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ラップ音の意味や種類について徹底解説

ラップ音の意味や種類について徹底解説 | SPITOPI

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ラップ音の意味や種類について徹底解説

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ラップ音とは「誰もいないはずの部屋・何も存在しないはずの空間」から突然鳴り響く音のことで、超常現象・心霊現象の一種と考えられています。

ラップ音が鳴り響く超常現象・心霊現象のことを「ラップ現象」と呼んでいます。

「ラップ音の持つ意味・ラップ音の種類」や「ラップ音に関連する歴史・ラップ音が発生するメカニズム」について徹底的に解説していきます。

  • ラップ音とは何か?
  • ラップ音の歴史・エピソード
  • ラップ音の意味
  • ラップ音の種類
  • ラップ音の原因・メカニズム
  • ラップ音に対する対処方法・考え方
  • まとめ

1. ラップ音とは何か?

ラップ音とは何か?

「ラップ音」とは、音がするはずのない誰もいない場所でする音のことです。

誰もいない部屋(家)や何も存在していないはずの空間から、「ドンドン・ミシミシ・パキッ・ドタンバタン・ガタガタ・パチパチ」など様々な種類の音が聞こえてくることがありますが、この音のことをラップ音と呼んでいます。

ラップ音は一般に「打撃音・叩く音」として解釈されますが、ラップ音は物理的・科学的な原因によっては合理的に説明することができない不思議な音なのです。

ラップ音そのものには様々な種類がありますが、ラップ音の特徴として「規則的な音が鳴る+ある程度の時間にわたって音が継続する」ということがあります。

1-1. 「ラップ音」と「自然音」を混同(錯覚)しやすい問題もある

「ラップ音」と「自然音」を混同(錯覚)しやすい問題もある

ラップ現象と呼ばれる「超常現象・心霊現象の一種」によって、ラップ音が鳴ることになります。

ラップ音は霊界にいる霊が何かを伝えようとしているシグナルとして理解されることが多くなっていますが、心霊現象に興味がありすぎると「ラップ音」と「自然音(家のきしみ音・風が鳴る音など)」を混同して錯覚を起こしやすくなる問題もあります。

ラップ現象によって起こったラップ音であれば、簡易な交霊術の実施による霊への問いかけをすると、「霊からのラップ音を通した返事(はいならば1回、いいえならば2回、音を出すなどの返事)」を聞くことができます。

2. ラップ音の歴史・エピソード

ラップ音の歴史・エピソード

ラップ音(ラップ現象)に関連する歴史的な知識やエピソードについて、分かりやすく紹介していきます。

ラップ音はどのような歴史的経緯を通して人々に知られるようになったのでしょうか?ラップ音(ラップ現象)が発生したエピソードと絡めて説明します。

2-1. ラップ音とフォックス家事件

ラップ音とフォックス家事件

ラップ音という心霊現象を世の中に広く知らしめることになったのが、19世紀末に起こった「フォックス家事件」です。

アメリカのフォックス家の3人姉妹のうち、次女マーガレット・フォックス(Margaret Fox,1838年‐1893年)と三女キャサリーン・フォックス(Catherine Fox、1841年‐1892年)には、霊と交信する特殊能力があったとされています。

1847年に、フォックス姉妹が両親と共にニューヨーク北部のハイズビルにある一軒家に引っ越してきた所、木を叩きつけるようなラップ音に悩まされ、母親やフォックス姉妹がその音を出している霊との交信を試みるようになります。

1848年3月31日(金曜日)の夜に、フォックス家に大勢の近隣住民が集まってきて、フォックス姉妹を中心として霊との交信が行われました。

ラップ音を出していた霊との交信で恐ろしい事実が明らかになる

ラップ音を出していた霊との交信で恐ろしい事実が明らかになる

フォックス姉妹と交信した霊が語った内容は、自分は行商人のチャールズ・ロズマで、5年前の深夜0時(火曜日)にこの家に住んでいたジョン・ベルに肉切り包丁で殺されたという衝撃的なものでした。

その後の夏に、フォックス家の床下を掘り起こしてみると、少量の骨と毛髪、歯が出土したことから全米が大騒ぎになりました。

全米の心霊研究者や心理学者・科学者、マスコミの事件記者、霊と通信したい人々がこの「フォックス家事件(ハイズビル事件ともいう)」に注目することになったのです。

この事件をきっかけに、誰もいない家・部屋の中で不思議な音が鳴る現象を「ラップ現象」と呼ぶようになりました。

2-2. フォックス家事件の顛末(てんまつ)

