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反旗を翻すの意味・類語・例文(反旗を翻す人の特徴や仕事での対処方法)

反旗を翻すの意味・類語・例文(反旗を翻す人の特徴や仕事での対処方法) | SPITOPI

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反旗を翻すの意味・類語・例文(反旗を翻す人の特徴や仕事での対処方法)

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「反旗を翻す」とは、主君に背いて兵を起こすこと、上位者に対して反逆することを意味しています。

反旗を翻す人の心理や特徴には、どのようなものがあるのでしょうか? 「反旗を翻すの類語・使い方・例文」や「反旗を翻すの具体例・歴史的事例」についても紹介していきます。

  • 反旗を翻すとは?
  • 反旗を翻すの類語や言い換え
  • 反旗を翻すの使い方
  • 反旗を翻すの例文
  • 会社で反旗を翻す人の心理や特徴
  • 反旗を翻すの具体例・歴史的な事例
  • まとめ

1. 反旗を翻すとは?

反旗を翻すとは?

「反旗を翻す(はんきをひるがえす)」とは、「謀反(むほん)を起こすこと。主君に背いて反乱の兵を起こすこと」というのが元々の意味です。

そこから転じて、「上位者を裏切って反逆すること。自分よりも上の立場の人に逆らう行動を起こすこと」も意味するようになりました。

「反旗」は元々は「叛旗(はんき)」と書いていましたが、「叛」という漢字には「さからう・そむく」という意味があります。

「反旗(叛旗)」とは、謀反を起こす時に立てた旗(旗印・はたじるし)のことであり、反乱軍が反旗を翻しながら主君に立ち向かっていったことを示しています。

1-1. 反旗を翻す謀反・反乱と儒教道徳の正義:反旗を翻す側に正義があることもある

1-反旗を翻す謀反・反乱と儒教道徳の正義:反旗を翻す側に正義があることもある

反旗を翻す謀反の行為は、厳格な君臣秩序を説く儒教道徳においては大罪でした。

実際に、江戸時代以前の時代に主君に反旗を翻して反乱(謀反)を起こせば、その罪状は「死罪(死刑)」しかなく、近代以前において反旗を翻す行為は正に「命懸けの行為」だったのです。

儒教道徳あるいは封建主義の社会秩序においては、主君(上位者)の側に常に正義があるとしますが、現実には主君が悪政(暴政)を行って庶民を搾取・虐待して苦しめていたなどで、反旗を翻す側に正義があることも少なくありません。

また歴史上の出来事としては、反旗を翻した側が主君を討ち取ってしまう「下克上(げこくじょう)」も度々起こりました。

2. 反旗を翻すの類語や言い換え

反旗を翻すの類語や言い換え

反旗を翻すの類語や言い換えには、どのようなものがあるのでしょうか?反旗を翻すの類語・言い換えについて紹介していきます。

2-1. 反抗する・反逆する

2-反抗する・反逆する

反旗を翻すの類語・言い換えとして、「反抗する・反逆する」があります。

反抗するとは、「相手に抵抗したり反対したりすること。

自分よりも上の立場の人に逆らうこと」の意味になります。

反逆するとは、「権威・権力・体制などに逆らうこと。

今まで従っていた相手に逆らうこと」の意味になります。

「反抗する」も「反逆する」も日常的によく目にする言葉ですが、いずれも「自分よりも上の権威・権力・体制などに逆らって従わない」というニュアンスがあります。

「反抗する・反逆する」の言葉を用いた例文としては、「中学生時代は先生に反抗してばかりだった彼は、何とか高校を卒業して調理師免許を取得し、今ではグルメサイトで高評価を受けるほどの創作料理の和食の職人になっている」や「権力や体制に反逆することのリスクはあるが、歴史の転換点では物理的・精神的に追い込まれた庶民たちが必死の思いで革命や反逆を実行してきたのである」などがあります。

2-2. 楯突く・盾突く(たてつく)

2-楯突く・盾突く(たてつく)

