人に会いたくない、人に会うと疲れる、そう感じる時期があります。
心理、スピリチュアル的にどのような意味があるのかを解説していきましょう。
- 人に会いたくないとは?
- 人に会いたくない心理
- 人に会うと疲れる理由や原因
- 人に会いたくない時期のスピリチュアル解釈
- 人に会いたくない時期に入る原因
- 人に会いたくない時期の乗り越え方
- まとめ
1. 人に会いたくないとは?
人に会いたくないという気持ちになることは誰にでも起こりうることです。
仕事が忙しい、体調が悪いといったわかりやすい理由もありますし、精神的に疲れている、傷つくことがあって人間不信になっているといったことも考えられるでしょう。
特に自覚することがなく、何となく人に会いたくないと思う時は自分自身のエネルギーが切れている状態かもしれません。
心に栄養を与えることもなく、ただ消耗することが続いているとそのような状態になりやすいのです。
自分を癒したり、リラックスすることはとても大事なのです。
映画、本、絵、アート作品などに触れることも必要です。
心の栄養が足りていないかどうか自分のことを振り返ってみるようにしましょう。
2. 人に会いたくない心理
人に会いたくない心理をさらに詳しく見ていきましょう。
2-1. 無気力になっている
人と会いたくない心理に、無気力になっていることが考えられます。
無気力になっている時は何でも億劫になりますし、負担に感じやすいものです。
気分が乗っていない時に無理に動くことでさらに嫌悪感が高まってしまいやすいのです。
その人のことが嫌いではないのに会いたくないと感じるのは、自分が疲れていて無気力状態になっていることを疑ってみましょう。
2-2. 精神的にショックを受けることがあった
何か、精神的ショックになることがありますと、その時はわからなくてもじわじわと心が消耗して人に会いたくないという心理状態になっていきます。
実際にショックとなることがあった時より少し遅れてから「人に会いたくない」状態になりますので原因となることが見当がつかないと感じやすいのです。
例えば半年前にあった精神的なショックなことが原因になっているかもしれません。
かなり前のことと思うかもしれませんが、日々少しずつ消耗してここにきて心の疲れで限界になっているのです。
2-3. 人が怖いと感じる
人と会いたくないと思うのは、人が怖いからということも考えられます。
対人関係において、表面上はすごく上手くいっていたと自分は思っていたのに、実は相手から嫌われていて陰で悪口を言われていたというようなことは、はっきり言えばよくあることなのです。
ですが実際自分が当事者となり経験しますと思っていた以上にダメージは大きいものです。
平気な日もありますが、辛い、もしくは腹が立つと感じる日もあるでしょう。
だんだん人間不信になり人が信用できない、何を言われているかわかったものではないと怖く感じるようになるのです。
2-4. 取り繕うことが面倒臭い
人と会うので、相手に失礼がないように、不愉快な思いをさせないようにとこれまで気をつけてきました。
しかし自分がネガティブになっている時、相手から嫌な対応をされている時も笑顔で取り繕うことがだんだんと重荷になってしまいます。
上手くストレス発散できていないと、だんだん人づきあいや取り繕うことが面倒くさいと感じるようになり、人と会うことを避けるようになってしまうのです。
2-5. 相手に対して気後れしてしまうから
相手が素敵な人で、自分は叶わないとか、コンプレックスを刺激されるということがありますと、人と会いたくないと自分の殻に閉じこもってしまうことがあります。
それは自分に自信がなく人と会うと気後れして辛くなったり自己嫌悪に陥ってしまうからなのです。
2-6. ホルモンバランスが乱れている
女性に多いかもしれませんが、ホルモンバランスが乱れることによって体調不良を感じたり、イライラすることがあります。
そのような時期は誰とも会いたくない、一人にして欲しいと強く思うことがあります。
