独身貴族という言葉は、魅力的に聞こえて、羨ましいと思う人も多いものです。
独身貴族とはどんな人なのか、特徴などをまとめました。
- 独身貴族とは?
- 独身貴族の特徴
- 独身貴族の年収別特徴
- 独身貴族が独身を楽しむ条件
- 独身貴族が注意すること
- 独身貴族のもともとの意味
- まとめ
1. 独身貴族とは?
経済的に余裕があって、自分のために使える時間も多く、好きなことが自由にできて、人生を楽しんでいる独身者を独身貴族と呼びます。
独身で自分のために費やせる時間はあるけど、経済的に余裕がなく、気持ちにも余裕が持てずに人生を楽しむことができない人は、独身者と呼ばれます。
又、既婚者で経済的にも時間にも余裕があり、人生を楽しんでいる人のことには、○○貴族という表現は使われません。
独身貴族という呼び名は、既婚者と違って家族に対する責任がなく、そういうプレッシャーとは無縁なので、それを羨ましいと思ってポジティブな意味で使われる場合と、それに嫉妬してネガティブに使われる場合と両方あります。
2. 独身貴族の特徴
2-1. 経済的に余裕がある
独身貴族には、経済的に余裕があります。
十分な収入を得られるだけの能力があったり、十分な収入を得られるだけの環境があります。
結婚していたら、家族のために費やさなければいけない分も、独身であれば全て自分に費やすことができるので、良いものを身に付けています。
人付き合いもまめにしていて、後輩などには食事を奢ることもよくあります。
自分が先輩などから食事を奢ってもらっているので、当然のことだと思っています。
特にブランド好きなわけではなくても、質の良いものに惹かれるので、誰もが羨むような一流ブランド店のお得意様になっていることもよくあります。
食費を節約する必要もないので、食事をする店を、値段で決めません。
庶民的な店から、高級店まで、幅広いタイプの店に出入りしています。
2-2. 自分のペースを守りたい
マイペースで、それを他人に乱されるのを嫌う人は、独身でいる方が楽だと考えることがあります。
誰かと一緒に生活することは、他人のペースに自分を合わせることも必要で、自分のペースを守りたい人には、ストレスに感じてしまい、不自由さに我慢ができなくなってしまいます。
そもそも結婚には向かないタイプと言われる人です。
経済的にも精神的にも自立していて、一人でも十分に人生を楽しめるタイプの人の中には、結婚する必要性を感じないという人も少なくありません。
そういう人は、家族を作って社会に貢献できない代わりに、経済活動に積極的に参加して、社会に貢献しています。
2-3. 結婚願望がない
独身貴族には、結婚願望がなくて独身でいる人もいます。
もともと結婚したいという願望がなかった人ばかりではなく、仕事が楽しくて経済的にも自立してきたために、結婚願望が薄れて、ついにはその願望がなくなってしまったというタイプの人もいます。
それとは逆に、年齢を重ねていくうちに老後のことに考えが及ぶようになってから、結婚願望が出てくる人もいます。
独身貴族は人生を楽しんでいるので、明るく魅力的な人も多く、世間の常識にとらわれない柔軟な考え方ができるので、年齢を重ねてからでもパートナーを見つける人はいます。
2-4. 自分の時間がある
結婚をしていると、家族のために時間を割く必要があり、自分の自由にできる一人の時間を確保することが難しくなりがちです。
家族サービスをしたり、家事をしたり、育児をしたり、家族を維持することは、何にも替えがたい幸せなことですが、一人の時間を持ちたいと思っても、自由に持つことは難しくなります。
独身貴族は、一人の時間を取りやすく、経済的にもゆとりがあるので、自分の好きな事をして、充実した時間を過ごすことができます。