フォックス家事件の顛末(てんまつ)

フォックス家事件の後に、長女のレアがフォックス姉妹(次女・三女)をマネジメントして、霊と交信できるフォックス姉妹の霊能力をビジネス化して大金を稼いだと言われています。

一時期は、フォックス姉妹の霊能力を崇める約150万人もの信者のようなファンができましたが、常に「本物説」と「インチキ説」が対立する状況がありました。

1904年11月22日付けのボストン・ジャーナルの記事で、幽霊屋敷となっていたハイズヴィルの家の地下室から、「人一人分の人骨+行商人が持つブリキの箱」が見つかったと報じられました。

この記事によって、フォックス姉妹の霊能力の「本物説」が裏付けられたという見方がされるようになったのです。

インチキ説をマーガレット・フォックス自らが暴露したが後に暴露を撤回

インチキ説をマーガレット・フォックス自らが暴露したが後に暴露を撤回

一方、1888年10月21日付けのニューヨークの新聞記事では、マーガレット・フォックス自身が「足首・膝の関節を鳴らしてラップ音を出していたインチキ」を暴露しています。

しかし、暴露から約1年半後にマーガレットはラップ現象はインチキだったという暴露の内容を撤回し、「反スピリチュアル団体からの謝礼」が目的で嘘をついたとしています。

その後は、フォックス姉妹は一貫して、「自分たちの霊能力・ラップ音(霊の仕業)は本物である」という意見を貫きました。

3. ラップ音の意味

ラップ音の意味

ラップ音(ラップ現象)は超常現象・心霊現象の一種とされていますが、ラップ音にはどのような意味があるのでしょうか?「ラップ音の意味」について、心霊学やスピリチュアル論の観点から解説していきます。

3-1. 霊界の霊が自分の存在に気づいてほしい:霊による注意喚起

霊界の霊が自分の存在に気づいてほしい:霊による注意喚起

ラップ音の典型的な意味として、「霊界の霊が自分の存在に気づいてほしい」ということが上げられます。

人間や動物はいったん死んで霊界に行った後に、普通は天国や地獄などの然るべき場所に向かうことになります。

しかし、天国にも地獄にも行けないと、目的(行く宛て)もなく現世を放浪することになります。

物質的肉体を失った霊体のままで現世を彷徨う(さまよう)ことは非常につらいことであり、霊は言葉を話すこともできないので、どうにかして自分がここにいるということを人間に伝えたがる傾向があるのです。

霊界にいる霊が、「自分の存在に注意を向けてほしい」というメッセージを伝えようとして、様々な音がするラップ音を鳴らしているのです。

3-2. 無念を残して死んだ霊が怒り・憎しみの感情を発散している:怨霊の負の感情

無念を残して死んだ霊が怒り・憎しみの感情を発散している:怨霊の負の感情

「無念を残して死んだ霊が怒り・憎しみの感情を発散している」ということが、ラップ音の持つ注意すべき意味です。

「ドンドン・ドタンバタン・バキバキ・ガシャーン」というような激しくて大きな音がするラップ音は、「無念(怨恨)を残して死んだ霊+成仏できない霊」が出すことが多いと言われています。

その音を聞く人の心が萎縮したり(怖がったり)緊張したりするような激しくて大きいラップ音には、怨霊・地縛霊のような好ましくない霊の強い感情が込められていることが多いのです。

バキバキとかドーンドーンとかいった大きなラップ音は、正に聞く人間を怖がらせるためのものであり、無念や憤怒を残して死んだ霊が「怒り・恨み・憎しみの感情」を込めて出している音なのです。

3-3. 霊界の霊が自分の縄張りを主張して追い出そうとしている:霊のテリトリーと排除

霊界の霊が自分の縄張りを主張して追い出そうとしている:霊のテリトリーと排除

ラップ音に多い重要な意味として、「霊界の霊が自分の縄張りを主張して追い出そうとしている」ということがあります。

霊界にいる霊の中には、「生前に自分が住んでいた邸宅」や「生前に自分がいつも通っていた場所」などに対して強い愛着・執着を持っている霊もいます。

激しく物を叩くようなラップ音や耳にキーンと響くようなラップ音には、「早くこの場所から立ち去りなさい。

ここは私の縄張りです」といった霊界の霊のメッセージが込められていることが多いのです。

「霊の縄張り意識(テリトリー意識)」に基づいて出されているラップ音なので、その邸宅(家)や場所から早く遠ざからないと、次々にラップ音(ラップ現象)やポルターガイスト現象が起こることもあります。

