正論をふりかざす人は面倒です。
自分が正しいという頭しかないので扱いが非常に難しいのです。
ここでは「正論をふりかざす女」について詳しくみていきます。
- 「正論を振りかざす」とは?
- 「正論を振りかざす」の言い換え
- 「正論を振りかざす女」の特徴
- 「正論を振りかざす女」の恋愛傾向
- 「正論を振りかざす女」付き合うデメリット
- 「正論を振りかざす女」の仕事の傾向
- まとめ
1. 「正論を振りかざす」とは?
「正論をふりかざす」とはどういう言葉なのでしょう。
「正論」とは道理の正しい議論のことを指しています。
例えば、誰かと誰かが喧嘩をしていて、どちらが悪いのか判定するとき。
どういう理由でどちらが悪いのか判定し、その判定がとても公平な判定であり、道徳的観点からみても間違いのない判定であるときは、それを正論だと位置づけることができるでしょう。
また、「ふりかざす」という意味は、主義や主張をことさらに示すという意味があります。
この「正論」と「振りかざす」を合わせると「正論をふりかざす」という言葉になり、「真っ当な意見を主張する」という意味になりますが、多くの場合、自分の主張を強く周りに示している言葉として用いられています。
その論議が正しいものかどうかはさておき、本人がその論議が正しい判定だと認識しているのならば、正論をふりかざしている状態だといえます。
2. 「正論を振りかざす」の言い換え
「正論を振りかざす」の言い換えについてみていきましょう。
2-1. 「もっともな」
「もっともな」とは、物事の内容や方針に納得・同意する表現として使われています。
例えば、何かトラブルが生じたとき。
そのトラブルを解決するために、みんなが同意するような良識的な意見を述べたとしたら、それは「もっともな意見」だといい、正論であるといえます。
みんながその意見を聞いて「当然だ」「確かにそうだ」などと納得できる意見などを「もっともな」という言葉で表しています。
「正論」もまた、「もっともな」と同様、みんなが納得・同意する意見であるあたり、類語であるといえるでしょう。
周囲の人が何も言えないほど、筋の通った話ということになります。
2-2. 「的確な指摘」
「的確な指摘」とは、間違いのない、的を得た指摘のことを指しています。
「的確な指摘」も周りの人が何も言えないほど納得できるような意見・同調であるため、類語として考えてよいでしょう。
しかし、「的確な指摘」と「正論をふりかざす」という言葉には、ちょっとした言葉のニュアンスの違いがあります。
「的確な指摘」というと、その場の状況、周りの人の反応、これまでの結果などといった、様々な視点を踏まえて的確に物事を判断するという意味になります。
これに対して、「正論をふりかざす」という言葉は、そのときの状況などを見ずに、どのような状況下においても同じ正しい言われる議論を展開する傾向にあります。
「正論をふりかざす」という行為は「的確な判断」に比べ、物事を柔軟に考えられない傾向があります。
世の中には正論はこれであっても、このような場合はこちらの意見が妥当という場合もあります。
正論だけが良いわけではないので、そういった意味では「的確な判断」の方がより状況にあわせられる議論だといえます。
3. 「正論を振りかざす女」の特徴
「正論を振りかざす女」の特徴を挙げてみます。
3-1. 自分をできる女だと勘違い
「正論をふりかざす女」は自分をできる女だと勘違いしています。
仕事ができて、自分は仕事に貢献することができていると思うからこそ、そのような強い態度で示すことができるのです。
仕事に対して自信がなく、弱気であれば、決して自分の議論を他人に話すことなどしません。
自分は仕事のできる人間であり、できる女という確たる自信があってこその行動なので、正論を振りかざす場合は誰にでも容赦なく襲い掛かってくることでしょう。
こういうタイプの女性は、たとえそれが上司であっても強く主張する傾向があります。
自分に自信があるため、そのような行動をとっても許されるはずと心のどこかで思っています。
3-2. その場の状況を読むことが苦手
「正論をふりかざす女」はその場の状況を読むことが苦手です。
いってみればその場の空気などお構いなしで自分の意見を述べる傾向にあります。
また、たとえ空気を読んだとしても、それをあえて無視をして自分の主張を通す場合もあるでしょう。