ほとんどは一過性のものですが、イライラして周囲に当たってしまうことで人間関係が悪化する原因となってしまうこともあります。
2-7. 悩みがある
人には言えない、わかってもらえない悩みを抱えていると、人に会いたくないという気持ちが強くなってきます。
悩みといっても全てがすぐに解決するわけではなく、時間がかかるもの、状況的にかなり厳しいものと様々でしょう。
自業自得という場合もありますし、そうなれば誰を責めるわけにもいかず、人と会っていても面白くない、むしゃくしゃするだけという精神状態になりやすいでしょう。
2-8. ストレス発散ができていない
どんな人であれ、大なり小なりストレスはあるものです。
そのストレスを上手く発散できている、ストレス以上にもっと楽しいことがあるという場合は心身共に健康的でいられるでしょう。
しかしストレスが溜まる一方であれば心身の不調が出やすくなりますし、対人関係においてもぎくしゃくしがちです。
一人でいたいという気持ちが強くなり人と会うことが嫌になってくるのです。
3. 人に会うと疲れる理由や原因
人に会うとその後どっと疲れることがあります。
それが続きますと人に会うこと自体が嫌なことになっていきます。
それでは人に会うと疲れる理由や原因を見ていきましょう。
3-1. 内向型である
人は大まかに分けますと、外向型と内向型に分かれるとされています。
実際に多いのは外向型の方であり、学校や職場といった場においては外向型の方が楽しい、有利になることが多いようです。
学校や職場が「すごく楽しい」と感じる人もいれば「人が多くて落ち着かない、嫌い」と感じる人もいます。
後者は内向型である可能性が高いのです。
しかし学校や職場という場においては前者のように前向きで明るい意見を持っている、思っている人の方が受けが良いですし、本人も楽しく過ごせるのです。
人と会うと疲れる原因の一つに内向型であるということは関係はあります。
内向型の人は別に人が嫌いというわけではないのですが常に人といるのは苦しくなりますし、疲れてしまうのです。
自分一人で充電する時間が必要なのです。
3-2. 自分を良く見せようと張り切ってしまう
人と会うことは嫌いではないけれど、会った後はどっと疲れる、次の日は疲れて何もしたくない、人と会いたくないという人は案外多いのではないでしょうか。
これは自分を良く見せようと張り切っていることが原因です。
駄目な部分を見せたくないと常に完璧な自分を演出しようとしていないでしょうか。
完璧主義、理想主義の人に多い傾向にあります。
要するに気合の入れすぎなのです。
肩の力が抜けていない、ガードが固すぎる、真面目というタイプです。
本来しっかりしないといけないのは不真面目な人です。
そして不真面目な人は普段から「しっかりしないといけない」と考えることがないのです。
「しっかりしないといけない」と普段から考えている真面目な人は少し手を抜くぐらいで、ちょうどいいのです。
3-3. 本音が言えない関係性である
人と会ってどっと疲れるのはその相手と心から打ち解けていないことが原因の場合もあります。
表面上は仲良くしているけれどお互い本音を言えていないのです。
もしくは自分自身が相手のことを信用できていない、警戒している状態です。
そのような状態であれば会っていても安らぎや落ち着きがありませんので当然疲れやすいといえるでしょう。
対処方法といいますか、仕事関係であれば仕方がありませんが、プライベートであれば本音が言えない、警戒心がある相手と会うことは避けた方がいいでしょう。
3-4. 相手から嫌味、いじめを受けている
人と会うと疲れるのは、その相手から嫌味を言われたり、いじめを受けていることも考えられます。
先輩、後輩といったように仲は良くても微妙に上下関係がある場合に多いです。
立場が上、強い側は気軽にアドバイスでもしているつもりです。
しかし立場が下、弱い側としてはそれが負担になることも多いのです。
また無意識か、意識的かはおいておき、嫌味っぽい言動になっている人と会うと疲れます。
無理なお願いごとをしてくるのも度をこえれば一種のいじめでもあります。