3-4. 霊界の霊が自分の家族・知人に愛情や思いを伝えたい:霊による愛情・感謝の表現

霊界の霊が自分の家族・知人に愛情や思いを伝えたい:霊による愛情・感謝の表現

「霊界の霊が自分の家族・知人に愛情や思いを伝えたい」ということが、ラップ音の持つ重要な意味の一つです。

心霊現象とされるラップ音が持つポジティブな意味として、「家族や知人に対する愛情・思い」をどうにかして伝えたいということがあります。

死んでしまった霊の中には、「愛する家族・恋人・親友に伝えたいメッセージ」を伝えられないままに、「不慮の事故・理不尽な事件」で亡くなった人も大勢含まれています。

霊界の霊になってしまうと、言葉やジェスチャー(身振り)で愛する人に対して自分の愛情・思いを伝えることが不可能になってしまいます。

そのため、「パキパキ・ミシミシ・ガタガタ・パチパチ」といった比較的恐ろしくないタイプのラップ音を立てることによって、「突然死んでしまったけれど、今でもあなた達のことを私は天界・霊界から見守っているよ。

どうかみんなで力を合わせて幸せに生きていって下さい」という愛・応援のメッセージを伝えようとしているのです。

4. ラップ音の種類

ラップ音の種類

ラップ音(ラップ現象)には、「ドンドン・ミシミシ・パキッ・ドタンバタン・ガタガタ・パチパチ」など様々な種類の音があるとされています。

代表的なラップ音の種類には、どのようなものがあるのでしょうか?「ラップ音の種類」について紹介していきます。

4-1. 「ガンガン・ドンドン」などの打撃音・打楽器を叩くような音

「ガンガン・ドンドン」などの打撃音・打楽器を叩くような音

ラップ音の種類の一つに、「ガンガン・ドンドン」などの打撃音・打楽器を叩くような音があります。

「ガンガン・ドンドン」といった物や打楽器を叩くようなラップ音は、ラップ音の中でも発生頻度が高いものとされていて、「霊界の霊の注意喚起」と関係していることが多いのです。

誰もいない部屋や音が鳴るはずがない場所で、ガンガンやドンドンという大きい音がすれば、誰もがそのラップ音に気づいて「何がいるんだろう?どうしたんだろう?」と思ってしまいます。

天国にも地獄にも行くことができずに霊界を彷徨っている霊は、どうにかして自分の存在に気づいてもらいたいという思いから、何かの物や打楽器を叩くような音を出すのです。

4-2. 「ガシャーン・バチバチ」などの刺激音・警告するような音

「ガシャーン・バチバチ」などの刺激音・警告するような音

ラップ音の代表的な種類として、「ガシャーン・バチバチ」などの刺激音・警告するような音があります。

「ガシャーン・バチバチ・キーン」といった音は、人間の聴覚に対して非常に刺激が強い音であり、こういったラップ音を聞いた人は反射的に緊張感・不安感を感じてしまいます。

何かガラス(割れ物)が割れるようなガシャーンという音、強い電流が放電しているようなバチバチという音、頭に直接響き渡るようなキーンという音は、「この場所から早く出て行けという警告音」の役割を期待して霊が出していることも多いとされています。

ラップ音の意味として、生前にその家(部屋)に住んでいた霊の「縄張り意識+テリトリーの主張」があり、「ガシャーン・バチバチ」などの刺激音・警告音が聞こえた時には、霊のその家・場所に対する執着心が強い可能性があります。

4-3. 「ガタガタ・ミシミシ」などの家全体が軋んだり揺れたりするような音

「ガタガタ・ミシミシ」などの家全体が軋んだり揺れたりするような音

ラップ音の種類の一つに、「ガタガタ・ミシミシ」などの家全体が軋んだり揺れたりするような音があります。

家全体を軋ませたり揺らしたりする音は、ラップ音(ラップ現象)のレベルを超えた「ポルターガイスト現象」にまで発展することもあります。

ラップ音は「物理的にするはずのない様々な音」が聞こえる不思議な現象ですが、ポルターガイスト現象は「物理的に動くはずのない物が動いたり揺れたりする心霊現象」になります。