そのため、趣味に時間を使ったり、好きなものを食べ歩いたり、買い物に行ったり、ジムやエステに頻繁に通って自分を磨くことも出来ます。
健康のために始めたランニングにハマって、旅行を兼ねて、全国の市民マラソン大会に参加している人もいます。
2-5. 仕事が好き
独身貴族は、仕事が好きで生きがいになっている人が多いのが特徴です。
自分の時間を自分のために費やせるので、好きなだけ仕事に時間を費やせ、いつも仕事に意識を向けていられるので、仕事に集中することができます。
それだけ仕事をしているので、経済的に余裕ができるということでもあります。
生活のために嫌々働いているのと違って、好きで仕事をしているので、毎日仕事が忙しくても、休みが取れなくても、生き生きとして楽しそうにしていて、毎日充実していると感じています。
仕事に集中できる環境を壊したくないと考えて独身を選んでいる人もいれば、仕事を優先しすぎて、結婚にまで発展する機会がなく、気が付けば独身貴族と呼ばれる境遇になっていた、という人もいます。
2-6. プライベートは一人で過ごしたい
仕事では、協調性を発揮して、組織の中でもうまく立ち回っていても、プライベートな時間は一人で好き勝手に過ごしたいという人もいます。
思い立ったらすぐに一人旅に出たり、ヨガが気になり出したらすぐにヨガ教室に見学に行ったり、一日好きな音楽を聴いて一人で静かに過ごしたり、雑誌を読んでいて心を惹かれる服に出会ったら、すぐに一人で買い物に行って、誰にも気兼ねせずに買い物を楽しむなど、自由に過ごすことに幸せを感じます。
行動力があって、精神的にも自立している人に多い傾向にあります。
誰かと一緒に過ごす楽しさも分かっていますが、一人で過ごす楽しさも分かっているのです。
2-7. 友達が多い
独身貴族は、知人、友人が多いのも特徴です。
いつでも誰かと集っているわけではありませんが、完全に孤立している人は少ない傾向にあります。
人付き合いも好きで、一緒にいて楽しいと思われるタイプの人が多いので、時々しか会わなくても付き合いが途切れない、という知人が沢山います。
色々な人と交流をしているので、多方面の情報が入り、多方面に人脈を持つことができます。
そのため視野が広く、関心が向く矛先も多岐に渡り、常に楽しいことに目を向けて生きていることができ、それが、充実した人生に繋がっています。
人生が充実していると感じている独身貴族は、自分とは違う境遇の人にも自分の価値観を押し付けたり、嫌悪感を感じないので、例えば、結婚生活をしている人とも上手に付き合うことができます。
2-8. 結婚には縁がない
結婚願望はあるにも関わらず、結婚したいという感情が湧いてくる人と出会う機会がまだないために、結果的に独身貴族になってしまった、という人もいます。
異性と知り合う機会が極端に少なかったり、結婚には向かないタイプの異性ばかりを好きになってしまう習性があるなど、原因は様々ですが、それでも、結婚相談所などを利用するような行動をしようとしないのであれば、本人が思っているほど結婚願望は強くないということなのでしょう。
どうしても結婚したいと思って、仕事と同じくらい婚活にも力を注げば、結婚は近づいてくるものです。
2-9. 他人に興味がない
独身貴族は、自己肯定型の、自分のことが好きな人が多いものですが、それが強くなりすぎると、他人には全く興味がなくなってしまいます。
自分のことはとても大切に思う一方で、他人を大切に考える思いやりの心がなくなってしまいます。
他人と一緒に生活する結婚というスタイルには適応することができないため、独身でいることになるのです。
多くの場合は、本人がそれで納得しているので、幸せに独身貴族を楽しむことはできます。
2-10. 自分の価値観を持っている
