「何故、不幸体験を自慢話にするの?」と不思議に思っている方もいるかもしれません。
不幸自慢すると、何かメリットでもあるのでしょうか?
今回は、そんな不幸自慢をする人の心理や対処法について解説していきますね。
- 「不幸自慢」とは?
- 不幸自慢する人の心理
- 不幸自慢する人の例(こんな不幸自慢が多い)
- 病気自慢する人の心理
- 病気自慢する人の対処方法
- まとめ
1. 「不幸自慢」とは?
不幸自慢とは、過去に自分が経験した、もしくは現在今自分が抱えている不幸な状況を、いかにも自慢話をするかのように周りの人へとアピールする事です。
いつも不幸話ばかりを連発する人に対して、周りの人は「一体この人は、何故いつも不幸なオーラを振りまいているのだろう?」と不思議に思うかもしれません。
でも、不幸自慢は一種の戦略的な作戦でもあるので、不幸自慢ばかりしている人を見かけたら、とりあえずじっくりと観察してみる事をおすすめします。
2. 不幸自慢する人の心理
2-1. 不幸な話をして同情してもらいたい
いつも不幸自慢ばかりする人の心理としては、不幸な話をもちかけてきて、相手に同情してもらいたいといった心理が働いています。
一見幸せそうに見える人でも、過去をずっと探っていくと、想像を絶するような暗い過去があったり、不幸を抱えていたといった事が判明するはずです。
でも、過去の不幸や現在抱えている問題に対して、それを口に出してアピールするのか?それとも苦労を苦労と思わずに前向きに向き合いながら少しずつ解決していくのか?といった点が、その人の人生を大きく左右する別れ道でもあるのです。
不幸自慢ばかりしている人は、優しい人とめぐり合えたらかまってもらい、甘えられるかもしれませんが、他の人からしたらただの疫病神にしか見られない事もあるので注意しましょう。
2-2. 不幸自慢して誰かにこの不幸を解決してほしい
不幸自慢をする事によって、誰かに自分が今抱えている不幸を解決してほしいと願っている場合があります。
優しい人は、そういったメッセージをしっかりと受け止めて、親身になって相談に乗ってくれる事でしょう。
でも、不幸自慢ばかりしている人は、基本的には話を聴いてもらったり、アドバイスを受けるだけでは満足しません。
不幸自慢ばかりする人は、自分が生まれてきた時から抱えている宿命までも、誰かに肩代わりして欲しいと願っています。
でも、それは無理な話で、その人が生まれ持ってきた宿命は、その人しか抱える事ができないし、軽くする事もできないのです。
どんな不幸な境遇を与えられたとしても、自分の運命を肯定しながら生きている人は、自らの力で運気を好転させて生きていく事ができます。
生まれた時から抱えている不幸な宿命でさえ、少しずつ解決しながら軽くしていく術を知っています。
運気を変える事が出来る人というのは、宿命や運命といった天に任せる部分はそのままにしておいて、自分自身を改革しながら運命を切り開いていくのです。
それで自分磨きに専念したり、今まで自分を支えてくれた家族や周りの人を大切にしながら、運気を少しずつ好転させていきます。
これが不幸自慢ばかりする人と、不幸な愚痴を一切もらさずに、努力して人生を切り開いていく人の大きな差です。
不幸自慢ばかりして、さらに不幸な状態へと陥ってしまう人というのは、自分自身の悪い癖や悪い習慣、態度を変える努力をせずに、宿命や運命に刃向かいながら生きている人なのです。
2-3. 不幸自慢して相手を励ましたい
不幸自慢をする例としてあげられるのが、誰かを励ます時に使われます。
例えば、教師が成績が悪い生徒に対して、「自分も学生時代は全く勉強せずに、成績がドベだったんだよ。
でもね、ある日突然これでは悪いと思って、それから少しずつ勉強を始めるようになったんだ。
そうしたらグングン成績が伸びて、大学に通って教員の試験にも受かったんだよ」といった風に、不幸自慢をしておいてから、それを乗り越えていくと、もっと良い人生が待っているといった事をアピールして相手を励ましていくのです。
今不幸な状態にいる人にとっては、もしも相手が成功ばかり繰り返してきた人であれば、不幸である自分はきっと成功体質でないから夢は叶えられないと諦めてしまうでしょう。
でも、「実は自分も不幸な状況から努力して夢を叶える事ができたんだよ」といったエールを送る事によって、今不幸を抱えている人でも、本人のやる気次第ではいくらでも幸せになれるとアドバイスしてあげられるのです。
2-4. 不幸自慢して精神を落ち着かせたい
不幸自慢ばかりする人の心理としては、自分が抱えていてどうしようもできない問題に対して、誰かに話す事によって自分の精神を落ち着かせたいといった心理が働くようです。
