エンパスとは、普通の人よりも共感能力や共鳴する感度が高い人のことで、相手の気持ちを敏感に察することができます。
「エンパスの恋愛の特徴」や「エンパスが恋愛で注意したい事」などについて解説していきます。
- エンパスの恋愛傾向とは?
- エンパスが恋愛で注意したい事
- エンパスの恋愛の特徴
- エンパス同士の恋愛の特徴
- エンパスが恋愛で幸せになるコツ
- まとめ
1. エンパスの恋愛傾向とは?

エンパスは恋人の本当の感情(気持ち)や体調を敏感に感じ取ってしまうので、エンパスの恋愛は「相手の嘘・演技が通用しない恋愛」になってきます。
いくら相手が「表面的な言葉・態度」で嘘をついてごまかそうとしても、共感能力や共鳴力に優れたエンパスの人を騙すことはできないからで、エンパスな人は相手の本当の気持ちが分かりすぎて疲れてしまうこと(恋人のことが信じられなくなること)もあります。
エンパスの人は「愛情・誠実・優しさ・信頼などの良い感情」も「裏切り・悪意・怒り・不信などの悪い感情」も敏感に感じ取ってしまうので、エンパスの恋愛傾向は「相手の感情・気分・体調」に振り回されやすいものになってきます。
「相手の愛情や好意がなくなってきた場合」や「居心地が悪くなってきた場合」にも、エンパスの人はすぐに洞察して感じ取ることができるので、「出会いと別れのサイクル」が早くなりやすい恋愛傾向も持っています。
2. エンパスが恋愛で注意したい事

「エンパスが恋愛で注意したい事」には、どのようなことがあるのでしょうか?
2-1. 相手の感情中心の恋愛になり過ぎないこと

エンパスが恋愛で注意したい事は、「相手の感情中心の恋愛になり過ぎないこと」になります。
エンパスの人は恋人の細かな感情の変化にも気が付くので、「相手から気に入られるような接し方」と「相手から嫌われないための接し方」を先手を打ってする恋愛が多くなります。
しかし、あまりにも相手の喜怒哀楽ばかりを優先した恋愛をしていると、「自分自身の喜び・楽しみ・癒し」を忘れてしまって、大好きな恋人と一緒にいても心身が疲れきってしまうようになるのです。
相手の感情に配慮するのは良いのですが、「相手の感情中心の恋愛」になり過ぎると、逆に別れが近づきます。
2-2. 自分を傷つけてまで相手に尽くし過ぎないこと

「自分を傷つけてまで相手に尽くし過ぎないこと」が、エンパスが恋愛で注意したい事になります。
エンパスの人は相手の感情・体調・気分に対する共感能力がずば抜けているので、どうしても「相手が自分に求めていること」を先回りして上げるような「相手に尽くす恋愛・相手をもてなす恋愛」になりがちです。
中には、自分自身の幸せや安らぎを投げ打って、自分を傷つけるような恋愛をしてまで、相手の笑顔や喜びのために尽くし続けるようなエンパスの人もいます。
しかし、お互いが幸福を実感できる恋愛をしたいのであれば、自分を大事にしない恋愛や一方的に尽くす恋愛はやめた方がいいでしょう。
2-3. 嫉妬や怒りの感情に支配されてしまわないこと

エンパスが恋愛で注意したい事として、「嫉妬や怒りの感情に支配されてしまわないこと」があります。
エンパスは相手の気持ちの変化や恋愛の状況の変化に非常に敏感に反応しますが、「我慢の限界」に達するまでは相手の感情やペースに合わせて奉仕する傾向があります。
しかし、どんなに尽くしても相手から裏切られたり浮気をされたりした場合には、今まで我慢してきた反動で「圧倒的な嫉妬・怒りの感情のパワー」に飲み込まれてしまう恐れがあります。
嫉妬・怒りのネガティブな感情に支配されてしまうと、恋愛が破綻したり対人トラブルに発展したりしやすいので気をつけましょう。
3. エンパスの恋愛の特徴

エンパスの人の恋愛には、どのような特徴があるのでしょうか?
3-1. 相手の感情・状態の影響を強く受けやすい

エンパスの恋愛の特徴として、「相手の感情・状態の影響を強く受けやすい」ということがあります。
エンパスの人は相手が感じている感情をダイレクトに感じ取って共感してしまうので、「恋人の感情・状態の影響」を一般の人よりも強く受けてしまいます。
ポジティブな感情も共鳴しますが、ネガティブな感情で共鳴してしまうと、自分自身の心が疲れきってしまうのです。
3-2. 要求の多い相手からエネルギーを奪われやすい