独身貴族を楽しんでいる人は、自分の価値観を持って生きています。
世間の一般的な感覚では、結婚していない独身者は、変わり者のように言われることもあります。
又、親族からは結婚するように諭されることもあります。
そんな時でも、不快に思わず、笑って聞き流せる心の強さがあります。
「私が充実しているのだから問題ない」「私が幸せだと感じているのだからいいじゃない」と、自信を持って自分の生き方を肯定できる独自の価値観をもっています。
2-11. 恋愛の優先順位が低い
独身貴族には、恋愛の優先順位が低い人もいます。
もともと恋愛には重点を置いていない人、過去の経験がトラウマになって恋愛を重要視しなくなっている人、恋人との人間関係が煩わしくなって恋愛の優先順位が下がっている人などがいますが、恋愛にエネルギーを使わない分、仕事や趣味にエネルギーを注げるようになり、それが楽しくなって、独身貴族の充実した生き方を止められなくなっているのです。
2-12. 独身生活を謳歌していたい
独身貴族には、結婚生活は制約が多く不自由だというイメージを持っている人もいます。
結婚生活の素晴らしさや、結婚しないと分からない喜びなど、「結婚生活は幸福に満ち溢れている」というポジティブな情報よりも、「独身の頃のほうが自由でよかった」などネガティブな情報に触れる機会の方が多く、結婚に良いイメージが沸かないため、充実していて自由な現状を捨ててまで結婚しなくても良いと考えるようになり、独身貴族でいる人もいます。
2-13. 他人に依存する習慣がない
経済的にも精神的にも自立している独身貴族は、他人への依存度が低くなります。
いつも誰かと一緒でなくては寂しいとか、一人ではどこへも行けないとか、誰かにかまってもらわないと不機嫌になるといったことがありません。
独身貴族同士で休日に買い物へ行ったとしても、それぞれが思い思いの買い物を楽しんでしまうため、ほとんど別行動をしていて、夕食だけ一緒に過ごすといった行動パターンになります。
3. 独身貴族の年収別特徴
3-1. 年収600万以上
プレタポルテのスーツを着ていますが、型崩れしたものや、サイズが合わなくなってシワが出ているようなスーツをそのまま着続けることはありません。
クリーニングにもまめに出しているので、常にピシッとした状態で着ているため、プレタポルテであっても、きちんと感があります。
クリーニングは、細かい所にも気を配ってくれるクリーニング店を選んでいるので、ボタンが傷だらけになったスーツを着ていることがありません。
3-2. 年収1000万以上
上質な素材を使ったプレタポルテやセミオーダーのスーツを着ていることもありますが、オートクチュールのスーツも持っています。
十分な数のスーツを持っていて、一週間のうちに同じスーツを着ることがありません。
全く同じ生地、デザインのスーツを複数持っていることもあります。
生地が傷んだり型崩れしたものは着ないので、いつでもきちんとした印象があります。
クリーニング店は、値段よりも、信頼できるクリーニング店かどうかを重要視します。
3-3. 年収2000万以上
プレタポルテのスーツは着ません。
オートクチュールのスーツは形がきれいで、尚且つ、着ていて楽だからです。
スーツに自分のこだわりを盛り込み、さりげない遊び心を入れるのも忘れません。
いつもディテールに拘ったスーツを着ています。
1つ1つのスーツに愛着があるので、きちんと手入れをしながら着ています。
靴については、木型からオーダーした靴を履いている人も少なくありません。
4. 独身貴族が独身を楽しむ条件
4-1. 健康である
いくら十分な収入があって可処分所得が多くても、病気がちでは独身貴族を楽しむことはできません。
健康だからこそ、自由にどこへでも行って、好きなことができるのです。
