よりよい人間関係を築いていけるか?といった事が、社会で上手く生きていけるか?といった事と深く関係してきます。
そんな中で重要になってくるのが、他人に依存しすぎない関係です。
依存心が強いと、どうしても自分の人生を歩む事ができなくなってしまうだけでなく、依存してしまっている相手にまで迷惑をかけてしまいます。
今回は、そんな共依存者の特徴や共依存に陥った心理や原因について解説していきます。
- 人間依存症?共依存とは?
- 共依存者の特徴
- 共依存者の心理や原因
- 共依存者しやすい人の特徴
- 共依存の具体例
- まとめ
1. 人間依存症?共依存とは?
人間依存症とは、別名共依存とも呼ばれています。
どういった症状かというと、自分の心の中にベクトルを持っていないので、常に誰かと共存していないと、一人では何も出来ない、何も決断を下せない人の事です。
2. 共依存者の特徴
2-1. 決断力がない
共依存者の特徴としては、自分だけでは何も決断できないといった傾向があります。
人生において、進学、就職、恋愛、結婚、引越しといった風に、自分で決断していかないといけない場面がたくさん出てくるのですが、そんな時に共依存者は、自分では決断ができないので、必ず共依存している人の指示を仰ごうとします。
そう、共依存者は、常に依存者に自分の人生を決めてもらう事を希望しているのです。
2-2. 束縛型
共依存者の束縛は、大変激しいです。
自分がこの人を大切にしてあげているのだ、守っているのだと思い込んで、依存者が誰かと付き合おうとすると、必ずありとあらゆる手段を使ってでも邪魔しようとします。
そしてそれが、依存者が傷つかないようにするためなんだと、勝手に正義感に溢れているのです。
2-3. 自分の生活はなおざり
共依存が強い人の特徴としては、依存している人の生活には多干渉しますが、自分の生活はなおざりだったりします。
だから、依存している人の私生活に対して、いちいち口出ししては邪魔する癖に、自分の私生活は借金漬け、ギャンブル漬け、タバコのニコチン依存症、女漬け、男漬けといっただらしない生活を送っている場合があります。
普通はみんな自分の生活を向上させるのに精一杯なので、他人の私生活に干渉する暇はないのです。
2-4. 精神的に病んでいる
共依存症が強い人は、精神的に病んでいるので、友達や家族、恋人、兄弟、親類、知人の誰かに憑依します。
そして憑依した人を孤立化させて、束縛し、支配するためにと、ありとあらゆる手段を使って、依存者のプライベートを破壊していきます。
そして一人の人生を破壊し尽くしたら、別の人へと憑依して、またその人の自由を奪いながら人生を潰していきます。
共依存者は、一見愛情が深くて尽くしてくれる非常に優しい人のように見えますが、実際には、兄弟や友達の恋人や夫までも奪ったり、関係を壊していくぐらいに恐ろしいタイプなので、注意しましょう。
2-5. 自分を省みない
共依存者は、一切自分の生活や態度を省みる事がなく、他人が放つエネルギーにばかり執着して、吸収しようと必至です。
だから、誰と付き合っても理想的な関係を築く事ができずに、恋愛してもすぐに別れたり、離婚を繰り返してしまいます。
共依存者が、普通の安定した家庭を築く事はまず無理なので、幸せな人生を送りたいのであれば、まずは依存症を治す事が大事です。
2-6. 誰かに常に愛してもらっていないと不安になる
共依存者の特徴としては、誰かに常に愛してもらっていないと不安になる点です。
人によっては、セックス依存症に陥る場合もあります。
一人でいると不安になるので、四六時中誰かのぬくもりが欲しくて、体を求めてしまうのですが、結局は心が満たされないから、一夜限りのアバンチュールで終わる場合が多いようです。
セックス依存症が麻薬中毒みたいに浸透していくに連れて、人格が破壊されて、自分でも誰の事が一番大事で、誰が自分にとって悪い影響を与えているのかもわからなくなり、次第に人生が波状していくのです。
3. 共依存者の心理や原因
3-1. 社会や自分の今の状況に不満がある
社会や自分の今の状況に対して、何か不満を抱いている場合には、共依存として誰かに今のつまらない自分の運命を変えてもらおうと、憑依してしまいます。
仕事や家庭といった不満は、自分で解決していくしかないのですが、周り上手くいっている人がうらやましくなり、その運やパワーに乗っかりたいと思ってしまうのです。