「要求の多い相手からエネルギーを奪われやすい」というのが、エンパスの恋愛の典型的な特徴です。
エンパスの人は、他者から精神的エネルギーを吸い上げていく「エナジーヴァンパイア(要求・依存・不満を相手に強くぶつける人)」に弱いという特徴があります。
「要求の多い恋人」と付き合っていると、エンパスが本来持っているはずの強い精神的エネルギーを吸い上げられて奪われやすいのです。
3-3. 共依存の関係に陥りやすい

エンパスの恋愛の特徴として、「共依存の関係に陥りやすい」ということが指摘できます。
共依存というのは、お互いに相手に強く依存することによって、二人が持っている短所・欠点を強めてしまう好ましくない関係のことです。
共感的で受容的なパーソナリティーを持つエンパスの人は、「相手が苦しんでいる状態(何かしてほしいと思っている状態)」を先回りして敏感に察知して世話を焼こうとするので、結果として相手の自立能力を奪うような「共依存の関係+恋人の短所を強化する悪循環」に陥ってしまいやすいのです。
3-4. 自分と恋人の境界線が曖昧になりやすい

「自分と恋人の境界線が曖昧になりやすい」ということが、エンパスの恋愛の特徴になっています。
エンパスの人は恋愛関係になると、「自分と恋人の人格・人生の境界線」が曖昧になりやすく、「恋人の精神状態+人生の問題」をまるで自分のものであるかのように錯覚しやすくなります。
恋愛が盛り上がっている時期には、こういった「自分と恋人の幻想的一体感」が誰にでも生じる可能性がありますが、「自他の境界線の混乱」は、時に「相手に対する一方的な依存・要求・怒り」につながる恐れもあります。
自他の境界線が曖昧だと、「思い通りにならない恋人+自分を裏切った恋人」に対して激しい怒りや恨みの感情が噴き上げてきやすいのです。
3-5. 恋愛にのめり込むと正常な判断力を失いやすい

エンパスの恋愛の特徴として、「恋愛にのめり込むと正常な判断力を失いやすい」ということが上げられます。
エンパスの人は相手の心理状態や人生の悩みに過度に共感することで、元々「恋愛・恋人にのめり込みやすい体質」を持っています。
しかし、恋愛にのめり込むことで、「自分の人生の幸せ・安全・計画」まで軽視(無視)してしまう陶酔状態に落ち込むこともあります。
エンパスの恋愛では、「正常な判断力」を失ってしまうリスクに注意が必要なのです。
3-6. 恋愛・恋人が人生の全てといった極端な恋愛至上主義になりやすい

「恋愛・恋人が人生の全てといった極端な恋愛至上主義になりやすい」というのも、エンパスの恋愛の分かりやすい特徴と言えるでしょう。
エンパスの人は自分の人生において、「共感・共鳴・奉仕・愛情」を最高に価値があるものとして認識しています。
そのため、いったん惚れ込んだ恋人ができると、「その人のために何でもして上げたい+その恋人がいない人生なんて何の意味もない」といった極端な恋愛至上主義になりやすい傾向を持っています。
3-7. 自己犠牲を払う尽くす恋愛に悩みやすい

エンパスの恋愛の特徴として、「自己犠牲を払う尽くす恋愛に悩みやすい」ということが上げられます。
エンパスの人は「相手が自分にしてもらいたいと思っていること」や「相手が悩んだり困ったりしていること」をいち早く察知することができるので、好きな恋人のためにどうにかしてやりたいと思って、「自己犠牲を払う恋愛+尽くしすぎる恋愛」にはまり込みやすいのです。
自己犠牲の多い恋愛に悩みやすいのが、心優しいエンパスの恋愛の特徴になっています。
3-8. 明らかなダメ男(メンヘラ女)でも別れることができない

「明らかなダメ男(メンヘラ女)でも別れることができない」というのが、エンパスの恋愛の特徴になってきます。
エンパスは相手の心理状態に共感する思いやりが深い性格なので、恋愛をしている間に「明らかなダメ男(メンヘラ女)」であることが分かっても、なかなか自分のほうから別れを切り出すことができないのです。
自分で自分の問題に対処できない「ダメ男(メンヘラ女)」だからこそ、自分が傍に居てあげないといけないと思うのがエンパスの恋愛の特徴です。
3-9. 居心地の良い相手との恋愛でポジティブなフィードバックが働いて幸せになれる

