根拠のない自信を持っている人を見ると羨ましいと感じることはないでしょうか。
「その自信どこから?」と思うことでしょう。
ここでは根拠のない自信について説明していますので、参考にしてみてください。
- 根拠のない自信とは?
- 根拠のない自信を持つ心理
- 根拠のない自信がある人の特徴
- 根拠のない自信の効果
- 根拠のない自信を持つ方法
- 根拠のない自信を達成するためにできること
- まとめ
1. 根拠のない自信とは?
能力がある、ないに関係なく自分に自信を持っている人がいます。
自己肯定感が強く、自分のことが大好きで、朗らかで明るい印象の人が多いかと思います。
そのような人を「根拠のない自信に満ちあふれている」と思ったりすることはないでしょうか。
誰もが認める実績があるというわけでなくとも自分に自信が持てるというのは、自信がない人から見れば羨ましい性格、考え方と言えるでしょう。
根拠のない自信というのは、潜在意識の一つであり「思い込みが強い」ということです。
理由などないけど「これだけは、なぜか言い切れる、思い込める」ということがないでしょうか。
これが根拠のない自信です。
根拠のない自信があると、行動する際に対してストレスを感じることもありませんし、自信を持って取り組めますので結果的にいい状況を引き出すことが多くなります。
それではこの根拠のない自信について詳しく見ていくことにしましょう。
2. 根拠のない自信を持つ心理
まずは、人が根拠のない自信を持つ心理を見ていきましょう。
2-1. 自分を信じているから
根拠のない自信を持っている人は、時に傲慢に見えることもあります。
しかし自分を信じて言い切る姿にはある種の清々しさ、カッコ良さを感じないでしょうか。
相手に否定されるかもしれない、陰で笑われて悪口を言われているかもしれない、そのようなことを微塵も考えていません。
それは自分を信じているからです。
人から「無能」だと言われようと「そんなことはない!」と堂々と否定できる人です。
実際に能力がなくてもです。
自分をぶれずに信じることができる人は根拠のない自信を持っているのです。
2-2. これまでの成功体験がある
根拠のない自信は、これまでの人生における成功体験が多いことが関係しています。
未経験のことであってもこれまで「やれば何とかなった」「それなりにできた」という経験が多ければ、今目の前にある新しいことに関しても「何となく上手くいくはず」と自然と思うことができるのです。
不安や恐れはありませんから、本当に上手くいくことも多いのです。
それは過去の成功体験があるからなのです。
2-3. 上手くいかなければ違う方法をとればいいと思っている
根拠のない自信を持っている人は、ある意味、後先考えない人かもしれません。
謙虚な人や慎重な人は「できるかどうかわからないことをできると言って、失敗したらどうしよう」という恐れがあります。
大口を叩いてできなかったら、いい加減な奴、無能な奴と罵られるかもしれません。
また罵らなくてもそのように思われて見下されたり、自分の信用が落ちるかもしれないと思うのです。
しかし根拠のない自信を持つ人はそのような先のことを考えません。
上手くいかなければ他の方法をとったり、いざぎ良くできなかったと認めればいいぐらいに思っているのです。
言い方は悪いですが「物事を軽く」考えているのです。
2-4. 負けず嫌い
根拠のない自信を持つ人は、負けず嫌いな一面もあります。
相手の言いなりになりたくない、相手より自分が優れているといったプライドがあります。
実際には相手より能力がない場合でも、気持ちとしては負けたくないという思いが強いのです。
気持ちで負けていない人、勝気なのです。
これは育ってきた環境、持って生まれた性格なども関係があるのかもしれません。
また自分を客観視できていないといったことでもあります。
2-5. 人より自分のことが信用できる
根拠のない自信を持つ人は、相手の言うことなど聞き入れることがありません。
信用ということができず、自分しか信用できないとどこか頑なな性格です。
アドバイスを受けても聞き入れないで我が道を行くという人がいますが、このような人は自分の判断に迷いがなく根拠のない自信があるのです。
失敗したり困った状況になっても自分の非を認めない、軌道修正しないということもあり、その場合は根拠のない自信が悪い意味で強く出てしまうこともあります。
3. 根拠のない自信がある人の特徴
根拠のない自信がある人の特徴を見ていきましょう。
良い面もあれば悪い面もあります。
根拠のない自信を良い方向に使うことができれば最強なのですが、悪い面で出てしまいますと「困った人」「面倒な人」と周りから思われてしまうのです。
3-1. 人の意見を聞き入れない
「こうした方がいいよ」と言われると、自分が間違っていると責められているととらえてしまうことがあります。
根拠のない自信に満ちあふれている人は自分を責めることが大嫌い、と言うよりは自分を全肯定ですから、アドバイス=批判と受け止めることも往々としてあることなのです。
よっていい意味でも悪い意味でも「人に流されない、意見を聞き入れない、影響されない」といった特徴があります。