自分の時間が多く、趣味に没頭するなどして生活が不規則になると、体を壊すこともあります。
規則正しいサイクルで生活をすることが大切です、又、好きなものを好きなだけ食べられるのも独身貴族ならではのことですが、それは、生活習慣病になるリスクを高めることになります。
独身貴族を一生楽しみたいのであれば、規則正しくバランスの取れた食生活を心がける必要があります。
4-2. 生きがいを持つ
生きているのが楽しいと感じられないと、独身貴族であっても楽しい人生を送ることはできません。
人生に張り合いがなくては、なにをやっても幸せとは感じられなくなります。
仕事をバリバリこなして、仕事が生きがいになっている人は、それで良いのですが、そこまで仕事に自分の情熱を注げないという人で、特に趣味もなく、なんとなく毎日を送っているという人は、まずは生きがいを探しましょう。
なんでもよいので、趣味を見つけたり、何か新しいことを始めてみることで、そんなつもりはなくても、それがライフワークになることもあります。
4-3. 貯蓄をしておく
老後の生活に不安を抱えたままでは、独身貴族を心の底から楽しむことはできません。
自由に使えるお金が沢山あるからといって、全てを使っていては、将来困ることになります。
計画的に、十分な貯蓄をしておくことが大切です。
独身貴族は生活レベルが高いので、老後に生活水準が下がると、耐えていけません。
人生がつまらなくなって、生きる気力もなくなってしまいます。
老後にも高い生活水準を維持して、最後まで人生を楽しめるようにしておきましょう。
5. 独身貴族が注意すること
5-1. しっかり貯金はする
高い生活水準を将来も維持していけるように、貯金はしっかりしておきましょう。
具体的に、生きている間にいくら必要なのかを試算して、計画的に貯めましょう。
老後はのんびりと人里離れた山奥で暮らしてみたいとか、海外へ移住して悠々自適な生活をしてみたいとか、遠い未来のビジョンを描いておくのも良いでしょう。
例えば、人里離れたところで生活しようと思うと、車の運転免許は必須になります。
運転免許を持っていない人は、免許を取る必要がありますが、事前に分かっていれば、年齢が若いうちに教習所に通うこともできます。
何事も事前に調べて知識を頭に入れておかないと、いざ実行しようとしたときに意外な落とし穴があって、夢が実現できなくなることもあるのです。
5-2. 家庭を持っている人とお金の感覚は比べない
独身貴族と結婚生活をしている人とでは、金銭感覚が違います。
お金の感覚を比べてしまうと、可処分所得の少ない既婚者はケチな人のように思えてしまいます。
しかし、そう思うのは間違いだということを認識しておくようにすることが大事です。
誤った認識をして大切な人間関係を壊さないように気を付けましょう。
6. 独身貴族のもともとの意味
今では生活にゆとりがあって人生を楽しんでいる独身者のことを独身貴族と呼びますが、もともとは、実家で暮らしている若い独身者のことを独身貴族と呼んでいました。
実家にいることで家賃や食費などがかからない為に生活には困らず、身の回りのことも家族がやってくれて、時間と収入の全てを自分のために使える環境を、貴族の生活に例えたものです。
まとめ
独身貴族は、気楽に能天気に生きているだけではありません。
仕事に打ち込んだ結果、独身貴族を楽しめるだけの収入を得ているのです。
努力したことにより、独身貴族という楽しい人生を手に入れた人たちなのです。
独身貴族に憧れている人は、まず、自分の社会的な価値を高められるように自分磨きをしてみましょう。
独身貴族という言葉は、魅力的に聞こえて、羨ましいと思う人も多いものです。
独身貴族とはどんな人なのか、特徴などをまとめました。
1. 独身貴族とは?