エンパスの恋愛の特徴として、「居心地の良い相手との恋愛でポジティブなフィードバックが働いて幸せになれる」ということがあります。
エンパスの人は「居心地の良い相手」と恋愛をすれば、毎日のように「楽しみ・喜び・ハイテンション・肯定のポジティブな感情のフィードバック」を受けることができて幸せになることができます。
反対に恋人が変わって「居心地の悪い相手」になってくれば、「怒り・悲しみ・不快・不満」などのネガティブな感情のフィードバックで不幸を感じやすくなるのです。
3-10. 相手の身体に触れるだけで体調・状態の変化が分かる

「相手の身体に触れるだけで体調・状態の変化が分かる」ということが、エンパスの恋愛の特徴の一つです。
共感力が卓越しているエンパスの人が持つ特殊能力として、「身体に触れると体調が伝わる+スキンシップでヒーリング能力を発揮できる」ということがあります。
特に、普段から感情交換している恋人の身体に触れると、「恋人の現在の体調+心身の状態」が、まるで自分の体であるかのようにリアルに伝わってくるのです。
4. エンパス同士の恋愛の特徴

エンパス同士の恋愛には、どのような特徴が見られるのでしょうか?エンパス同士の恋愛の特徴について解説していきます。
4-1. 共感できる性格・好みが多ければ最高の恋愛ができる

エンパス同士の恋愛の特徴として、「共感できる性格・好みが多ければ最高の恋愛ができる」ということが上げられます。
エンパス同士はお互いに「好奇心・喜び・楽しみの感情」を激しく共鳴させることができるので、「趣味が同じ・好きなものが同じ・価値観が似ている」などの共通ポイントが多ければ、他の人とでは味わえない最高に気の合う恋愛体験を謳歌することができます。
4-2. 言葉で会話をしなくても相手の言いたいことが分かる

「言葉で会話をしなくても相手の言いたいことが分かる」というのが、エンパス同士の恋愛の便利な特徴です。
エンパス同士は「相手の感情や状況を鋭敏に察知する特殊能力」を発揮することで、テレパシーにも似た「相手の言いたいことが瞬時に伝わってくる感覚」が発達してきます。
その結果、言葉で会話をしなくても、大体「エンパスの相手が伝えたい内容」を洞察することが可能になってくるのです。
4-3. 感情がぶつかり合う喧嘩になるとお互い興奮して収拾がつかない

エンパス同士の恋愛の特徴として、「感情がぶつかり合う喧嘩になるとお互い興奮して収拾がつかない」ということがあります。
エンパス同士は「怒り・悲しみ・嫉妬などのネガティブな感情」もお互いに反響させて共鳴するので、浮気や価値観の対立などで喧嘩になると、一般のカップル以上に「激しい罵り合い・過剰な興奮や怒り」にエスカレートしやすいのです。
エンパス同士の恋愛は、相手の感情を傷つける行為を慎まないと破局も早くなってしまいます。
5. エンパスが恋愛で幸せになるコツ

エンパスが恋愛で幸せになるコツには、どのようなものがあるのでしょうか?
5-1. 自分と相手の人格(精神)の境界線をはっきりとさせる

エンパスが恋愛で幸せになるコツとして、「自分と相手の人格(精神)の境界線をはっきりとさせる」ということがあります。
エンパスの人は共感・共鳴の能力が高すぎるために、「自分の人格・精神」と「恋人の人格・精神」を混同して、二人の間に一切の境界線がなくなってしまう事があります。
エンパスの人が相手の人格や精神の問題を一人で抱え込むことは不可能ですから、二人の間の境界線をはっきりさせることが、幸せな恋愛に必要になります。
5-2. 相手のネガティブな気分・感情に共感して飲み込まれないようにする

「相手のネガティブな気分・感情に共感して飲み込まれないようにする」というのが、エンパスが恋愛で幸せになるコツになってきます。
エンパスの人は、「恋人が感じている怒り・悲しみ・苦しみ」をまるで自分自身の感情であるかのように感じやすいのです。
しかし、恋人のネガティブな気分・感情を自分が受容すれば、自分がその怒りや悲しみに飲み込まれて苦しむ事になります。
恋人の感情は恋人の感情として自分で対処して貰いましょう。
5-3. 相手の人生の問題は基本的に自分で解決してもらうようにする