誰かに話す事によって、自分の心の中でもやもやしていた不幸な気持ちの整理がつくのです。
人は誰かに自分の心の中や今の状況を説明する時には、相手にもわかりやすいようにと整理をして話します。
実は、この気持ちを整理して話すといった脳の作業が、抱えている不幸な問題の解決策を見出すためのツールにもなりうるのです。
2-5. 不幸自慢してさみしい気持ちを理解してほしい
四六時中、初対面の人にさえも、不幸自慢をしている人の心理としては、さみしい気持ちを誰かに理解してほしいといった気持ちがあるようです。
優しい人であれば、不幸自慢だとわかっていても、きっと何度でもあなたの不幸話に耳を傾けながら、「どうしたらその不幸を解決していけるのか?」と一緒になって考えてくれる事でしょう。
そういった風に、不幸自慢ばかりしてさみしさを紛らそうとしている人は、いつも優しく話を聴いて、親身になって相談に乗ってくれた人は、ずっと大切にしておいて下さい。
2-6. 不幸自慢して誰でもいいから相手にしてほしい
不幸自慢ばかりする人は、誰でもいいから相手にしてほしいといった気持ちがあるようです。
不幸自慢だという専門的な心理学用語について理解していない人は、不幸自慢をされていると気がつかずに、延々と不幸自慢をする人をかわいそうな人だと同情して、振り回されてしまう事もあるようです。
そう、このように、ただ誰かに相手をして欲しいという不幸自慢家の人は、誰かに不幸話をもちかけ負担させるといった憑依体質でもあるのです。
2-7. 不幸自慢して自分をもっと理解してほしい
不幸自慢をする心理としては、不幸自慢をして自分をもっと理解してほしいといった心理があるようです。
例えば結婚相手を決める際に、自分の良い所や幸せな部分だけをアピールしていても、実際に結婚してから、もしも何か不幸が起きた時に、その不幸を一緒に背負っていける人なのか?といった点が、結婚生活を長く続けていく際のポイントとなります。
そういった理由から相手の気持ちを探るために、わざと婚約前に自分の不幸な生い立ちについて語ってみながら、それでも自分と結婚してくれますか?といった確認をする場合もあります。
不幸な生い立ちを聴いて、それでこの人はNGだという人とは、きっと結婚してからも長続きしないでしょう。
恋人や結婚相手といった風に、共に人生を歩んでいく人を選ぶ時のテストとして、不幸自慢は使えるテストです。
2-8. 不幸自慢して個性を出してみたい
不幸自慢を話術のテクニックにしている人もいるようです。
その訳は、不幸な話は大変インパクトがあるからです。
例えば、合コンパーティーの会場で、大勢の異性と会話した場合に、普通の会話をした人よりは、不幸な境遇について話した人の方が、印象に残りやすいです。
そういった事から、誰かに自分の不幸な生い立ちや境遇について理解して欲しい、これが自分の個性なんだ、とアピールするためのツールにしているのです。
ただし、誰でも不幸な人とは一緒にいたくないといった心理が働くので、インパクトは残せたとしても、恋人や結婚相手としては、不幸自慢をする人は相応しくないと除外されてしまうので注意して下さい。
3. 不幸自慢する人の例(こんな不幸自慢が多い)
3-1. 生い立ちの不幸
不幸自慢の例として多いのが、子供の頃に貧乏だったとか、家庭内暴力を受けていたといった事が多いようです。
3-2. 借金
不幸自慢で多いのが、借金の話です。
借金も、本人が抱えている借金の他にも、親の代からの借金や妻や子供の借金まで様々です。
3-3. 失恋や離婚
失恋や離婚して精神的につらい想いをしている人は、その影をずっと引きずって不幸自慢を繰り返す場合が多いようです。
依存心が強い人程、過去の失恋や結婚の失敗例をいつまでもくよくよと引きずるようです。
誰か幸せにしてもらおうといった安易な考えは捨てて、自分がいかに相手を幸せにしてあげられるか?が幸せな恋愛や結婚ができる鍵となるので、自分のスキルアップに集中して下さい。
3-4. 病気や障害
持病や障害を持っていると、ついついいつもその話ばかりに傾いてしまいがちです。
でも、病気や障害を持っていても、それをあえて口に出さずに精一杯生きている人もいるから、あまり不幸自慢ばかりしていると、「この人は不幸な人なんだ」と周りの人に認定されてしまうので注意しましょう。
3-5. 運が悪いという不幸自慢
「自分は本当にツイていない」、「運が悪い」といつも不幸自慢ばかりしていると、本当に運が逃げていってしまうから注意して下さい。
4. 病気自慢する人の心理
4-1. 苦しみから逃れたい
病気自慢をする人の心理としては、苦しみから逃れたいといった気持ちがあるようです。