経済的に余裕があって、自分のために使える時間も多く、好きなことが自由にできて、人生を楽しんでいる独身者を独身貴族と呼びます。
独身で自分のために費やせる時間はあるけど、経済的に余裕がなく、気持ちにも余裕が持てずに人生を楽しむことができない人は、独身者と呼ばれます。
又、既婚者で経済的にも時間にも余裕があり、人生を楽しんでいる人のことには、○○貴族という表現は使われません。
独身貴族という呼び名は、既婚者と違って家族に対する責任がなく、そういうプレッシャーとは無縁なので、それを羨ましいと思ってポジティブな意味で使われる場合と、それに嫉妬してネガティブに使われる場合と両方あります。
2. 独身貴族の特徴
2-1. 経済的に余裕がある
独身貴族には、経済的に余裕があります。
十分な収入を得られるだけの能力があったり、十分な収入を得られるだけの環境があります。
結婚していたら、家族のために費やさなければいけない分も、独身であれば全て自分に費やすことができるので、良いものを身に付けています。
人付き合いもまめにしていて、後輩などには食事を奢ることもよくあります。
自分が先輩などから食事を奢ってもらっているので、当然のことだと思っています。
特にブランド好きなわけではなくても、質の良いものに惹かれるので、誰もが羨むような一流ブランド店のお得意様になっていることもよくあります。
食費を節約する必要もないので、食事をする店を、値段で決めません。
庶民的な店から、高級店まで、幅広いタイプの店に出入りしています。
2-2. 自分のペースを守りたい
マイペースで、それを他人に乱されるのを嫌う人は、独身でいる方が楽だと考えることがあります。
誰かと一緒に生活することは、他人のペースに自分を合わせることも必要で、自分のペースを守りたい人には、ストレスに感じてしまい、不自由さに我慢ができなくなってしまいます。
そもそも結婚には向かないタイプと言われる人です。
経済的にも精神的にも自立していて、一人でも十分に人生を楽しめるタイプの人の中には、結婚する必要性を感じないという人も少なくありません。
そういう人は、家族を作って社会に貢献できない代わりに、経済活動に積極的に参加して、社会に貢献しています。
2-3. 結婚願望がない
独身貴族には、結婚願望がなくて独身でいる人もいます。
もともと結婚したいという願望がなかった人ばかりではなく、仕事が楽しくて経済的にも自立してきたために、結婚願望が薄れて、ついにはその願望がなくなってしまったというタイプの人もいます。
それとは逆に、年齢を重ねていくうちに老後のことに考えが及ぶようになってから、結婚願望が出てくる人もいます。
独身貴族は人生を楽しんでいるので、明るく魅力的な人も多く、世間の常識にとらわれない柔軟な考え方ができるので、年齢を重ねてからでもパートナーを見つける人はいます。
2-4. 自分の時間がある
結婚をしていると、家族のために時間を割く必要があり、自分の自由にできる一人の時間を確保することが難しくなりがちです。
家族サービスをしたり、家事をしたり、育児をしたり、家族を維持することは、何にも替えがたい幸せなことですが、一人の時間を持ちたいと思っても、自由に持つことは難しくなります。
独身貴族は、一人の時間を取りやすく、経済的にもゆとりがあるので、自分の好きな事をして、充実した時間を過ごすことができます。
そのため、趣味に時間を使ったり、好きなものを食べ歩いたり、買い物に行ったり、ジムやエステに頻繁に通って自分を磨くことも出来ます。
健康のために始めたランニングにハマって、旅行を兼ねて、全国の市民マラソン大会に参加している人もいます。
2-5. 仕事が好き
独身貴族は、仕事が好きで生きがいになっている人が多いのが特徴です。
自分の時間を自分のために費やせるので、好きなだけ仕事に時間を費やせ、いつも仕事に意識を向けていられるので、仕事に集中することができます。
それだけ仕事をしているので、経済的に余裕ができるということでもあります。
生活のために嫌々働いているのと違って、好きで仕事をしているので、毎日仕事が忙しくても、休みが取れなくても、生き生きとして楽しそうにしていて、毎日充実していると感じています。
仕事に集中できる環境を壊したくないと考えて独身を選んでいる人もいれば、仕事を優先しすぎて、結婚にまで発展する機会がなく、気が付けば独身貴族と呼ばれる境遇になっていた、という人もいます。
2-6. プライベートは一人で過ごしたい
仕事では、協調性を発揮して、組織の中でもうまく立ち回っていても、プライベートな時間は一人で好き勝手に過ごしたいという人もいます。