仕事や家庭、社会への不満の多くは、自分自身の内面がそのまま鏡になっているので、上手くいかないのは、実は自分がそのように振舞っているからです。
自分の日々の行いや気持ちのあり方に対して、一切反省したり、省みる事なく、周りのせいにしていつまでも不満をぶつけながら、他人の上手くいっている人生にちょっかいを出して、共依存しようとするのは単なるエゴです。
3-2. 支配欲が強い
共依存タイプの特徴としては、支配欲が強い点です。
自分を見直しながら、スキルアップしたり、自分磨きに励む事なく、誰か自分の理想とする人を見つけては、世話する、育ているといった名目で、長年ストーキングしながら相手を自分の支配下へ置いて監視する事を欲しているのです。
支配欲が強い人は、異性や年下に限らずに、そのターゲットは同姓、年上であったりします。
共依存症の中には、自分が太っている事に対してのストレス発散のために、痩せてプロポーションが良い人、見た目がきれいな人に異常に執着する場合もあります。
支配欲が強い人が、他人をペットとして飼うといった発言をしている場合に、その人の事を観察していくと、太っている、家庭が上手くいっていない、何か越えられない壁がある、自分は依存している人よりは確実に劣っているといったコンプレックスを持っているといった点が浮かび上がってくるでしょう。
中には自分が世界一の霊能力者、超能力者になりたいと憧れていた場合に、自分よりも高い能力を持っている人に異常なぐらいに嫉妬して、その人の力を奪おうと必死にストーキングして、さらに気が狂ってしまう人もいるようです。
依存しない人は、一切他人のプライバシーには関心を持たないし、実際に動いて行動を起こしてまでも、他人の私生活には立ち入りません。
だから必至で他人を四六時中監視したり、考え方や交友関係、趣味、嗜好とその人の全てを把握して支配していこうとか考える時点で、狂わされているという事です。
3-3. 変態気質が強い
共依存者の特徴として挙げられるのが、変態です。
変態とは、ただの露出狂ではなく、他人に対して異常なぐらいに執着してしまう人の事です。
共依存症の中には、依存したい人の室内に盗聴器や盗撮カメラを仕掛けて、遠隔監視しながらまるでペットを飼っているみたいに思い込んでいる人もいます。
そういった人の多くは、家庭が上手くいっていない、何かのストレスを抱えている、借金漬け、ギャンブル漬け、女漬け、男漬け、薬漬けといった風に、ある特定の人間に対してだけでなく、他の依存症を抱えている場合もあります。
普通は自分のために、より良い人生を歩みたいと願っているから、美活や資格の取得といった自分磨き、自分の家族のフォローに力を入れるのが正常な人間の行動です。
だから、異常なぐらいに他人に依存して共依存したいと必至な人は、変態なのです。
4. 共依存者しやすい人の特徴
4-1. 自分の人生よりは他人の人生に全てをかけている
共依存に陥りやすい人の特徴としては、自分の人生よりは他人の人生にエネルギーを費やしている点です。
例えば、母親が異常なぐらいに子供の将来について執着して、学歴を上げるため、スポーツで良い成績を伸ばすためにと、必死になっている姿は、それはそれで教育熱心として見られがちですが、自分磨きはそっちのけで子供の人生にばかりエネルギーを費やしている場合には、共依存状態へと陥ってしまう事もあります。
母親に多いのですが、子供に共依存してしまうのは、それは自分の人生はこれ以上切り開けない、面白くないから、子供の未来に自分の夢を託して、子供に代わりに自分の理想とする人生を歩んで欲しいと願っているからです。
これは単なる親のエゴです。
だからもしも母親が、子供の教育に莫大なお金をかけて、自分の時間の全てを費やしていて、子供の成績が悪かったり、思うように子供が出世できない場合には、母親は子供を社会不適格者みたいにののしったり暴力を振るったりする場合もあるようです。
そういった母親に限って、自分磨きに励んでいる他のママさん達に、異常な嫉妬心を抱く事が多いようです。
4-2. 一人になるのが怖い
共依存症の多くは、やたらと友人、知人が多いです。
誰かと常に繋がっていないと不安になるので、必至でインスタグラムやフェイスブック、ラインといったSNSを駆使して、他人とつながり、共依存出来そうな人を探しているのですが、いくら大勢の人と繋がっても、本人の依存症が治らない限りは、状況は回復できません。