エンパスが恋愛で幸せになるコツとして、「相手の人生の問題は基本的に自分で解決してもらうようにする」ということが上げられます。
エンパスの人は自分の共感能力や応援の心理によって、「恋人の人生の問題」を自己犠牲を厭わずに肩代わりしようとしますが、それは間違った恋愛の仕方です。
誰もが自分で自分の人生の問題を解決する努力をしなければなりません。
あなたと恋人の恋愛を幸せなものにするには、それぞれの人生に対して自分で一定の責任・覚悟を持つ事が必要なのです。
まとめ
共感能力・共鳴する力が強い「エンパスの恋愛」について解説してきましたが、いかがだったでしょうか?
エンパスの恋愛の特徴には、「相手の感情・状態の影響を強く受けやすい」「共依存の関係に陥りやすい」などがあります。
エンパス同士の恋愛には、「共感できる性格・好みが多ければ最高の恋愛ができる」などの特徴があります。
「エンパスが恋愛で幸せになるコツ」も紹介していますので、「エンパスの恋愛傾向」について詳しく調べたい時には、この記事を参考にしてみて下さい。
エンパスとは、普通の人よりも共感能力や共鳴する感度が高い人のことで、相手の気持ちを敏感に察することができます。
「エンパスの恋愛の特徴」や「エンパスが恋愛で注意したい事」などについて解説していきます。
1. エンパスの恋愛傾向とは?

エンパスは恋人の本当の感情(気持ち)や体調を敏感に感じ取ってしまうので、エンパスの恋愛は「相手の嘘・演技が通用しない恋愛」になってきます。
いくら相手が「表面的な言葉・態度」で嘘をついてごまかそうとしても、共感能力や共鳴力に優れたエンパスの人を騙すことはできないからで、エンパスな人は相手の本当の気持ちが分かりすぎて疲れてしまうこと(恋人のことが信じられなくなること)もあります。
エンパスの人は「愛情・誠実・優しさ・信頼などの良い感情」も「裏切り・悪意・怒り・不信などの悪い感情」も敏感に感じ取ってしまうので、エンパスの恋愛傾向は「相手の感情・気分・体調」に振り回されやすいものになってきます。
「相手の愛情や好意がなくなってきた場合」や「居心地が悪くなってきた場合」にも、エンパスの人はすぐに洞察して感じ取ることができるので、「出会いと別れのサイクル」が早くなりやすい恋愛傾向も持っています。
2. エンパスが恋愛で注意したい事

「エンパスが恋愛で注意したい事」には、どのようなことがあるのでしょうか?
2-1. 相手の感情中心の恋愛になり過ぎないこと

エンパスが恋愛で注意したい事は、「相手の感情中心の恋愛になり過ぎないこと」になります。
エンパスの人は恋人の細かな感情の変化にも気が付くので、「相手から気に入られるような接し方」と「相手から嫌われないための接し方」を先手を打ってする恋愛が多くなります。
しかし、あまりにも相手の喜怒哀楽ばかりを優先した恋愛をしていると、「自分自身の喜び・楽しみ・癒し」を忘れてしまって、大好きな恋人と一緒にいても心身が疲れきってしまうようになるのです。
相手の感情に配慮するのは良いのですが、「相手の感情中心の恋愛」になり過ぎると、逆に別れが近づきます。
2-2. 自分を傷つけてまで相手に尽くし過ぎないこと

「自分を傷つけてまで相手に尽くし過ぎないこと」が、エンパスが恋愛で注意したい事になります。
エンパスの人は相手の感情・体調・気分に対する共感能力がずば抜けているので、どうしても「相手が自分に求めていること」を先回りして上げるような「相手に尽くす恋愛・相手をもてなす恋愛」になりがちです。
中には、自分自身の幸せや安らぎを投げ打って、自分を傷つけるような恋愛をしてまで、相手の笑顔や喜びのために尽くし続けるようなエンパスの人もいます。
しかし、お互いが幸福を実感できる恋愛をしたいのであれば、自分を大事にしない恋愛や一方的に尽くす恋愛はやめた方がいいでしょう。
2-3. 嫉妬や怒りの感情に支配されてしまわないこと

エンパスが恋愛で注意したい事として、「嫉妬や怒りの感情に支配されてしまわないこと」があります。
エンパスは相手の気持ちの変化や恋愛の状況の変化に非常に敏感に反応しますが、「我慢の限界」に達するまでは相手の感情やペースに合わせて奉仕する傾向があります。
しかし、どんなに尽くしても相手から裏切られたり浮気をされたりした場合には、今まで我慢してきた反動で「圧倒的な嫉妬・怒りの感情のパワー」に飲み込まれてしまう恐れがあります。
嫉妬・怒りのネガティブな感情に支配されてしまうと、恋愛が破綻したり対人トラブルに発展したりしやすいので気をつけましょう。
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