腰が重い性格の人の心理・特徴・メリット・改善するコツ | SPITOPI

あなたの周りにもいませんか?

何かと行動を移すまでに、時間がかかったり、なかなか行動に移せない人。

こういったタイプの人の事を腰が重いというのですが、腰が重いとどんな風に生活に影響を与えてしまうのでしょう? 今回は、そんな腰が重い人の心理について分析していきながら、腰が重いメリットや改善するコツについて紹介していきます。

1. 腰が重い性格の人とは?

腰が重い人の性格で多いのが、体よりも脳がどんどん先に働いてしまう点です。

何かアクションを起こす前に、「もしここで行動を起こしてしまうと、後でこうなるのではないか?」といった予測が頭の中をぐるぐると回っていくので、行動に移すまでにどうしても時間がかかったり行動を移すのに用心深くなってしまうのです。

2. 腰が重い性格の人の心理

2-1. 腰が重いのは過去の苦い経験から

腰が重い性格の人心理としては、過去に何かアクションを起こして大失敗してしまった経験が大きく影響しているようです。

それで何かアクションを起こしてしまうと、大きなリスクが伴うといったマイナス思考が働いて、どうしても腰が重くなってしまうのです。

過去の失敗経験と全く同じシチュエーションが起きるとは限らないのに、ついつい臆病な性格になっていったのでしょう。

過去の苦い経験を乗り越えるためにも、重い腰を起こして新しい世界を切り開いていって下さいね。

2-2. 安定を好み変化を嫌う

腰が重い性格の人の特徴としては、安定を好み変化を嫌う事です。

だから波乱万丈の恋多き人生を送るよりは、お見合いでもして安定した生活を送る人生を好む傾向が強いです。

無理をして事業を起こしてビッグチャンスを掴もうとはせずに、公務員やサラリーマンとしてコツコツと働いてマイホームを建てて静かに暮らす人生を送るパターンが多いようです。

これは価値観によるものが大きいので、一概には腰が重い性格の人の人生があまり良くないとはいえませんが、それでも時にはアクションを起こして運気を向上させるようなパッションって必要みたいです。

2-3. 好奇心旺盛でない

腰が重い人の多くは、あまり好奇心旺盛ではありません。

それで特に行きたい場所や食べたい物、出会いたい人といった好奇心がないので、家にこもりがちになってしまうのです。

好奇心が旺盛な人は、常に休みの日でも行きたい場所や食べたい物、出会いたい人を求めて休みの日でもあちこちに出かけていきながら、新しい物をどんどん吸収していきます。

経験値の高さから、さらに会話も魅力的になって、恋愛上手になっていくのです。

腰が重い人は好奇心旺盛でないので、恋愛に関しても人を好きだと感じる回数も少なくなってしまいがちです。

2-4. 自分では極力動きたくない

腰が重い人の心理としては、子供の頃に何でも親や兄弟が面倒な事をやってくれたから、大人になってからも自分では一切動かずに他人に依存している場合が多いようです。

例えば、いつも親や兄弟が車を運転してドライブやレジャー、買い物に連れていってくれたから、その居心地がよい生活がそのまま大人になってからも染み付いてしまって、自分では極力動きたくないといった心理が働くようです。

3. 腰が重い性格の人の特徴

3-1. 用心深い性格

腰が重い性格の人の特徴として考えられるのが、大変用心深いという点です。

何か行動を起こす前に、どうしても「このまま即座に行動に移しても大丈夫だろうか?」といった気持ちが働いてしまうので、腰が重くなって結局は行動するのに時間がかかってしまった、もしくは行動に移せなかったといった方が多いのです。

感情のまま欲望のままに行動を起こしていくと、後で失敗した場合のリスクが大きいので、用心深い事は良い事なのですが、用心深さもケース×バイ×ケースなので、時と場合によっては迅速に行動に移した方が良い場合もあります。

3-2. 他力本願思考

腰が重い性格の人で多いのが、他力本願思考です。

「自分があえて率先してやらなくても、誰かがきっと自分の代わりに動いてくれるだろう」といった気持ちから、極力自分のエネルギーを使わないようにとケチってしまうのです。