反旗を翻すの類語・言い換えとして、「楯突く・盾突く(たてつく)」があります。

楯突くの意味は、「力のある人や目上の人に従わずに反抗すること。

従わずに文句を言ったり口答えをしたりすること」になります。

「盾(楯)」は、敵の刀・槍などによる攻撃を防ぐ防具です。

盾突くという言葉の由来は、戦場で盾を地面に突き立てて、相手の攻撃を防いで抵抗することにあります。

「楯突く・盾突く」の言葉を用いた例文としては、「私は自分に楯突いてくるような生意気なその部下をどうしても好きになることができなかったが、部下の反論や提案の内容をよく検討してみると一理あるものも多かった」や「彼はワンマン社長に楯突いて反論したことで、営業本部長の職を解任されて報復人事で平社員に落とされたと言われている」などがあります。

2-3. 造反する(ぞうはんする)・造反の狼煙を上げる(ぞうはんののろしをあげる)

2-造反する(ぞうはんする)・造反の狼煙を上げる(ぞうはんののろしをあげる)

反旗を翻すの類語・言い換えとして、「造反する・造反の狼煙を上げる」があります。

造反するの意味は、「権力や体制に対して反抗すること。

組織の内部からそのあり方に対して抵抗したり反逆したりすること」になります。

造反の狼煙を上げるの意味は、「権力や体制に逆らって戦い始めることの合図を仲間に送ること。

反逆のきっかけを作ること。

上位者に逆らって今から謀反を起こすこと(戦いを仕掛けること)を宣言すること」になります。

「狼煙(のろし)」とは、「合図・警報のために高く上げる木を焚いた(あるいは火薬を爆発させた)煙」のことです。

「造反する・造反の狼煙を上げる」の言葉を用いた例文としては、「気心の知れた同期の仲間と結託して、どうしても許せない上司とその取り巻きに対して造反することにした」や「造反の狼煙を上げれば、志を同じくする仲間たちが各地から続々と集結することになるでしょう」などがあります。

2-4. 一揆を起こす(いっきをおこす)・蜂起する(ほうきする)

2-一揆を起こす(いっきをおこす)・蜂起する(ほうきする)

反旗を翻すの類語・言い換えとして、「一揆を起こす・蜂起する」があります。

一揆を起こすの意味は、「心と行動を一つにした集団が反抗すること。

原義はみんなで一致協力して行動すること。

困窮した農民が支配階層に対して反乱を起こすこと」になります。

蜂起するの意味は、「ハチが巣から一斉に飛び立つように、大勢の人が暴動や反乱などの暴力的抵抗の行動を起こすこと」になります。

蜂起するは近代以降の政治的・歴史的な文脈では、「武装蜂起する」と表記されることも多いです。

「一揆を起こす・蜂起する」の言葉を用いた例文としては、「中世・近世の封建主義の時代には、封建領主・大名から徹底的に搾取されて飢餓に陥った農民たちが一致団結して一揆を起こす事例が続発した」や「政治的に弾圧されて不満を溜め込んでいた労働者層・農民層・少数民族が、一斉に蜂起して政治体制を混乱に陥れることになった」などがあります。

2-5. 謀反を起こす(むほんをおこす)・クーデター

2-謀反を起こす(むほんをおこす)・クーデター

反旗を翻すの類語・言い換えとして、「謀反を起こす・クーデター」があります。

謀反を起こすの意味は、「主君(君主)に背いて家臣が反乱を起こすこと。

上位者に逆らって下位者が反逆を企てること」になります。

元はフランス語であるクーデターの意味は、「既存の支配勢力の一部が、非合法的な武力行使(奇襲攻撃)によって政権を奪取すること」や「非合法・暴力的な手段の行使によって起こされる反乱や政変」になります。

クーデターは飽くまで「現体制の支配層内部での武力による権力移動(主に軍部の反乱)」であり、政治体制・政治理念の根本的変革を目的とする「革命」とは別ものです。

「謀反を起こす・クーデター」の言葉を用いた例文としては、「謀反を起こせば報復措置を受ける恐れがあるが、このまま黙って屈辱的な扱いを我慢し続けることはもうできない」や「古代から中世に至る時代の政権交代は、645年に蘇我入鹿を暗殺した大化の改新(乙巳の変)をはじめ、暴力的な宮廷クーデターで行われることも多かったようだ」などがあります。

