言い換え
- 「処理落ち」の言葉の使い方
- 「処理落ち」を使った例文と解釈
- オンラインゲームにおける「処理落ち」の原因とは?
- オンラインゲームにおける「処理落ち」のいくつかの対策法
- まとめ
1. オンラインゲームにおける「処理落ち」の意味とは?
オンラインゲームでの処理落ちとは、キャラクターの動きが急に遅くなってしまったり、一瞬画面が止まったようなことが繰り返される現象を指します。
画面の描画が内部の処理に追い付いていない為に起こってしまいます。
最近のオンラインゲームは凝ったグラフィックを採用しているものが多い為、この処理落ちが度々見られます。
特にPCでプレイしている場合には、まず避けられない現象だと言ってもいいでしょう。
これが起きたことで、操作のタイミングが合わなくなって何かを失敗してしまったり、イライラすることにもなってしまうので、全く起きないに越したことはありません。
2. 「処理落ち」の類語や言い換え
処理落ちは別の言葉では「ラグ」と呼ばれます。
「ラグが発生した」、「ちょっとラグってるみたい」などと使われることが多く、「処理落ち」とそのまま使うより、特に口語ではこちらの方がメジャーな表現です。
ラグの語源は、英語の“lag”(ズレ、遅れ)です。
意味も一緒なので、英語圏でもこの言葉でそのまま通じます。
3. 「処理落ち」の言葉の使い方
処理落ちが起こってしまうタイミングは、主に多くのキャラクターが画面に一斉に現れたり、エフェクト表現が激しくなった時です。
画面の描画性能を超えた処理が行われた時に、この処理落ちが起きてしまいます。
ただし、同じ画面を見ている全員にそれが起こっているとは限らず、特定の人だけということも多く、「処理落ちをした」と言っている人が居ても、自分には全くがそれが感じられない時も多々あります。
4. 「処理落ち」を使った例文と解釈
この処理落ちは、それが起きている人にしか分からない現象ですが、そのゲームに少し詳しい人になると、自分は大丈夫でも(同じ画面を見ている)誰かに起きているかも知れないと気付きます。
その時には、なるべく処理落ちをしないような対処を教えてくれることがあるので、起きていれば素直に従ってみましょう。
4-1. 例文1
「処理落ちが激しいので、次の戦闘に参加するのはやめておく」
オンラインゲームには、戦闘シーンがメインと言えるものが多いです。
その戦闘中には激しいエフェクトなどによって処理落ちを起こしてしまうことが少なくない為、処理落ちをしやすい環境でプレイしている場合、無理に参加しない方がいいというケースもあります。
4-2. 例文2
「どうしていつもここで処理落ちするんだろう?」
処理落ちは、決まった場面で発生することも多いです。
ただ、そのような場面があると、処理落ちを解決する(その場面で起こらなくなれば、他の場面でも起こらなくなるだろうという考え方から)為に有益なこともあり、決して悪いことという訳でもありません。
4-3. 例文3
「処理落ちだらけで全くゲームにならない」
PCのオンラインゲームでは、それをプレイできるだけのスペックも持ったPCでないと、このような現象に陥ってしまいがちです。
プレイの前に、そのゲームの推奨環境をきちんと確認しておきましょう。
5. オンラインゲームにおける「処理落ち」の原因とは?
