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「カタルシス」の意味・類語・使い方・例文・心理的な観点

「カタルシス」の意味・類語・使い方・例文・心理的な観点 | SPITOPI

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「カタルシス」の意味・類語・使い方・例文・心理的な観点

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カタルシス(katharsis)とは、「感情の浄化・排泄」を意味するギリシア語です。

カタルシスには、「悲劇・芸術作品による感情の浄化」と「精神分析における治療的な感情の浄化」の二つの意味合いがあります。

「カタルシスの類語・対義語」や「カタルシス療法の心理的な効果」について解説していきます。

  • 「カタルシス」とは?
  • 「カタルシス」の類語
  • 「カタルシス」の対義語
  • 「カタルシス」の使い方
  • 「カタルシス」を使った会話形式の例文
  • カタルシス療法とは?
  • カタルシスの心理的な効果
  • まとめ

1. 「カタルシス」とは?

「カタルシス」とは?

カタルシス(katharsis)とは、「感情の浄化・純化・排泄」を意味するギリシア語ですが、古代ギリシアの哲学者アリストテレス(紀元前384年〜322年)が「詩学 第6章」で悲劇のカタルシス機能について論じたことで有名になった概念です。

アリストテレスは悲劇の機能について、「観客に憐憫(れんびん)と恐怖とを引き起こして、この種の感情のカタルシスを達成することにある」と書き残していますが、この悲劇・芸術作品によるカタルシスというのは「感情の高揚・爆発の後の爽快感を伴う純化」であると考えられています。

古代ギリシアでは悲劇・芸術作品を観賞することによって、人間の魂が浄化されるとか、悲劇に感動することで抑圧されていた感情が高揚して浄化されるとかいうように考えられていました。

医術においては体内の不純物を排泄・瀉泄 (しゃせつ) する手段をカタルシスと呼びました。

1-1. 精神医学やS. フロイトの精神分析におけるカタルシス

1-精神医学やS. フロイトの精神分析におけるカタルシス

精神医学の分野やS. フロイトが創始した精神分析の分野では、抑圧された感情・欲求を解放してリラックスする心的現象のことを「カタルシス(感情浄化)」と呼んでいます。

精神分析は初期には「談話療法(トークセラピー)・心の煙突掃除」と呼ばれることもありましたが、人に自分のありのままの気持ちや考えを話すことによって「カタルシス効果(感情浄化の効果)」を得ることができるのです。

1-2. カタルシスとは「代償行為による代理的満足」や「治療的な除反応」である

1-カタルシスとは「代償行為による代理的満足」や「治療的な除反応」である

無意識領域に抑圧されている人に知られたくない感情・欲求について言語化することで、緊張や不安が緩和して気持ちがスッキリとするカタルシス(感情浄化)が起こるのです。

精神分析では自分のありのままの感情を言葉にすることで、精神的な苦痛・症状が和らぐということから、カタルシスは「代償行為による代理的満足」という意味で用いられることもあります。

カタルシスには神経症の症状を取り除く効果も期待できることから、「除反応(じょはんのう)」とも呼ばれます。

2. 「カタルシス」の類語

「カタルシス」の類語

カタルシスの類語には、以下のようなものがあります。

カタルシスと似た意味を持つ類語について紹介していきます。

2-1. 「心が洗われる・心が綺麗になる」

2-「心が洗われる・心が綺麗になる」

カタルシスの類語として、「心が洗われる・心が綺麗になる」があります。

古代ギリシアの哲学者プラトンは、カタルシスを哲学と叡智によって魂が浄化されるという意味合いで用いましたが、カタルシスには「汚れていた心+疲れきっていた心」が洗われて綺麗になるというイメージが反映されています。

抑圧した感情や欲望によって穢れていた心(精神)が、ありのままの感情を語るカタルシスによって清らかな状態になるという意味から、カタルシスに似た意味を持つ類語として「心が洗われる・心が綺麗になる」を上げることができます。

実際、カウンセリングなどでカタルシス(感情浄化)を実感できた時には、まるで心が綺麗になったような感覚を味わうことができるのです。

2-2. 「心が癒される・気持ちが救われる」

2-「心が癒される・気持ちが救われる」

カタルシスの類語として、「心が癒される・気持ちが救われる」があります。

カタルシスとは自分の内面に鬱積していた感情や欲望を解放することによって、張り詰めていた心の緊張が和らいで癒しを得られることを意味しています。

そのことから、カタルシスに似た意味を持つ類語として、「心が癒される」や「気持ちが救われる」を上げることができるのです。

無意識に抑圧していた感情を浄化するカタルシス効果を得ることができれば、正に「気持ちが救われる」といった心地よい感覚を実感することができるでしょう。

2-3. 「排泄する・瀉泄 (しゃせつ) する」

2-「排泄する・瀉泄 (しゃせつ) する」

カタルシスの類語として、「排泄する・瀉泄 (しゃせつ) する」があります。

古代ギリシアではカタルシスはヒポクラテスなどの医術用語としても使われていて、「体内に鬱積した有害物質を排泄すること」や「体内で澱んだり濁ったりした血液(病気の原因)を瀉血(しゃけつ)すること」の意味合いがありました。