思い立ったらすぐに一人旅に出たり、ヨガが気になり出したらすぐにヨガ教室に見学に行ったり、一日好きな音楽を聴いて一人で静かに過ごしたり、雑誌を読んでいて心を惹かれる服に出会ったら、すぐに一人で買い物に行って、誰にも気兼ねせずに買い物を楽しむなど、自由に過ごすことに幸せを感じます。
行動力があって、精神的にも自立している人に多い傾向にあります。
誰かと一緒に過ごす楽しさも分かっていますが、一人で過ごす楽しさも分かっているのです。
2-7. 友達が多い
独身貴族は、知人、友人が多いのも特徴です。
いつでも誰かと集っているわけではありませんが、完全に孤立している人は少ない傾向にあります。
人付き合いも好きで、一緒にいて楽しいと思われるタイプの人が多いので、時々しか会わなくても付き合いが途切れない、という知人が沢山います。
色々な人と交流をしているので、多方面の情報が入り、多方面に人脈を持つことができます。
そのため視野が広く、関心が向く矛先も多岐に渡り、常に楽しいことに目を向けて生きていることができ、それが、充実した人生に繋がっています。
人生が充実していると感じている独身貴族は、自分とは違う境遇の人にも自分の価値観を押し付けたり、嫌悪感を感じないので、例えば、結婚生活をしている人とも上手に付き合うことができます。
2-8. 結婚には縁がない
結婚願望はあるにも関わらず、結婚したいという感情が湧いてくる人と出会う機会がまだないために、結果的に独身貴族になってしまった、という人もいます。
異性と知り合う機会が極端に少なかったり、結婚には向かないタイプの異性ばかりを好きになってしまう習性があるなど、原因は様々ですが、それでも、結婚相談所などを利用するような行動をしようとしないのであれば、本人が思っているほど結婚願望は強くないということなのでしょう。
どうしても結婚したいと思って、仕事と同じくらい婚活にも力を注げば、結婚は近づいてくるものです。
2-9. 他人に興味がない
独身貴族は、自己肯定型の、自分のことが好きな人が多いものですが、それが強くなりすぎると、他人には全く興味がなくなってしまいます。
自分のことはとても大切に思う一方で、他人を大切に考える思いやりの心がなくなってしまいます。
他人と一緒に生活する結婚というスタイルには適応することができないため、独身でいることになるのです。
多くの場合は、本人がそれで納得しているので、幸せに独身貴族を楽しむことはできます。
2-10. 自分の価値観を持っている
独身貴族を楽しんでいる人は、自分の価値観を持って生きています。
世間の一般的な感覚では、結婚していない独身者は、変わり者のように言われることもあります。
又、親族からは結婚するように諭されることもあります。
そんな時でも、不快に思わず、笑って聞き流せる心の強さがあります。
「私が充実しているのだから問題ない」「私が幸せだと感じているのだからいいじゃない」と、自信を持って自分の生き方を肯定できる独自の価値観をもっています。
2-11. 恋愛の優先順位が低い
独身貴族には、恋愛の優先順位が低い人もいます。
もともと恋愛には重点を置いていない人、過去の経験がトラウマになって恋愛を重要視しなくなっている人、恋人との人間関係が煩わしくなって恋愛の優先順位が下がっている人などがいますが、恋愛にエネルギーを使わない分、仕事や趣味にエネルギーを注げるようになり、それが楽しくなって、独身貴族の充実した生き方を止められなくなっているのです。
2-12. 独身生活を謳歌していたい
独身貴族には、結婚生活は制約が多く不自由だというイメージを持っている人もいます。
結婚生活の素晴らしさや、結婚しないと分からない喜びなど、「結婚生活は幸福に満ち溢れている」というポジティブな情報よりも、「独身の頃のほうが自由でよかった」などネガティブな情報に触れる機会の方が多く、結婚に良いイメージが沸かないため、充実していて自由な現状を捨ててまで結婚しなくても良いと考えるようになり、独身貴族でいる人もいます。
2-13. 他人に依存する習慣がない
経済的にも精神的にも自立している独身貴族は、他人への依存度が低くなります。
いつも誰かと一緒でなくては寂しいとか、一人ではどこへも行けないとか、誰かにかまってもらわないと不機嫌になるといったことがありません。
独身貴族同士で休日に買い物へ行ったとしても、それぞれが思い思いの買い物を楽しんでしまうため、ほとんど別行動をしていて、夕食だけ一緒に過ごすといった行動パターンになります。
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