そのような相手とは距離を置くことが望ましいのです。
3-5. 相手から無理難題を要求されている
人と会うのが嫌になるのは、相手から無理難題を要求されることも理由の一つです。
仕事関係で起こりがちです。
仕事関係ゆえに断りにくく会うたたびに言われるとだんだん嫌になってきますし、仕事自体も辞めたいと感じる原因になります。
仕事関係で知り合った人とプライベートで仲良くするのは何か魂胆がある場合もありますので、急速に距離を縮めようとする相手には注意が必要です。
3-6. 気が合わないから楽しくない
人づきあいが苦手であったり、会っている相手と気が合わないことが多いと人と会っていても「楽しくない」という状態が多くなります。
そうなりますと一人で好きなことをしていた方がいいという考えになりますから、ますます人に会いたくないという気持ちが強まってしまうのです。
仕事では仕方がないのですが、プライベートにおいては気が合わない人とわざわざ会ったり、つき合うこともないでしょう。
誘われても断る回数を少しずつ増やして徐々に距離をとっていくなど対処していくことが必要です。
4. 人に会いたくない時期のスピリチュアル解釈
人に会いたくない時期は誰にでもあります。
疲れや人間関係の問題など原因が思い当たる場合がほとんどですが、それ以外にもスピリチュアル的な意味合いもあります。
自分の人生において転機となる前には色々な前触れや変化が起こるものです。
それまでは人と会うことが好きだったのに急に人に会いたくないと感じるようになったのであればスピリチュアル的なことが関係している可能性を思った方がいいでしょう。
それでは人に会いたくない時期のスピリチュアル解釈を見ていきましょう。
4-1. 自分の心を休ませようとしている時
転機の前触れの可能性はあります。
転機が訪れますと、することが増えたり、それまでよりも忙しくなったりと活動が増えますし自分の行動力もアップします。
沢山の体力、気力を使います。
その為転機の前兆として眠くなる、睡眠をとっても眠気がとれないという状態になることがあるとされています。
また見えない世界で作戦会議をしているという説もあります。
人と会うことはパワーをいただけることもありますが、自分が相手にパワーを与えてしまうこともあります。
人と会いたくないと感じる時期は自分の心を休ませたり、人にパワーを取られないようにしているとも考えられるのです。
いわゆる充電だと考えるとわかりやすいでしょうか。
4-2. 冷静に考えをまとめたり、心と向き合おうとしている時
人と会いたくない時期、それは人嫌いになったわけではなく、自分に意識が集中していることが考えられます。
冷静に考えをまとめたり、自分の内面と向き合おうとしている時です。
何か一人でじっくり取り組みたいものがある時も人と会うのがわずらわしくなるものです。
そう珍しいことでもありませんから、今は自分のことに集中したい時期なのだと受け止めるといいでしょう。
4-3. 本当に必要な人と出会う前段階にある
人と会いたくないと思うのは、これまで会ってきた人、自分が関わっている人たちのことが信頼できていない可能性があります。
無意識のうちに今関わっている人たちから自分はいい影響を受けていないと感じているのです。
そして、本当に自分にとって必要な人と出会う前段階でもあります。
自分の方から会いたいと思う人が現れるまでは、人と会いたくないと思う時期はしばらく続く可能性があります。
4-4. 人間関係の断捨離が必要になっている
今、ある人間関係を見直す時期にあります。
人間関係というのは永遠ではありません。
双方の努力がなければ良い関係性は簡単に崩れてしまうのです。
静かな環境に身を置いて、今後自分にとって必要な人、必要ではない人と考え直していく時なのです。
4-5. 新しいことが始まる前にある
何か新しいことが入ってくる予感を無意識のうちに感じているのかもしれません。
仕事など暇な時は暇、忙しい時は重なることはないでしょうか。
