「友達がいない人」には、なぜ友達がいないのでしょうか?友達がいない人にも「嫌われていて友達がいない人」と「嫌われていないのに友達がいない人」がいますが、それぞれの原因・特徴を解説していきます。
「友達がいない孤独に耐えるコツ」も紹介しています。
- 友達がいない人とは?
- 嫌われていないのに友達がいない人の原因
- 友達がいない(嫌われる)人の特徴
- 嫌われること以外で友達がいない主婦や社会人の特徴
- 嫌われること以外で友達がいない大学生の特徴
- 友達がいない孤独に耐えるコツ
- まとめ
1. 友達がいない人とは?
学校・職場・地域・ママ友の関係などで、「友達がいない人」が増えているといいます。
「友達はできるだけ多いほうがいい」という一般的な価値観がある一方で、「友達は信頼できる親しい人が数人だけいればいい」や「友達が一人もいなくても自分で楽しめることや人生の目的があるならいい」という価値観があります。
問題になるのは「友達が欲しいと思っているのに友達がいない人」であり、「友達に好かれたいと思っているのに嫌われてしまう人」ということになります。
1-1. 同じ友達がいない人でも様々な心理・状況の違いがある
同じ友達がいないという人であっても、「嫌われていて友達がいない人」と「嫌われていないのに友達がいない人」では心理状態や人間関係のシチュエーションが全く変わってきます。
また同じ友達がいない人でも、「友達を作ろうと思えば作れそうな人(友達を作ろうと思えば作れるが敢えて作りたいとは思わない人)」と「孤独に悩んでいて友達を作りたいのに友達が作れない人」では全くメンタルヘルスの状態が変わってきてしまいます。
学校・職場などのコミュニティー内部で友達を作りたいのか、それ以外のフリーな場所で友達を作りたいのかでも方法・コツが変わってきます。
2. 嫌われていないのに友達がいない人の原因
嫌われていないのに友達がいない人の原因は何なのでしょうか?嫌われていないのに友達がいない人の原因について考えていきます。
2-1. 相手にとって好きでも嫌いでもない普通の人の位置づけに留まっている
嫌われていないのに友達がいない人の原因として、「相手にとって好きでも嫌いでもない普通の人の位置づけに留まっている」ということを指摘できます。
嫌われているわけではないのに、なぜか周囲に人が集まってこなくて友達と呼べるような相手ができない人がいます。
そういった人が友達がいない原因は、「個性のない普通の人でありすぎるということ+毒にも薬にもならない人という認識を持たれていること」にあります。
「好きでも嫌いでもない普通過ぎる人(あまりに凡庸)な人」というのは、相手にとって「どうでもいい人(=存在感を感じられない人)」になりやすく、逆に嫌っていてどうしても意識してしまう不快な相手よりも存在感が弱くなってしまうのです。
そのタイプの人で、大人しくて口数も少ないような人だと、どうしても嫌われていなくても友達が出来にくくなってしまいます。
2-2. 自分からは積極的に笑顔で話しかけていくことがない・相手に話題を提供しない
「自分からは積極的に笑顔で話しかけていくことがない・相手に話題を提供しない」ということが、嫌われていないのに友達がいない人の原因の一つになっています。
いつも受け身で相手から話しかけてくれるのを待っている人は、よほど個性的な魅力でもない限りは自然に友達は出来にくいのです。
自分から積極的に笑顔で挨拶をして、様々な話題で話しかけていく人は、大抵、いつの間にか数人くらいは友達が出来ているものです。
嫌われているわけではないのに友達がいないという人は、「自分からは話しかけない受け身の人+相手に楽しい話題を提供しない人(会話のキャッチボールが続かない人)」であることが多いのです。
2-3. 自分自身が一人の時間が好きで特別に友達が欲しいと思っていない
嫌われていないのに友達がいない人の原因として、「自分自身が一人の時間が好きで特別に友達が欲しいと思っていない」ということが上げられます。
友達は自分から友達を作りたいと思っていて、ある程度はフレンドリーに接触していかないとできにくいものなのです。
「別に友達がいてもいなくてもいい」とか「ゲームやネット、読書、映画など一人でやりたいことが沢山あるので友達にあれこれ構われたくない」とかいう本音の考えを持っている人は、やはり友達は出来にくくなってしまいます。