例としてあげると、自分は車を所持せずに、いつも「どこかに自分をあちこちドライブや旅行に連れていってくれる素敵な彼氏がいないかな?」なんて願っているタイプです。

もしも本当に訪れてみたい場所があるのであれば、自分で車を所持したり、交通機関を使ってでも行ってみるべきなのですが、絶対に自分では行動に移さずに、常に誰か代わりに自分の願望を叶えてくれる人ヲ探しているのです。

それが若くてきれいなうちは成功するかもしれませんが、歳を取ってきて誰も振り向いてくれなくなった時には、とても悲しいものです。

成長するに従って、早く他力本願から抜け出して、自分の力で広い世界へと羽ばたけるように努力して下さい。

3-3. 家にひきこもりがち

腰が重い人の特徴として多いのが、家にひきこもっている事です。

現代では、インターネットの普及によって、家にいながらパソコンやスマホで簡単に資格取得の勉強やネットショッピング、映画や音楽の動画の閲覧ができるので、あえて自分の足で動く必要がなくなってきました。

おいしい物を食べたいと思った場合でも、外に出てあちこちの店で名産物を買って揃えなくても、家にいながらネットショッピングで簡単にお取り寄せができる時代なのです。

そのあまりにも便利な環境に慣れすぎてしまって、あえて雨が降ったり、雪が積もっている、暑いさなかに外出する必要はないといった価値観が構築されていってしまったのです。

それが習慣化していくに連れて、ちょっとした事でも全てインターネットのサービスで解決しようと考えるので、さらにひきこもりがちになっていくのです。

3-4. 面倒くさがり屋

腰が重い性格の人で多いのが、面倒くさがり屋なタイプです。

現代ではインターネットのサービスやAI、IOT化の普及によって家でパソコンやスマホ、電化製品を上手に使いこなしていくだけで、パソコンやスマホのキーボードを操作したり、電化製品のリモコンのボタンを押すだけで、自分は動かなくても快適に過ごす事ができます。

最近では、アウトソーシングといった在宅ワークの普及によって、仕事まで在宅でパソコンで済ませている人も増えてきているので、さらに外に出て動かなくても、家の中にいながら収入を得る事も可能な時代になってきているのです。

そうなってくると、外に出ていろいろな人の波にもまれながら働くのも面倒臭いと思って、家にいながら仕事も買い物も娯楽も済ませていくようになるので、さらに腰は重くなっていきます。

3-5. 臆病な性格

腰が重い人の性格でよくありがちなのが、臆病な人です。

知らない人と話をするのが苦手、見知らぬ人と接するのが怖いといった心理から、どうしても家にこもりがちになったり、新しい環境に馴染めないといった方が多いようです。

それで自然と出かける前に、腰が重くなり、家でテレビを観たり、パソコンやスマホを閲覧して満足するといった生活の繰り返しになってしまうのです。

3-6. 出不精

腰が重い人の性格で多いのが、出不精な人です。

基本的によそ行きの服に着替えて外出するのが面倒、車の運転をするのが面倒といった理由から、自然と出無精になってしまいます。

腰が重いから、家にいるのが一番落ち着くのです。

だからといって、家の中がきれいに整っていて快適という訳でもないようなので、早く面倒臭がりな性格を改善できるように努力が必要です。

4. 腰が重い性格のデメリット

4-1. 出会いが少なくなる

腰が重いとどうしても家にこもりがちになってくるので、出会いの数は必然的に少なくなってきます。

最近では、適齢期を過ぎても恋人がいない、結婚しないといった人が増えてきているようですが、それらの人々の多くは腰が重くなかなか行動に移せないといったタイプが多いようです。

恋愛上手な人は、「この人いいな」と思ったら、即行動に移すタイプが多いので、付き合うといった状態へと発展しやすいのです。

腰が重いとどうしても好きな気持ちがあっても、気持ちばかりが膨らんで行動に移すのが怖い、もしくはどのようにアプローチしていいのかわからないといった気持ちが先走ってしまうので、好きだけで終わって、付き合う過程までたどり着けなくなるのです。

特に恋愛は、一目惚れや恋に落ちるといった言葉があるように、直感で感じて動かないといけないケースが多いので、あれこれ迷ったり考えたりしているとせっかくの恋のチャンスも逃してしまうのです。