ラップ現象とポルターガイスト現象が融合したような家全体を揺さぶるラップ音が聞こえる場合には、霊界の霊の「家・部屋にまつわる強い愛着」や「人間・知人に対する強いメッセージ性(良い意味のメッセージあるいは悪い意味のメッセージ)」が込められていることが多いのです。

5. ラップ音の原因・メカニズム

ラップ音の原因・メカニズム

心霊現象・超常現象とされるラップ音が鳴る原因には、どんなことがあるのでしょうか?ラップ音の原因とラップ音が鳴るメカニズムについて、分かりやすく解説していきます。

5-1. 霊界の霊が何らかのメッセージを送ろうとしている

霊界の霊が何らかのメッセージを送ろうとしている

ラップ音のもっともベーシックな原因として、「霊界の霊が何らかのメッセージを送ろうとしている」ということがあります。

誰もいない部屋や音がするはずのない空間でラップ音が鳴った時には、霊界の霊が「自分に気づいてほしい+自分の怒りや恨みを知ってほしい+その家や場所から立ち去ってほしい」といったメッセージを間接的に伝えようとしていることが多いのです。

ラップ音の代表的な原因として、「過去にその家(部屋)に住んでいた人の霊+何らかの強い怒りや恨みを残して死んだ人の霊+自分を助けようとしてくれている守護霊」などが自分に何らかのメッセージを送ろうとしているということを考えることができます。

5-2. 体調不良・精神的ストレスの蓄積

体調不良・精神的ストレスの蓄積

「体調不良・精神的ストレスの蓄積」というのが、心霊現象・超常現象とは言えないラップ音の原因になることもあります。

「連日のハードワーク・年齢の影響(更年期障害)・大量飲酒・高熱」で体調を崩していたり、「人間関係・家庭生活・仕事の重責」などで精神的ストレスが溜まっていたりすると、「幻聴」のような病的知覚としてラップ音が聞こえてくることがあります。

人間は極度の疲労状態やストレス状況に追い込まれると、五感(感覚器官)の正常な働きを維持できなくなり、見えるはずのないものが「幻視」で見えたり、聞こえるはずのないラップ音みたいな音が「幻聴」で聞こえたりすることがあるのです。

5-3. 霊界の霊が自分を助けようとしてくれている(霊界の霊が自分に助けを求めている)

霊界の霊が自分を助けようとしてくれている(霊界の霊が自分に助けを求めている)

ラップ音の典型的な原因として、「霊界の霊が自分を助けようとしてくれている(霊界の霊が自分に助けを求めている)」ということがあります。

超自然的なラップ音が鳴る原因として多いのは、自分と良い関係があった霊が「何らかの危険・危機の接近」を察知して、自分を助けようとしてくれているということです。

祖先・親などの守護霊が、「地震・火事・台風・空き巣などの危険の接近」をラップ音を介して教えてくれることがあるのです。

反対に、犯罪に巻き込まれて殺されたり遺体を隠されたりした人の霊が、「犯罪の事実を知ってほしい(犯人に隠された自分の遺体を見つけてほしい)」ということでラップ音を鳴らすこともあります。

5-4. ラップ音発生のメカニズムには「エクトプラズム」が関係している

ラップ音発生のメカニズムには「エクトプラズム」が関係している

ラップ音(ラップ現象)を含む物理的心霊現象の多くは、特殊な霊的エネルギーである「エクトプラズム」の働きによって起こるとされています。

エクトプラズムはフランスの生理学者シャルル・リシェが提唱した霊的エネルギーの概念ですが、このエクトプラズムに「幽界下層にいる低級霊(未熟霊)」が働きかけることで、空気が振動したり共鳴したりしてラップ音が発生するのです。

エクトプラズムを利用してラップ音を引き起こす役割を果たしている低級霊(未熟霊)は、高級霊のコントロール下にあることがほとんどであり、ラップ音には「高級霊の意図・感情・目的」が反映されていることが多いのです。

6. ラップ音に対する対処方法・考え方

ラップ音に対する対処方法・考え方

心霊現象・超常現象であるラップ音が聞こえると、どうしても不安な気持ちになりがちですが、「ラップ音に対する対処方法・考え方」にはどのようなものがあるのでしょうか?ラップ音が聞こえた時に有効な対処方法や考え方を紹介していきます。