3. 反旗を翻すの使い方

反旗を翻すの使い方

「反旗を翻す」という言葉は、「その時代(その状況)において権力・権威を握っている相手や勢力に対して反抗すること」を意味しています。

反旗を翻すという言葉の元々の意味は、「主君・主人に逆らって反乱の兵(軍事)を起こすこと」ですが、現代では「社長・上司・先輩など自分よりも立場が上の人に逆らう行動を起こすこと」の意味で使われることが多くなっています。

「反旗を翻す」という言葉は、「自分よりも上の立場にいる人物・集団(今まで大人しく従っていた相手)」に対して抵抗闘争を仕掛ける時に使う言葉であり、「自分よりも下の立場にいる相手・集団」に対して使うことはありません。

反旗を翻すは、「自分よりも上の立場にいる相手・集団」や「権力・権威を持っている相手(既存の体制側の相手・有力者)」に逆らって戦う時に用いる言葉なのです。

4. 反旗を翻すの例文

反旗を翻すの例文

反旗を翻すの言葉を用いた例文としては、以下のようなものがあります。

4-1. 反旗を翻すの例文1

4-反旗を翻すの例文1

明智光秀は主君の織田信長に対して反旗を翻して、「本能寺の変(1582年)」を起こした。

暴君として恐れられた織田信長に反旗を翻した明智光秀の覚悟と窮状は凄まじかったと想像されるが、結局、「サル」と呼ばれていた羽柴秀吉に追い落とされて、織田信長に代わって天下を取ることはできなかった。

勇気を出して反旗を翻した人の中には、「短期の決戦・勝負」に勝った人や「恨んでいた上位者」を討ち取った人は多いが、最終的にその栄光や勝利を長く維持できた人は意外に少ないのである。

4-2. 反旗を翻すの例文2

4-反旗を翻すの例文2

歴史上で君主や領主の支配層に反旗を翻して成功した事例も多いのだから、現代の理不尽な企業社会や横暴な上司の振る舞いで苦しめられている私たちも、造反有理の精神で反旗を翻してみようじゃないですか。

若手のリーダー格であるあなたが反旗を翻して、造反の狼煙を上げることさえできれば、今まで上層部を恐れて口をつぐんでいた人たちもきっと仲間として協力してくれるはずです。

どれだけ大勢の人たちが反旗を翻せるのかが、あなた個人の決断にかかっている差し迫った状況にあります。

あなたの立場や未来を考えれば簡単に決められることでないのは重々承知していますが、どうかみんなのために反旗を翻すご決断をお願い致します。

5. 会社で反旗を翻す人の心理や特徴

会社で反旗を翻す人の心理や特徴

会社で反旗を翻す人の心理や特徴には、どのようなものがあるのでしょうか?一般的に上下関係が厳しい会社組織において、反旗を翻すことができる人の心理・特徴について分かりやすく解説していきます。

5-1. 会社で上司(上層部)から理不尽な仕打ち・差別待遇を受けている

5-会社で上司(上層部)から理不尽な仕打ち・差別待遇を受けている

会社で反旗を翻す人の代表的な心理・特徴として、「会社で上司(上層部)から理不尽な仕打ち・差別待遇を受けている」ということが指摘できます。

会社生活において上司・幹部から、とても納得することができない「理不尽な仕打ち+差別的な処遇」を受けていると、人は自分の内面に怒りや恨みつらみを溜め込んでいきます。

