皆さんは、地球がどのようにしてできたか知っていますか?
人類の誕生は、古来、金星から地球の創造主であるサナトクラマが、地球の頭頂部であるチャクラの部分、モンゴルのゴビ砂漠のシャンバラに降りてきた事から始まると言い伝えられています。
これから地球の誕生の歴史を紐解く鍵となる、サナトクラマの神秘について解説していきますね。
- 「サナトクマラ」とは?
- サナトクラマについて
- サナトクラマのエネルギー
- サナトクラマとチャクラ
- サナトクラマと超能力
- まとめ
1. 「サナトクマラ」とは?
サナトクラマとは、ヒンドゥー教の神話に登場する賢人です。
ブラフマーという4つの顔を持つ、ヒンドゥー教の最高神の4人の息子のうちの一人です。
ブラフマーの精神から発生した4人の息子達をチャトゥルサナと言います。
このチャトゥルサナの4人の息子の名前は、サナカ、サナタナ、サナンダ、サナトです。
そう、サナトクラマは、サナトなのですね。
このブラフマーの父から生まれた4人のチャナトゥルサナ達は、父の願いに反して生涯独身を通して偉大な賢者となりました。
2. サナトクラマについて
2-1. 神智学
サナトクラマの世界観を長年研究しているのが、インドに本部があるとされる神智学協会です。
神智学とは、神秘的な直感や、幻視、瞑想、啓示といった神と結びついた智慧の獲得や、高度な認識のための力を、訓練を積んで人間が習得できるようにと、研究、訓練するための機関です。
世界での思想の流れとしては、グノーシス派、新プラトン派、インドの神秘思想などが挙げられます。
サナトクラマのエーテル界である精神世界について深く探求するニューエイジと呼ばれるスピリチュアル世界観や、大衆的オカルティズムなど、神智学協会の研究分野は多岐に渡ります。
金星から舞い降りてきたサナトクラマという神の世界観を知る事以外でも、神の本性を知る事を重点的に研究しています。
神の本性を知る事を重点的に研究している理由は、例えばオカルトの世界でいえば、自分の下へ神や霊が降りてきたといって神がかったとしても、その神や霊の正体が、狐憑きのように人間をたぶらかす悪い霊であった場合には、その霊が憑いた人は不幸になってしまうからです。
神智学は、このようにただ神や霊との対話を目的とするのではなく、個人の魂の救済や生きていく智慧について深く探求する事を目的としています。
人間のチャクラを開いて悟りを会得しながら、宇宙の神秘と地球と人間といった一連のエネルギーの連なりについて深く理解し、人々がより実りのある人生を送れるようにと日々研究を重ねているのです。
2-2. サナトクラマの聖地
サナトクラマの神殿は、スリランカのカタラガマにあります。
カタラガマ神殿の近くには、考古学博物館や菩提樹があります。
菩提樹とは、クワ科の木で、仏教の開祖であるゴーダマ・ブッダが菩提樹の根元に座って悟りを開いたとされている神聖な木です。
サナトクラマの神殿は、サナトクラマについて興味関心がある人は誰でも訪れる事ができるので、是非一度訪問してみて下さい。
2-3. サナトクラマの精霊〜エーテル体
サナトクラマは、1850万年前に金星から地球へ降り立った神様ですが、現在でも姿形を変えて地球上で生きていると言われています。
その姿は、エーテル体というアストラル光に覆われています。
エーテル体とは、秘教哲学における人体のエネルギー場の第一層の光のエネルギーの事です。
このエーテル体を覆っている姿は、スークシュマ、シャリーラといって精微、微細身体型の光り輝く女性の姿をしています。
そう、サナトクラマは地球が発生して、人類が生まれた時から、輪廻転生を繰り返しながら、何度もエーテル体の光のエネルギーのオーラを纏いながら変わっていたのです。
このエーテル体は、可視化できるエネルギーなので、エーテル体のオーラを纏っている微細身の女性を見かけたら、その人がサナトクラマの生まれ変わりの姿なのです。
3. サナトクラマのエネルギー
3-1. 永遠の若い人
サナトクラマは、サンスクリット語では、永遠の若い人を表します。
サナトクラマは日本の神話では、スサノオ、西洋では悪魔であるルシファーとも呼ばれています。
このように、サナトクラマは、1850万年前に金星から地球に降り立ってから、長い年月姿形を変えて地球に大きな影響力を与えながら存在し続けているのです。
3-2. グレート・ブラザーフッド
サナトクラマは、金星から地球のモンゴルのゴビ砂漠に舞い降りてきた時に、グレート・ブラザーフッドを創設しました。