6-1. ラップ音を気にせずに健康的で平穏な生活を送るようにする

ラップ音を気にせずに健康的で平穏な生活を送るようにする

ラップ音に対する対処方法や適応的な考え方として、「ラップ音を気にせずに健康的で平穏な生活を送るようにする」ということが上げられます。

ラップ音(ラップ現象)は、聞こえるはずのない音が聞こえるという不気味な心霊現象ですが、ラップ音によって直接的に人間が襲われたり殺されたりするリスクはまずありません。

そのため、ラップ音を必要以上に気にせずに、今まで通りの普通の暮らしを続けることが有効な対策になってくるのです。

またラップ音は、極度の疲労状態や精神的ストレスの蓄積によって聞こえやすくなるので、「健康的でストレスの少ない日常生活」を心がけることが大切です。

6-2. ラップ音がする場所の周辺を調べてみる

ラップ音がする場所の周辺を調べてみる

「ラップ音がする場所の周辺を調べてみる」ということが、ラップ音に対する有効な対処方法・考え方になってきます。

ラップ音を鳴らしている霊は、「ラップ音を鳴らしている場所の周辺に何かがあること」に気づいてほしくて、色々な音を鳴らしていることがあります。

歴史的・小説的な事例であれば、ラップ音がする場所の奥深くに「誰かの遺体」が隠されていることがありますが、実際にはそこまで恐ろしいものが隠されていることは少ないでしょう。

しかし、霊が気づいてほしい「思い出の品・写真」だったり「過去の日記帳」だったりが、ラップ音がする周辺に隠されている可能性はあるのです。

ラップ音がする場所の周りを調べてみて、何か古い物が見つかれば、然るべき方法によって供養するようにして下さい。

6-3. 塩やお香で浄化する・専門家にお祓いをお願いする

塩やお香で浄化する・専門家にお祓いをお願いする

ラップ音に対する対処方法・考え方として、「塩やお香で浄化する+専門家にお祓いをお願いする」ということがあります。

ラップ音は現世に未練を残している霊界の霊によって引き起こされるので、ラップ音がする場所の周辺に「清めの塩」を撒くという対処法が有効です。

塩の代わりに、白檀(びゃくだん)の線香などのお香を焚いて浄化してみても良いでしょう。

塩・お香のセルフ除霊をしてもラップ音が消えない時には、適正価格(数十万円以上などの法外な価格ではない常識的な価格)で除霊のお祓い・祈祷を行ってくれる心霊術・霊媒(霊能力者)の専門家にお願いする方法もあります。

まとめ

まとめ

「ラップ音(ラップ現象)の意味・種類・原因」について、徹底的に解説してきましたがいかがだったでしょうか? ラップ音の意味には、「霊界の霊が自分の存在に気づいてほしい」や「無念を残して死んだ霊が怒り・憎しみの感情を発散している」などがあります。

ラップ音が鳴る原因としては、「霊界の霊が何らかのメッセージを送ろうとしている」や「体調不良・精神的ストレスの蓄積」などがあります。

ラップ音(ラップ現象)について詳しく調べたい時には、ぜひこの記事を参考にして下さい。

ラップ音とは「誰もいないはずの部屋・何も存在しないはずの空間」から突然鳴り響く音のことで、超常現象・心霊現象の一種と考えられています。

ラップ音が鳴り響く超常現象・心霊現象のことを「ラップ現象」と呼んでいます。

「ラップ音の持つ意味・ラップ音の種類」や「ラップ音に関連する歴史・ラップ音が発生するメカニズム」について徹底的に解説していきます。


ラップ音とは何か?

「ラップ音」とは、音がするはずのない誰もいない場所でする音のことです。

誰もいない部屋(家)や何も存在していないはずの空間から、「ドンドン・ミシミシ・パキッ・ドタンバタン・ガタガタ・パチパチ」など様々な種類の音が聞こえてくることがありますが、この音のことをラップ音と呼んでいます。