そのため、カタルシスと似た意味を持つ類語として、「排泄する・瀉泄する・瀉血する」を上げることができるのです。

自分の内部に溜まっている有害物質や濁っている血液を外部に排泄する(瀉泄する)ことで健康になれるというニュアンスは、精神的なカタルシスにも共通するものになっています。

3. 「カタルシス」の対義語

「カタルシス」の対義語

カタルシスの対義語には、以下のようなものがあります。

カタルシスと反対の意味を持つ対義語について紹介していきます。

3-1. 「感情を抑圧する・欲求を押さえ込む」

3-「感情を抑圧する・欲求を押さえ込む」

「カタルシス」の対義語として、「感情を抑圧する・欲求を押さえ込む」があります。

カタルシスとは、無意識領域に抑圧していた感情・欲求(願望)を言葉にして表現することで解放してあげることですが、それとは反対の意味を持つ対義語として「感情を抑圧する」や「欲求を押さえ込む」があります。

周囲に遠慮したり、自分の感情・欲求は社会に受け入れてもらえないと思い込むことによって、人は「感情を抑圧する」といったつらい状態に追い込まれやすくなります。

S. フロイトが考案した精神分析では、各種の精神疾患の原因は「感情・欲求の過剰な抑圧」にあると考えました。

「感情を抑圧する・欲求を押さえ込む」というのは精神の健康(メンタルヘルス)を悪化させる行為であり、ありのままの感情を言語化して精神状態を改善していく「カタルシス」とは反対の行為なのです。

3-2. 「ストレスを溜め込む・不満を蓄積する」

3-「ストレスを溜め込む・不満を蓄積する」

「カタルシス」の対義語として、「ストレスを溜め込む・不満を蓄積する」があります。

カタルシスは自分自身で抑圧していた感情・欲求(願望)を言葉にして吐き出すことで、ストレスを軽減する心的現象です。

そのカタルシス(感情浄化)と正反対の意味合いを持つ対義語が「ストレスを溜め込む」になります。

自分の気持ちや欲求に正直になることができず、他人に遠慮・配慮をして縮こまりながら生きている時に、人は「ストレスを溜め込む」という状態になりやすいのです。

「ストレスを溜め込む」とほぼ同じ意味合いを持つカタルシスの対義語として、「不満を蓄積する」や「ネガティブな感情が鬱積する」という言葉があります。

相手に対して言いたいことが言えない状況、自分の欲求・願望の充足をずっと我慢している状態になると、人は「ストレスを溜め込む」や「不満を蓄積する」「ネガティブな感情が鬱積する」というカタルシス(感情浄化)とは反対の状態になりやすいのです。

3-3. 「自分を偽る・ありのままの感情から目を背ける」

3-「自分を偽る・ありのままの感情から目を背ける」

「カタルシス」の対義語として、「自分を偽る・ありのままの感情から目を背ける」があります。

カタルシスは自分の本当の気持ち・欲求を解放することによって得られる感情の浄化ですが、それとは正反対の対義語として「自分を偽る」があります。

人は相手に心配をかけないために、無理のある演技をしてまで「自分を偽る」ことがありますが、この自分を偽る行動はカタルシス(感情浄化)とは対極にある行動なのです。

カタルシスの対義語として、「自分を偽る」とほぼ同じ意味になる「ありのままの感情から目を背ける」もあります。

カタルシスは自分のありのままの感情を直視することによって心理状態を改善することですが、それとは正反対の対義語として「ありのままの感情から目を背ける」を考えることができます。

「ありのままの感情から目を背ける」という選択をした時に、人間のメンタルヘルスは悪化して各種の心身症状が起こりやすくなるのです。

4. 「カタルシス」の使い方

「カタルシス」の使い方

カタルシスの使い方は、大きく「悲劇(演劇)・映画・小説・漫画などの作品に触れることによる感情の浄化」と「精神医学・精神分析の心理療法(カウンセリング)の結果として得られる感情の浄化」の二つに分けられます。