オンラインゲームでこの処理落ちが起きてしまうのは、プレイに使っているハードウェアの性能が不足していることが主な原因です。
よって、PCでプレイする場合によく起こります。
PCの性能はそれこそ千差万別なので、数値にして3の性能のPCもあれば、10の性能のPCもあるからです。
5-1. 原因1「PCの性能が不足している」
上でも少し書きましたが、処理落ちはPCにそのゲームをプレイできる性能がないことが原因の場合が多いです。
また、オンラインゲームで必要となる性能は、CPUやメモリといった基本的なものではなく、グラフィック機能です。
ゲーミングPCと呼ばれるPCでもないと(または、それを自分で追加したPC)、一般的に重いと言われているゲームはまずまともにプレイできません。
5-2. 原因2「回線が遅い、安定していない」
オンラインゲームの多くは、プレイは常にネットにアクセスしているので、使っている回線が遅かったり、無線で安定してしない場合には、これも処理落ちの原因になってしまいます。
通信量(パケット)の制限がある回線では、その制限中だとまともにプレイするのは難しいと考えてください。
5-3. 原因3「無理な設定でプレイしている」
PC用のオンラインゲームでは、PCの性能が低い人の為に、グラフィックを多少粗くして処理を軽くするという設定が行えるようになっています。
処理落ちが多い時には、この設定がPCの性能に対して高くなっているかも知れません。
6. オンラインゲームにおける「処理落ち」のいくつかの対策法
家庭用のゲーム機でプレイしている場合には、ハードウェアの性能を上げるという解決方法はとれませんが、PCの場合には、その性能を上がたり、描画設定で解決できるケースがあります。
(描画設定は家庭用のゲーム機でも有効です)
もちろん回線も大事な要素なので、少しでも速く、安定しているに越したことはありません。
6-1. 対策法1「PCの性能を上げる」
オンラインゲームで必要になるグラフィック性能を上げるには、「グラフィックボード」と呼ばれる拡張ボードを増設(または、今のものと交換)しないといけません。
ただし、ゲームによって必要な性能のボードが違ったり、PC本体の作り(主に電源の容量)によってはできない場合もあり、PCにそれなりに詳しい人でないと難しいので、その手のボードを販売しているお店の人に相談するのが一番です。
尚、ノートPCの場合は、この後からの性能アップはまず行えません。
最初からゲーミングPCとして発売されているノートを選んでください。
6-2. 対策法2「回線の速度を上げる、安定させる」
この方法には2種類あり、回線の契約ごと変えてしまう場合と、何らかの方法で少しでも回線を速くしたり、安定させる方法があります。
前者は難しくても、後者はちょっとした設定を変えるだけでいいこともあるので、使っている回線についての色々な参考ページを見て回るのも1つの方法です。
6-3. 対策法3「描画設定を軽くする」
全体的に重い(常に処理落ち気味の)場合には、ゲーム内の描画設定を下げると、劇的にそれが改善することがあります。
多少画面は粗くなりますが、まともにプレイできないほど処理落ちが激しい場合には、かなり有効な手段です。
これを最低設定にしても頻繁に処理落ちするようだと、今のPCや回線でそのゲームをプレイするのは難しいと言わざるを得ないでしょう。
まとめ
処理落ちが起きてしまった時には、今のままではそのゲームをプレイするのは厳しいということです。
その為、描画性能を落としてみたり、回線の高速化や安定化を考えてみてください。
それでも駄目な時には、PC自体の性能のアップまで視野に入れる必要があります。
処理落ちという言葉は、オンラインゲームをプレイしていると度々聞くことになります。
1. オンラインゲームにおける「処理落ち」の意味とは?
オンラインゲームでの処理落ちとは、キャラクターの動きが急に遅くなってしまったり、一瞬画面が止まったようなことが繰り返される現象を指します。
画面の描画が内部の処理に追い付いていない為に起こってしまいます。
最近のオンラインゲームは凝ったグラフィックを採用しているものが多い為、この処理落ちが度々見られます。
特にPCでプレイしている場合には、まず避けられない現象だと言ってもいいでしょう。
これが起きたことで、操作のタイミングが合わなくなって何かを失敗してしまったり、イライラすることにもなってしまうので、全く起きないに越したことはありません。
2. 「処理落ち」の類語や言い換え
処理落ちは別の言葉では「ラグ」と呼ばれます。
「ラグが発生した」、「ちょっとラグってるみたい」などと使われることが多く、「処理落ち」とそのまま使うより、特に口語ではこちらの方がメジャーな表現です。
ラグの語源は、英語の“lag”(ズレ、遅れ)です。
意味も一緒なので、英語圏でもこの言葉でそのまま通じます。
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