4-3. 大切なものがわからない
共依存症の人の多くは、大切なものがわからないので、とりあえず依存できそうな人が一番大事だと勘違いしてしまいます。
それでまるで中高生みたいな青春を送れるような、四六時中べったりできる関係を好みます。
4-4. 家庭を築けない
共依存が強い人は、家庭を築く事に向いていません。
それで結婚してからも、パートナーと恋愛気分が抜けたら浮気に走ります。
4-5. 人間依存以外にも依存している
共依存症の人の特徴としては、人間依存症といった症状以外でも、薬、ニコチン、ギャンブル、過食症といった風に、他の依存症も合併している場合が多いです。
4-6. 子供っぽい
共依存症の人の多くは、非常に子供っぽいです。
だから子育てには向いていないから、子供を産んでも後でほったらかしにする事があります。
4-7. 常に依存できる人を探している
共依存症の人は、常に依存出来そうな人を品定めしています。
4-8. ガードが薄い
共依存症の人は、ガードが薄いので、恋人が出来ても家庭に入っても、すぐに何かの拍子に生活が壊れてしまうことがあるようです。
5. 共依存の具体例
5-1. 恋愛
恋愛関係において、共依存するタイプは、相手のプライベートを全て把握しておかないときがすまない点があります。
だから1日でもラインやメール、電話がないと不安になったり、相手のスマホや携帯の電話帳や通話履歴、ラインやメールの履歴を常にチェックしたりといった風に、四六時中行動をチェックしながら束縛しようとします。
共依存症のタイプと恋愛してしまうと、異性の友人知人との交友関係をチェックされるだけでなく、同姓の友達や家族、仕事仲間との交友関係も監視されてしまいます。
そうなってくると、今まで長年築き上げてきた人間関係が全てぶち壊されてしまうので、共依存症の人と付き合う場合には注意が必要です。
5-2. 夫婦
共依存症の人と夫婦になってしまうと大変です。
共依存は、愛情という名の支配なので、パートナーと常に行動を共にしていないと、自分一人では何も出来ない状態に陥ってしまいます。
中には、同じスポーツジムに通う、休日は必ず一緒に行動しないと気がすまないといった夫婦もいるようです。
これでは互いにすごくうっとおしくなりますよね。
共依存症の夫婦の場合に、妻もしくは夫のどちらかが共依存症、両方とも共依存症といった二通りのパターンがあります。
5-3. 友人
「私達ずっとずっと親友だよね」といったタイプの共依存症の人と友達になるのは、要注意です。
共依存症の人と友人になった場合には、もしもあなたに彼氏が出来て、友人には彼氏が出来ない場合には、あなたと彼氏の仲を引き裂こうとするでしょう。
共依存症の人は、基本的に憑依体質なので、友達を独占するために、友達の恋人や友人との仲を引き裂いていきます。
独占意欲が強いので、共依存症の人と友達になってしまったら、一生結婚できないかもしれないと覚悟しておいて下さい。
5-4. 親子
共依存症で多いのが、親子関係です。
例えば、親が離婚して母子家庭になった場合には、子が母が再婚してしまうと自分の居場所がなくなると心配して、母が再婚できないようにと何かと母の行動の邪魔をする場合もあります。
逆に、母親が子供の人生を自分の思い通りに支配しようとして、子供が小学校を卒業してからでも、行動を束縛して一切の自由を奪う場合もあります。
共依存はお互いの人生にとって良くないので、早めに改善できるように努力して下さい。
まとめ
今回は、人間依存症と呼ばれる共依存についてレクチャーしてきました。
共依存の症状も、パッと見て把握できるぐらいに重症の人もいれば軽症の人まで様々です。
重度の共依存症に陥ってしまうと互いの関係も波状してきて、メチャクチャになってくるので注意して下さい。
よりよい人間関係を築いていけるか?といった事が、社会で上手く生きていけるか?といった事と深く関係してきます。
そんな中で重要になってくるのが、他人に依存しすぎない関係です。
依存心が強いと、どうしても自分の人生を歩む事ができなくなってしまうだけでなく、依存してしまっている相手にまで迷惑をかけてしまいます。
今回は、そんな共依存者の特徴や共依存に陥った心理や原因について解説していきます。
1. 人間依存症?共依存とは?