ラップ音は一般に「打撃音・叩く音」として解釈されますが、ラップ音は物理的・科学的な原因によっては合理的に説明することができない不思議な音なのです。

ラップ音そのものには様々な種類がありますが、ラップ音の特徴として「規則的な音が鳴る+ある程度の時間にわたって音が継続する」ということがあります。

1-1. 「ラップ音」と「自然音」を混同(錯覚)しやすい問題もある

「ラップ音」と「自然音」を混同(錯覚)しやすい問題もある

ラップ現象と呼ばれる「超常現象・心霊現象の一種」によって、ラップ音が鳴ることになります。

ラップ音は霊界にいる霊が何かを伝えようとしているシグナルとして理解されることが多くなっていますが、心霊現象に興味がありすぎると「ラップ音」と「自然音(家のきしみ音・風が鳴る音など)」を混同して錯覚を起こしやすくなる問題もあります。

ラップ現象によって起こったラップ音であれば、簡易な交霊術の実施による霊への問いかけをすると、「霊からのラップ音を通した返事(はいならば1回、いいえならば2回、音を出すなどの返事)」を聞くことができます。

ラップ音の歴史・エピソード

ラップ音(ラップ現象)に関連する歴史的な知識やエピソードについて、分かりやすく紹介していきます。

ラップ音はどのような歴史的経緯を通して人々に知られるようになったのでしょうか?ラップ音(ラップ現象)が発生したエピソードと絡めて説明します。

2-1. ラップ音とフォックス家事件

ラップ音とフォックス家事件

ラップ音という心霊現象を世の中に広く知らしめることになったのが、19世紀末に起こった「フォックス家事件」です。

アメリカのフォックス家の3人姉妹のうち、次女マーガレット・フォックス(Margaret Fox,1838年‐1893年)と三女キャサリーン・フォックス(Catherine Fox、1841年‐1892年)には、霊と交信する特殊能力があったとされています。

1847年に、フォックス姉妹が両親と共にニューヨーク北部のハイズビルにある一軒家に引っ越してきた所、木を叩きつけるようなラップ音に悩まされ、母親やフォックス姉妹がその音を出している霊との交信を試みるようになります。

1848年3月31日(金曜日)の夜に、フォックス家に大勢の近隣住民が集まってきて、フォックス姉妹を中心として霊との交信が行われました。

ラップ音を出していた霊との交信で恐ろしい事実が明らかになる

ラップ音を出していた霊との交信で恐ろしい事実が明らかになる

フォックス姉妹と交信した霊が語った内容は、自分は行商人のチャールズ・ロズマで、5年前の深夜0時(火曜日)にこの家に住んでいたジョン・ベルに肉切り包丁で殺されたという衝撃的なものでした。

その後の夏に、フォックス家の床下を掘り起こしてみると、少量の骨と毛髪、歯が出土したことから全米が大騒ぎになりました。

全米の心霊研究者や心理学者・科学者、マスコミの事件記者、霊と通信したい人々がこの「フォックス家事件(ハイズビル事件ともいう)」に注目することになったのです。

この事件をきっかけに、誰もいない家・部屋の中で不思議な音が鳴る現象を「ラップ現象」と呼ぶようになりました。

2-2. フォックス家事件の顛末(てんまつ)

フォックス家事件の顛末(てんまつ)

フォックス家事件の後に、長女のレアがフォックス姉妹(次女・三女)をマネジメントして、霊と交信できるフォックス姉妹の霊能力をビジネス化して大金を稼いだと言われています。

一時期は、フォックス姉妹の霊能力を崇める約150万人もの信者のようなファンができましたが、常に「本物説」と「インチキ説」が対立する状況がありました。

1904年11月22日付けのボストン・ジャーナルの記事で、幽霊屋敷となっていたハイズヴィルの家の地下室から、「人一人分の人骨+行商人が持つブリキの箱」が見つかったと報じられました。

この記事によって、フォックス姉妹の霊能力の「本物説」が裏付けられたという見方がされるようになったのです。

インチキ説をマーガレット・フォックス自らが暴露したが後に暴露を撤回

インチキ説をマーガレット・フォックス自らが暴露したが後に暴露を撤回

一方、1888年10月21日付けのニューヨークの新聞記事では、マーガレット・フォックス自身が「足首・膝の関節を鳴らしてラップ音を出していたインチキ」を暴露しています。

しかし、暴露から約1年半後にマーガレットはラップ現象はインチキだったという暴露の内容を撤回し、「反スピリチュアル団体からの謝礼」が目的で嘘をついたとしています。

その後は、フォックス姉妹は一貫して、「自分たちの霊能力・ラップ音(霊の仕業)は本物である」という意見を貫きました。

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この記事は2021年02月09日に更新されました。

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