嫌われているわけではなく、話しかければそれなりに愛想良く話すのになぜか友達がいないという人は、その人自身がそれほど友達を欲しいと思っていないこと(友達作りのための努力をしていないこと)が多いのです。
3. 友達がいない(嫌われる)人の特徴
「友達がいない人」や「嫌われやすくて友達ができない人」には、どのような特徴があるのでしょうか?「友達がいない人」や「嫌われやすくて友達ができない人」の特徴・問題点について、分かりやすく解説していきます。
3-1. 相手の気持ちを考えることがなくて自己中心的である
友達がいない人(嫌われやすくて友達ができない人)の特徴として、「相手の気持ちを考えることがなくて自己中心的である」ということが上げられます。
友達がいない人は良くも悪くも自己中心的であり、「相手を思い通りに動かしたい人」か「自分一人でも満足できる人」であることが多いのです。
相手の気持ちや立場について真剣に考えることがないので、「相手の嫌がる言動・対応」をして嫌われることもあります。
相手の気持ちに対する想像力の乏しさや共感力の弱さによって友達が出来づらいのです。
3-2. 相手の感情・都合に合わせることができず常にマイペースである
「相手の感情・都合に合わせることができず常にマイペースである」というのが、友達がいない人(嫌われやすくて友達ができない人)の特徴です。
嫌われて友達ができない人は、我が道を行くマイペースな性格の人が多くて、「他人に配慮した言動」が少ないのです。
生き方や行動がマイペースであること自体は悪くないのですが、良好な友人関係を作るためには「相手の感情・都合・要求」にもある程度は合わせなければ上手くいかないのです。
3-3. 本音と建前を使い分けることが全くできず社交辞令も一切言わない
友達がいない人(嫌われやすくて友達ができない人)の分かりやすい特徴として、「本音と建前を使い分けることが全くできず社交辞令も一切言わない」ということがあります。
嫌われて友達がいない人は、「本音の気持ち・考えを言い過ぎること」が多く、「相手が自分の言葉をどのように受け止めるのか?」を想像することが出来ていないのです。
本音と建前を使い分けずに全部のやり取りを本音ですれば、人間関係は壊れやすくなり人は傷つきやすくなります。
相手が嫌がるようなことを言って「これが本音だから仕方ない」と考えるような人は、やはり友達ができにくいのです。
円滑な人間関係を保つためには、時には相手を気持ちよくさせる社交辞令の一つも必要なのです。
3-4. 自己開示をなかなかしないので信頼関係が築けない
「自己開示をなかなかしないので信頼関係が築けない」ということが、友達がいない人(嫌われやすくて友達ができない人)の特徴になっています。
友達がいない人は、自己開示をせずに自分のことをほとんど話さないという傾向があります。
人は「自分のことを多く話してくれる人(その人がどんな人なのか分かる人)」に対して、自分も心を開きやすくなり信頼関係を築きやすいのです。
自分の価値観や趣味、好きなことなどを何も話さない「自己開示をしない人」は、「何を考えているか分からない不気味な人」として認識されやすく、結果として友達ができにくいのです。
3-5. 人間味がなくて感情表現が乏しい
友達がいない人(嫌われやすくて友達ができない人)の典型的な特徴として、「人間味がなくて感情表現が乏しい」ということがあります。
喜怒哀楽の感情表現が乏しくて、「人間味・人間臭さがない人」も友達ができにくいのです。
人は「心と心の交流」ができて一緒に笑い合える(泣き合える)ような人間味のある相手に対して好印象を持ちやすいのです。
人間味がなくて感情表現が乏しい人は、「ロボットのような無機質な人+色々話しても反応が薄くて楽しくない人」と見られやすいので、友達がいないことが多くなります。
3-6. 相手がいない所で悪口や陰口を言う
「相手がいない所で悪口や陰口を言う」というのが、友達がいない人(嫌われやすくて友達ができない人)の特徴の一つです。
嫌われて友達がいない人は、その人がいない所で「悪口・陰口・噂話」を言っていることが多く、それを聞いた人が「自分の悪口も言いそうで信用できない人」と思われてしまうのです。