例えば、売り上げが伸びないときに、本当はすぐに生産をやめるべきであるにも関わらず、もっと売り上げが伸びるようにチラシなどで存在をアピールすべきだ、もっと商品を改善すべきだなどと過った方向に誘導してしまう恐れがあります。
確かに、正論も正しい意見なのですが、常に正論が良い訳ではありません。
そのときどきの状況にあった対応しなくてはいけないのですが、そういったことができていないことがしばしば目につきます。
3-3. 先のことを想定していない
「正論をふりかざす女」はその先に起きることを想定していない傾向があります。
正論だけど、この議論を貫いては経営が怪しくなる、もしくは周囲の人から反発を受けることになるという状況は多々あります。
しかし、この手のタイプの女性にはそれが分かりません。
正論が良い意見だと信じて疑わないので、その先に周りからのバッシングや経営悪化まで回っていないことが多いです。
この手の女の人は自分の意見が一番で、他の人の意見に耳をかさない傾向があります。
そのため、自分の意見を強く主張し、突き進む傾向になりがちです。
周りの人に意見を食止める人がいない限り、この女性の好き放題に話が進んでいくことでしょう。
3-4. 何でも決めつけて物事をみる
「正論をふりかざす女」は議論だけでなく、何でも決めつけて物事をみる癖がついています。
自分の意見を一番だと思い込み、信じ切るタイプが多いので、他のことに関してもこのような視点で物事をみる癖がついています。
例えば、本当は明るい人なのに顔が大人しそうだというだけで、ずっとその人のことを暗い人だと誤認してしまうような場合です。
一度、その女性にそうだと思い込ませたら、ずっとそのように認識し、変化が生じない可能性が高いです。
とにかく、人に対する見方や評価だけでなく、物事全てに対して決めつけてみる傾向があるので一度誤認させると厄介です。
なかなか認識を曲げることはできないでしょう。
3-5. プライドが高い
「正論をふりかざす女」はとにかくプライドが高いことも特徴として挙げられます。
正論が正しいからと主張しているというよりも、正論を言って相手を言い負かすことに重きを置いている場合もあり、本来の議論と意味が異なっている場合があります。
正論をふりかざす女は自分をできる女だと思っているのに加え、自分が相手よりも優位に立っていることを再確認したいと思っています。
部下がいる女性に多く、自分にはそれなりの地位があるということを誇示したいという思いが隠れています。
このような女性に意見をいっても、プライドの高い人なので、あなたが折れるまで主張を変えることはないでしょう。
3-6. 自分を正義のヒーローだと勘違いしている
「正論をふりかざす女」は自分が正義のヒーローだと勘違いしている場合があります。
正論をいうことで公平なジャッジができていると誤認しています。
良かれと思って正論をいっているのですが、それが相手にとっては鬱陶しく感じることもあるでしょう。
「正論をふりかざす女」は自分がどのような状況下でもしっかりと公平なジャッジができる自分に自信を持っています。
周りの人もこういった自分に好感をもち、良識的な意見を持っていると考えているに違いないと思っています。
たとえ、それが他の人にとって余計なことや、口うるさく思うことでも、あえていう自分を高く評価しているので、周りの迷惑を考えずにいろんな問題に首を突っ込み続けることでしょう。
3-7. 白黒はっきり決めたがる
「正論をふりかざす女」は曖昧な回答が嫌いです。
白黒はっきりと結論を出したがる傾向にあります。
「正論をふりかざす女」はプライドが高く、相手が自分の意見に折れるまで自分の意見を主張し続けます。
そのため、相手を論破して、議論の勝敗をしっかりとつけるまで議論を交わすことに専念します。
このようなタイプの人は、どのような状況でも物事をはっきりさせないとスッキリしません。
何かを尋ねられたときに、こういうタイプの人に曖昧な解答や含みをもたせた言い方をしても通用しないでしょう。
自分の意見だけでなく、他人の意見であっても、物事を白か黒かはっきりと結論を出させたがる人が多いです。
3-8. 自分に歯向かう人は敵
「正論を振りかざす女」は自分に歯向かう人を敵だと思う傾向にあります。
自分の意見が正しい意見であることに自信を持っているので、それに歯向かう人を信じることができません。
また、プライドの高い彼女の自尊心をひどく傷つけることになるので、その意見がたとえ彼女の意見を上回る正論であっても、面白くありません。