今、人と会いたくないと思っているのは、嵐の前の静けさではありませんが、これから先新しいことが始まり人との出会いが増えたり、忙しくなることが考えられます。
前向きに考えて今、孤独な時間を楽しむようにしましょう。
5. 人に会いたくない時期に入る原因
人に会いたくない時期に入る原因も見ていきましょう。
5-1. 人間関係の悪化
毎日、忙しく働き、人と触れ合っていて充実している時というのは時間が経つのはとても早いものです。
1年や2年はあっという間に経っているかもしれません。
しかしいい時期というのは永遠に続くわけではなく、運気は停滞期、低迷期などありますので悪い時期もあるものなのです。
人間関係はちょっとしたことが原因によって悪くなるものです。
自分が頑張ることによって、相手が嫉妬したり、自分が実力がつくことでそれまでの人間関係のバランスが崩れたりということがあります。
自分としては頑張っていただけなのに、ネガティブな感情を相手からぶつけられてショックを受けることもあるでしょう。
そういったことが続きますと、人間不信の人間嫌いになってしまう恐れがあります。
そんな自分を無意識に守る為でしょうか。
人との関わりを極力減らしたいと思い始めるようになり、実践してしまうことがあるのです。
5-2. 裏切りによる絶望感
愛している人、信頼している人に手ひどい裏切りを受けるとトラウマになりますし、絶望感で何も手につかなくなります。
繊細な人でなくても、精神的に参ってしまって誰とも会いたくないという状態が続いてしまうこともあります。
立ち直るまでの時間は人によってまちまちですが、しばらく時間はかかります。
5-3. 自分のことだけに集中したい気持ちが強い(他者の排除)
自分を高めたい、今よりも一段高いところへ上りたいという気持ちが強まってきますと、周りのことなどどうでもいいといった状態になります。
自分のことに集中したい気持ちが強まり、人と会う意味、意義が見出せないといった考えになってしまう時があるのです。
一時的に誰とも会わず自分のことだけに集中する時期が続きます。
6. 人に会いたくない時期の乗り越え方
理由は人によって違いますが、人に会いたくないという時期は誰にでも起こることです。
そのような時期は自分の性格を責めたりすることはないようにしましょう。
自然とまた人に会いたいと思う時がくるまで静かに待つよりないのです。
それでは人と会いたくない時期の乗り越え方をいくつか見ていきましょう。
6-1. 無理をして会おうとしない
人と会いたくないと思っているならば、無理をして人と会うことはないのです。
仕事など最低限しなくてはならないことはこなし、後はもう自分の自由に時間を使った方がいいでしょう。
相手にどう思われるかとか、人からの評価を気にしていても、自分の人生を自分らしく生きることはできないのです。
会いたくないならば会わなくていい、それぐらいの潔さでいいのではないでしょうか。
それから人の気持ちというのは絶対に変わらないこともあれば、時間の経過と共に変わる時とあります。
人に会いたくない時期はいつかは人に会ってもいいかなという時期に変わることがあります。
自然とその時を待っていてもいいでしょう。
6-2. 心身の疲れをとることに集中する
人と会いたくない時期というのは、往々にして心身が疲れている時が多いのです。
単純に仕事が忙しくて疲れているだけであっても、複雑な人間関係や事情によって悩みがある場合でも、まずは疲れをとることに集中しましょう。
体の疲れはゆっくり睡眠をとり、バランスの良い食事をとり、適度な運動をすることで元気に戻ります。
しかし心の疲れの場合は時間がかかることも多いのです。
悩みが解決しない限りは心は重たいままなのです。
元気を出して、前向きにとわかっていてもそう簡単に切り替えることもできないでしょう。
人と会いたくない時期はいつまで続くはわからないのですが焦ることはないのです。
疲れがとれれば気持ちは変わっていくはずだと思い、今は「疲れがとれるのを自然と待つこと」が自分にできることだと思うようにしましょう。