3-2. 失敗しても落ち込まない
根拠のない自信がある人は、失敗することが多いかもしれません。
しかし失敗したとしても、落ち込むことがありませんので本人的には失敗した経験というのは「ない」と思っていることも多いのです。
方法が違っていたとか、自分に合っていなかったと解釈しますので、失敗ではないのです。
落ち込むこともありませんし気に留めることもありません。
従って相手に迷惑をかけて申し訳ないという心境になることも少ないのです。
3-3. 深く考えない
自分に自信が持てない人はあれこれと考えてしまう傾向があります。
その為いつまでもうじうじと悩み行動力がないととらえられることもあります。
一方で根拠のない自信がある人は決断が速く思い立ったらすでに行動を開始しているのです。
深く考えずにとりあえず動くというのは自分に自信がある、また動くことで良い方向に向かうと根拠のない確信があるのです。
3-4. 相手のせいにすることもある
根拠のない自信がある人は、自分には非がないとか、いつでもベストを尽くしているといった自信があります。
その為人間関係の中で上手くいかない問題が起こると、自分ではなく相手が悪いからだと決めつけることがあります。
それは根拠のない自信がある人の悪い特徴でもあります。
根拠がない自信がある人が悪く思われるのは大体このような場面においてですし、周りに迷惑をかけているのに気がつかず非を認めるどこか、相手に責任転嫁をするからです。
3-5. 能力がないのにあると思っている
根拠のない自信がある人は、実は能力が高いというわけではありません。
むしろ能力不足であることの方が多い場合もあります。
ただ本人としては自分の可能性を前向きにとらえて心から信じているので自信を失くしておどおどするといったことが少ないのです。
また人も面と向かって「あなたには能力が足りません」と指摘することはありません。
遠回しに言うことはあってもストレートに言う場合は喧嘩する時ぐらいではないでしょうか。
ですから、能力が不足していることに気がつかないままということが多くなります。
4. 根拠のない自信の効果
根拠のない自信を持つことの効果を見ていきましょう。
ネガティブな方向で根拠のない自信を持つのは周りに迷惑や不信感を与えてしまいますが、ポジティブな方向であれば以下のような良い効果が得られるのです。
4-1. 新しいことにも迷いなく入っていける
人は新しいことを始めるのは、上手くいかなかったらどうしようという不安が先立ち、なかなか積極的にはなれないものです。
また「面倒くさい」という思いが強く現状維持に甘んじるというタイプも多いことでしょう。
根拠のない自信があれば、新しいことに対して迷いなくすっと入っていくことができます。
失敗するリスクについて考えるよりも成功する可能性の方が高いと思えるからですし、もしも何かあればその時に考えればいいという楽天的な部分もあります。
ストレスを感じるよりもワクワク感の方が大きいのです。
ポジティブであれば結果的に成功する可能性も高まりますので、いい結果を出せることも多くなります。
4-2. 恋愛など上手くいくケースが多くなる
モテる人というのは、モテる雰囲気があります。
容姿がいいということよりも持っている雰囲気がいいことの方がモテるには重要です。
根拠のない自信を持つ人は恋愛においても、自分がいいと思った相手は自分を好きに違いないと素直に信じることができるのです。
一歩間違えばとんだ勘違い人間ですが、根拠のない自信がある人は自分自身のオーラ、雰囲気で恋愛の成功率を上げることができています。
結局のところ異性というのは、押しが強い相手に弱いのでしょう。
積極的にぐいぐいアプローチされますと「自分はそれほどまでに思わている」と感じますし、嬉しくもなります。
根拠のない自信を持つ人は恋愛で有利なのです。
4-3. 魅力がアップする
根拠のない自信があると、見た目や雰囲気にも自信があふれて、魅力的に見えるようになります。
容姿が良くても自分に自信が持てずおどおどした態度の人もいます。
自信を持つということはその人の良さが前面に出ます。
4-4. 成功する
根拠のない自信で、攻めの姿勢で日々過ごしていますと、結果的に物事を自分のペースで進めることができます。
自分の思った通りになることが増え、成功するということに繋がりやすいのです。
人任せにしていてはいつまでも状況は変わりません。
自分が変えようという意志をしっかり持つことで物事は変わり始めるのです。
成功したいと思えば自信を持って積極的に動くことです。
4-5. 人の注目を集める、惹きつける
根拠のない自信があると、発言や行動も堂々としたものになるでしょう。
よって人の注目を集めやすくなりますし、批判されることも増えるかもしれません。
しかしそれ以上に人を惹きつける力も発揮します。
良くも悪くも人に対して自分の存在を認知してもらうことができるのです。
5. 根拠のない自信を持つ方法
自分に自信が持てない人ほど根拠のない自信を持ちたいと思うのではないでしょうか。
どうやったら根拠のない自信を持つ人になれるのでしょうか。
その方法をお伝えしていきましょう。