最初、金星から地球に舞い降りてきた時には、104人のクラマ方がいたのですが、現在では4人だけが地球にエーテル体として姿形を変え留まっている状態です。
このモンゴルのゴビ砂漠上空が、地球の第七のチャクラに値します。
これがエーテル界の上位の亜界のシャンバラという夢のユートピアの世界です。
空洞地球、地底都市であるシャンバラは、シャングリア〜理想郷とも呼ばれています。
サナトクラマは、このように地球に理想郷のユートピアであるシャングリラを造り、1850万年前からずっとエーテル体のエネルギーを纏い地球を守ってくれているのです。
3-3. 京都の鞍馬山
京都の鞍馬山にある鞍馬神社には、サナトクラマのご神体である毘沙門天が祭られています。
鞍馬山には、サナトクラマが乗ってやってきたと言い伝えられている石が今も残っているのです。
ちなみに、鞍馬寺の毘沙門天と、天河神社の弁財天は古来夫婦でした。
空海も天河神社で修業したと言われています。
3-4. サナトクラマの弟子・空海
サナトクラマの世界観を語る上で、外せない人物が空海です。
空海は、モンゴルのゴビ砂漠やチベット周辺の山で厳しい修業を積みながら、サナトクラマの世界を会得し、世界にその世界観を伝える旅をしていました。
空海と共に山岳信仰が生まれたのも、サナトクラマのエーテル界の精神世界を深く理解するためだったのです。
空海の教えとしては、真言密教といって、地球のあらゆる存在には言霊があり、響きがあると唱えています。
この地球のあらゆる存在とは、人間や動物、植物といった生き物だけでなく、静止している石や鏡、水晶などの天然石も含まれます。
空海は、秘境である険しい山に篭って精神を集中させながら、人間や動植物だけでなく、山や岩、石などとも対話して、それらの習得した言葉を真言密教として各地を巡業しながら言い伝えていたのでしょう。
そして真言密教として言霊のエネルギーを呪術として修行者が使いこなせるようにと、出師達に伝えていきました。
3-5. サナトクラマの役割
サナトクラマが、金星から地球に舞い降りてきた理由は、物質界における反映というミッションのためです。
3-6. 人類の進化
サナトクラマが金星から地球に舞い降りてきた当時地球上には、まだ人間は存在していませんでした。
動物としての姿で魂が宿っている生物しかいなかったのですが、エーテル体の高次元のエネルギーをサナトクラマが動物の魂へと投影していく事によって、動物からさらに高度な魂や智慧を持つ人間が誕生したのです。
これが人類の誕生の歴史です。
ただし、サナトクラマの金星のエーテル体のエネルギーでの物質界(動物)からの進化の影響力は、第3段階以上のイニシエーションまでです。
イニシエーションとは、人が人生においてさらに高い次元へと成長するために通過する儀式の事です。
その人がより高次元のエーテル体に包まれた人生を歩むためのターニングポイントとなる時の智慧を授ける役割をしています。
サナトクラマの影響力によって霊的成長を遂げた人を、さらに高次元の世界へと誘ってくれるのがマイトレーヤの存在です。
次の第2段階までの霊性の成長過程は、マイトレーヤという古代の智慧の大師と呼ばれる霊的指導者が行います。
マイトレーヤや弥勒菩薩とも呼ばれています。
3-7. 金星の存在
サナトクラマのエネルギーの力を理解する上で、欠かせないのが金星のパワーです。
金星は、太陽系の中で太陽に2番目に近い惑星です。
地球にもっとも近い公転軌道を持っているので、地球と同じエネルギーが流れている惑星でもあります。
太陽と月の次に明るく見える星なので、明星、開けの明星、宵の明星とも呼ばれています。
金星も月の満ち欠けと同じように、季節ごとに姿形を変えて地球をエーテル体の光で照らしているのです。
3-8. 金星の女神ビーナス
金星は、ギリシア神話ではビーナスの女神の生き写しとして言い伝えられています。
ビーナスは、愛、恋の女神なので、サナトクラマのエーテル体の光を宿した微細身の女性は、ビーナスの女神でもあるのです。
4. サナトクラマとチャクラ
4-1. エーテル体とチャクラ
サナトクラマが、金星から地球の頭頂部であるモンゴルのゴビ砂漠へと舞い降りてきたのは、その部分が地球の第七のチャクラというエネルギーが出入りする場所だったからです。
このようにサナトクラマは、金星の光のエネルギーを自由自在に操る力を持っています。