6-3. 時間がなくて後回しにしていたことを片付ける
しなくてはいけないことが沢山ある、気になることがあるという状態はいつも何かに急かされているような気がして落ち着かないものなのです。
気がついてないかもしれませんが、無意識の中でそれを感じて息苦しくなり疲弊しているのです。
人と会いたくない時期は一人で過ごしている間にこれまで手つかずになって放置していたことや問題を片付けるようにしましょう。
一つずつクリアしていくたびに、満足感と達成感を覚えることでしょう。
全部片づけ終わり何もすることがないという状態になったら、好きなことをし始めればいいのです。
そのうち、気分が上向いていることに気がつきますし、自分が余裕がある状態になっていることから「誰かと会ってもいいかな」と感じ始めることでしょう。
6-4. 綺麗な景色を眺める
人と会いたくない時は人と会わなくてもいいのです。
そして人と会わずに自然と触れ合うことを意識しましょう。
落ち込んだら海を見に行くという人もいますし、山登りをして高いところから下を見ると自分の悩みがちっぽけに思えて気分が回復するという人もいます。
自然の力はとても大きいものです。
自分にとって落ち着くところや行ってみたいところへ出かけましょう。
綺麗な景色を眺めると少しずつ心が癒されていくことを感じられるでしょう。
どこにも出かける気力が湧かないのであれば、夜空を見上げることをおすすめします。
月や星を見るのもロマンチックな気持ちになりますし癒し効果があります。
6-5. 人と会うメリットも考えて見る
人と会いたくない時期は、人と会うメリットそのものを考えてみましょう。
人と会うことで、嫌なこともありますが、いいことだって沢山あるのです。
人と会うことで自分が得られるメリットはどのようなことか考えることで「少しなら会ってもいいか」と思うようになるかもしれません。
6-6. つき合う人、時間を仕切りなおす
人と会いたくない時期にできることは、これまでの反省と今後のことを考えることです。
そもそも人と会いたくないと思ったことには原因があるはずなのです。
何もなくてそういう気持ちになることはないでしょう。
考えていけば、つき合う人そのものに問題があったり、会う時間が多すぎることで嫌な面を見てしまったということもあるかもしれません。
これまでのことを振り返って、今後どういう風に人と関わっていくか考え直すいい機会です。
6-7. 相手と心の距離を保つことで自分の心を守る
人と会いたくないという気持ちになるのは、人の嫌な部分と触れ合ってしまったからでしょうか。
人間関係はべったりではなく、適度な距離感がある方が上手くいくのです。
仲がいいからずっと一緒というのは、仲がいい時はいいのですが、いずれどちらかが負担に感じる時が来たらバランスがおかしくなります。
依存関係、共依存関係になる恐れもありますから、そうならない為には自分の心は自分でコントロールしておくことです。
相手と心の距離を保ち、自分の心を守ることは必要です。
人間関係のトラブルというのは心の距離感のバランスが崩れると起こりやすいのです。
全く無関係の通り過ぎるだけの人はどんな人かわかりませんしトラブルになることはないでしょう。
近い関係性、つき合うことで相手の嫌な部分が見えてトラブルになるのです。
お互いに踏み込まない領域を作っておくことも大事です。
まとめ
いかがでしたでしょうか。
人と会いたくない心理、原因、乗り越え方などをまとめて紹介しました。
理由がはっきりしていることもありますが、よくわからない、自覚できないという場合はスピリチュアル的な意味合いの可能性を考えてもいいでしょう。
人と会いたくないという時期は誰にでも起こることですから、自分がおかしいのだろうかと責めることはありません。
自然とまた人づきあいがしたいと思える時がくるまでのんびり構えていてもいいでしょう。
人に会いたくない、人に会うと疲れる、そう感じる時期があります。
心理、スピリチュアル的にどのような意味があるのかを解説していきましょう。
1. 人に会いたくないとは?