5-1. 自分を責めない
根拠のない自信を持つ人は自分のことを全部肯定していますし、自分のことが好きなのです。
根拠のない自信を持ちたければ真似をすることです。
まず自分を責めないことです。
今の自分でいいのだと肯定することは基本です。
5-2. 完璧を求めない
こうしなければならない、といった完璧主義は捨てましょう。
今の状態でベストであると自分を認めましょう。
まだまだ足りないなどと否定することはないのです。
5-3. 失敗したことはさっさと忘れる
失敗したことに関してはいつまでも悩まずにさっさと忘れることです。
忘れてしまえばなかったことと同じことだからです。
わざわざ自分の失敗を思い返すこともないでしょう。
5-4. 前向きでいる
物事に対して、ネガティブにならないことです。
「何とかなるだろう」と前向きの方向で考える癖をつけていきましょう。
「大丈夫、大丈夫」とただ思うことです。
根拠のない自信を持っている人は不安になることはないのですから。
5-5. 自分を褒める
根拠のない自信を持つには、今の自分を褒めてあげることです。
精一杯できることをしているのだと毎日自分を褒めてあげましょう。
悪いことが起こっても「これぐらいの失敗で済んだのは自分がしっかりしているからだ」と褒めることをお忘れなく。
6. 根拠のない自信を達成するためにできること
根拠のない自信を持つこと、達成するためにさらにできることをお伝えしていきます。
6-1. 見た目を整える
人は見た目から判断します。
根拠のない自信をさらに強める為に自分の見た目を整えて相手に良い印象を与えるようにしましょう。
身だしなみが悪いですと、相手に不安感や不信感、不快感と悪い印象を与えます。
見た目の印象がいいとそれだけでプラスになることを覚えておきましょう。
6-2. 自分を下げる発言は控える
謙虚な人は好感が高いですが、謙虚過ぎると自分に自信がない人として思われるでしょう。
自分の能力を下げるような発言は控えましょう。
少々盛るぐらいでちょうどいいのです。
根拠のない自信を持つ人は自然と「盛っている」ようなものです。
誰も「盛っている」などと責めたりはしないのですから、必要以上に自分のことを下げる必要はありません。
6-3. ネガティブな発言をする人を遠ざける
根拠のない自信を持っている人は自分を肯定してポジティブ思考です。
自分のことを褒めて、肯定することが根拠のない自信を持つ為に必要なことです。
しかし、自分の周りにネガティブな発言をして自信を折ってくるような人がいるならば意味がありません。
頑張っていても「それは駄目なんじゃない」といちいち批判されれば気分が下がっていく一方です。
そのような人は頑張っている人が嫌いで下げることに必死な人たちです。
根拠のない自信がしっかり持てれば気にならなくなりますが、まだしっかりと持てていない時は注意しましょう。
遠ざかっておいた方がいいでしょう。
6-4. 褒めてくれる人、一緒にいて楽しい人とつき合う
話していて、褒め言葉が多い人、一緒にいて楽しいと思える人と積極的につき合うようにしましょう。
ネガティブな気持ちになったり、自分と波長が合わない発言が多い相手は消耗する一方ですので気をつけてください。
根拠のない自信を達成するには、根拠のない自信を持っている人を見習うようにしましょう。
ポジティブで自信や余裕がある人といる時間を増やした方が自分の為です。
6-5. 小さな成功を増やす(大きな目標は立てない)
大きな目標を持つことは大事ですが、ただ目標を持っているだけで何もしていない人の方が多いのです。
その目標があるというだけで満足しているのです。
根拠のない自信を達成させるには、小さな成功体験を積み重ねていくことが大事です。
自分はその気になれば何でも達成できるのだと潜在意識に刷り込むのです。
それには小さな達成可能な目標を作って達成することを繰り返すことです。
大きな目標を細分化して一日のノルマを決めるのもいい方法です。
そうしていけば、負担を感じることも少なく、毎日少しずつ目標を達成できますし、いつかは大きな目標が叶います。
そして自己肯定感が高まり、根拠のない自信がある人になっているのです。
まとめ
いかがでしたでしょうか。
根拠のない自信について、説明をしてきました。
少し難しい概念かもしれませんが、根拠のない自信は良い意味で持っている人、悪い意味で持っている人といます。
悪い意味とは根拠のない自信によって周りに迷惑をかけている場合です。
こうなりますと人から「その根拠のない自信はどこから?」と馬鹿にされますし、人間関係も破綻する可能性があります。
口先ばかりで現実にならないとそうなっていくのです。
ですから根拠のない自信はポジティブに持つように気をつけなければならないでしょう。
またよい意味で持つことができれば自分自身も生きやすくなりますし、日々が楽しくなることでしょう。
根拠のない自信を持っている人を見ると羨ましいと感じることはないでしょうか。
「その自信どこから?」と思うことでしょう。
ここでは根拠のない自信について説明していますので、参考にしてみてください。
1. 根拠のない自信とは?