人間性を受け入れることができない上司・幹部からの理不尽な仕打ちやハラスメントが限界を超えた時に、人は会社で反旗を翻すという選択をしやすくなるのです。

5-2. 既存の体制や権力に大人しく従わない反骨精神が強い

5-既存の体制や権力に大人しく従わない反骨精神が強い

「既存の体制や権力に大人しく従わない反骨精神が強い」ということが、会社で反旗を翻す人に多く見られる心理・特徴の一つなのです。

会社で反旗を翻す人は、元々の気質・性格として、既存の権力・権威・体制に大人しく従うことが嫌いという「反骨精神の強いタイプ」が多いのです。

会社の上司・上層部が権力や権限を振りかざして、あれこれ不条理な命令やハラスメントをしてきた時には、反骨精神が強い人はすぐに反旗を翻す行動に出やすいのです。

5-3. 自分の信念・価値観がはっきりしていて妥協することができない

5-自分の信念・価値観がはっきりしていて妥協することができない

会社で反旗を翻す人の典型的な心理・特徴として、「自分の信念・価値観がはっきりしていて妥協することができない」ということが上げられます。

会社で反旗を翻すことができる人は、「自分の善悪の信念・価値観」がはっきりとしていて、「自分が間違っていると感じる上司・幹部の言動」をそのまま放置して妥協することができないのです。

自分の信念を曲げることができない人や自分の価値観を譲れない頑固な人というのは、会社で反旗を翻す行動に出る確率が高いのです。

5-4. 犯罪・不正行為を許せないという正義感の強さがある

5-犯罪・不正行為を許せないという正義感の強さがある

「犯罪・不正行為を許せないという正義感の強さがある」というのが、会社で反旗を翻す人の心理・特徴になってきます。

会社で反旗を翻すことになる理由の過半は、「正義感」に関係していると言われています。

法律に違反する犯罪行為、人権を侵害するパワハラ・セクハラなどの悪事を絶対に見逃せないと感じる人は、会社に対して反旗を翻すことになりやすいのです。

犯罪行為や不正行為を絶対に許せないと感じる正義感の強さがある人は、会社で反旗を翻す人材になりやすいと言えるでしょう。

正義感が強い人は、身内(仲間)だからといって特別扱いして悪事を見逃すことができないので、結果として上司・幹部とぶつかった後に反旗を翻しやすいのです。

5-5. 仲間の苦境や屈辱に対する共感・同情が強い

5-仲間の苦境や屈辱に対する共感・同情が強い

会社で反旗を翻す人の心理・特徴として、「仲間の苦境や屈辱に対する共感・同情が強い」ということを上げることができます。

会社で実際に反旗を翻す人は、「自分自身の欲望」のために動いているのではなく、「会社・上司の無茶な要求やいじめに苦しんでいる仲間」のために立ち上がるという人も多いのです。

仲間の苦しんでいる状況や上司から受けた屈辱的な対応に共感したり同情したりすることによって、結果として反旗を翻すという決断をすることになります。

5-6. 自分が人の上に立ちたいという個人としての野心・欲望が強い

5-自分が人の上に立ちたいという個人としての野心・欲望が強い

「自分が人の上に立ちたいという個人としての野心・欲望が強い」ということが、会社で反旗を翻す人に多い心理・特徴として指摘できます。

上司や幹部を恐れずに反旗を翻して対抗していく人の中には、「個人的な野心・欲望が人並み以上に強い」という特徴を持っている人が多くいます。

今の地位・立場のままで終わりたくないという野心を持ち、自分は直属の上司・幹部よりも能力的に優れているという自信を持つ人が、反旗を翻して上司に対抗したり盾突いたりすることが多いのです。