カタルシスを使う時には、何らかの創作作品に触れて感動したり興奮したりして気分がスッキリしたという意味合いで使うことがあります。

もう一つのカタルシスの使い方としては、精神医学の心理療法や精神分析療法、カウンセリングなどを受けた時に、自分が内面に抑圧していた感情・欲求・記憶について話すことによって気分がスッキリとして症状が改善したという意味合いで使います。

この場合のカタルシスの使い方には、「代償行為によって満足する」や「自分の内面の感情を思いっきり吐き出すことで精神の安定を保つ」といったニュアンスが出てきます。

5. 「カタルシス」を使った会話形式の例文

「カタルシス」を使った会話形式の例文

「カタルシス」という言葉を使った会話形式の例文には、以下のようなものがあります。

5-1. カタルシスを使った例文1

5-カタルシスを使った例文1

A「今日見た演劇は素晴らしい作品で、人間の持つ原罪のような悲しい欲望を上手く表現していたね。

観賞しているうちに自分の中で感情が自然と高ぶってきてしまった」

B「悲劇的な作品で結末は主人公が幸福になるわけではないのだけれど、見ているうちに自分の持っている欲望の罪深さに気づかされて、カタルシスを感じてしまった」

A「古代ギリシアでアリストテレスが「詩篇」で論じていたカタルシスというのが、正に今日感じた感情の浄化の感覚に近いのかもしれないね」

B「アリストレス自身は「悲劇の機能は観客に憐憫(れんびん)と恐怖とを引き起こして、この種の感情のカタルシスを達成することにある」と述べていたけど、僕もこの悲劇を観賞しながらある種の恐怖と感動を感じてしまった。

興奮した後の解放感がカタルシスの最大の魅力だと思う」

5-2. カタルシスを使った例文2

5-カタルシスを使った例文2

A「精神的に苦しくて頭がおかしくなりそうな時は、自分で自分のありのままの感情や欲求を押さえ込んでいることがやっぱり多い」

B「ジークムント・フロイトが考案した精神分析の初期には、自分のありのままの感情や願望を言葉にするカタルシス効果が重視されていたというけど、日常的な友人との会話でもカタルシスによる精神浄化の効果は感じることができるよね」

A「現代ではうつ病をはじめとしたメンタルヘルスの問題が色々と取り上げられているけど、現代人の精神が悪化しやすい原因の一つもカタルシスを得られるような率直な会話の機会が減ったことにあるのかもしれない」

家族や親しい友人でも、カタルシス効果を得られるような本音の腹を割った話し合いはしづらくなってきている。

B「僕たちも付き合いが長いけど、お互いの仕事が忙しくなって、昔のように何でも語り合うような時間を取りづらくなっているからね。

精神が浄化されるカタルシスを得られるようなコミュニケーションをするためにも、自分だけではなく相手にも一定の気持ちと時間の余裕がなければ難しいと思う。

現代人はみんながカタルシスを得る暇もないほどに忙しくなりすぎた結果、メンタルヘルスを壊しやすい風潮が生まれているのだろう」

6. カタルシス療法とは?

カタルシス療法とは?

「カタルシス療法」というのは、S. フロイトが創始した精神分析や精神医学の心理療法(精神療法)、臨床心理学のカウンセリングなどで応用されている心理治療の技法の一つです。

特に精神分析では、自分では思い出すことのできない無意識領域に抑圧された強い感情・欲求を表現する技法として重視されています。

無意識に抑圧した感情・欲求を伴う記憶を言語化して語ることによって、自分で自分を苦しめていた各種の心身症状が改善しやすくなるのです。

6-1. カタルシス療法では、「自由連想法」と「共感的な理解+無条件の受容」で改善効果が高まる

6-カタルシス療法では、「自由連想法」と「共感的な理解+無条件の受容」で改善効果が高まる

カタルシス療法では、「自由連想法」と「カタルシス効果」の相乗作用が期待されていることが多く、「道徳的・常識的な制限なし」で何でも自由に語ってもらうことで意図的にカタルシス(感情発散による精神の浄化)へと誘導していくのです。

精神医学の心理療法(精神療法)や臨床心理学のカウンセリングにおいても、共感的な理解や無条件の受容・尊重を前提にして、クライアント(患者)に話したいことを何でも自由に話してもらうことによって、鬱屈した感情を浄化するカタルシス効果を得ようとすることは多いのです。