誰かに自分の病気について話をする事によって、抱えている苦しみが少しでもやわらげるのではないか?と考えています。
ただ、病気自慢も一人の相手に対して、1度もしくは数回の相談であれば相手から良きアドバイスを受ける事ができるかもしれませんが、会った人全てに四六時中自分の病気自慢ばかりをしていたら、逆に症状が悪化する場合もあります。
それは言霊といって言葉には霊や力が込められているので、いつも病気自慢を繰り返す事によって、その病気の症状が言霊の力を借りて、さらに力を増してしまう事もあるからです。
もしも病気のつらさを少しでも軽減したいのであれば、病気を克服できる策について、家族や友人と語り合えるようにすると良いでしょう。
4-2. 自分の痛みを理解してほしい
病気自慢をする人の心理としては、自分の痛みを理解してほしいといった気持ちがあるようです。
でも、痛みといった感情は、自分の体が感じる事であるから、その痛みを他人にいくら話して、その痛み具合を相手にも感じてほしいと願っても、無理な話です。
もしも病気自慢をする心理が、痛みを相手にも感じてほしいといった気持ちがあるのであれば、あなたは悪い憑依霊となっています。
自分の痛みを理解してほしいからと、あちこちの人に病気自慢をするのはやめて、いかにして自分の病気を改善していけるのか?といった前向きな話題ができるように努力して下さい。
4-3. いろいろな人から情報を集めている
病気自慢をする人の心理として、いろいろな人から情報を集めいてるといった場合もあります。
病気に対して治療できる病院も、近所だけでなく各地にあります。
どこの病院の先生が技術が高い、最新医療を取り入れている、最新の医療器具が備わっているといった情報は、実際にその病院に通った人しかわかりません。
そういった意味で、「誰かいい病院を知らないかな?」といった気持ちから、病気自慢といったツールで情報収集をしているのです。
5. 病気自慢する人の対処方法
5-1. 専門医を紹介する
自分はこんな病気を抱えているからと、いつも病気自慢をする人には、何度素人が話を聴いても状況を変える事はできないので、専門医を紹介するのがベストです。
病気の種類でも、体の病気でなく、うつ病や統合失調症といった精神病の場合もあります。
実は精神病の方がやっかいで、精神病院で薬をもらっても治らない事もあるようです。
それでいつもうつな状態や精神のイライラを鎮めるためにと、周りの人に「自分は精神の病気を抱えていて心がつらいから」と言っては、病気自慢をするのです。
病期自慢をされた方としては、そっけない態度をしてしまうと、その人の病気が悪化すると悪いからと、延々と我慢して病気の自慢話を聴かされるはめになります。
でも、結局は素人だからいくら病気自慢の話を聴いても病気を治してあげる事は難しいので、専門医を紹介するのが一番の解決策です。
5-2. 様々な治療法を明記してあげる
いつも病気自慢ばかりしている人がいたら、「こういった治療法もあるよ」と明記してあげると良いです。
病気自慢をするのは、今その人が抱えている病気が治らなくて困っているからなので、いかにしてその病気を治療していくのか?といった具体的な対策について明記してあげる事によって、本人もただ病気自慢だけしていた行動を改めて、治療のために全力を尽くそうと思ってくれるはずです。
「病気だから仕方がない、どうしようもない」と本人が諦めないように、ただ励ます事よりは、その抱えている問題に対しての答えを導き出してあげる事が大切なのです。
5-3. その人の病気を理解してあげる
病気自慢をする人には、ただ話を聴いてあげるだけでなく、その人の病気について深く理解してあげる事が一番の解決策です。
病気の治療法も、西洋医学から、東洋医学、サプリメントなど健康食品を用いた予防医学、漢方やハーブを用いた自然治癒法など、様々な方法があります。
医師の資格がなくても、東洋医学や予防医学、自然治癒法などは、医師の資格を取得していなくても、普通の人でも知識を蓄えて活用していく事は可能です。
病気自慢ばかりしている人の声にしっかり耳を傾けながら、「どうしたらその人の病気が治るのか?症状が緩和されるのか?」といった事を深く理解して、改善策を一緒に考えてあげると、きっとその本人も病気自慢をするのをやめて、自分の病気と真摯に向き合い、治療していこうといった気持ちが芽生える事でしょう。
まとめ
今回は、不幸自慢や病気自慢ばかりする人の心理と対処法についてレクチャーしていきました。
不幸や病気といった経験は、誰にでもある事です。
でも、それをその人がどのようにして乗り越えていけるのか?といった事が、不幸になるのか?