だから、サナトクラマの生まれ変わりであるエーテル体を纏った微細身の女性は、7つのチャクラのエネルギーを自由自在に操る力を備えているのです。
チャクラは、地球の各パワースポットにある以外でも、人間の体やその他の生物から発せられています。
自分のチャクラを開いて、より高いエネルギーを駆使したいと願うのであれば、サナトクラマのエーテル体の光を宿した生まれ変わりの女性に智慧を与えてもらうと良いでしょう。
4-2. エーテル界
エーテル界とは、人間の肉体とは別にスピリチュアルな精神で成り立っているエネルギーの集合体の事です。
エーテル体が、その人の魂である霊を形造っているので、エーテル体から脳へ、脳から神経回路へと情報を伝達していきます。
エーテル体は、喜怒哀楽といった感情を司る以外でも、智慧や抽象思考といった高次元な思考や、具体的な思考という低次元の思考などから成り立っています。
これらのエーテル体の集まりが、その人の思考を造り、思考が行動を生み、行動が未来を形造っていくのです。
エーテル体の中身には、高次元のエネルギーもあれば、低次元のエネルギーも含まれています。
だからいかにこのエーテル体の中の高次元のエネルギーである智慧や抽象思考を引き出せるか?といった事が、魂の浄化や充実した人生を送る鍵となるのです。
人間界の様々なエーテル体であるエネルギーの質を見分けながら、それぞれの人の高次元のエネルギーを引き出してあげる力を授かっているのが、サナトクラマなのです。
5. サナトクラマと超能力
5-1. スピリチュアル
サナトクラマのエーテル体のエネルギーは、現在でも神智学協会で研究が続けられています。
特にサナトクラマの高次元の精神世界は、魂の霊性を高めるためのスピリチュアル世界への深い理解として、精神のリラクゼーション、自分の宿命や運命を見つめる機会を与えてくれます。
1850万年も前に、金星から地球に降り立って何度も輪廻転生してきたサナトクラマの世界観について深く探求する事によって、自分が生まれる時に先祖代々から授かってきた宿命や、未来の運命について深く理解できるようになるのです。
5-2. サイキック
サナトクラマのエーテル体の高次元の霊性へと魂を昇華させる事によって、遠隔透視や読心術、テレパシーといったサイキック能力をマスターする事だって可能です。
神智学協会では、サナトクラマのエーテル体の高次元のエネルギーを人間から引き出すために、人間の潜在的なサイキック能力を引き出すコツについて研究を重ねています。
5-3. チャネリング
1850万年前に金星から地球へと降り立ってきた人類の創造神であるサナトクラマと対話する事は、チャネリングとも呼ばれています。
チャネリングとは、高次元の霊的存在である神や宇宙人、死者と対話する時の交信法の事です。
神や霊と対話できる人の事をチャネラーとも言います。
この霊的対話ツールであるチャネリングという言葉は、アメリカのニューエイジ運動の中で使われるようになりました。
神や霊と対話できる人の事を、日本ではチャネラーと呼ばずに、古来では東北のイタコや、沖縄のユタと呼んでいました。
モンゴル周辺のツングース地方では、神や霊と対話できる霊能力者の事をシャーマン、霊媒師と呼んでいたようです。
チャネリングは、民俗学者や人類学者では、シャーマニズムとも言います。
シャマーニズムとは、巫師、祈祷師の能力によって成立している、古来からその土地の霊と交信している土着宗教の事です。
考え方としては、霊の世界は物質界よりも上位にあるので、チャネラーやシャーマン達は、物質界に影響を与えているといった事になります。
そう、サナトクラマの物質界の反映というミッションは、エーテル体を纏っているサナトクラマが、地球という物質界の人間や動物達へ、より高次元のエネルギーを宿してあげる事です。
地球には、このようにサナトクラマの高次元の意識を受け継ぐシャーマンや巫女、チャネラーなどが数多く存在しながら、人々をより高い次元の世界へと誘う役割を担っているのです。
まとめ
今回は、サナトクラマについて解説していきながら、人類が創生された歴史や、サナトリウムの研究を続けている神智学協会の活動内容、サナトクラマと交信するためのシャーマンや巫女、チャネラーのスキルについて解説していきました。
サナトクラマの独特の世界観に触れる事によって、あなたのまだ開花していない潜在意識に花が咲き、より高次元な世界で生きられるような気づきとなる事を祈っています。
皆さんは、地球がどのようにしてできたか知っていますか?