7. カタルシスの心理的な効果

カタルシスの心理的な効果

カタルシスの心理的な効果には、どのようなものがあるのでしょうか?カタルシスの心理的な効果について説明していきます。

7-1. 心理的な不安・緊張・怒りが緩和される

7-心理的な不安・緊張・怒りが緩和される

カタルシスの心理的な効果として、「心理的な不安・緊張・怒りが緩和される」ということがあります。

自分の内面に鬱屈していた強い感情や欲求を言葉にして発散することで、その感情・欲求を押さえつけていた緊張(テンション)が一気に解放されることになります。

その結果、感情・欲求の過剰抑圧によって生じやすい心理的な症状である「不安感・緊張感・怒り・イライラ」などが和らいでいきやすいのです。

カタルシスは「自分が認めたくない感情+受け入れがたい欲求(反社会的な欲求)」などを言葉・行動によって表現することで、緊張感が解放されて「不安感・怒り・イライラ・強迫観念」などの精神症状の改善効果を発揮することができるのです。

7-2. 原因不明だった神経症的な身体症状(自律神経症状)が改善する

7-原因不明だった神経症的な身体症状(自律神経症状)が改善する

「原因不明だった神経症的な身体症状(自律神経症状)が改善する」ということが、カタルシスの心理的な効果の一つです。

無意識領域に抑圧されていた強烈な感情・欲求を伴う記憶を言語化するカタルシス効果によって、原因が分からなかった様々な身体症状を改善することができます。

それらの精神的原因による身体症状は「気分が悪くなる・めまいや吐き気がする・大量に発汗する・息苦しさを感じる・動悸でドキドキする・パニック発作を起こす」といった自律神経失調症にも似た苦痛な症状であることが多いのです。

カタルシスの心理的効果は古典的な神経症の心身症状を改善する

カタルシスの心理的効果は古典的な神経症の心身症状を改善する

精神分析の対象として問題にされていた古典的な神経症とは、「精神的原因による身体症状・精神症状の総称」でした。

神経症の心身症状には「声が出なくなる・歩けなくなる・手足が痙攣(けいれん)する・目が見えなくなる・強迫行動に苦しめられる・パニックになって意識を失う」などの様々な症状がありましたが、無意識の欲求を言語化して解放するカタルシスの心理的効果を得ることによって、それらの心身症状が急速に消失することが多かったのです。

7-3. 抑圧していた自分の本当の感情・欲求・記憶に気づくことができる

7-抑圧していた自分の本当の感情・欲求・記憶に気づくことができる

カタルシスの心理的な効果として、「抑圧していた自分の本当の感情・欲求・記憶に気づくことができる」ということが上げられます。

カタルシスとは、自分自身でも気づかないようにしていた欲求・願望・感情に気づかせてくれる心的現象です。

カタルシスの体験は、自分で受け入れたくないと思っていた「無意識領域に抑圧した感情・欲求・記憶」に改めて向き合う体験でもあり、カタルシス効果を経験することによって「(都合の悪い部分を抑圧していた)偽りの自分」から脱却することができるのです。

カタルシスの心理的効果で「偽りの自分」を抜け出して「本物の自分」で生きられる

カタルシスの心理的効果で「偽りの自分」を抜け出して「本物の自分」で生きられる

カタルシスの心理的効果として重要なのは、「偽りの自分」から解放されて「真実の自分(ありのままの自分)」と向き合うことができるということなのです。

「無意識の言語化・意識化」によって社会的・道徳的に認められないような欲求・願望を自分が持っていたということに気づくことができれば、カタルシス効果によって「本当のありのままの自分」で今後の人生を率直に生きることができるようになります。

自分の気持ちや記憶に嘘をつかずに生きられるメリットは非常に大きいのです。

まとめ

カタルシス(katharsis)という言葉の意味・使い方について徹底的に解説してきましたが、いかがだったでしょうか? カタルシス(感情浄化)には、「悲劇・芸術作品を観賞することによって感情が興奮してその後に爽快感・解放感が得られる」や「無意識領域に抑圧していた感情・欲求を言語化することによって浄化する」という意味があります。

「カタルシス療法とは何か?」や「カタルシスの心理的な効果」も詳しく解説していますので、「カタルシス」という言葉について詳しく調べたい時はこの記事を参考にして下さい。

カタルシス(katharsis)とは、「感情の浄化・排泄」を意味するギリシア語です。

カタルシスには、「悲劇・芸術作品による感情の浄化」と「精神分析における治療的な感情の浄化」の二つの意味合いがあります。

「カタルシスの類語・対義語」や「カタルシス療法の心理的な効果」について解説していきます。


「カタルシス」とは?