それとも幸せになるのか?という人生の別れ道にもなるので、もしも不幸自慢や病気自慢をされたら、本人が自分の力で解決していけるようなアドバイスをしてあげましょう。
「何故、不幸体験を自慢話にするの?」と不思議に思っている方もいるかもしれません。
不幸自慢すると、何かメリットでもあるのでしょうか?
今回は、そんな不幸自慢をする人の心理や対処法について解説していきますね。
1. 「不幸自慢」とは?
不幸自慢とは、過去に自分が経験した、もしくは現在今自分が抱えている不幸な状況を、いかにも自慢話をするかのように周りの人へとアピールする事です。
いつも不幸話ばかりを連発する人に対して、周りの人は「一体この人は、何故いつも不幸なオーラを振りまいているのだろう?」と不思議に思うかもしれません。
でも、不幸自慢は一種の戦略的な作戦でもあるので、不幸自慢ばかりしている人を見かけたら、とりあえずじっくりと観察してみる事をおすすめします。
2. 不幸自慢する人の心理
2-1. 不幸な話をして同情してもらいたい
いつも不幸自慢ばかりする人の心理としては、不幸な話をもちかけてきて、相手に同情してもらいたいといった心理が働いています。
一見幸せそうに見える人でも、過去をずっと探っていくと、想像を絶するような暗い過去があったり、不幸を抱えていたといった事が判明するはずです。
でも、過去の不幸や現在抱えている問題に対して、それを口に出してアピールするのか?それとも苦労を苦労と思わずに前向きに向き合いながら少しずつ解決していくのか?といった点が、その人の人生を大きく左右する別れ道でもあるのです。
不幸自慢ばかりしている人は、優しい人とめぐり合えたらかまってもらい、甘えられるかもしれませんが、他の人からしたらただの疫病神にしか見られない事もあるので注意しましょう。
2-2. 不幸自慢して誰かにこの不幸を解決してほしい
不幸自慢をする事によって、誰かに自分が今抱えている不幸を解決してほしいと願っている場合があります。
優しい人は、そういったメッセージをしっかりと受け止めて、親身になって相談に乗ってくれる事でしょう。
でも、不幸自慢ばかりしている人は、基本的には話を聴いてもらったり、アドバイスを受けるだけでは満足しません。
不幸自慢ばかりする人は、自分が生まれてきた時から抱えている宿命までも、誰かに肩代わりして欲しいと願っています。
でも、それは無理な話で、その人が生まれ持ってきた宿命は、その人しか抱える事ができないし、軽くする事もできないのです。
どんな不幸な境遇を与えられたとしても、自分の運命を肯定しながら生きている人は、自らの力で運気を好転させて生きていく事ができます。
生まれた時から抱えている不幸な宿命でさえ、少しずつ解決しながら軽くしていく術を知っています。
運気を変える事が出来る人というのは、宿命や運命といった天に任せる部分はそのままにしておいて、自分自身を改革しながら運命を切り開いていくのです。
それで自分磨きに専念したり、今まで自分を支えてくれた家族や周りの人を大切にしながら、運気を少しずつ好転させていきます。
これが不幸自慢ばかりする人と、不幸な愚痴を一切もらさずに、努力して人生を切り開いていく人の大きな差です。
不幸自慢ばかりして、さらに不幸な状態へと陥ってしまう人というのは、自分自身の悪い癖や悪い習慣、態度を変える努力をせずに、宿命や運命に刃向かいながら生きている人なのです。
2-3. 不幸自慢して相手を励ましたい
不幸自慢をする例としてあげられるのが、誰かを励ます時に使われます。
例えば、教師が成績が悪い生徒に対して、「自分も学生時代は全く勉強せずに、成績がドベだったんだよ。
でもね、ある日突然これでは悪いと思って、それから少しずつ勉強を始めるようになったんだ。
そうしたらグングン成績が伸びて、大学に通って教員の試験にも受かったんだよ」といった風に、不幸自慢をしておいてから、それを乗り越えていくと、もっと良い人生が待っているといった事をアピールして相手を励ましていくのです。