5-7. 報復人事や仕返しを恐れないだけのメンタルタフネスがある

5-報復人事や仕返しを恐れないだけのメンタルタフネスがある

会社で反旗を翻す人の代表的な心理・特徴として、「報復人事や仕返しを恐れないだけのメンタルタフネスがある」ということがあります。

人事権を持っている上司・幹部に反旗を翻すと、その後に「報復人事・仕返しの嫌がらせ」を受けるリスクがあります。

大半の人は、そういった報復人事や陰湿な仕返しを恐れて、なかなか反旗を翻すことができません。

しかし、会社で反旗を翻せる人は、自分なら報復人事・仕返しにも耐えて何とか対抗することができるというだけの「メンタルタフネス」を持ち合わせているのです。

5-8. 今の会社にいられなくなっても仕事を見つけられる実績・能力・人脈がある

5-今の会社にいられなくなっても仕事を見つけられる実績・能力・人脈がある

「今の会社にいられなくなっても仕事を見つけられる実績・能力・人脈がある」というのが、会社で反旗を翻す人に多い現実的な特徴になります。

多くの人は会社で反旗を翻すと、「もしかしたら今の会社にいられなくなって解雇されるのではないか」ということを恐れます。

現在の会社に勤められなくなったら収入源が途絶えるし、今の会社以上に良い条件の別の会社に再就職(転職)する自信もあまり無いからです。

しかし、会社で反旗を翻せる人は、自分の仕事の能力・実績・人脈に自信があるので、いざとなったら今の会社をクビになってもどうにかなると考えていることが多いのです。

5-9. やりたいこと(やるべきこと)をやらないままでいて後悔することの方を恐れている

5-やりたいこと(やるべきこと)をやらないままでいて後悔することの方を恐れている

会社で反旗を翻す人の心理・特徴として、「やりたいこと(やるべきこと)をやらないままでいて後悔することの方を恐れている」ということを指摘できます。

会社で反旗を翻すかどうか迷っている時に多くの人は、「反旗を翻さない現状のままでいることの安心感・安定感」と「反旗を翻さずに理不尽や問題を放置したままにすることの後悔・悔しさ」を比較します。

会社で実際に反旗を翻して抗議したり反対したりできる人は、「やりたいこと+やるべきこと」をやらないままでいて後悔することの方を、「人生の損失(後で大きな後悔をすること)」だと捉えていることが多いのです。

6. 反旗を翻すの具体例・歴史的な事例

反旗を翻すの具体例・歴史的な事例

反旗を翻すの具体例・歴史的な事例には、どのようなものがあるのでしょうか?反旗を翻すの具体例や歴史的な事例について取り上げて紹介していきます。

6-1. 中大兄皇子・中臣鎌足が蘇我氏に反旗を翻した「乙巳の変(大化の改新)」

6-中大兄皇子・中臣鎌足が蘇我氏に反旗を翻した「乙巳の変(大化の改新)」

「反旗を翻す」の歴史的な事例として、中大兄皇子(なかのおおえのおうじ)・中臣鎌足(なかとみのかまたり)が蘇我氏に反旗を翻した「乙巳の変(大化の改新、645年)」を上げることができます。

乙巳の変はかつては大化の改新と呼ばれることが多かったのですが、蘇我入鹿を暗殺した宮廷クーデター自体は「乙巳の変」と呼ばれています。

聖徳太子の死後に、蘇我氏(蘇我馬子・蝦夷・入鹿)の権勢が絶頂に達して、蘇我氏の影響力は天皇家を凌ぐほどになります。

朝廷を蔑ろにする蘇我氏の専横は目に余るものになってきますが、蘇我氏は更に643年に聖徳太子の子である山背大兄王(やましろのおおえのおう)を攻めて斑鳩寺(いかるがでら)で自害させました。

中大兄皇子・中臣鎌足は蘇我入鹿(蘇我氏本家)に反旗を翻したことで、その後の一族の繁栄の基盤を築いた

中大兄皇子・中臣鎌足は蘇我入鹿(蘇我氏本家)に反旗を翻したことで、その後の一族の繁栄の基盤を築いた

聖徳太子の上宮王家を滅亡させた蘇我氏の横暴に憤っていた中臣鎌足は中大兄皇子と協力して、645年に行われた「三国の調の儀式(三韓(新羅・百済・高句麗)の使節を謁見する儀式)」の最中に躍り出て、臣下とも協力して時の最高権力者であった蘇我入鹿を刀や槍などで暗殺しました。

天皇と並び立つような権力を誇っていた蘇我氏に反旗を翻した中大兄皇子(後の天智天皇)と中臣鎌足(後の藤原鎌足)の「飛鳥時代の宮廷クーデター(乙巳の変)」によって蘇我氏は滅亡し、その後の「天智天皇・天武天皇の血統+藤原氏の血統」が栄えていく歴史的な起点となったのです。