その意見の方が正論だと思っても、面白くないため、その意見に同意する素振りをみせないかもしれません。
プライドの高い女性であるため、こちらが良かれと思って進言したことも「私に歯向かった」として敵だと思われる可能性があります。
このような女性が自分の上司ならば、部下のあなたが意見を進言するのは止めた方がいいかもしれません。
4. 「正論を振りかざす女」の恋愛傾向
「正論を振りかざす女」の傾向として、以下のようなことが挙げられます。
- 自分のいうことを聞いてくれる人が好き
- 優しい男性に弱い
- 仕事のできない男は無視
このような傾向が挙げられます。
まず、「自分のいうことを聞いてくれる人が好き」ということですが、男勝りな女性が多いため、俺についてこいというリーダー気質な男性とは必然的に合いません。
「そんなことより俺の意見についてこい」などという男性がいたら、一発で喧嘩となり、すぐにお付き合いは破談することでしょう。
それよりも、自分の意見を尊重してくれる男性に魅かれる傾向にあります。
自分の意見を聞き、優しく包み込んでくれる男性に弱いです。
2つ目の「優しい男性に弱い」ということですが、これは甘えさせてくれる男性に弱いということです。
男勝りな女性でも、お付き合いしている男性には甘えたいと思う時があります。
仕事で疲れた時など少しセンチメンタルな気分になったときに、男性に優しくされたらすぐに恋に落ちてしまうかもしれません。
自分を甘えさせてくれる優しい男性に弱い傾向にあります。
3つ目の「仕事のできない男は無視」ということですが、自分よりも仕事ができない男性を異性として見られない傾向があります。
どのような女性であっても、男性には自分以上に仕事ができてほしいという思いがあるので、女性全てにあてはまることなのですが、「正論を振りかざす女」の場合、特にその傾向が強いといえます。
仕事ができない男に話しかけられても利益がないと思い、相手にしないことでしょう。
5. 「正論を振りかざす女」付き合うデメリット
「正論を振りかざす女」付き合うデメリットを挙げてみます。
5-1. 喧嘩でいつも言い負かされる
「正論を振りかざす女」と付き合うことのデメリットとして、いつも喧嘩をしたら言い負かされることが挙げられます。
いつも自分の意見に自信をもち、会社や学校などでも論破している彼女なので、喧嘩をしたら相手が降参するまで激しく主張することでしょう。
自分の意見を述べても、いつも彼女に言い負かされて、自分の意見が通らない可能性が高いです。
結婚したら、確実に尻にひかれるでしょう。
あなたがいつも折れる形でしか、生活を継続できないので、好きだと思っているうちはよいですが、好きという感情が消えた途端、急激に相手に対し、冷めてしまうかもしれません。
5-2. 常に女性よりも上の立場であることが必須
「正論を振りかざす女」と付き合いを継続させるには、男性は女性の望むような男性である必要があります。
意識の高い彼女たちは、付き合う彼氏にそれなりの立場を求めています。
自分よりもお給料がよいこと、自分よりも良識をわきまえていること、世界情勢に詳しいことなど、何においても自分よりも優れた人であってほしいという願いがあります。
もし、その彼女の願いを叶えられないときは、蔑まれてしまうかもしれません。
結婚後に失職などしたら、励ますというよりも、子供と一緒になってダメ亭主などと文句を吐くタイプです。
このタイプの女性とお付き合いしたいのであれば、常に自分を高めておかなくてはいけません。
6. 「正論を振りかざす女」の仕事の傾向
「正論を振りかざす女」の仕事の傾向についてみていきましょう。
6-1. 自分のミスを隠したい
「正論を振りかざす女」は自分のミスを隠す傾向があります。
なぜならば、自分が常に優位な立場でいたいからです。
自分のミスをさらけ出すことは、自分の優位な立場を危うくするということに繋がります。
「あの人はいつもミスばかりしている」などと吹聴されたらたまりません。
そのため、自分に都合の悪いことやミスなどは、誰の目にも触れないように隠す傾向があります。
また、このタイプの女性は自分のミスは隠すくせに、他人のミスは公にしたがる傾向があります。
それは、一重にそのミスを犯した人よりも自分の方が優位であることを示すためです。
自分の立場が優位なものであるように振る舞う傾向があります。
6-2. 営業の仕事が好き
「正論を振りかざす女」は競争心が激しい人が多いです。
そのため、このようなタイプの女性は営業などに向いているでしょう。