もちろん、悪口や噂話が好きでも友達が多い人はいますが、そういった人の周囲には「悪友・口が悪い人」が集まりやすくあまり良い友人関係とも言えません。
悪口や陰口が多い人は、一般的に敬遠されるので友達ができにくいのです。
3-7. 他人に興味関心を持つことができない
友達がいない人(嫌われやすくて友達ができない人)の特徴として、「他人に興味関心を持つことができない」ということがあります。
嫌われやすくて友達がいない人の多くは、「他人に興味関心を持つことができない人」であることが多いのです。
他人に対して興味や関心を基本的に持たないので、「友達と呼べるほどの深い付き合い」にまで発展することが少ないのです。
また友達付きあいをしても、自分に興味のない人と一緒にいても楽しくはないので、その友達関係も長続きせずに終わることが多いのです。
3-8. 他人のために自分の時間や労力を割くことを極端に嫌う
「他人のために自分の時間や労力を割くことを極端に嫌う」ということが、友達がいない人(嫌われやすくて友達ができない人)の分かりやすい特徴です。
友達を作って友人関係を維持するためには、かなりの「時間的・労力的なコスト」が必要になってきます。
学生であれば友達に1ヶ月以上連絡をしないだけでも友人関係が無くなりやすいですし、社会人でも「年賀状・お中元・お歳暮などの季節の挨拶」くらいはしておかないと友人関係が切れやすくなります。
良好な友人関係を維持するためには、定期的な連絡や食事なども必要になりますから、友達(他人)のために自分の時間や労力、お金を割くことを極端に嫌う性格の人は友達ができないのです。
3-9. 劣等コンプレックスが強くて卑屈な言動が多い
友達がいない人(嫌われやすくて友達ができない人)の特徴として、「劣等コンプレックスが強くて卑屈な言動が多い」ということがあります。
劣等コンプレックスが強い人で、相手に「自分はどうせダメな人間だから+自分なんて努力したってどうせ良いことなんかない」といった卑屈な発言ばかりを繰り返す人は嫌われやすいのです。
毎日毎日、ネガティブな発言や卑屈な態度を見ていると、相手のほうも気分が落ち込んで滅入ってくるので、そういった人とは友達になりたいとは思わないからです。
3-10. 自己顕示欲が強くて自分・家族の自慢話ばかりをする
「自己顕示欲が強くて自分・家族の自慢話ばかりをする」というのが、友達がいない人(嫌われやすくて友達ができない人)の分かりやすい特徴です。
たまにであれば自慢話を聞いてくれる人もいますが、毎回会う度に「俺(私)の自慢話を聞けという押しの強い態度」で来るような人は嫌われやすいのです。
自分が凄い人間で相手はつまらない人間というような前提で、「自慢話」ばかりを繰り返す人は友達が去っていきやすいのです。
4. 嫌われること以外で友達がいない主婦や社会人の特徴
嫌われること以外で友達がいない主婦や社会人の特徴について、詳しく説明していきます。
4-1. 引っ越しをして地元の友達がいない
嫌われていないのに友達がいない主婦や社会人の特徴として、「引っ越しをして地元の友達がいない」ということがあります。
就職して社会人になったり、結婚して主婦になったりすると「居住地を変える引っ越し」をする可能性が高くなってきます。
引っ越しをすれば、それまで住んでいた地域の友達が必然的にいなくなりますから、引っ越し先で新しい友達を作るための行動・努力をしなければ、「友達がいない状態」がその後は続くことになりやすいのです。
4-2. 保育園・幼稚園などでママ友が作れなかった
「保育園・幼稚園などでママ友が作れなかった」ということが、嫌われていないのに友達がいない主婦の特徴の一つです。
子供を出産したばかりの仕事をしていない主婦は友達がいない状態になることも多いのですが、それは「実際に関わることのできる人の範囲」がかなり限られてしまうからです。
子供を保育園・幼稚園に入れて専業主婦で送り迎えをしていれば、実質的に関わりを持てる相手は「保育園・幼稚園つながりのママ友」くらいしかいなくなりがちです。
そういった閉鎖的な育児環境で、「ママ友」を一人も作れなければ友達がいない状態になってしまうのです。
4-3. 自分自身で人を寄せ付けないバリアを張っている