人類の誕生は、古来、金星から地球の創造主であるサナトクラマが、地球の頭頂部であるチャクラの部分、モンゴルのゴビ砂漠のシャンバラに降りてきた事から始まると言い伝えられています。
これから地球の誕生の歴史を紐解く鍵となる、サナトクラマの神秘について解説していきますね。
1. 「サナトクマラ」とは?
サナトクラマとは、ヒンドゥー教の神話に登場する賢人です。
ブラフマーという4つの顔を持つ、ヒンドゥー教の最高神の4人の息子のうちの一人です。
ブラフマーの精神から発生した4人の息子達をチャトゥルサナと言います。
このチャトゥルサナの4人の息子の名前は、サナカ、サナタナ、サナンダ、サナトです。
そう、サナトクラマは、サナトなのですね。
このブラフマーの父から生まれた4人のチャナトゥルサナ達は、父の願いに反して生涯独身を通して偉大な賢者となりました。
2. サナトクラマについて
2-1. 神智学
サナトクラマの世界観を長年研究しているのが、インドに本部があるとされる神智学協会です。
神智学とは、神秘的な直感や、幻視、瞑想、啓示といった神と結びついた智慧の獲得や、高度な認識のための力を、訓練を積んで人間が習得できるようにと、研究、訓練するための機関です。
世界での思想の流れとしては、グノーシス派、新プラトン派、インドの神秘思想などが挙げられます。
サナトクラマのエーテル界である精神世界について深く探求するニューエイジと呼ばれるスピリチュアル世界観や、大衆的オカルティズムなど、神智学協会の研究分野は多岐に渡ります。
金星から舞い降りてきたサナトクラマという神の世界観を知る事以外でも、神の本性を知る事を重点的に研究しています。
神の本性を知る事を重点的に研究している理由は、例えばオカルトの世界でいえば、自分の下へ神や霊が降りてきたといって神がかったとしても、その神や霊の正体が、狐憑きのように人間をたぶらかす悪い霊であった場合には、その霊が憑いた人は不幸になってしまうからです。
神智学は、このようにただ神や霊との対話を目的とするのではなく、個人の魂の救済や生きていく智慧について深く探求する事を目的としています。
人間のチャクラを開いて悟りを会得しながら、宇宙の神秘と地球と人間といった一連のエネルギーの連なりについて深く理解し、人々がより実りのある人生を送れるようにと日々研究を重ねているのです。
2-2. サナトクラマの聖地
サナトクラマの神殿は、スリランカのカタラガマにあります。
カタラガマ神殿の近くには、考古学博物館や菩提樹があります。
菩提樹とは、クワ科の木で、仏教の開祖であるゴーダマ・ブッダが菩提樹の根元に座って悟りを開いたとされている神聖な木です。
サナトクラマの神殿は、サナトクラマについて興味関心がある人は誰でも訪れる事ができるので、是非一度訪問してみて下さい。
2-3. サナトクラマの精霊〜エーテル体
サナトクラマは、1850万年前に金星から地球へ降り立った神様ですが、現在でも姿形を変えて地球上で生きていると言われています。
その姿は、エーテル体というアストラル光に覆われています。
エーテル体とは、秘教哲学における人体のエネルギー場の第一層の光のエネルギーの事です。
このエーテル体を覆っている姿は、スークシュマ、シャリーラといって精微、微細身体型の光り輝く女性の姿をしています。
そう、サナトクラマは地球が発生して、人類が生まれた時から、輪廻転生を繰り返しながら、何度もエーテル体の光のエネルギーのオーラを纏いながら変わっていたのです。
このエーテル体は、可視化できるエネルギーなので、エーテル体のオーラを纏っている微細身の女性を見かけたら、その人がサナトクラマの生まれ変わりの姿なのです。
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