6-2. 明智光秀が織田信長に反旗を翻した「本能寺の変」

6-明智光秀が織田信長に反旗を翻した「本能寺の変」

「反旗を翻す」のもっとも有名な歴史的事例として、信頼されていた家臣の明智光秀が、主君(お館様)の織田信長に反旗を翻して討ち取った「本能寺の変(1582年)」があります。

この本能寺の変によって、そのまま順調に進めば天下統一にまで進めていた可能性がある織田信長の天下布武・全国制覇の野望が潰えることになりました。

本能寺の変は結果として、関白太政大臣として朝廷と馴れ合う豊臣秀吉を台頭させ、戦国時代の終結を早めた側面もあります。

本能寺の変は「戦国時代最後の下克上」と呼ばれることもありますが、明智光秀がなぜそれまで従順に従っていた主君の織田信長に反旗を翻したのかの定説はありません。

明智光秀が織田信長に反旗を翻した理由についての仮説

明智光秀が織田信長に反旗を翻した理由についての仮説

明智光秀が織田信長に対して反旗を翻した理由の仮説としては、「他の家臣たちの前で信長から理不尽に罵倒されて暴行を受けるような屈辱的なパワハラがあった(以前から信長は光秀に対して暴虐に振る舞っていた)とする説」や「明智光秀は天皇家に忠誠を誓う尊皇主義者であり、天皇に取って代わろうとするほどの野心を持ち始めた専横な織田信長が許せなくなったとする説」などがあります。

また、明智光秀自身に織田家中でナンバー2の自覚や信長にいつか取って代わりたい野心があったが、羽柴秀吉・松平家康などに追い上げを受けて焦りが生じ早まったとする説も言われています。

6-3. 娘の大塚久美子が創業者の父・大塚勝久に反旗を翻した「大塚家具のお家騒動」

6-娘の大塚久美子が創業者の父・大塚勝久に反旗を翻した「大塚家具のお家騒動」

「反旗を翻す」の具体例・会社的な事例として、社長の地位をめぐって父親と娘が争い合った「大塚家具のお家騒動」の具体的な事例があります。

2015年に、現社長の大塚久美子氏は、創業者の父である大塚勝久氏から経営権を奪い取るために、反旗を翻して激しい「委任状争奪戦」を繰り広げました。

大塚家具の株式を大量保有する米ファンドの支援も受けた大塚久美子氏が委任状争奪戦に勝利して、「大塚家具の根本的な経営刷新・構造改革」に乗り出したのですが、娘の久美子氏が社長になってから大塚家具の業績も株価も右肩下がりになってしまいました。

父・勝久氏に反旗を翻した大塚久美子社長の「大塚家具の経営改革」が頓挫した理由は何か?

 父・勝久氏に反旗を翻した大塚久美子社長の「大塚家具の経営改革」が頓挫した理由は何か?

旧経営陣に反旗を翻した大塚久美子氏は、父の勝久氏が敷いた「手厚い接客に基づく高所得者向け・高級家具の販売路線」をやめて「中価格帯・低価格帯の家具を中心とした庶民向けの販売路線」にシフトしようとしました。

これからの時代は高級家具中心の企業では顧客が減ってやっていけない、IKEAやニトリのような庶民向けの安い価格帯の家具のほうが数が売れるという計算でしたが、実際には激しい市場競争に敗れて、余計にどっちつかずになった大塚家具の商品が売れなくなってしまったのです。

大塚家具は「高級家具を売ることのできる高所得者・富裕層の顧客基盤」が減って、「安い価格帯の家具を買ってくれる庶民的な顧客層」をIKEAやニトリから奪い取ることができなかったのです。