嫌われていないのに友達がいない主婦や社会人の特徴として、「自分自身で人を寄せ付けないバリアを張っている」ということが上げられます。
笑顔を出さず愛想の良い対応をしない、いつもイヤホンを耳に挿してスマホばかりをいじっている…これだけでまず誰も周囲の人は寄って来なくなってしまいます。
嫌われていないのに友達がいないという主婦・社会人の多くは、自分自身で「人を寄せ付けないバリア(近づきにくい雰囲気を醸し出すバリア)」を張っていることが多いのです。
4-4. 仕事や会社のつながりで知り合った友達がいない
「仕事や会社のつながりで知り合った友達がいない」ということが、嫌われていないのに友達がいない社会人の特徴になってきます。
社会人になると、一日の時間の大半を仕事で費やすことになるので、「会社・仕事のつながりのある友達」ができなければ、そのまま友達がいない状態が続きやすいのです。
学生時代の友達もそれぞれの仕事・家庭などが忙しくなってくるし地理的に離れることも多いので、実際に会って遊ぶ機会はどんどん減っていきます。
4-5. 自分から相手を食事・遊びに誘わない
嫌われていないのに友達がいない主婦や社会人の特徴として、「自分から相手を食事・遊びに誘わない」ということがあります。
嫌われていないのに友達がいない主婦や社会人は、相手が誘ってくれるまで自分からは誘わないという「受け身の姿勢(待ちの姿勢)」の人が多いのです。
漠然と寂しいから友達が欲しいなと思ってはいても、自分のほうから誰かを「食事・遊び」に誘う行動を起こしていないのです。
5. 嫌われること以外で友達がいない大学生の特徴
嫌われること以外で友達がいない大学生の特徴について、分かりやすく説明していきます。
5-1. 自分から周囲の人に話しかけず孤立している
嫌われていないのに友達がいない大学生の特徴として、「自分から周囲の人に話しかけず孤立している」ということが上げられます。
嫌われていないのに友達がいない大学生は、暗いわけではないが積極的にクラスメイトに話しかけていくタイプでもないのです。
大半の人はクラスで孤立したくないので、周囲の人や気の合いそうな人を見つけて、自分からあれこれ話しかけて親しくなろうとするのですが、友達がいない大学生は「自分から話しかけずに孤立している状態」を自力で改善しようとする意志・行動力が乏しいのです。
何となく誰にも話しかけないまま、日にちだけが過ぎて孤立感を深めてしまいます。
5-2. ノリが悪い・面白くない
「ノリが悪い・面白くない」ということが、嫌われていないのに友達がいない大学生の特徴になります。
嫌われていないのに友達がいない大学生の大半は、話しかけられた時の反応のノリが悪いのです。
相手がハイテンションで色々な話題で話しかけてくれているのに、友達がいない大学生は、あまり表情も変えずに「そうなんだ・へぇ〜」などの気のない返事(面白みのないやや冷たい反応)をすることで、友達になりたいという相手の気持ちを萎えさせてしまいます。
5-3. 興味関心が合う人が少なくて価値観が変わっている
嫌われていないのに友達がいない大学生の特徴として、「興味関心が合う人が少なくて価値観が変わっている」ということがあります。
自分の価値観・趣味がちょっと特殊であるために、興味関心や話題が合う人が少なくて、友達ができにくい大学生がいます。
嫌われてはいないのですが、ライフスタイルや価値観がマイノリティー(少数派)であるために、周囲のクラスメイトが敢えて近寄ってまで友達になりたいとは思ってくれないのです。
5-4. 友人や異性としての魅力があまりない
「友人や異性としての魅力があまりない」というのが、嫌われていないのに友達がいない大学生の特徴の一つです。
単純に、誰かが友人になりたいと思うだけの十分な人間的魅力がなかったり、異性としていいなと思える要素がなかったりすることによって、友達ができにくくなることがあります。
好きでも嫌いでもないと思われているタイプの大学生は、「嫌われてはいないけれど友達・異性としての魅力が乏しい」と認識されることで、自分から友達を作るために積極的に動かないと友達ができないのです。
6. 友達がいない孤独に耐えるコツ
友達がいない孤独に耐えるコツや方法にはどのようなものがあるのでしょうか?「友達がいない孤独に耐えるコツ」について、分かりやすく紹介していきます。