人間依存症とは、別名共依存とも呼ばれています。
どういった症状かというと、自分の心の中にベクトルを持っていないので、常に誰かと共存していないと、一人では何も出来ない、何も決断を下せない人の事です。
2. 共依存者の特徴
2-1. 決断力がない
共依存者の特徴としては、自分だけでは何も決断できないといった傾向があります。
人生において、進学、就職、恋愛、結婚、引越しといった風に、自分で決断していかないといけない場面がたくさん出てくるのですが、そんな時に共依存者は、自分では決断ができないので、必ず共依存している人の指示を仰ごうとします。
そう、共依存者は、常に依存者に自分の人生を決めてもらう事を希望しているのです。
2-2. 束縛型
共依存者の束縛は、大変激しいです。
自分がこの人を大切にしてあげているのだ、守っているのだと思い込んで、依存者が誰かと付き合おうとすると、必ずありとあらゆる手段を使ってでも邪魔しようとします。
そしてそれが、依存者が傷つかないようにするためなんだと、勝手に正義感に溢れているのです。
2-3. 自分の生活はなおざり
共依存が強い人の特徴としては、依存している人の生活には多干渉しますが、自分の生活はなおざりだったりします。
だから、依存している人の私生活に対して、いちいち口出ししては邪魔する癖に、自分の私生活は借金漬け、ギャンブル漬け、タバコのニコチン依存症、女漬け、男漬けといっただらしない生活を送っている場合があります。
普通はみんな自分の生活を向上させるのに精一杯なので、他人の私生活に干渉する暇はないのです。
2-4. 精神的に病んでいる
共依存症が強い人は、精神的に病んでいるので、友達や家族、恋人、兄弟、親類、知人の誰かに憑依します。
そして憑依した人を孤立化させて、束縛し、支配するためにと、ありとあらゆる手段を使って、依存者のプライベートを破壊していきます。
そして一人の人生を破壊し尽くしたら、別の人へと憑依して、またその人の自由を奪いながら人生を潰していきます。
共依存者は、一見愛情が深くて尽くしてくれる非常に優しい人のように見えますが、実際には、兄弟や友達の恋人や夫までも奪ったり、関係を壊していくぐらいに恐ろしいタイプなので、注意しましょう。
2-5. 自分を省みない
共依存者は、一切自分の生活や態度を省みる事がなく、他人が放つエネルギーにばかり執着して、吸収しようと必至です。
だから、誰と付き合っても理想的な関係を築く事ができずに、恋愛してもすぐに別れたり、離婚を繰り返してしまいます。
共依存者が、普通の安定した家庭を築く事はまず無理なので、幸せな人生を送りたいのであれば、まずは依存症を治す事が大事です。
2-6. 誰かに常に愛してもらっていないと不安になる
共依存者の特徴としては、誰かに常に愛してもらっていないと不安になる点です。
人によっては、セックス依存症に陥る場合もあります。
一人でいると不安になるので、四六時中誰かのぬくもりが欲しくて、体を求めてしまうのですが、結局は心が満たされないから、一夜限りのアバンチュールで終わる場合が多いようです。
セックス依存症が麻薬中毒みたいに浸透していくに連れて、人格が破壊されて、自分でも誰の事が一番大事で、誰が自分にとって悪い影響を与えているのかもわからなくなり、次第に人生が波状していくのです。
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