カタルシス(katharsis)とは、「感情の浄化・純化・排泄」を意味するギリシア語ですが、古代ギリシアの哲学者アリストテレス(紀元前384年〜322年)が「詩学 第6章」で悲劇のカタルシス機能について論じたことで有名になった概念です。

アリストテレスは悲劇の機能について、「観客に憐憫(れんびん)と恐怖とを引き起こして、この種の感情のカタルシスを達成することにある」と書き残していますが、この悲劇・芸術作品によるカタルシスというのは「感情の高揚・爆発の後の爽快感を伴う純化」であると考えられています。

古代ギリシアでは悲劇・芸術作品を観賞することによって、人間の魂が浄化されるとか、悲劇に感動することで抑圧されていた感情が高揚して浄化されるとかいうように考えられていました。

医術においては体内の不純物を排泄・瀉泄 (しゃせつ) する手段をカタルシスと呼びました。

1-1. 精神医学やS. フロイトの精神分析におけるカタルシス

1-精神医学やS. フロイトの精神分析におけるカタルシス

精神医学の分野やS. フロイトが創始した精神分析の分野では、抑圧された感情・欲求を解放してリラックスする心的現象のことを「カタルシス(感情浄化)」と呼んでいます。

精神分析は初期には「談話療法(トークセラピー)・心の煙突掃除」と呼ばれることもありましたが、人に自分のありのままの気持ちや考えを話すことによって「カタルシス効果(感情浄化の効果)」を得ることができるのです。

1-2. カタルシスとは「代償行為による代理的満足」や「治療的な除反応」である

1-カタルシスとは「代償行為による代理的満足」や「治療的な除反応」である

無意識領域に抑圧されている人に知られたくない感情・欲求について言語化することで、緊張や不安が緩和して気持ちがスッキリとするカタルシス(感情浄化)が起こるのです。

精神分析では自分のありのままの感情を言葉にすることで、精神的な苦痛・症状が和らぐということから、カタルシスは「代償行為による代理的満足」という意味で用いられることもあります。

カタルシスには神経症の症状を取り除く効果も期待できることから、「除反応(じょはんのう)」とも呼ばれます。

「カタルシス」の類語

カタルシスの類語には、以下のようなものがあります。

カタルシスと似た意味を持つ類語について紹介していきます。

2-1. 「心が洗われる・心が綺麗になる」

2-「心が洗われる・心が綺麗になる」

カタルシスの類語として、「心が洗われる・心が綺麗になる」があります。

古代ギリシアの哲学者プラトンは、カタルシスを哲学と叡智によって魂が浄化されるという意味合いで用いましたが、カタルシスには「汚れていた心+疲れきっていた心」が洗われて綺麗になるというイメージが反映されています。

抑圧した感情や欲望によって穢れていた心(精神)が、ありのままの感情を語るカタルシスによって清らかな状態になるという意味から、カタルシスに似た意味を持つ類語として「心が洗われる・心が綺麗になる」を上げることができます。

実際、カウンセリングなどでカタルシス(感情浄化)を実感できた時には、まるで心が綺麗になったような感覚を味わうことができるのです。

2-2. 「心が癒される・気持ちが救われる」

2-「心が癒される・気持ちが救われる」

カタルシスの類語として、「心が癒される・気持ちが救われる」があります。

カタルシスとは自分の内面に鬱積していた感情や欲望を解放することによって、張り詰めていた心の緊張が和らいで癒しを得られることを意味しています。

そのことから、カタルシスに似た意味を持つ類語として、「心が癒される」や「気持ちが救われる」を上げることができるのです。

無意識に抑圧していた感情を浄化するカタルシス効果を得ることができれば、正に「気持ちが救われる」といった心地よい感覚を実感することができるでしょう。

2-3. 「排泄する・瀉泄 (しゃせつ) する」

2-「排泄する・瀉泄 (しゃせつ) する」

カタルシスの類語として、「排泄する・瀉泄 (しゃせつ) する」があります。

古代ギリシアではカタルシスはヒポクラテスなどの医術用語としても使われていて、「体内に鬱積した有害物質を排泄すること」や「体内で澱んだり濁ったりした血液(病気の原因)を瀉血(しゃけつ)すること」の意味合いがありました。

そのため、カタルシスと似た意味を持つ類語として、「排泄する・瀉泄する・瀉血する」を上げることができるのです。

自分の内部に溜まっている有害物質や濁っている血液を外部に排泄する(瀉泄する)ことで健康になれるというニュアンスは、精神的なカタルシスにも共通するものになっています。

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この記事は2018年12月07日に更新されました。

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