6-1. 自分一人でも楽しめる趣味・活動・娯楽を見つける
友達がいない孤独に耐えるコツとして、「自分一人でも楽しめる趣味・活動・娯楽を見つける」ということが上げられます。
友達がいなくても自分一人で本気で楽しめる趣味・活動・娯楽を見つけることができれば、孤独感や疎外感に悩まされることが減ってきます。
登山やサイクリング、キャンプ、一人旅(名所巡り)などのアウトドア系の趣味を一人で楽しんでいる人はたくさんいますが、行く先々で綺麗な写真を撮影したり、山や旅先で知り合った人とちょっとしたコミュニケーションを楽しんだりしている内に、孤独感や寂しさなどは感じなくなることが多いのです。
人間が友達がいない孤独感に打ちのめされるのは、「何もやるべきことがない時+友達以外の興味関心の対象がない時」なのです。
自分が心からのめり込める趣味や活動に熱中したり、人間関係以外の人生の目的に向かって前進したりしていれば、孤独感は和らいで周囲に人も集まりやすくなってきます。
6-2. 特別に気が合うわけでもない友達に拘束されない気楽さに価値を感じるようにする
「特別に気が合うわけでもない友達に拘束されない気楽さに価値を感じるようにする」というのが、友達がいない孤独に耐える有効なコツです。
友達がいない孤独感や寂しさに悩んでいる人と同じくらいに、「なかなか縁を切れない悪友との付き合い・遊びの参加強制」に悩んでいる人は多いのです。
特別に気が合うわけでもなく、一緒にいて楽しいわけでもないような友達から、毎週のように食事・遊び・外出に誘われるとしたら、自分がやりたいことも満足にできずに、ストレスの多い人生を送ることになってしまいます。
特別に気が合うわけでもない友達に拘束されない自由と気楽さの価値を考えたら、「友達がいない孤独感・疎外感」を癒して余りあるだけの価値があることに気づけるでしょう。
あなたが人に合わせて行動するのが苦手なタイプであれば、友達がいない人生・日々のほうが返って都合の良い部分も多いのです。
友達がいたとしても、あなたの思い通りに動いて付き合ってくれるわけではなく、色々と興味のない活動に誘われて、逆にストレスの原因になることも多いからです。
6-3. インターネット(SNS)で話の合う人と交流したり会ったりしてみる
友達がいない孤独に耐えるコツとして、「インターネット(SNS)で話の合う人と交流したり会ったりしてみる」ということがあります。
友達がいない孤独感に耐えるもっとも手軽なコツや方法は、「インターネット(SNS)を活用した人間関係・コミュニケーションを楽しむこと」でしょう。
特に友人関係でこまめに毎日連絡をしたり、誘われて出かけていくのが嫌・面倒な人は、インターネット(SNS)の義務のない軽い人間関係のほうが向いている可能性が高いのです。
現在では、TwitterでもFacebookでもInstagram、TikTokでも、「実際の知り合いではない他人とつながることのできる仕組み」がたくさん用意されています。
冒険心のある人であれば自己責任の部分はありますが、マッチングアプリや出会い系アプリを利用して、色々な人とコミュニケーション・お出かけを楽しむ方法もあります。
Twitterで共通の趣味や関心事について、誰かとちょっとしたおしゃべりをしても孤独感は和らぎやすいのです。
まとめ
「友達がいない人」について徹底的に解説してきましたが、いかがだったでしょうか?
嫌われていないのに友達がいない人の特徴には、「相手にとって好きでも嫌いでもない普通の人の位置づけに留まっている」「自分自身が一人の時間が好きで特別に友達が欲しいと思っていない」などがあります。
嫌われやすくて友達がいない人の特徴には、「相手の気持ちを考えることがなくて自己中心的である」「相手がいない所で悪口や陰口を言う」などがあります。
「友達がいない孤独に耐えるコツ」も紹介していますので、「友達がいない人」について詳しく調べたい時には、この記事をぜひ参考にしてみて下さい。
「友達がいない人」には、なぜ友達がいないのでしょうか?友達がいない人にも「嫌われていて友達がいない人」と「嫌われていないのに友達がいない人」がいますが、それぞれの原因・特徴を解説していきます。
「友達がいない孤独に耐えるコツ」も紹介しています。
1. 友達がいない人とは?
