逃げ腰な人の特徴・類語(使い方・例文) | SPITOPI

逃げ腰な人はチャンスを逃してしまったり、怠けてしまったりとさまざまな問題を起こしてしまいがちです。

逃げ腰な人の特徴や逃げ腰の類語についてまとめました。

逃げ腰な人は、物事に対して弱気になりがちで、せっかくのチャンスを逃してしまうことが多いです。

臆病すぎて、義務を果たすことすらできなくなり、無責任な態度をとってしまうこともあるでしょう。

ここでは逃げ腰な人の特徴や、逃げ腰になってしまう心理などについて紹介します。

何事からも逃げてしまうのではなく、勇気をもって立ち向かえる人になりましょう。

1. 「逃げ腰な人」とは?

逃げ腰とは、逃げようとする動きや腰つきや、責任逃れをしようとする消極的な態度を指す言葉です。

つまり、逃げ腰な人とは、責任追及や損失を恐れて、無責任な対応をして逃げてしまう人のことを指します。

逃げ腰な人には、臆病な人が多く、物事に関わる前からびくびくしてしまい、なかなか一歩前に進むことができません。

必要以上に考えてしまい、チャンスや機会を逸ししてしまうことも多いです。

それゆえに、成長することができずに、歳を重ねてしまう人もいます。

受動的であり、自分の意思で決定することを放棄し、他人任せにしてしまうこともよくあります。

また、面倒なことや、自分が損をしてしまうことから逃げることが多く、それゆえに他者からの信頼を失いやすいです。

恐れと共に、小狡さや卑怯さが表れてしまいがちで、大切な人との絆を失ってしまうこともあります。

逃げ腰であることをやめるためには、勇気と誠意をもって行動することが大切です。

そして、最低限の自分の責任を果たしていくことで、人として認められるようになるでしょう。

2. 「逃げ腰」の類語

2-1. 弱気

逃げ腰の類語として、弱気という言葉が挙げられます。

弱気とは、物事に対して悪い結果や、損失を予想して消極的になることを意味します。

気の弱いことや、その様子を指す言葉です。

2-2. 消極的

逃げ腰の類語として、消極的という言葉が挙げられます。

消極的とは、自分から進んで行動や、働きかけをしないさまを指す言葉です。

2-3. 優柔不断

逃げ腰の類語として優柔不断という言葉が挙げられます。

優柔不断とは、ぐずぐずして物事の判断が鈍いさまを指します。

2-4. 人見知り

逃げ腰の類語として、人見知りという言葉が挙げられます。

人見知りとは、見慣れない人に対して不安を抱いたり、怖がったり、恥ずかしがったりすることを指す言葉です。

2-5. へっぴり腰

逃げ腰の類語として、へっぴり腰という言葉が挙げられます。

へっぴり腰とは、中腰でお尻を突き出した落ち着かない腰つきを指す言葉です。

また、中途半端で自信のない態度や、おっかなびっくり行動する様を意味します。

2-6. 受動的

逃げ腰の類語として、受動的という言葉が挙げられます。

受動的とは、物事に対する態度や対処が受け身であるさまを指す言葉です。

2-7. 後ろ向き

逃げ腰の類語として、後ろ向きという言葉が挙げられます。

後ろ向きとは、考えや取り組み方が、後退的で消極的であるさまを指す言葉です。

2-8. 及び腰

逃げ腰の類語として、及び腰という言葉が挙げられます。

及び腰とは、腰を浮かし上半身をかがめた不安定な姿勢を指す言葉です。

また、自信がなくおどおどしている様子を指す言葉でもあります。

2-9. 意志薄弱

逃げ腰の類語として、意思薄弱という言葉が挙げられます。

意思薄弱とは、意思が弱く、はっきりとしておらず、頼りないさまを意味します。

2-10. 無責任

逃げ腰の類語として、無責任という言葉が挙げられます。

無責任とは、責任を重んじないことや、責任から逃れようとするさまを指す言葉です。

3. 「逃げ腰」の使い方

逃げ腰というは、ネガティブな意味合いが強い言葉です。

それゆえに、臆病で無責任な対応をする人を批判する時に良く使われます。

あまりポジティブな意味では使われないので気をつけましょう。

4. 「逃げ腰」の例文

4-1. 逃げ腰な態度ばかりとっているといつかチャンスを失うだろう

逃げ腰な態度、つまり臆病で後ろ向きな態度ばかりとっていると、せっかくのチャンスや機会を逸ししてまうことが増えてしまいます。

ですから、前向きになることや、勇気をもって挑戦することが大切です。

4-2. あの人は重要な局面でいつも逃げ腰になるから信用ならない

問題に立ち向かわなければいけない時に、逃げようとしてしまうと、周囲から卑怯者と言われることも増えてしまいます。

周りからの信頼を得るためには、責任をもって物事に対応していくことが重要です。

5. 「逃げ腰」になる心理

5-1. 失敗を恐れてしまうから

失敗を恐れてしまうと、逃げ腰な態度になりがちです。

誰しも、失敗はしたくないですし、失敗によって損失を負ってしまうことを恐れてしまいます。

しかし、その恐れが常につきまとってしまうと、行動することすらもできなくなってしまいます。

誰でも失敗するのですから、チャレンジすることから逃げてしまってはいけません。