人に会いたくないという気持ちになることは誰にでも起こりうることです。
仕事が忙しい、体調が悪いといったわかりやすい理由もありますし、精神的に疲れている、傷つくことがあって人間不信になっているといったことも考えられるでしょう。
特に自覚することがなく、何となく人に会いたくないと思う時は自分自身のエネルギーが切れている状態かもしれません。
心に栄養を与えることもなく、ただ消耗することが続いているとそのような状態になりやすいのです。
自分を癒したり、リラックスすることはとても大事なのです。
映画、本、絵、アート作品などに触れることも必要です。
心の栄養が足りていないかどうか自分のことを振り返ってみるようにしましょう。
2. 人に会いたくない心理
人に会いたくない心理をさらに詳しく見ていきましょう。
2-1. 無気力になっている
人と会いたくない心理に、無気力になっていることが考えられます。
無気力になっている時は何でも億劫になりますし、負担に感じやすいものです。
気分が乗っていない時に無理に動くことでさらに嫌悪感が高まってしまいやすいのです。
その人のことが嫌いではないのに会いたくないと感じるのは、自分が疲れていて無気力状態になっていることを疑ってみましょう。
2-2. 精神的にショックを受けることがあった
何か、精神的ショックになることがありますと、その時はわからなくてもじわじわと心が消耗して人に会いたくないという心理状態になっていきます。
実際にショックとなることがあった時より少し遅れてから「人に会いたくない」状態になりますので原因となることが見当がつかないと感じやすいのです。
例えば半年前にあった精神的なショックなことが原因になっているかもしれません。
かなり前のことと思うかもしれませんが、日々少しずつ消耗してここにきて心の疲れで限界になっているのです。
2-3. 人が怖いと感じる
人と会いたくないと思うのは、人が怖いからということも考えられます。
対人関係において、表面上はすごく上手くいっていたと自分は思っていたのに、実は相手から嫌われていて陰で悪口を言われていたというようなことは、はっきり言えばよくあることなのです。
ですが実際自分が当事者となり経験しますと思っていた以上にダメージは大きいものです。
平気な日もありますが、辛い、もしくは腹が立つと感じる日もあるでしょう。
だんだん人間不信になり人が信用できない、何を言われているかわかったものではないと怖く感じるようになるのです。
2-4. 取り繕うことが面倒臭い
人と会うので、相手に失礼がないように、不愉快な思いをさせないようにとこれまで気をつけてきました。
しかし自分がネガティブになっている時、相手から嫌な対応をされている時も笑顔で取り繕うことがだんだんと重荷になってしまいます。
上手くストレス発散できていないと、だんだん人づきあいや取り繕うことが面倒くさいと感じるようになり、人と会うことを避けるようになってしまうのです。
2-5. 相手に対して気後れしてしまうから
相手が素敵な人で、自分は叶わないとか、コンプレックスを刺激されるということがありますと、人と会いたくないと自分の殻に閉じこもってしまうことがあります。
それは自分に自信がなく人と会うと気後れして辛くなったり自己嫌悪に陥ってしまうからなのです。
2-6. ホルモンバランスが乱れている
女性に多いかもしれませんが、ホルモンバランスが乱れることによって体調不良を感じたり、イライラすることがあります。
そのような時期は誰とも会いたくない、一人にして欲しいと強く思うことがあります。
ほとんどは一過性のものですが、イライラして周囲に当たってしまうことで人間関係が悪化する原因となってしまうこともあります。
2-7. 悩みがある
人には言えない、わかってもらえない悩みを抱えていると、人に会いたくないという気持ちが強くなってきます。
悩みといっても全てがすぐに解決するわけではなく、時間がかかるもの、状況的にかなり厳しいものと様々でしょう。
自業自得という場合もありますし、そうなれば誰を責めるわけにもいかず、人と会っていても面白くない、むしゃくしゃするだけという精神状態になりやすいでしょう。
2-8. ストレス発散ができていない
どんな人であれ、大なり小なりストレスはあるものです。
そのストレスを上手く発散できている、ストレス以上にもっと楽しいことがあるという場合は心身共に健康的でいられるでしょう。
しかしストレスが溜まる一方であれば心身の不調が出やすくなりますし、対人関係においてもぎくしゃくしがちです。
一人でいたいという気持ちが強くなり人と会うことが嫌になってくるのです。
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