能力がある、ないに関係なく自分に自信を持っている人がいます。
自己肯定感が強く、自分のことが大好きで、朗らかで明るい印象の人が多いかと思います。
そのような人を「根拠のない自信に満ちあふれている」と思ったりすることはないでしょうか。
誰もが認める実績があるというわけでなくとも自分に自信が持てるというのは、自信がない人から見れば羨ましい性格、考え方と言えるでしょう。
根拠のない自信というのは、潜在意識の一つであり「思い込みが強い」ということです。
理由などないけど「これだけは、なぜか言い切れる、思い込める」ということがないでしょうか。
これが根拠のない自信です。
根拠のない自信があると、行動する際に対してストレスを感じることもありませんし、自信を持って取り組めますので結果的にいい状況を引き出すことが多くなります。
それではこの根拠のない自信について詳しく見ていくことにしましょう。
2. 根拠のない自信を持つ心理
まずは、人が根拠のない自信を持つ心理を見ていきましょう。
2-1. 自分を信じているから
根拠のない自信を持っている人は、時に傲慢に見えることもあります。
しかし自分を信じて言い切る姿にはある種の清々しさ、カッコ良さを感じないでしょうか。
相手に否定されるかもしれない、陰で笑われて悪口を言われているかもしれない、そのようなことを微塵も考えていません。
それは自分を信じているからです。
人から「無能」だと言われようと「そんなことはない!」と堂々と否定できる人です。
実際に能力がなくてもです。
自分をぶれずに信じることができる人は根拠のない自信を持っているのです。
2-2. これまでの成功体験がある
根拠のない自信は、これまでの人生における成功体験が多いことが関係しています。
未経験のことであってもこれまで「やれば何とかなった」「それなりにできた」という経験が多ければ、今目の前にある新しいことに関しても「何となく上手くいくはず」と自然と思うことができるのです。
不安や恐れはありませんから、本当に上手くいくことも多いのです。
それは過去の成功体験があるからなのです。
2-3. 上手くいかなければ違う方法をとればいいと思っている
根拠のない自信を持っている人は、ある意味、後先考えない人かもしれません。
謙虚な人や慎重な人は「できるかどうかわからないことをできると言って、失敗したらどうしよう」という恐れがあります。
大口を叩いてできなかったら、いい加減な奴、無能な奴と罵られるかもしれません。
また罵らなくてもそのように思われて見下されたり、自分の信用が落ちるかもしれないと思うのです。
しかし根拠のない自信を持つ人はそのような先のことを考えません。
上手くいかなければ他の方法をとったり、いざぎ良くできなかったと認めればいいぐらいに思っているのです。
言い方は悪いですが「物事を軽く」考えているのです。
2-4. 負けず嫌い
根拠のない自信を持つ人は、負けず嫌いな一面もあります。
相手の言いなりになりたくない、相手より自分が優れているといったプライドがあります。
実際には相手より能力がない場合でも、気持ちとしては負けたくないという思いが強いのです。
気持ちで負けていない人、勝気なのです。
これは育ってきた環境、持って生まれた性格なども関係があるのかもしれません。
また自分を客観視できていないといったことでもあります。
2-5. 人より自分のことが信用できる
根拠のない自信を持つ人は、相手の言うことなど聞き入れることがありません。
信用ということができず、自分しか信用できないとどこか頑なな性格です。
アドバイスを受けても聞き入れないで我が道を行くという人がいますが、このような人は自分の判断に迷いがなく根拠のない自信があるのです。
失敗したり困った状況になっても自分の非を認めない、軌道修正しないということもあり、その場合は根拠のない自信が悪い意味で強く出てしまうこともあります。
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