失敗から学ぼうという気持ちをもって物事に関わっていきましょう。

中には、失敗がトラウマ化してしまい、無意識にさまざまな思考や行動が抑制されてしまう人もいます。

時には、心身のケアをしたり、カウンセリングを受けることによって、ネガティブな連関から抜け出せることができるようになるでしょう。

5-2. 恥をかきたくないから

恥をかきたくない、恥ずかしい気持ちを抱きたくないと思うと、逃げ腰になりがちです。

羞恥心というのは、社会や人々との関わりによって生まれた感情の一つですが、時に思考や行動の足枷になってしまうことも多いです。

悪いことや過ちを恥じる気持ちは、罪を抑制するたの大切な箍ともなりえます。

しかし、羞恥心を上手くコントロールできなくなると、何事に対しても臆病になってしまうのです。

無知なことや、無能なことに対して、恥じて逃げてしまっては成長する機会すらも失ってしまいます。

経験することを喜び受け入れることで、知恵は深まり、大人としての一歩を踏み出すことができるのです。

5-3. できるだけ平和に過ごしたいから

問題やトラブルに巻き込まれたくない、平和に過ごしたいという考えも、逃げ腰な態度に繋がってしまう場合があります。

平和を望むこと自体は問題ないのですが、事なかれ主義になってしまい、物事から逃げることへと意識が向かってしまうのです。

「自分は関係ない」と無責任な態度をとったり、義務や責務から逃げてしまう人は、むしろ敵を増やし平和が遠ざかってしまうことになるでしょう。

最低限の義務を果たすことや、できる範囲で他者を助けることを大切に生きていくことも、社会とって重要なことなのです。

また面倒ことから目をそらさずに、取り組んでいくことも大切です。

5-4. 変化や新しいものが怖いから

変化することや、新しいことに対して恐れを抱いてしまうと、逃げ腰になってしまいがちです。

人間は、変わることや、新しいものたいして、好奇心と同じくらい恐怖を抱くものです。

そして恐怖心が勝ってしまうと、新しいことへ一歩踏み出そうとする時に、生涯となってしまうのです。

変わることというのは、必ずしもプラスになることだけではありません。

しかし、変化を受け入れられない存在というのは、世界から淘汰され生き残ることができなくなってしまうのです。

そして、進化し成長する上で、変化を受け入れたり、変化に順応することが必要となるのです。

ですから、変化に対して前向きになることが、生きていく上で重要になるのです。

5-5. 自分に自信がないから

自分に自信が持てなくなると、逃げ腰になってしまいがちです。

自分の才能や技術が未熟であったり、考えや行動に確信が持てないままだと、心も体も不安定になってしまいます。

それゆえに、物事に対して臆病になり、後ろ向きな態度をとってしまうのです。

自信をつけるためには、相応の行動をし、経験を積むこと、能力や技術を磨いて行くことが重要です。

一朝一夕で自信がつくわけではないですから、日々努力をすることを怠らないように行動していきましょう。

そして、少しでも良いので、自分の日々の進歩を肯定することで、ポジティブな気持ちになることができます。

その前向きな感情が、自信へと結びついていくでしょう。

5-6. 考えることや行動することが面倒だから

思考することや、行動することが億劫になったり、面倒になったりうすると、逃げ腰になりがちです。

横着で怠けてしまいがちな気持ちというのは、自ら行動することを阻んでしまうのです。

また、自分で責任を負うことなく、人任せにしてしまうこともあるでしょう。

自分の意思で行動できなくなると、自立心が成長することなく、歳を重ねてしまい頼りない人になってしまうので注意が必要です。

また、常に後悔が付きまとい、満たされない人生を送ることになるでしょう。

5-7. 楽をして利益を得たいから

できるだけ楽をしたい、自分は何もせずに利益を得たいという考えも、逃げ腰な態度に繋がりやすくなります。

姑息で卑怯なやり方によって、他人から利益を奪ったり、他人を不当にこき使うような人になってしまうでしょう。

たしかに利益は得られるかもしれませんが、結果的に社会における信用を失墜させてしまうので注意が必要です。

自身の努力で利益を得ることによって、周囲から認められるようになるのです。

5-8. 責任を負いたくないから

自分は責任を負いたくない、リーダーや責任者になりたくないといった感情も、逃げ腰な態度と結びつきやすいです。

責務や職務から逃げることで、信用や信頼を失ってしまうので気をつけましょう。

また、リーダーとしての素質欠け、誰からも信頼されずに終わってしまうので、注意が必要です。

自分の果たすべき責務や職務を果たすことによって、周囲から一人前の大人として認められるようになるのです。

事なかれ主義にならず、問題やトラブルを解決しようと率先して行動していくことも大切です。

5-9. 他者と関わるのが苦手だから

他者と関わりたくない、嫌われたくない、敵を増やしたくないという気持ちが、逃げ腰な態度を生んでしまう場合もあります。