反旗を翻した久美子社長の新経営体制で大塚家具の業績は悪化し、他社の財政支援を受けないと自力再建が困難な状態にまでなってしまいました。

まとめ

「反旗を翻す」という言葉の意味・類語・使い方について徹底的に解説してきましたが、いかがだったでしょうか? 会社で反旗を翻す人の心理・特徴として、「会社で上司(上層部)から理不尽な仕打ち・差別待遇を受けている」や「仲間・同僚の苦境や屈辱に対する共感性が強い」などを指摘することができます。

「反旗を翻す」について詳しく調べたい時には、この記事を参考にしてみて下さい。

「反旗を翻す」とは、主君に背いて兵を起こすこと、上位者に対して反逆することを意味しています。

反旗を翻す人の心理や特徴には、どのようなものがあるのでしょうか? 「反旗を翻すの類語・使い方・例文」や「反旗を翻すの具体例・歴史的事例」についても紹介していきます。


反旗を翻すとは?

「反旗を翻す(はんきをひるがえす)」とは、「謀反(むほん)を起こすこと。主君に背いて反乱の兵を起こすこと」というのが元々の意味です。

そこから転じて、「上位者を裏切って反逆すること。自分よりも上の立場の人に逆らう行動を起こすこと」も意味するようになりました。

「反旗」は元々は「叛旗(はんき)」と書いていましたが、「叛」という漢字には「さからう・そむく」という意味があります。

「反旗(叛旗)」とは、謀反を起こす時に立てた旗(旗印・はたじるし)のことであり、反乱軍が反旗を翻しながら主君に立ち向かっていったことを示しています。

1-1. 反旗を翻す謀反・反乱と儒教道徳の正義:反旗を翻す側に正義があることもある

1-反旗を翻す謀反・反乱と儒教道徳の正義:反旗を翻す側に正義があることもある

反旗を翻す謀反の行為は、厳格な君臣秩序を説く儒教道徳においては大罪でした。

実際に、江戸時代以前の時代に主君に反旗を翻して反乱(謀反)を起こせば、その罪状は「死罪(死刑)」しかなく、近代以前において反旗を翻す行為は正に「命懸けの行為」だったのです。

儒教道徳あるいは封建主義の社会秩序においては、主君(上位者)の側に常に正義があるとしますが、現実には主君が悪政(暴政)を行って庶民を搾取・虐待して苦しめていたなどで、反旗を翻す側に正義があることも少なくありません。

また歴史上の出来事としては、反旗を翻した側が主君を討ち取ってしまう「下克上(げこくじょう)」も度々起こりました。

反旗を翻すの類語や言い換え

反旗を翻すの類語や言い換えには、どのようなものがあるのでしょうか?反旗を翻すの類語・言い換えについて紹介していきます。

2-1. 反抗する・反逆する

2-反抗する・反逆する

反旗を翻すの類語・言い換えとして、「反抗する・反逆する」があります。

反抗するとは、「相手に抵抗したり反対したりすること。

自分よりも上の立場の人に逆らうこと」の意味になります。

反逆するとは、「権威・権力・体制などに逆らうこと。

今まで従っていた相手に逆らうこと」の意味になります。

「反抗する」も「反逆する」も日常的によく目にする言葉ですが、いずれも「自分よりも上の権威・権力・体制などに逆らって従わない」というニュアンスがあります。

「反抗する・反逆する」の言葉を用いた例文としては、「中学生時代は先生に反抗してばかりだった彼は、何とか高校を卒業して調理師免許を取得し、今ではグルメサイトで高評価を受けるほどの創作料理の和食の職人になっている」や「権力や体制に反逆することのリスクはあるが、歴史の転換点では物理的・精神的に追い込まれた庶民たちが必死の思いで革命や反逆を実行してきたのである」などがあります。

2-2. 楯突く・盾突く(たてつく)

2-楯突く・盾突く(たてつく)