今不幸な状態にいる人にとっては、もしも相手が成功ばかり繰り返してきた人であれば、不幸である自分はきっと成功体質でないから夢は叶えられないと諦めてしまうでしょう。
でも、「実は自分も不幸な状況から努力して夢を叶える事ができたんだよ」といったエールを送る事によって、今不幸を抱えている人でも、本人のやる気次第ではいくらでも幸せになれるとアドバイスしてあげられるのです。
2-4. 不幸自慢して精神を落ち着かせたい
不幸自慢ばかりする人の心理としては、自分が抱えていてどうしようもできない問題に対して、誰かに話す事によって自分の精神を落ち着かせたいといった心理が働くようです。
誰かに話す事によって、自分の心の中でもやもやしていた不幸な気持ちの整理がつくのです。
人は誰かに自分の心の中や今の状況を説明する時には、相手にもわかりやすいようにと整理をして話します。
実は、この気持ちを整理して話すといった脳の作業が、抱えている不幸な問題の解決策を見出すためのツールにもなりうるのです。
2-5. 不幸自慢してさみしい気持ちを理解してほしい
四六時中、初対面の人にさえも、不幸自慢をしている人の心理としては、さみしい気持ちを誰かに理解してほしいといった気持ちがあるようです。
優しい人であれば、不幸自慢だとわかっていても、きっと何度でもあなたの不幸話に耳を傾けながら、「どうしたらその不幸を解決していけるのか?」と一緒になって考えてくれる事でしょう。
そういった風に、不幸自慢ばかりしてさみしさを紛らそうとしている人は、いつも優しく話を聴いて、親身になって相談に乗ってくれた人は、ずっと大切にしておいて下さい。
2-6. 不幸自慢して誰でもいいから相手にしてほしい
不幸自慢ばかりする人は、誰でもいいから相手にしてほしいといった気持ちがあるようです。
不幸自慢だという専門的な心理学用語について理解していない人は、不幸自慢をされていると気がつかずに、延々と不幸自慢をする人をかわいそうな人だと同情して、振り回されてしまう事もあるようです。
そう、このように、ただ誰かに相手をして欲しいという不幸自慢家の人は、誰かに不幸話をもちかけ負担させるといった憑依体質でもあるのです。
2-7. 不幸自慢して自分をもっと理解してほしい
不幸自慢をする心理としては、不幸自慢をして自分をもっと理解してほしいといった心理があるようです。
例えば結婚相手を決める際に、自分の良い所や幸せな部分だけをアピールしていても、実際に結婚してから、もしも何か不幸が起きた時に、その不幸を一緒に背負っていける人なのか?といった点が、結婚生活を長く続けていく際のポイントとなります。
そういった理由から相手の気持ちを探るために、わざと婚約前に自分の不幸な生い立ちについて語ってみながら、それでも自分と結婚してくれますか?といった確認をする場合もあります。
不幸な生い立ちを聴いて、それでこの人はNGだという人とは、きっと結婚してからも長続きしないでしょう。
恋人や結婚相手といった風に、共に人生を歩んでいく人を選ぶ時のテストとして、不幸自慢は使えるテストです。
2-8. 不幸自慢して個性を出してみたい
不幸自慢を話術のテクニックにしている人もいるようです。
その訳は、不幸な話は大変インパクトがあるからです。
例えば、合コンパーティーの会場で、大勢の異性と会話した場合に、普通の会話をした人よりは、不幸な境遇について話した人の方が、印象に残りやすいです。
そういった事から、誰かに自分の不幸な生い立ちや境遇について理解して欲しい、これが自分の個性なんだ、とアピールするためのツールにしているのです。
ただし、誰でも不幸な人とは一緒にいたくないといった心理が働くので、インパクトは残せたとしても、恋人や結婚相手としては、不幸自慢をする人は相応しくないと除外されてしまうので注意して下さい。
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