4-2. 退屈な日々を送るようになる

腰が重いと何か新しい事にチャレンジするといった機会は自然と減ってきます。

それによって毎日刺激のない日々を過ごす結果になってしまうので、退屈な日々を送るようになってしまうのです。

刺激は本や映画で満喫すればいいと考えている人も多いようですが、視覚と聴覚だけで体験する事と、実際に体を動かして視覚や聴覚だけでなく、臭覚や触覚、味覚で味わって体験する事に比べると、リアリティが薄いです。

それで自然と何年もワンパターンな代わり映えのしない生活を送る事になってしまうのです。

人生は一度きりなので、様々な経験をしながら世界を広げていく事もあなたのためになるので、時には重い腰を上げて新しい世界へと羽ばたいていって下さい。

4-3. チャンスが少なくなる

腰が重く、どうしても人と会う機会や外に出歩く機会が少ない人は、チャンスが訪れる回数も減ってきます。

夢にも思わないようなチャンスは、外に出てどこに転がっているかわからないので、常にアンテナを広げながらそういったビッグチャンスを掴んでいく直感を養うためにも、外出する機会を増やしましょう。

外出といっても、ただ外に出てスーパーやコンビニに買い物に行く回数ではなく、何か特別な行動をする機会を増やす事です。

何か体験する、会議やセミナーに参加する、いろいろな人と交流してみるといった機会を作る事によって、チャンスに遭遇する回数も自然と増えていきます。

これはチャンスなのか、それともそうでないのか?といった臭覚を鍛える訓練にもなるので、重い腰を上げて新しい世界へと旅立っていって下さい。

5. 腰が重い性格を改善するコツ

5-1. フットワークを軽くするためには運動する習慣が大事

いつも何か行動を起こす前に腰が重い性格を改善するためには、フットワークを軽くする事がポイントです。

心と体は密接につながっているので、運動して常に体が動きやすいコンディションへと整えていくだけで反射神経が鍛えられ、何かアクションを起こさないといけない場面に遭遇したら自然と動けるようになります。

腰が重い性格は、そのまま悪化していくと、鬱状態を招くリスクも潜んでいるので注意が必要です。

何もやる気が起きない、行動に移せないと悩んでいるのであれば、まずはフットワークを軽くする訓練を積みましょう。

反射神経を鍛える運動をすると、よりフットワークが軽くなるようです。

運動もダンスやフィットネスといった風に、負担なく楽しみながら取り組める運動もたくさんあるので、楽しいと思える運動をライススタイルの中に上手に盛り込んでいって下さいね。

5-2. やりたい事を紙に書いて実行に移す訓練をする

腰が重い人の特徴として、やりたい事がないわけでもないようです。

ただ願望があっても、行動に移さないだけなので、まずはやりたい事を紙に書いて実行に移す訓練をすると良いでしょう。

例えば、英語をマスターして海外旅行に行って実際に活用してみる、料理教室に通って料理の資格を取る、仕事のためにスキルアップするために習い事を始めるといった風に、明確な目的とその目的を果たすために必要なアクションを一つずつ紙に記していって、もしもそれを実行に移す事ができた場合には、線で消していくのです。

最初は、そんなにハードルの高いものでなくてもOKです。

簡単なものとしては、新しく隣町においしいと評判のレストランができたから、自分だけで訪れてみるといった事でもかまいません。

このやりたい事を紙に記して一つずつ達成していく事によって、自然と成功体験や経験値を増やす事ができるようになるので、自分の力でスキルアップしながら環境をバージョンアップしていく事ができるようになります。

5-3. 起こすべき行動を細分化する

どうしてもやり遂げないといけない事があって腰が重い場合には、起こすべき行動を細分化してみると良いでしょう。

例えば、広い庭の草むしりをやらないといけない場合に、一揆に行うのは大変な作業です。

負担かけずにやりとげるためには、1日バケツ1杯分の草を取るといった風に、毎日コツコツとこなしていくようにすると、自然と達成していたという成功体験をゲットできます。

腰が重い原因としては、最初から無理、達成するのが厳しいといった状況に陥っている場合が多いので、一揆に解決しようとせずに、コツコツと積み重ねていってやり遂げる習慣を身につけるのがコツです。

まとめ

今回は、腰が重い人の心理について分析していきながら、腰が重いメリットや改善するコツについてレクチャーしていきました。

腰が重いのも安泰した日々を過ごす事ができるかもしれませんが、その分退屈な人生を送る事にもなるので、気持ちを一変して時には重い腰を上げて冒険心を養ってみて下さいね。