反旗を翻すの類語・言い換えとして、「楯突く・盾突く(たてつく)」があります。

楯突くの意味は、「力のある人や目上の人に従わずに反抗すること。

従わずに文句を言ったり口答えをしたりすること」になります。

「盾(楯)」は、敵の刀・槍などによる攻撃を防ぐ防具です。

盾突くという言葉の由来は、戦場で盾を地面に突き立てて、相手の攻撃を防いで抵抗することにあります。

「楯突く・盾突く」の言葉を用いた例文としては、「私は自分に楯突いてくるような生意気なその部下をどうしても好きになることができなかったが、部下の反論や提案の内容をよく検討してみると一理あるものも多かった」や「彼はワンマン社長に楯突いて反論したことで、営業本部長の職を解任されて報復人事で平社員に落とされたと言われている」などがあります。

2-3. 造反する(ぞうはんする)・造反の狼煙を上げる(ぞうはんののろしをあげる)

2-造反する(ぞうはんする)・造反の狼煙を上げる(ぞうはんののろしをあげる)

反旗を翻すの類語・言い換えとして、「造反する・造反の狼煙を上げる」があります。

造反するの意味は、「権力や体制に対して反抗すること。

組織の内部からそのあり方に対して抵抗したり反逆したりすること」になります。

造反の狼煙を上げるの意味は、「権力や体制に逆らって戦い始めることの合図を仲間に送ること。

反逆のきっかけを作ること。

上位者に逆らって今から謀反を起こすこと(戦いを仕掛けること)を宣言すること」になります。

「狼煙(のろし)」とは、「合図・警報のために高く上げる木を焚いた(あるいは火薬を爆発させた)煙」のことです。

「造反する・造反の狼煙を上げる」の言葉を用いた例文としては、「気心の知れた同期の仲間と結託して、どうしても許せない上司とその取り巻きに対して造反することにした」や「造反の狼煙を上げれば、志を同じくする仲間たちが各地から続々と集結することになるでしょう」などがあります。

2-4. 一揆を起こす(いっきをおこす)・蜂起する(ほうきする)

2-一揆を起こす(いっきをおこす)・蜂起する(ほうきする)

反旗を翻すの類語・言い換えとして、「一揆を起こす・蜂起する」があります。

一揆を起こすの意味は、「心と行動を一つにした集団が反抗すること。

原義はみんなで一致協力して行動すること。

困窮した農民が支配階層に対して反乱を起こすこと」になります。

蜂起するの意味は、「ハチが巣から一斉に飛び立つように、大勢の人が暴動や反乱などの暴力的抵抗の行動を起こすこと」になります。

蜂起するは近代以降の政治的・歴史的な文脈では、「武装蜂起する」と表記されることも多いです。

「一揆を起こす・蜂起する」の言葉を用いた例文としては、「中世・近世の封建主義の時代には、封建領主・大名から徹底的に搾取されて飢餓に陥った農民たちが一致団結して一揆を起こす事例が続発した」や「政治的に弾圧されて不満を溜め込んでいた労働者層・農民層・少数民族が、一斉に蜂起して政治体制を混乱に陥れることになった」などがあります。

2-5. 謀反を起こす(むほんをおこす)・クーデター

2-謀反を起こす(むほんをおこす)・クーデター

反旗を翻すの類語・言い換えとして、「謀反を起こす・クーデター」があります。

謀反を起こすの意味は、「主君(君主)に背いて家臣が反乱を起こすこと。

上位者に逆らって下位者が反逆を企てること」になります。

元はフランス語であるクーデターの意味は、「既存の支配勢力の一部が、非合法的な武力行使(奇襲攻撃)によって政権を奪取すること」や「非合法・暴力的な手段の行使によって起こされる反乱や政変」になります。

クーデターは飽くまで「現体制の支配層内部での武力による権力移動(主に軍部の反乱)」であり、政治体制・政治理念の根本的変革を目的とする「革命」とは別ものです。

「謀反を起こす・クーデター」の言葉を用いた例文としては、「謀反を起こせば報復措置を受ける恐れがあるが、このまま黙って屈辱的な扱いを我慢し続けることはもうできない」や「古代から中世に至る時代の政権交代は、645年に蘇我入鹿を暗殺した大化の改新(乙巳の変)をはじめ、暴力的な宮廷クーデターで行われることも多かったようだ」などがあります。

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この記事は2018年12月07日に更新されました。

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