他の人との営業成績を表などにして貼り出せば、可視化させることでさらに彼女の闘争心を刺激することでしょう。
「正論を振りかざす女」は自分の意見を強く主張するタイプの女性です。
そのため、その彼女の強気な性格は、営業という職業にはぴったりです。
営業は相手にその気にさせて商品を少しくらいは強引に売りつけなくはいけません。
そのため、彼女のような性質の人は、営業においてぴったりだといえるでしょう。
6-3. 数値として具体化するのが好き
「正論を振りかざす女」は曖昧なことが大嫌いです。
そのため、物事を何でもはっきりさせる傾向にあります。
例えば、売り上げ目標などもその一つです。
具体的に数字にしないと気が済みません。
大体このくらいという曖昧なことではなく、数字として打ち出してはっきりさせていないといけないので、目標が明確化し、取り組みやすくなる傾向を持っています。
白黒はっきりさせる性格は、仕事の目標や売り上げを考えていく上で、非常に有効な性格だといえます。
具体的に数値として提示してくれるので、部下も仕事に取り組みやすくなるでしょう。
まとめ
「正論を振りかざす女」は自己主張が激しく、なるべく関わりたくはありません。
ですが、悪いところばかりではないので、仕事において良い具合にこちらも利用していきたいものです。
ただ、彼女の敵にならないように気を付けましょう。
正論をふりかざす人は面倒です。
自分が正しいという頭しかないので扱いが非常に難しいのです。
ここでは「正論をふりかざす女」について詳しくみていきます。
1. 「正論を振りかざす」とは?
「正論をふりかざす」とはどういう言葉なのでしょう。
「正論」とは道理の正しい議論のことを指しています。
例えば、誰かと誰かが喧嘩をしていて、どちらが悪いのか判定するとき。
どういう理由でどちらが悪いのか判定し、その判定がとても公平な判定であり、道徳的観点からみても間違いのない判定であるときは、それを正論だと位置づけることができるでしょう。
また、「ふりかざす」という意味は、主義や主張をことさらに示すという意味があります。
この「正論」と「振りかざす」を合わせると「正論をふりかざす」という言葉になり、「真っ当な意見を主張する」という意味になりますが、多くの場合、自分の主張を強く周りに示している言葉として用いられています。
その論議が正しいものかどうかはさておき、本人がその論議が正しい判定だと認識しているのならば、正論をふりかざしている状態だといえます。
2. 「正論を振りかざす」の言い換え
「正論を振りかざす」の言い換えについてみていきましょう。
2-1. 「もっともな」
「もっともな」とは、物事の内容や方針に納得・同意する表現として使われています。
例えば、何かトラブルが生じたとき。
そのトラブルを解決するために、みんなが同意するような良識的な意見を述べたとしたら、それは「もっともな意見」だといい、正論であるといえます。
みんながその意見を聞いて「当然だ」「確かにそうだ」などと納得できる意見などを「もっともな」という言葉で表しています。
「正論」もまた、「もっともな」と同様、みんなが納得・同意する意見であるあたり、類語であるといえるでしょう。
周囲の人が何も言えないほど、筋の通った話ということになります。
2-2. 「的確な指摘」
「的確な指摘」とは、間違いのない、的を得た指摘のことを指しています。
「的確な指摘」も周りの人が何も言えないほど納得できるような意見・同調であるため、類語として考えてよいでしょう。
しかし、「的確な指摘」と「正論をふりかざす」という言葉には、ちょっとした言葉のニュアンスの違いがあります。
「的確な指摘」というと、その場の状況、周りの人の反応、これまでの結果などといった、様々な視点を踏まえて的確に物事を判断するという意味になります。
これに対して、「正論をふりかざす」という言葉は、そのときの状況などを見ずに、どのような状況下においても同じ正しい言われる議論を展開する傾向にあります。
「正論をふりかざす」という行為は「的確な判断」に比べ、物事を柔軟に考えられない傾向があります。
世の中には正論はこれであっても、このような場合はこちらの意見が妥当という場合もあります。
正論だけが良いわけではないので、そういった意味では「的確な判断」の方がより状況にあわせられる議論だといえます。
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