しかし、八方美人になったり、必要以上に他人の顔を窺ってしまうような態度になりがちで、かえって周りから嫌われてしまうこともあります。

誰からも好かれる人と言うのは、存在しないことを理解しなければならないでしょう。

そして、自分の意思で決定すること、周りと関わって生きていくことを大切にし、日々の行動に生かしていきましょう。

5-10. 必要以上に悩んでしまうから

必要以上に考えてしまったり、悩んでしまう人ほど、逃げ腰な態度になりがちです。

考えることはとても大切なことですが、考えてばかりでは物事を成し遂げることはできません。

一歩前に進み決断する勇気を身につける必要があるでしょう。

また、まずは行動してみることが重要な場合もあるのです。

臨機応変な態度で取り組めるように心がけていきましょう。

6. 「逃げ腰な人」の特徴

6-1. 臆病

逃げ腰な人は、臆病なことが多いです。

物事に対して、必要以上にびくびくしてしまいがちで、一歩前に進むことができません。

また、損失やリスクばかりを考えてしまい、正常に判断ができないことも多いです。

得られるものに対して前向きになると共に、チャレンジする心を持つことが大切です。

6-2. 人見知り

逃げ腰な人は、人見知りの場合も多いです。

子供の頃から、人と関わるのが苦手であったり、緊張してしまったり、恥ずかしくなってしまうことがよくあります。

大人になってもそうした性質が抜けずに、人との関わりにおいて後ろ向きになってしまうことが多いです。

友人がたくさんいればいるほど、偉いというわけではないですが、完全に周囲と関係を切ってしまうと孤立することに繋がってしまいます。

誰しも、誰かと関わったりすることや、関わる上で責任を果たしていくことから逃げてしまってはいけません。

思いやりやマナーを忘れずに、最低限の付き合いができるように心がけていきましょう。

6-3. ネガティブ

逃げ腰な人は、ネガティブになってしまうことが多いです。

自己否定的で、後ろ向きな考えにとらわれやすく、正しく物事や自分自身を評価することができません。

否定から入ってしまうために、チャレンジする気持ちが失われ、前に進むことができなくなってしまうのです。

悪い結果を予想することは大切ですが、悪い妄想にとらわれてしまっては、モチベーションと言うのは殺がれてしまうものです。

ポジティブな結果や成功を想像することが自分自身の原動力へと繋がるのです。

6-4. 声や態度が小さい

逃げ腰な人は、感情表現やリアクションが控えめであることが多いです。

周りに気を配って行動できるという一面でもありますが、気を遣いすぎたり、気を揉みすぎて疲れてしまうことがあるので注意しましょう。

また、周りの顔を窺うゆえに、自分の気持ちや願望を抑圧しすぎることもあるので気をつけなければなりません。

フラストレーションを溜めこんで、爆発してしまわないように気をつけましょう。

少しずつガス抜きをし、ストレスを解消していくことが大切です。

6-5. 遠慮がち

逃げ腰な人は、遠慮してしまうことが多いです。

相手に譲るという優しさがありますが、それゆえに損してしまうこともあるので注意が必要です。

誰かに意思決定を委ねるのではなく、重要な局面では自分自身で決め、行動することも大切です。

自分自身の人生なのですから後悔しないように決断していきましょう。

しかし、自分の意思で決めるということは、相応の責任が伴うということも理解した上で行動することが大切です。

6-6. チャンスを逃しやすい

逃げ腰な人は、上記のような心理や特徴から、チャンスを逃してしまいがちです。

逃げること自体は悪いことではない時もあります。

しかし、逃げてばかりでは、自分自身の成長を妨げてしまうことに繋がるのです。

成長や発展のための機会を逃さないように、積極的に行動するように心がけていきましょう。

7. 「逃げ腰」にならないためには

逃げ腰にならないためには、自分の責任や職務をきちんと理解することが大切です。

そうした物事から目をそむけてしまうと、無責任な人と言う評価を受けてしまうでしょう。

最低限の義務を果たしていく誠意を持つことが非常に重要なのです。

そして、ネガティブな感情に縛られすぎないことも大切です。

失敗や恥の記憶が足枷になってしまうこともありますが、その記憶から逃げてしまってはいつまでたっても前を向くことはできません。

過去を受け入れ、あるいは受け流すことによって、前に進むことができるのです。

そして、悪い方向へと想像を働かせてしまうのではなく、良い結果を想像することで、勇気が湧いてくるものです。

ポジティブな気持ちを忘れずに行動していきましょう。

まとめ

逃げ腰な人は、臆病で消極的なりがちで、さまざまなチャンスや機会を逸してしまいがちです。

失敗や損失を恐れてばかりいるのではなく、勇気をもってチャレンジするように心がけていきましょう。

そして、責任から逃れようとせずに、自分の責務や職務を果たしていくことが大切です。

人として認められるように、やるべきことを成し遂げていきましょう。