学校・職場・地域・ママ友の関係などで、「友達がいない人」が増えているといいます。
「友達はできるだけ多いほうがいい」という一般的な価値観がある一方で、「友達は信頼できる親しい人が数人だけいればいい」や「友達が一人もいなくても自分で楽しめることや人生の目的があるならいい」という価値観があります。
問題になるのは「友達が欲しいと思っているのに友達がいない人」であり、「友達に好かれたいと思っているのに嫌われてしまう人」ということになります。
1-1. 同じ友達がいない人でも様々な心理・状況の違いがある
同じ友達がいないという人であっても、「嫌われていて友達がいない人」と「嫌われていないのに友達がいない人」では心理状態や人間関係のシチュエーションが全く変わってきます。
また同じ友達がいない人でも、「友達を作ろうと思えば作れそうな人(友達を作ろうと思えば作れるが敢えて作りたいとは思わない人)」と「孤独に悩んでいて友達を作りたいのに友達が作れない人」では全くメンタルヘルスの状態が変わってきてしまいます。
学校・職場などのコミュニティー内部で友達を作りたいのか、それ以外のフリーな場所で友達を作りたいのかでも方法・コツが変わってきます。
2. 嫌われていないのに友達がいない人の原因
嫌われていないのに友達がいない人の原因は何なのでしょうか?嫌われていないのに友達がいない人の原因について考えていきます。
2-1. 相手にとって好きでも嫌いでもない普通の人の位置づけに留まっている
嫌われていないのに友達がいない人の原因として、「相手にとって好きでも嫌いでもない普通の人の位置づけに留まっている」ということを指摘できます。
嫌われているわけではないのに、なぜか周囲に人が集まってこなくて友達と呼べるような相手ができない人がいます。
そういった人が友達がいない原因は、「個性のない普通の人でありすぎるということ+毒にも薬にもならない人という認識を持たれていること」にあります。
「好きでも嫌いでもない普通過ぎる人(あまりに凡庸)な人」というのは、相手にとって「どうでもいい人(=存在感を感じられない人)」になりやすく、逆に嫌っていてどうしても意識してしまう不快な相手よりも存在感が弱くなってしまうのです。
そのタイプの人で、大人しくて口数も少ないような人だと、どうしても嫌われていなくても友達が出来にくくなってしまいます。
2-2. 自分からは積極的に笑顔で話しかけていくことがない・相手に話題を提供しない
「自分からは積極的に笑顔で話しかけていくことがない・相手に話題を提供しない」ということが、嫌われていないのに友達がいない人の原因の一つになっています。
いつも受け身で相手から話しかけてくれるのを待っている人は、よほど個性的な魅力でもない限りは自然に友達は出来にくいのです。
自分から積極的に笑顔で挨拶をして、様々な話題で話しかけていく人は、大抵、いつの間にか数人くらいは友達が出来ているものです。
嫌われているわけではないのに友達がいないという人は、「自分からは話しかけない受け身の人+相手に楽しい話題を提供しない人(会話のキャッチボールが続かない人)」であることが多いのです。
2-3. 自分自身が一人の時間が好きで特別に友達が欲しいと思っていない
嫌われていないのに友達がいない人の原因として、「自分自身が一人の時間が好きで特別に友達が欲しいと思っていない」ということが上げられます。
友達は自分から友達を作りたいと思っていて、ある程度はフレンドリーに接触していかないとできにくいものなのです。
「別に友達がいてもいなくてもいい」とか「ゲームやネット、読書、映画など一人でやりたいことが沢山あるので友達にあれこれ構われたくない」とかいう本音の考えを持っている人は、やはり友達は出来にくくなってしまいます。
嫌われているわけではなく、話しかければそれなりに愛想良く話すのになぜか友達がいないという人は、その人自身がそれほど友達を欲しいと思っていないこと(友達作りのための努力をしていないこと)が多いのです。
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